茂木栄五郎は守備の名手となれるか!経歴と成績は?年俸や1軍成績も

北楽天ゴールデンイーグルスのリードオフマンと言えば!

『茂木 栄五郎(もぎ えいごろう)』選手ですね!

ドラフト3位ながら、プロ入り1年目から活躍を見せてくれました。

ちなみに「モギ!モギ!モギエイゴロウ!」
これは茂木選手の応援歌なんです!
最後のロウ!の所にアクセントを付けるのが特徴のようですよ!
面白いですね!

今やチームメイトからもファンからも愛されている茂木選手ですが、大学生の時には心臓の手術をした事をあなたは知っていましたか?
病名は不整脈だったようです。
手術は成功して今は元気に野球をやっているのですが、心臓の手術なんて怖いですよね。
また、手術なんてことにならないように身体を大事にして欲しいですね!

さてそんな茂木選手ですが、バッティングばかりに目が行きがちで守備力がどれほどのものなのか気になりませんか?
そこで、失策数などを詳しく調べてみました。

また、プロに入る前の経歴も気になるところ。
茂木選手の年俸や1軍成績も合わせて調べてみましたので、詳しく迫ってみましょう!

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茂木栄五郎のプロフィール

茂木栄五郎
出典:https://www.rakuteneagles.jp/
名前:茂木 栄五郎(もぎ えいごろう)
出身地:東京都小金井市
生年月日:1994年2月14日
身長:171cm
体重:75kg
プロ入り:2015年 ドラフト3位
デビュー:2016年3月25日

木選手の生年月日は平成6年生まれ、ということはまだ23歳なんですね!
正直言って老けてみえるのは私だけでしょうか。
見た目は30代くらいに見えてしまいます。
よく言えば貫禄があると言うのでしょうか。

でも、その若さでも楽天の主力として大活躍をしていますね!
打者で即戦力として活躍するのはとても難しいことなので凄いですよね!
ましてや2年目の方が打ってしまうなんて、神がかってます!

そんな茂木選手ですが、高校は神奈川県の高校を出ています。
高校3年生の時に夏の神奈川県大会の準決勝で、今のチームメイトである「松井裕樹」投手と対戦したことがあるんですよ!

あなたは知ってましたか?
その時は茂木選手はまだ無名に近かったので、今考えると凄いですよね。

結果的には茂木選手の高校は松井投手率いる桐光学園に負けてしまいましたが、懐かしい名勝負でした。

茂木栄五郎は守備の名手となれるか!気になる守備率をチェック!

木選手は主に大学ではサードを守っていました。
プロに入ってからはサードはほとんど守っておらず、主にショートの守備についています。
ここで1年目の失策数を見てみましょう。

1年目はショートで失策数19守備率は.960でした。
慣れていないポジションではありましたが、お世辞にも守備が上手いなんて言えないですね。
1年目のサードでは1試合のみ出場していますが、サードでは失策はありません。
サードを守っていれば1年目からゴールデングラブ賞を取っていてもおかしくはなかったかもしれないですね!

そして迎えた2年目のは、失策数は大幅に減らしました。
その数字は、なんと8!
半分以下に減らしたんです!
出場数が減っているとはいえ、凄いです!
その守備率は.980を記録しており、この数字では守備はそこそこ上手いと言えますね!

茂木栄五郎の守備がスゴイ
出典:https://news.goo.ne.jp/

今年ゴールデングラブ賞を獲得したソフトバンクの「今宮健太」選手の守備率は.988を記録しているので、そこには及びませんが、西武の新人王を獲得した「源田」選手の守備率は.971なので、源田選手よりも守備率は上ということになります!

2年でここまで成長できるなんて守備の名手になり得る選手なんです!

茂木選手がここまで短時間で成長できるのは、茂木選手の練習姿勢にあるようです。
まだ大学生だった頃、茂木選手は練習のし過ぎで、周りからそろそろ辞めとけと言われるほどだったそうす。
練習をしない選手が怒られるのは良くありますが、練習をやり過ぎて怒られるなんて聞いたことがないですよね。

その姿勢はプロでも継続されており、1年目に捕球できなかった球の練習などをストイックに行ったことで、2年目には失策数を半分以下に抑えることに成功!
素晴らしいですね!

ゴールデングラブ賞は、5年連続でソフトバンクの今宮健太選手が獲得していますが、2018年はそれを阻止できる可能性があるのは茂木選手以外にいないと思います。

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茂木栄五郎の経歴と成績は?高校・大学時代に詳しく迫る!

木選手は、小学校1年生の時に地元の少年野球チームである「武蔵府中リトル」で野球を始めました。

中学校に進学すると「武蔵府中シニア」で野球を続けていました。
このチームには、1学年上に前ソフトバンクに所属していた「南貴樹」投手と、2学年上に日本ハムファイターズで活躍する「石川亮」選手がいました。

地道な練習を重ねて、高校は神奈川県の強豪校である桐蔭学園に進学。
桐蔭高校では、1年目からサードでレギュラーを獲得すると、打順も4番に座りました。
その1年の関東大会では本塁打も打っており、4番として活躍。
1年から4番なんて凄いですね!
2年生の夏の大会では打率.568の高打率を残しました。
しかし、準々決勝で横浜高校に敗れてしまい、この年の甲子園出場は叶わず。
3年生の夏の大会でも準決勝まで駒を進めましたが、松井裕樹投手率いる桐光学園に敗れて、この年も甲子園出場は出来ませんでした。

高校卒業後は早稲田大学に進学しています。
大学でも1年生でサードのレギュラーを獲得すると、1年の春には打率.267、打点10を記録。
その後に行われた全日本大学野球選手権では打率.357の結果を残して大学日本一に貢献しています!
1年目から大活躍ですね!
2年生の時は持病の不整脈でドクターストップとなり試合出場は1試合に留まりました。
復帰した3年生では、春に打率.302を残しました。
そして秋には、驚異の.514で初の首位打者を獲得!
不整脈で1年をほぼ棒に振っているのに凄い復活劇ですね!

茂木栄五郎の早稲田大学時代
出典:http://www.sankei.com/

最後の4年春には打率.390とリーグトップの5本塁打を記録。
この年に行われた全日本大学野球選手権では、打撃が一気に覚醒して打率.6152本塁打8打点の大活躍で、3年ぶりの大学日本一に大きく貢献しました。
打率6割って半分以上ヒットを打っている…凄すぎます。

大学の通算成績は79試合で打率.307、85安打で10本塁打、58打点12盗塁となっています。
4年の通算でみ見るとずば抜けた成績ではないですが、勝負強さがありここぞと言う場面で打っているから評価はうなぎ登りだったんですね!

この成績が楽天に評価されて、ドラフト3位でプロ入りを成し遂げました。

茂木栄五郎の年俸と1軍成績は?

木選手の2017年の年俸は3200万円です。
2017年は103試合に出場していますが、2016年の117試合に比べると減らしてしまっていますね。
これは怪我の影響があって一時離脱したからなんです。
でもこの試合数で放った本塁打は17本と、非常に多い本塁打数となっています。
多くの長打を打っていたイメージでしたが、長打率は.497
以外に低かったですね!

そしてリードオフマンとして必要なのは、打率と出塁ですよね!
その成績はどうだったのでしょうか?

まずは打率ですが、打率は.296でした。
3割には僅かに届きませんでしたが、安打数は118安打と試合数を超えているので、1番打者としては合格ラインと言える数字ですね!

そして出塁率は.370を記録しています。
2016年の出塁率は.330だったので、出塁率はかなり上げていますね。
.400には届きませんでしたが、こちらも十分な成績を残しています。
ちなみに打点は47でしたが、2016年は40なのでこの数字も上回っています。
2016年より唯一下回ったのは、盗塁でした。
盗塁数は昨年は11を記録しましたが、今年は3と大幅に減らしてしまっていますね。

2017年成績をまとめてみると、103試合打率.296、47打点3盗塁、118安打、出塁率は.370でした。

怪我さえなければもっと本塁打も打てていたと思いますし、チームが後半戦で失速することもなかったと思います。
2018年は1年間通して活躍して欲しいですね!

そして気になるのは、2018年の年俸ですよね?

茂木栄五郎の年俸
出典:https://cyclestyle.net/

その金額はなんと!倍増の6400万円!
倍増なんて凄いアップしましたね!

1年目は1200万円だったので、僅か3年で約5倍以上となりました。
投手ではよくある事ですが、野手では近年あまり見かけなくなりましたよね。
将来も有望な茂木選手には、最強のリードオフマンとして来年も活躍する姿が見たいですね!

最後にまとめ

かがでしたか?
茂木栄五郎選手について簡単にまとめると

①プロ入り1年目は19失策と守備に難があったが、2年目には8個まで減らす。年々減らして行けるのは守備の名手の証。
②高校での甲子園出場経験はない。大学では1年目からレギュラーを獲得して4番を張る。勝負どころで大活躍する勝負強さが評価されて楽天に入団。
③1年目の年俸は1200万円だったが、3年で6400万円に上がった。2017年は怪我の影響で出場数が少なかったが、怪我をしていなければもっと活躍出来ていた。

茂木選手は、まだプロ通算年数は2年となっている若手の選手。
守備力はまだまだ向上を見せており、2018年がとても楽しみな選手の1人です。
打撃でも2017年は1年目を大きく超える成績を残しており、まだ覚醒の途中であると言えます。
大学では本塁打は10本と多くはないですが、プロではパワーを発揮して大学時代を超える本塁打を残しています。
2018年、楽天が優勝するためには茂木選手は絶対に欠かせない選手なので、怪我をせずに1年間グラウンドに立ち続けて欲しいですね!
2年目のジンクスなんて無縁だった茂木選手をあなたも期待していると思います。
来季20本塁打打てるように一緒に熱い応援をしていきましょう!

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