伊東勤がロッテ監督を退任と話題に!?監督時代の成績や特徴に迫る!

2017年、ロッテの「デスパイネ」選手がソフトバンクに移籍し、エース格の「石川」選手はWBCの影響で不調に陥り、1年間不調のままシーズンを終えました。

さらには「角中」選手が怪我でシーズン開幕に間に合わず…
「清田」選手は2015年以来から成績が残せず…
「荻野」選手や「岡田」選手も全く打てず、ロッテは最下位でシーズンを終えました。

その責任を取るということで、『伊東 勤(いとう つとむ)』監督の退任が決まりました。

次の監督は、2017年引退した「井口」選手が監督を務めます。

伊東監督は、なんと昔は西武の監督をしていたんですよ!
あなたは知っていましたか?
現役時代も西武ライオンズの生え抜き選手で活躍していました。

伊東勤監督の現役時代についての詳しい記事はこちら!
伊東勤の現役時代の活躍がスゴイ!名捕手の成績や年俸に迫る!

2017年までロッテを率いた、そんな伊東勤の西武、ロッテ監督時代の成績や特徴に迫ってみましょう!

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伊東勤のプロフィール

伊東勤
出典:http://www.hochi.co.jp/
名前:伊東 勤(いとう つとむ)
出身地:熊本県熊本市
生年月日:1962年8月29日
身長:181cm
体重:84kg
プロ入り:1981年 ドラフト1位
所属球団:西武ライオンズ (1982 – 2003)
監督歴:西武ライオンズ (2002 – 2007)
千葉ロッテマリーンズ (2013 – 2017)
デビュー:1982年4月11日

東監督の現役時代は、22年間すべて西武ライオンズで過ごし、生え抜き捕手として活躍しました。
その時の西武は全盛期で、ファーストには「清原」選手、セカンドには現在の西武の監督を務める「辻」選手、ショートには「石毛」選手。
外野には「秋山幸二」選手がいました。
そんな伊東監督は今年までロッテの監督を務めていましたが、西武の監督を務めていたこともありました。
西武時代の伊東監督も含めてどんな監督人生を送ったのかを見ていきましょう。

伊東勤は西武の監督だった!?その成績は?

東監督は2003年に現役を引退しました。
さきほど紹介したように西武の生え抜き捕手として活躍していました。
引退した2003年も73試合以上に出場。

引退した伊東監督は、なんとそのまま西武の監督に就任します。
2017年のロッテの伊東監督から井口監督への交代と、全く同じパターンですね。
伊東監督は2004年に西武の監督に就任し、さっそく西武をリーグ優勝に導きます。
伊東監督が選手として抜けた穴は、現在楽天に所属する「細川」選手が埋め、他には現在オリックスの「中島裕之」選手がブレイクし、「松井稼頭央」選手や「カブレラ」選手の穴がありましたが関係なくチームを優勝させました。

そしてクライマックスシリーズを制し、日本シリーズに進出
日本シリーズでも選手たちが実力を発揮し、日本一になりました!

伊東勤の西武の監督時代の成績
出典:https://www.jiji.com/

現役を引退した直後、監督を務めたのは6人(藤田宗一、稲尾和久、長嶋茂雄、広瀬叔功、有藤道世、高橋由伸)いますが、どの監督もリーグ優勝をしたことはありません。
伊東監督はプロ野球界初の快挙となる引退後、即監督就任してリーグ優勝を達成しました。
日本シリーズでは、あの「落合」監督率いる中日を破るなど、監督1年目は十分と言える成績を残しました。

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伊東勤がロッテの監督を退任!これまでの成績は?

東監督は、2007年に成績不振を理由に西武の監督を解任されます。
その後は解説者として活躍することになります。
しかし2012年。
ロッテの監督を務めることが決まりました。

10月18日に就任記者会見を行い、「日本一を勝ち取れるチームを作る。派手さは不要、守り勝つ野球をやりたい」と意気込みを語りました。

伊東勤のロッテの監督時代の成績
出典:http://number.bunshun.jp/

伊東監督のロッテ1年目は、5月6月は首位に立ちましたが最終的にはシーズン3位で終えることになりました。
当時はまだ、2016年に引退した「サブロー」選手がいて、6番指名打者として活躍しました。
クライマックスシリーズ、ファーストステージでは、自分の古巣西武を破るも日本シリーズ進出とはならず。
当時はまだ現在ヤクルトに所属する「成瀬」選手がいました。
オフでは「涌井秀章」選手をFAで西武から獲得したり、この年は現在のロッテのエースの「石川歩」選手がドラフトで入団。
またシーズン途中で「デスパイネ」選手も加入しました。
しかし結果はシーズン4位と、クライマックスシリーズに進出することができず悔しいシーズンとなりました。
その後は、チームを2年連続クライマックスシリーズに進出しました。

伊東勤監督の特徴は?少ない戦力を上手に使う

東監督は果たして名将なのか?
伊東監督は決して無能というわけではありませんが、と言っても名将ではなかったでしょう。

2017年シーズンは監督が「主砲が欲しい」と言っているのに、フロントは主砲ではなく巧打が持ち味の「サントス」選手を獲得。
結果サントスは日本では思った成績が残せず、今年で日本球界を去ることになりました。
国の代表に選ばれ、WBCにも出場するレベルの選手だっただけに残念です。

伊東監督は2017年、フロントと意思疎通ができないとはっきり言って「最悪」の状態でした。
ロッテの時代の伊東監督は、少ない戦力を上手に使うことが上手でした。

伊東勤監督の特徴
出典:http://ori-hime.blog.jp/

例えば「荻野」選手や「岡田」選手など俊足の選手が多いので、足を絡める機動力野球を中心に戦いました。
先発も「成瀬」選手はFAしてしまいましたし、FAで獲得した「涌井」選手と「石川」選手以外二桁勝利を達成できる安定した投手がおらず、さらにはロッテ時代は和製大砲と呼べる4番を任せられる選手がいませんでした。
しかし、伊東監督はクライマックスシリーズに進出するなど、2017年こそは散々な結果に終わるも安定した成績を出し続けました。

最後にまとめ

かがでしたか?
伊東勤監督について簡単にまとめると

①伊東監督の現役時代は西武の黄金期を支えた。清原選手や、現在西武の監督の辻選手とはチームメイトだった。
②伊東監督は西武の監督も務めた。引退直後監督に即就任した監督の中では、初のリーグ優勝を達成をした。
③ロッテの監督時代はリーグ優勝などをすることはできなかったが、クライマックスシリーズに進出するなど安定した成績を残した。
④伊東監督は、少ない戦力を上手に使う采配を見せた。和製大砲がいなかったり先発の中心になれる選手が物足りない中采配を振るった。またフロントは意見の違いもあった。

伊東監督は、残念ながら2017年でロッテの監督を退任することになってしまいました。
またユニフォームを着て、監督として指揮するときがくるといいですね!

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