松山竜平(広島カープ)の経歴と通算成績は?気になる年俸やあだ名も

広島カープで、2017年に鈴木誠也選手が怪我をして戦線離脱した際に4番で活躍した選手と言えば?

『松山 竜平(まつやま りゅうへい)』選手ですね!

松山選手は不動のレギュラーと言う訳ではありませんが、2017年は期待に応える大活躍を果たしました。
松山選手の活躍によってチームは2連覇を達成してファン共々歓喜に浸っていましたね!

日本シリーズには残念ながら進出できませんでしたが、怪我人や不調者を出しながらもよく頑張ってくれたと思います!

そんなチームを支えた松山選手ですが、過去の成績についても気になりますよね?

通算成績で迫っていきたいと思います!

また、経歴についても知りたいですよね?
最近は活躍しているので目立っていますが、元々そんなに目立った選手ではなかったので気になりますよね?

年俸やあだ名と共に調べましたので、早速迫っていきましょう!

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松山竜平のプロフィール

松山竜平
出典:https://carp.ho2.info/
名前:松山 竜平(まつやま りゅうへい)
出身地:鹿児島県曽於郡
生年月日:1985年9月18日
身長:176cm
体重:95Kg
プロ入り:2007年 大学・社会人ドラフト4位
デビュー:2008年 4月24日

松山選手の出身地である鹿児島県曽於郡ってあまり聞かない地名ですよね?
でも、実はこの群からプロ野球選手は他にも排出しているんです!

松山選手と同じチームメイトである中崎翔太投手や、その兄の中崎雄太投手だったり、精密機械の愛称で親しまれた北別府学元投手も曽於郡出身の投手なんです!
以外ですよね?

北別府投手と言えば、広島一筋で先発として213勝141敗の好成績を残した広島カープの宝と言える投手ですね!
そんな選手の出身地でだったなんて想像が出来ませんでしたね!

まだこれから多くのプロ野球選手を排出すると思いますが、みんな活躍して街の知名度も上げてもらいたいですね!

松山竜平の経歴は?

松山選手は小学校3年生の時にソフトボールを始めました。
ポジションは捕手でした。

そのチームでは、6年生の時に全国大会で優勝を果たしています。
ソフトボールを始めた時に当時の監督に勧められた事で、左打ちに転向しているんです!
松山選手って、小学校の時から左打ちなんですね!

ちなみにこの時の監督は、福留孝介選手を育てた新留勝郎監督なんです!
福留選手は現在40歳を迎えていますが、年齢を感じさせない活躍を見せていますね!
そんな選手を育てた監督の下で、松山選手は育ったんですね!

また、このチームの1学年後輩には阪神タイガースに所属している榎田大樹投手もいました。
榎田投手も中継ぎとして活躍したこともある投手なので、やっぱりこの監督の育て方は凄いのだと思います。

松山選手は、中学校に入学するとソフトボールから野球に転向する為に、鹿屋ビッグベアーズに所属しました。
このチームでは目立った成績を収めることはなかった松山選手ですが、進学した鹿屋中央高校では4番を任されているんです!
名門校ではありませんが、4番と言うだけでも凄いですよね!

でも、この高校では甲子園の出場経験はなく、甲子園は夢に終わってしまいました。

しかし、この学校に入ったことは無駄ではなかったんです!
何故なら、松山選手の遠投が100mだったのに対して、123mまで伸びたんです!
更に50m走も6.5秒から0.5秒縮める6.0秒となったんです!
松山選手が苦手としていた50m走でも、.05秒縮めるのは凄いことでありますね!

高校卒業後は九州国際大学に進学した松山選手。
1年の春から公式戦に出場を果たすと、全日本大学野球選手権大会の2回戦で早大の斎藤佑樹投手から二塁打を放ったんです!
ここまで無名だった選手が、高校時代に甲子園を沸かせた投手から長打を放ったとしてかなり注目されました。

この大学の4年間で獲得したタイトルは、首位打者が2回と本塁打王が1回、打点王は3回も受賞しているんです!
大学通算安打数は122安打を記録しており、打率は.412と驚異的な数字を残しています!
しかも凄いのはそれだけではなく、通算三振数は僅か18個となっている松山選手。
1試合の平均にすると0.24個なんです!
プロでもこんな数字は残せないと思います。

そして、大学の大活躍があってドラフト会議で広島カープから4指名を受けることになった松山選手。

入団の際の意気込みでは、背番号37を永久欠番にしたいと言う思いと、活躍した後に登録名を竜平にしたいと言うことを語っていました。

永久欠番に関してはこのままでは難しいかもしれませんが、登録名に関してはもうそろそろ変更しても良いとは思いますが、まだ納得がいっていないのかもしれませんね!

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松山竜平の通算成績は?

松山選手はプロ入りしてから早くも8年が終了しました。

その8年間で出場した試合数は、644試合となっています。
1年平均にすると100試合には満たないですが、ここ3年間を見てみると、2015年は100試合、2016年は103試合、2017年は120試合と毎年上げていっています。

2017年はレギュラーの獲得だけでなく、4番に抜擢されて大活躍を納めているんですね!
ポジションの空きがないので毎年レギュラーで1年間出場する事は難しいと思いますが、空いた穴を上手くカバーすることができる有能選手である事がわかりますね!

松山選手は身長176cmながら95kgとガタイの良い体つきとなっています。
なので身体を見て判断されるのは長打であり本塁打でもありますよね?

その本塁打数は、通算でも51本塁打なんです!
自己最高は2017年の14本となっています。
2桁本塁打は3度記録したことがありますが、打席数もそんなに多いわけではないので、本塁打は意外に少ないんですね!

では、長打を見るには長打率ですよね?
その長打率は、通算で.437となっています。
OPS10割超えをしたこともないので、高い長打率であるとは全く言えないですね!

ちなみに盗塁数はどんなのかと思いましたが、通算で4個しかありませんでした。
西武の中村剛也選手のように体が大きくても足が速い選手もいますが、松山選手は見ての通りの鈍足なようでした。

でも、松山選手の1番の持ち味は巧打力なんです!
バットに当てるのが上手いので、近年では打率も上昇していっているんです!

通算打率は.289と3割には乗っていないですが、過去に規定打席未到達ながら3わりを打ったのは2度あるんです!

1度目は2014年で、打率は.318でした。
2度目は2017年で、打率は.326となっています。
2013年からは3割に届いていなくても良い打率を残しているんです!
安定したバッティングを披露しているんですね!

三振数でも350打数以上あっても50三振以上したことはないんです!
実はとてもバットコントロールの良い選手だったんです!
見た目から特大の一発!を期待しがちですが、コンパクトスイングから放たれる打球は、鋭さはありますが飛距離はそうでもないんです。

長打を打つ選手はプライドが高い事が多いので、自身をモデルチェンジして巧打者としてやっていくなんてことはあまりないのですが、松山選手は長打よりも自分の長所を生かして大勢したと言えますね!

やっぱりプライドは大切ですが、プロで生き残っていけなければ意味がないので、松山選手のように本当の自分の長所を見つけて活かせるように日々の研究が必要なんですね!

2018年は鈴木誠也選手も開幕から復帰する事が可能だと思います。
エルドレッド選手も開幕から万全な状態で出場出来れば1軍の開幕スタメンは豪華な事になると思いますが、そうなれば松山選手のレギュラー取りも難しくなってきます。

カープのスタメンで悩むのは、活躍している選手が多いからこその嬉しい悩みと言えるのかもしれないですね。

松山竜平の年俸やあだ名について

松山選手は2017年に鈴木誠也選手が怪我をして長期離脱したことで、その間の4番を任されました。
そして、活躍したことで2018年の年俸は6500万円になったんです!

でも、それまでの年俸も気になりますよね?
松山選手は、いきなり4番を任されているので、それなりに成績を残していたのだと思うので年俸も高かったのでは?と思いますよね。
調べて見ましょう!

まず、松山選手の入団時の年俸は1000万円でした。
ちなみに契約金は5000万円です。
ドラフト4位の選手としては高めの年俸と契約金ですね!

しかし、1年目は即戦力と期待されながら、ほとんど1軍の試合に出場する事は出来なかった松山選手。
その為、翌年の年俸は100万円ダウンとなり900万円になったんです。
1年で減俸はよっぽど1年目から期待されていたのだと思いますね!

2年目、3年目は共に1試合も出ることが出来ませんでした。
なので、年俸は更にダウンしてしまい4年目の年俸は650万円まで下がったんです。
ここまで毎年ダウンですね。

迎えた4年目は、プロ初本塁打を含む3本のホームランを放って打率.270を記録した松山選手。
安打数も53安打放って準レギュラーとして活躍しました。
オフの契約更改では初のアップとなる1100万円で公開したんです!
450万円アップで、松山選手の自己最高年俸になりましたね!

翌年は1軍に出場して28安打を放ちますが、打率は.204、0本塁打と低迷してしまいます。
でも、年俸はダウンとはならず現状維持での公開となったんです!
1軍最低年俸があるので下がらなかったのだと思います。

2013年は出場はありませんでしたが、年俸は倍増となる2200万円で公開しています。

そして、2014年。
この年は松山選手が復活を遂げました。
自己最高の74安打を放って打率は.318を記録したんです!
本塁打も7本塁打と自己記録を更新して、打点でも自己最高となる34打点を記録!
この年は松山選手の覚醒の年と言って良いですね!
期待の年俸は、僅か100円アップの2300万円で公開しました。

ここまでの成績を残してしまうと翌年の期待度は更に大きくなってしまいます。
そのため、松山選手にとって少しプレッシャーはあったと思います。
翌年の成績は56安打、打率.277で7本塁打、26打点となりました。
前年に比べると劣っていますが、準レギュラーとしては悪くはない数字であると思います。
気になる年俸は、500万円アップの2800万円となったんです!
意外に上がりましたね。

2016年も準レギュラーとして活躍を果たしました。
打率.291を残して本塁打は自己最高の10本塁打、そしてこちらも自己最高の41打点を記録したんです!
安打数は自己最多タイとなる74安打でした。
これでレギュラーが取れないのも不思議ですね!

この年のオフの契約更改では、1200万円アップとなる4000万円で公開しています!
そして、これから2017年の4番抜擢に繋がったんですね!
レギュラーとしてずば抜けた成績を残していたわけではなかったようですが、準レギュラーとしては非常に良い成績であったと言って良いですね!

そんな活躍を見せた松山選手ですが、あだ名があることを知っていますか?
活躍する選手には、西武の中村剛也選手のようにおかわり君などのあだ名が付きます。

では、松山選手のあだ名はどんなもなのでしょうか?
それは、アンパンマンなんです!

この松山選手のあだ名は、活躍する前のプロ入りの時にアンパンマンと言うあだ名で呼ばれていた事からプロでも名前を覚えて貰えるならという理由で自ら公言したあだ名なんです!

このあだ名はプレースタイルから来ているのではなく、単純に松山選手の見た目からのあだ名ですよね?
松山選手の本心はわかりませんが、丸っこい顔だということなのであまり嬉しいものでは無いと思います。

しかし、それで自分を覚えてもらえるなら本望と言うことなのでしょうか。

2017年はアンパンマンの大活躍もあってリーグ2連覇を成し遂げました。
3連覇を成し遂げるにも、アンパンマンの力は必要なので最大限に能力を発揮して欲しいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
松山竜平選手について簡単にまとめると

①代打出場や怪我人の代役が多かったので、試合数は8年間で644試合となっている。
しかし、試合数以上に存在感を示しており、今やチームには欠かせない存在となっている。
②小学校時代はソフトボールで名監督の下で育てられた。
才能が開花したのは大学時代で、それまでは目立った選手ではなかったのでプロからも注目されていなかった。
③2018年の年俸は自己最高額となる6500万円で公開している。
あだ名は、活躍する前から付けられていたアンパンマンと言うあだ名で呼んでくださいと本人が直訴した。

2016年まで準レギュラーとして活躍を見せてきました。
ポジションの空きさえあれば今まででもレギュラーを取れる実力はあったと思いますが、広島カープの外野手は鈴木誠也選手や丸佳浩選手や岩本貴裕選手など有望選手が揃っています。

なので今まではレギュラーを獲得するには至らなかったですが、4番に抜擢されると期待以上の活躍を見せてくれました。

2018年以降も試合にスタメン出場さえすれば活躍できることは間違いないと思います。

しかし、開幕から鈴木誠也選手も復帰することが濃厚なのでスタメンはどうなるかわかりません。
また白紙状態となってしまうと思いますので、再びスタメンに名を刻めるように実力で定位置を獲得してもらいたいですね!

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