中村勝(日ハム)の気になる愛称は?年俸と成績や変化球についても

北海道日本ハムファイターズのドラフト1位のイケメン投手と言えば?
『中村 勝(なかむら まさる)』投手ですよね!

中村投手は2017年は1軍であまり登板できていませんが、2軍戦でも多くは出場していないんです。

2軍では、6試合の出場で防御率3.68となっており、3勝1敗の成績でした。
2軍の成績自体は悪くはありませんが、2017年の7月に右肘の手術を受けた事で1軍と2軍の両方で登板が出来なくなったんです!

2018年には復帰は可能だと思われますが、怪我が影響しない事を祈りたいですね!

まだ肩ではなく肘だった事が幸いですが、もしも肩の故障であれば2018年シーズンも難しくなっていたと思います。

怪我さえなければ1軍で結果を残せるだけの実力があるだけに、怪我は勿体ないと言えますね。

これまで1軍でもある程度の結果を残してきている中村投手ですが、年俸について気になるところ。
もう入団から8年が経過しているので、結果を残していればそれなりの年俸はもらっているはずですが中村投手はどうでしょうか?

また、中村投手の通算成績と変化球についても合わせて迫っていきましょう。

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中村勝のプロフィール 愛称は?

中村勝
出典:Twitter
名前:中村 勝(なかむら まさる)
出身地:埼玉県春日部市
生年月日:1991年12月11日
身長:184cm
体重:83kg
プロ入り:2009年 ドラフト1位
デビュー:2010年 8月11日

中村投手の愛称は、「若い勝」や「ヤング勝」と呼ばれていました。
これは、同じチームメイトに武田勝投手や齊藤勝投手など同じ名前の選手がいたことによるもので、現在では「マサルッティ」や「ティー様」が主流となっているようです!

中村投手はまだ知名度が高くないので、愛称もあまり知れ渡っていないですが、ドラフト1位でありながらイケメン選手であるので、これから徐々に知名度が上がる可能性はあると思いますね!

中村投手の経歴について調べてみたところ、中学校の時に投手兼遊撃手で野球を始めたようです。
そして、3年生の時にはKボール県選抜に出場して見事に優勝に導いているんです!
凄いですよね!

また、隔年開催されるA Aアジア選手権大会には日本代表として選ばれているんです!
これも努力した結果と言えますね!

この時の大会では香港戦で先発登板して勝利投手となる活躍を見せました。
最終的には3位で銅メダル獲得となったんです!
優勝は出来ませんでしたが、十分な結果と言えますね!

中学校卒業後は春日部共栄高校に進学している中村投手。
中学時代には活躍した投手でしたが、実は高校2年生の秋まではプロのスカウトからは注目されていなかったんです。
意外ですよね?

でも、2年生までは結果を残せていなかったんです。
だからスカウトから注目されなかったんですね!

高校3年生の冬に、フォームを改造したのをきっかけに徐々に結果を出し始めたんです!
そして、3年生の春の大会で本庄第一高校に先発すると、4安打完封勝利を収めた中村投手!
この高校は、前年の夏の甲子園に出場した際の先発選手9人中7人が残っていた強豪高になるんです!
この学校に完封勝利が出来た事はかなり優秀と言えますね!

この結果で、中村投手はプロのスカウトから一気に注目される事になったんです!
ここから中村投手の評価がうなぎ登りとなったんですね。

その期待が大きくなった後の夏の大会では、県大会の2回戦で対戦した小松原高校に4回を投げたのですが、初回の先頭打者から9人連続を含む11奪三振の圧巻の投球を披露したんです!
県大会とは言え、レベルの違いを見せ付ける結果となりましたね!

しかし、この年の県大会の準々決勝でぎっくり腰を発症してしまい本来の投球が出来なかった事で無念の敗退となってしまったんです。
そのため、甲子園出場は叶わなかったんですね。

最後は無念な結果となってしまいましたが、ドラフト会議で日本ハムからドラフト1位指名を受ける高評価を得たんです!
中村投手の努力が報われた瞬間ですね!

ただ、このドラフト1位は外れ1位なので本人がどのような心境だったかはわかりませんが、1位指名には変わりはないので気にせず頑張って欲しいですね!

ちなみにこの年競合の末外した元々の日本ハムのドラフト1位は菊池雄星投手だったんです。
菊池投手がいた年なら外れ1位でも仕方がないですね!

中村勝の年俸は?

中村投手は2009年のドラフト1位指名を受けましたが、年俸は700万円で契約しているんです。
契約金も7500万円となっていたので、入団当初の評価は然程高くなかったと言えるかもしれませんね。

新人の最高額の契約であれば、年俸1500万円の契約金1億円となるので、中村投手はその半分程の金額となるのでドラフト1位選手としては珍しい金額となっていますね。

そして、1年目から初登板で初勝利も挙げると翌年の年俸は100万円アップして800万円となりました。
まだ少ない方ではありますが、少しでもアップした事がやる気にも影響してきますね!

しかし、翌年は未勝利に終わってしまいました。
防御率は前年の5点台から2点台まで下げましたが、年俸は20万円ダウンしてしまったんです。
ただでさえ低い年俸なので、ダウン公開は辛いですね。

中村投手が、この悔しさを晴らしたのは翌年でした。
翌2012年は、2年ぶりの白星を挙げると2勝2敗の成績でシーズンを終了しました。
防御率も1.79を記録しており、投球回数45イニングも中村投手の自己最高の数字でした。
安定した投球を披露したこの年のオフの契約更改では、1350万円で契約更改。
年俸でも自己最高となりましたね!

翌年は、例年以上に期待がかかっていた中村投手。
しかし、1勝4敗で防御率は5.11となってしまいました。
前年と比べると雲仙の差であり、安定感を欠いてしまうシーズンとなってしまいました。
その為、年俸はダウンとなりましたが、幸いにもダウン額は50万円に留まったんです。
大幅ダウンとならずに良かったですね!

その翌年は、中村投手の覚醒の年となりました。
シーズンの序盤から登板すると8勝2敗の成績を残したんです!
防御率も3.79を記録して、前程の安定感はないにしても十分な活躍と言えますね!

期待の年俸はと言うと、倍増の2600万円で公開となりました。
ようやくドラ1らしくなってきましたね!

しかし、中村投手は翌年から調子を崩してしまいます。
翌2015年は2勝4敗、防御率4.17。
そして2016年は0勝1敗、防御率6.00となったんです。
年俸はこの2年間で1200万円まで下がってしまい、元の生活に逆戻りとなってしまったんです。

2016年は2軍ではチーム2位の7勝とチーム最多のイニング数を投げましたが、1軍で結果を残せなければ意味がないですよね?
1軍でも、もう少し投げていれば調子は戻ってきたのかもしれませんが、プロの世界は厳しいので、与えられた試合で結果を残すしかありません。

投球フォームの改善も行ったので、これからどういう風に結果がついてくるかはわかりませんが、20歳前後の時の安定感を取り戻してもらいたいですね!

2017年は、怪我もあって1軍では2試合しか登板できていません。
その登板で1勝を挙げることは出来ましたが、防御率は4.50と振るわなかったとして年俸は1100万円となってしまいました。

2018年は怪我が完治してからの登板となるので、そこから一気に覚醒なんて事も十分にあり得ます。
怪我の種類は違いますが、ダルビッシュ有投手のようにリハビリ期間に肉体改造を行えば進化して帰ることにが出来たと思います。

中村投手はそこまでの肉体改造は行なっていないのでパワーピッチャーとして名を売ることは出来ないと思いますが、ドラ1に相応しい結果を残してもらいたいですね!

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中村勝の通算成績は?

中村投手はプロ入りから8年が経過しました。
その8年間で登板した試合数は59試合となっています。
その内先発登板は53試合となっていますが、あまり勝ち星には恵まれていないんです。

通算勝敗数は15勝16敗となっています。
先発で53試合に出場しているにもかかわらず、15勝はかなり少ないように感じますね!

自己最多勝ち数は2014年の8勝が最高となっているので、この年以外はほとんど勝てていない事になりますね。

また、先発であれば投球イニングも伸びてくると思います。
その投球イニングは287イニングとなっていました。
先発投手では平均7イニングを投げられる投手は一流であると言われますが、中村投手は平均5イニング程となっているので先発として仕事を全う出来ているかというと微妙な所であると思います。

しかし、先発として完投がないわけではないんです!
通算完投数は2回、そして完封数は1回となっていますが、少なからず最後まで投げ切った試合はあるのでスタミナがないわけではないんですね!

近年では調子を落としているので完投所か勝ち数もパッとしませんが、本来の投球が出来れば完投数も増えてくることは間違いないと思います。

また、投手として個人を評価するのは防御率であると思います。
中村投手の通算防御率は3.92となっています。
通算としては目立って悪いわけではないですね!
現役メジャーリーガーであるダルビッシュ投手や田中将大投手は防御率1点台ですが、彼らと比べてしまうのは酷ですよね(笑)

1年間ローテーションを守ったことがないのでここまでの通算成績はあまりあてにはならないかもしれません。

ですが、プロ入りしてから少ない登板ながら好結果を残したシーズンは幾度とありました。
なので、その時の感覚さえ戻ればまた結果はついてくるかもしれません。

ここまで287イニングを投げて奪三振は150奪三振となっています。
通算防御率の良い投手は巨人の杉内俊哉投手もそうですが、奪三振能力が長けている傾向にあります。
ですが、中村投手の奪三振数はイニング数を大きく下回ってしまっています。

これから見ると、奪三振能力の高さはあまり高くない事がわかりますね。
奪三振率が高いだけが全てではないので、まだこれからプロで生きていく術を見つけていけば良いと思います。

今のままでは正直大活躍にこぎつけるのは難しいと思います。
怪我の事もあり、2018年で年齢も27歳を迎えます。
年齢的に衰える年齢ではありませんが、プロ野球選手が覚醒する年齢でも個人差があるので一概には言えませんが、先発として覚醒しないのであれば中継ぎとして起用して見るのも一つの手だと思います。

イケメンで潜在能力は高い中村投手を見殺しにしてしまわないように、首脳陣には起用方法も考えてもらいたいですね。

中村勝の変化球は?

プロに入ってから少しずつ結果を残した中村投手ですが、2017年は怪我の影響もあって1軍ではあまり登板が出来ていません。

1軍で登板した2試合での防御率は4.50でした。
この結果は変化球を見る事で細かくわかってくると思います。
元々被本塁打はあまり多くないので、それが大量失点になっているとは考えにくいです。

では、どの変化球がどれくらい打たれているのでしょうか?

1番打たれた変化球はカーブでした。
投球比率は13%ですが、被打率.667は高すぎる数字と言えます。
カーブは被本塁打は打たれていませんが、空振りも奪えていないことから、打者に完全に読まれていると考えられますね!
遅い球なので使い方次第では十分活躍できる球種ではあるので、2018年はもっと慎重に投げてもらいたいですね!

また、中村投手の2017年の被本塁打数は2本ですが、被本塁打を打たれたのは2本ともストレートとなっています。

ストレートの被打率は.235と低い数字を残しているだけに勿体ない結果となってしまいましたね!
でも、ストレートは全体の50%を投げているので、半分投げていて被打率2割前半であれば十分な成績と言えると思います。

その他にチェンジアップ、フォーク、スライダーと投げていますが、そのいずれも被打率は3割を切っています。
そこから考えてみても、四球でランナーを出した後、長打を打たれて失点してしまうパターンだったのだと思います。
そうなれば、四球を減らすだけで本来の投球ができると思うので、2018年の活躍のチャンスは見えてくると思いますね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
中村勝投手について簡単にまとめると

①中学校では活躍していたが、プロからの注目度は高くなかった。
高校3年生で活躍したことで、一躍スカウトの注目を集めた。
②自己最高年俸は2015年の2600万円となっている。
怪我の影響もあって2018年は1100万円まで下がってしまったが、この怪我をどう活かせるかが2018年の見ものである。
③8年間で59試合にしか登板していないが、そのほとんどは先発登板である。
中継ぎの登板はほとんどなく、ホールドやセーブを挙げた事もない。
④中村投手の変化球は全体的に打たれていないが、ピンチで打たれている傾向にある。

中村投手は現在まだ26歳と若い投手です。
入団から先発登板が基本となってきていますが、中堅選手へとなってくる頃には中継ぎを経験して見るのも良いことではあると思います。

日本ハムは若手の育成が上手なので、若手投手が先発のローテーションを占める事もある事だと思います。

年を重ねるにつれて若手投手がどんどん伸びてくるので中村投手もウカウカしていられないと思います。
しかし、2017年には初めての手術を受けましたが幸い手術をしたのは肩ではなく肘となっています。

肘は肩に比べて然程影響はないと言われているので、この怪我を機に一気に覚醒にこぎつけてもらいたいですね!

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