ゴールドシュミットの打撃成績がスゴイ!特徴や記録は?一塁守備力も

アリゾナ・ダイヤモンドバックスで走攻守揃った万能選手と言えば?
『ポール・ゴールドシュミット』選手ですよね!

ゴールドシュミット選手は過去に本塁打王も獲得したことがあり、主力として現在も活躍していますが、2018年の年俸は約11億円となっているんです!
意外に少ないですよね!

プロ入りが遅かったのが影響しているのだと思いますが、30歳の現在で11億円なので他球団の主力選手と比べると少なく感じてしまいます。

これからまだ年俸は上がっていくと思いますが、それは今後の活躍が全てなので怪我なくやってもらいたい所ですね!

そんなゴールドシュミット選手ですが、主力となってからどれくらいの打撃成績を残してきているのか気になりますよね?

また、特徴や記録と一塁守備についても知りたくないですか?
一塁を守っているなら守備が下手なのでは?と思うかもしれないですが、実はそんな事はないんです!

気になるゴールドシュミット選手について迫っていきましょう!

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ゴールドシュミットのプロフィール

ポール・ゴールドシュミット
出典:http://www.firstandmonday.com/
名前:ポール・ゴールドシュミット
出身地:アメリカ デラウェア州
生年月日:1987年9月10日
身長:190cm
体重:102kg
プロ入り:2009年 ドラフト8位
デビュー:2011年8月1日

ゴールドシュミット選手の生まれである1987年ですが、この同じ年に生まれた日本のプロ野球選手はどのような選手がいるのでしょうか?

1987年生まれの選手は現在脂の乗っている良い時期なので、多くの選手がいますが、代表的な選手は、ヤクルトの川端慎吾選手、オリックスのT-岡田選手、ロッテの角中勝也選手などがいます。

その他にも多くの選手がいる年なのですが、ソフトバンクにだけは1987年生まれの選手は1人問題といないんです。

現在30歳の年の選手なので0人というのはかなり珍しいですが、ソフトバンクはこの世代の選手に当たりがいなかったという事ですね。

名選手であるゴールドシュミット選手と同学年ということを誇りに持って更なる成績向上に努めてもらいたいですね!

ゴールドシュミットの打撃成績がスゴイ!

ゴールドシュミット選手はメジャーデビューしてからまだ7年しか経っていません。
それなのに知名度が高いのは打っているからであります!

ここまで7年間で出場した試合数は934試合となっています。
まだ全試合出場した事はありませんが、最高の出場数は2013年の160試合となっています。
160試合だとほぼ全試合なので、体力的には問題なさそうですね!

ゴールドシュミット選手の1年目は、48試合にしか出場していないので本塁打数も8本と少なめでしたが、2年目には145試合で147安打、20本塁打、82打点、18盗塁、打率.286の成績を残しました。
十分な活躍ですね!

3年目は160試合で182安打、36本塁打、125打点、15盗塁、打率.302の好成績をマークしました。
本塁打と打点ではリーグ1位となっており、打撃2冠を達成したんです!
3年目にして打撃2冠は凄いですね!

でも、正直本塁打はタイトルを取るには少ない数字となっているので、この年は全球団の投手陣が頑張っていたのかもしれないですね!

翌年2014年は、前半戦は好調を維持していたのですが、後半戦の8月に怪我をしてしまい故障者リスト入りしてしまったゴールドシュミット選手。
その為、規定打席には到達できなかったんです。
ゴールドシュミット選手がタイトルを取った翌年なので警戒されていたんですね。

この2014年の成績は、109試合で122安打、19本塁打、69打点、9盗塁、打率.300でした。
本塁打以外は試合数にしては悪くない成績なので、怪我さえなければまたタイトルが取れていた可能性もありますね!

とにかく怪我をしなければ安定した成績を残せているので2015年は怪我だけには気をつけてもらいたいところです。

その2015年は、159試合で182安打、33本塁打、110打点、21盗塁、打率.321だったんです!
ゴールドシュミット選手は打撃タイトル2冠を獲得した2013年と変わらない成績を残しましたが、この年は残念ながらタイトル獲得にはなりませんでした。
このままだと日本で言うトリプルスリーが狙えそうですね!

迎えた2016年は158試合に出場しました。
打席数705打席はリーグ最多となっており、主力として多くの打席に立ったんです!
でも、安打数は172安打となっており、打率は.297と3割を切ってしまったんです。
ゴールドシュミット選手の打席は多かったので200本安打も狙えていただけに悔しいですね。

この年は本塁打数も減少して24本塁打に終わってしまっています。
打点でも95打点と100打点を切っていることから、調子が良くなかったのかもしれないですね。

この年に唯一向上させた成績と言えば、盗塁数なんです!
ゴールドシュミット選手の初となる30盗塁達成となる32盗塁を記録したんです!
大台に乗せましたね!

2017年は155試合に出場しましたが、自己最多タイとなる36本塁打を放ちましたが、打率はまた3割に届かない.297となりました。
ゴールドシュミット選手の盗塁も18盗塁と前年より大幅に減らしてしまいました。

打率では2年連続で3割を達成出来ていませんが、本塁打は30本を超えており、2016年に関しては盗塁も多く記録できました。
なので、あまり心配する事は朝ないと思いますが、欲を言えば40本以上の本塁打を見せてもらいたいですね!

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ゴールドシュミットの特徴や記録は?

ゴールドシュミット選手は、走攻守が揃った万能選手ですがゴールドシュミット選手が守っているポジションは一塁なんです!
一塁を守っていることに不思議はないのですが、一塁手としては珍しい盗塁のできる一塁手となっているんです!

一般的に一塁手をやる選手は走塁力があまり評価されていない選手ですが、打撃に集中するために与えられるようなポジションなので、盗塁が2桁できると言うだけで凄いんです!

でも、盗塁数を見てゴールドシュミット選手は足が早いのだと思いますよね?
実は足はそんなに早くないんです
驚きですよね?

足が速くないならどうやって盗塁を決めるのか気になりますよね?
それは、投手の癖やリードの取り方、そして読みによって盗塁を決めていくんです!
観察眼が長けているんですね!

逆に足が速い選手でも盗塁が出来ない選手がいますが、それは速さだけを武器にして癖や読みなどを考えずに跳び出しているからであると考えられます。

でも、ゴールドシュミット選手のように投手を観察したり自分で配球を読んで見たりするのは誰もが練習したからといって身につくものではありません。

なので、才能があることに加えて勉強熱心であることが言えるんです!

これは、盗塁数にだけ影響しているのではなく、もちろん打撃にも好影響をもたらしています。
本塁打が多いことも、打率が高いことも、バットコントロールとパワーがある事は大事な事ですが、投手の配球を読める事がバッティングに影響する事は間違いありません。

これらを統合すると、ゴールドシュミット選手は投手の癖や配球を読む力に長けており、それを盗塁やバッティングの成績に繋げていると言うことになります!
ゴールドシュミット選手の最大の特徴と言えますね!

そんな優れた能力を持っているゴールドシュミット選手ですが、メジャー歴7年となっています。
この7年間でゴールドシュミット選手は所属するダイヤモンドバックスの球団記録をいくつか更新しているんです。
内容の濃い7年間だったんですね!

その球団記録となっているのは、シーズン118個の四球となっています。
それと同時に29個の故意四球も記録しているので、この年は四球だけで2つの球団記録を樹立しているんです!
凄いですね!

四球が多いと言う事は、それだけ恐れられた選手であると言うことと、選球眼の良さが挙げられますが、2つ目の球団記録となっている故意四球とはなんなのかわかりますか?

これは、相手投手が故意的に四球を与える行為であり、日本で敬遠と呼ばれているものなんです!
敬遠と聞くと馴染みがありますが、故意四球と聞いてしまうとあまりパッと来ないですね。

また、ゴールドシュミット選手が樹立した球団記録はもう1つあるんです!
それは出塁率なんです!

四球で球団記録を作ったのは2015年だったのですが、出塁率.435で球団記録を作ったのも2015年なんです!

つまり、2015年は四球が多かったことで高い出塁率にもなったと言うことなんです!
四球が全てだったんですね!

四球と言うのは自分で欲して得られる記録ではないので、相手投手あっての事であります。
しかし、四球が増えると言う事は、その選手の打撃が良い事が認められていると言う証です。
安打を打つことだけがチームへの貢献ではないので、これだけの四球数を稼ぐゴールドシュミット選手の貢献度は計り知れませんね!

まだこれから球団記録も達成する可能性を秘めているゴールドシュミット選手なので、今度は本塁打数や安打数で球団記録を達成してもらいたいですね!

ゴールドシュミットの一塁守備力は?

野球は投手を含めて9つのポジションがありますが、その中で一塁が1番簡単なポジションであります。
一般的には一塁手は足が遅く、長打力のある選手が打撃に専念する為に与えられるポジションであります。

ゴールドシュミット選手は正直一塁を守るようなタイプではありませんが、どれくらいの守備力を誇っているのでしょうか?

ゴールドシュミット選手のデビュー1年目は43試合しか出場していませんが、失策は0で22個の捕殺を記録しました。
さすがに出場数が少ないので凄いとは言えませんが、少ない出場数で一塁を守っていても失策をする選手は多くいるので、一塁手としては名手の兆しを感じさせてくれますね!

ゴールドシュミット選手の2年目は139試合とレギュラーを獲得しており、失策は7個記録してしまいました。
捕殺は65個と多くないですが、守備率は.995と高い数字を残しています。
やっぱり一塁手では有り余る能力がありますね!

3年目の2013年は159試合で失策数は僅かに5個となっています。
捕殺も99個と併殺は118個となっており、守備率は.997で初のゴールドグラブ賞を受賞しています!
随分早い段階での受賞となりましたね!

ゴールドシュミット選手の4年目は怪我もあり出場が109試合と少なかったので全ての数字が減少してしまっていますが、唯一失策だけは増やしてしまったんです。
その失策数は7となっており、守備率は.993となっています。
悪くなったと言っても.990以上を記録しているので守備のうまさは健在ですね!

ゴールドシュミット選手の2015年は失策数5で守備率は.997を記録しました。
捕殺は初の3桁となる123を記録しており、併殺も129と良い数字を記録して2度目のゴールドグラブ賞を受賞しました。
ゴールドシュミット選手にとって最高のシーズンとなりましたね!

ゴールドシュミット選手は2016年も157試合で失策4、116捕殺、127併殺、守備率.997の好成績を残しましたが、この年は残念ながらゴールドグラブ賞を受賞出来ませんでした。
ゴールドグラブ賞は数字だけで受賞になる訳ではないので、他に優秀な選手がきっといたんですね。

2017年は151試合で4失策、103捕殺、116併殺、守備率.997と前年とほぼ同じ成績となりました。
前年と同じような成績でしたが、この年は3度目のゴールドグラブ賞を受賞したんです!
7年で3回も受賞するとは凄いですね!
しかも1年目はレギュラーではなかったので実質6年と言うことになりますので、高い受賞率ですね!

ここまで7年間通算守備は、915試合一塁守備について失策が32個で守備率は.996となっています。
通算でこれだけ良い数字を残している選手はほとんどいません。
それだけ守備が上手と言うことなんですね!

ゴールドシュミット選手は元々から一塁手としてやっていたので他のポジションはあまり出来ないのかもしれないですが、守備が上手い選手を一塁に置いておくのは少し勿体無いように思えてしまいます。

でも、ゴールドシュミット選手はすでに30歳と言う年齢なので、これから他のポジションにコンバートなんで事は難しいと思います。

現役生活は残り10年程となってくると思いますが、こうなったらあと5回くらいはゴールドグラブ賞を受賞して守備でも名声を得て欲しいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にゴールドシュミット選手について簡単にまとめると

①ここまで本塁打王を1回獲得しているが、自己最多本塁打数は36本となっている。
怪我さえなければ30本以上打てる力があり、打点も100打点以上を記録する勝負強さがある。
②ゴールドシュミット選手は勉強熱心で、相手の癖や配球を読む力に長けている事が最大の特徴である。
チームでも四球で2つと出塁率で1つの球団記録を樹立している。
③一塁手は基本的に守備が下手な選手がやる事が多いが、ゴールドシュミット選手の通算守備率は.996とかなり高めである。
これまで3度もゴールドグラブ賞を受賞しており、一塁手としてはNo.1と言える。

ゴールドシュミット選手は一塁手には珍しく、盗塁を多く決めているんですね!
一塁手には走塁技術がない長距離打者が入ることが一般的なので盗塁1つ決めるだけで注目を集めていますが、ゴールドシュミット選手の実力はこんなものではありません。

本塁打でも自己最多は36本となっていますが、潜在能力的には40本以上打っていてもおかしくはありません。

ゴールドシュミット選手は現在30歳と年齢的に絶頂期である頃なので、2018年は40本塁打以上を期待しても良いかもしれません。

しかし、逆に怪我でもしてしまったら治りが悪くなってくる頃でもあります。
打者であれば膝や足首の怪我にはより注意が必要となってきます。

松井秀喜氏も怪我から調子を落としてしまったので、同じようにならないように注意して頑張ってもらいたいですね!

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