呉昇桓(オ・スンファン)の韓国時代は?NPB・MLB成績と記録や特徴も

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現在トロント・ブルージェイズで中継ぎとして活躍するNPBも経験した抑え投手と言えば?
『呉 昇桓(オ スンファン)』投手ですよね?

呉昇桓投手は豪速球が売りとなっておりますが、阪神タイガースにはもう1人豪速球を売りとしていた投手がいました。
それは、あなたもご存知の藤川球児投手です!

藤川投手は阪神時代に2度の最多セーブを獲得していますが、呉昇桓投手は2年間の在籍で2度の最多セーブを獲得しています。

通算セーブ数でも藤川投手を上回っている呉昇桓投手は藤川投手よりも上であると考えられます。

呉昇桓投手は藤川投手の抜けた穴を埋めていた投手として阪神ファンにも愛されていますが、韓国時代はどれくらいの成績を残していたのか気になりますよね?

また、呉昇桓投手のNPBの成績とMLBの成績も気になるところ。
韓国で活躍した投手が日本とアメリカでどれだけ活躍したのか見ていきたいと思います。

記録や特徴についても合わせて迫って見ましょう!

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呉昇桓(オ・スンファン)のプロフィール

呉昇桓(オ・スンファン)
出典:https://www.konest.com/
名前:呉 昇桓(オ スンファン)
出身地:韓国 井邑市
生年月日:1982年7月15日
身長:177cm
体重:93kg
プロ入り:2004年 2次ドラフト
デビュー:KBO 2005年4月3日
NPB:2014年3月29日
MLB:2016年4月3日

呉昇桓投手は3カ国を渡り歩いていますが、その何処の国でも開幕して直ぐに初登板を飾っているんです!

KBOとMLBでは初登板が同じ日であるなど、何処の国でも期待度が高く、直ぐに使ってみたくなる投手であるのだと思います。

身長的にはあまり高い方ではなく、投手として恵まれた身体であるとは言えません。
しかし、呉昇桓投手は鍛えあげられた体で大柄な投手よりも球威があるストレートを投げるんです!

球種も多くは投げないですがそれでも完全に抑えてしまう投球術はメジャーでも通用しているので、世界レベルの投手となっているので、これからも呉昇桓投手の活躍が期待されますね!

呉昇桓(オ・スンファン)の韓国時代は?

呉昇桓投手は韓国で9年間に渡って活躍してた投手です。
現在もメジャーリーグで活躍していますが、抑えとして韓国でどれだけの数字を残したのでしょうか?
1年目から見ていきたいと思います!

プロ初年度となったのは2005年でした。
大卒で入団となった呉昇桓投手は1年目から61試合に出場する活躍を見せました。
1年目から大活躍なんですね!

中継ぎで結果を残した呉昇桓投手はシーズン途中から抑えに任命されました。

すると10勝1敗16セーブを記録したんです!
ホールド数は11となっていますが、途中から抑えになっているのでホールド数は伸びなくても仕方がないですね!

この年、呉昇桓投手の防御率は1.18を記録しており、勝率.909はリーグ最高となっているんです!
中継ぎだったとしても2桁勝利は凄いですね!

2年目は開幕から抑えを任されると、63試合で4勝3敗47セーブをマークしたんです!
防御率も1.59を記録しているのですが、この年記録した47セーブは韓国球界のセーブ新記録だったんです!
2年目の投手が記録を更新するなんて、この時点でレベルが違ったんですね!

3年目も60試合で40セーブ、防御率1.40を記録して、4年目も57試合で39セーブ、防御率1.40となりました。
ここまで3年連続で35セーブ以上を達成している他、3年連続で最多セーブのタイトルを受賞しているんです!
呉昇桓投手は凄いですね!

5年目の2009年はWBCに出場していましたが、シーズンでは故障と不調もあり35試合で19セーブに終わってしまいました。
防御率も自己ワーストとなる4.83となっており、WBCで調整を急がされたことが影響していますね!

翌年2010年も怪我で手術を行うなどした為、16試合で4セーブに終わってしまう結果となってしまいました。
防御率でも4.50と安定感を欠いており、呉昇桓投手は疲れがで始めたのではないかと思います。

しかし、手術明けとなった2011年は再び開幕から好調を維持して54試合で自己最多タイの47セーブを挙げました。
4度目の最多セーブ獲得ですね!

この年は防御率でも自己最高の成績を残しており、その数字は0.63となっているんです!
日本の全盛期の藤川球児投手クラスですね!

2012年も50試合で37セーブを挙げて2年連続の最多セーブを獲得しています。
呉昇桓投手は完全復活と言えますね!

2013年は48試合で28セーブしか記録する事は出来ませんでしたが、これまで9年間で積み重ねたセーブ数は277セーブとなっています!

この数字は韓国の通算セーブ数で韓国記録となっており、現在も通算最多セーブ数の保持者なんです!
不調に苦しんだ2年間はありましたが、それ以外の年では安定感抜群の成績を残しており、敗戦数は僅かに13しかありません。

抑えは打たれれば直接敗けが付いてしまうので、これだけ敗戦数が少ないというのは驚異的であると言えると思います。

防御率も通算で1.69となっているので、日本のデニス・サファテ投手と同じくらいの活躍を見せていると言えますね!

パワー系の投手は抑えに向いていますが、抑えはメンタルがしっかりしていないと勤まらないポジションとなるので、メンタルもしっかりしていると思われる呉昇桓投手は、韓国一に相応しい抑え投手と言えるのだと思います。

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呉昇桓(オ・スンファン)のNPB・MLB成績は?

日本では阪神タイガースに2年間在籍していた呉昇桓投手ですが、その2年間連続で最多セーブを獲得しているんです!

その阪神タイガースでの細かい成績ですが、1年目の2014年は64試合に登板して2勝4敗39セーブを挙げました。
1年目から大活躍ですね!

この年の呉昇桓投手の防御率は1.76となっており、韓国球界にいた時と変わらない成績であったと言えるんです!
韓国と日本のレベルが近づいている事を表していますね!

イニング数は66イニングとなっており、奪三振数は81個となっています。
韓国球界でも80奪三振を超えたシーズンは3度だけとなっているので、むしろ韓国時代よりも良かったと言えるかもしれませんね!

1年目から大活躍した呉昇桓投手ですが、球種は大きく分けて3つしかないんです!
その球種はカーブとスライダーとストレートです。
実質ストレートはフォーシームとツーシームがあるのでそれだけで2種類と言えるのですが、ストレートと括りとしています。

呉昇桓投手が試合でよく投げるのはフォーシームとスライダーなので、ほぼ2種類で打者と勝負して好結果を残しているんです!
メジャーの絶対的守護神のキンブレル投手のようですね!

2年目の2015年は開幕当初は派手さがありませんでした。
試合で打ち込まれる場面も1年目よりも多くなってしまいましたが、63試合に出場することが出来ました。
2年連続で60試合以上の登板とは呉昇桓投手はかなりタフですね!

この年は2勝3敗41セーブとなっており、前年よりも打ち込まれる場面があった割には敗戦数は少なくなりましたね!

防御率は2.73と前年よりは大幅に落としてしまっていますが、それでも悪いと言える数字ではありませんね!

この年は投球イニングが69イニングとなっていますが、奪三振は66奪三振となっていました。
前年に比べると奪三振率は下がってしまいましたが、それでも満足できるくらいの数字は残せていると思います。

2016年と2017年の2年間はメジャーのカージナルスでプレーとなりました。
韓国と日本で活躍したので期待値も高かったのですが、開幕当初のポジションは中継ぎだったんです。
抑えがいたので仕方がないですね!

呉昇桓投手がシーズン途中から抑えを任されると、76試合で6勝3敗19セーブ14ホールド、防御率は1.92となったんです!
勝敗数やセーブ数などでは途中で配置転換されているので特筆した成績はありませんが、防御率では韓国と日本の時と変わらない数字を残しましたね!
呉昇桓投手は世界レベルの投手である事を証明しましたね!

翌年は開幕から抑えを任されていましたが、日本の時と同様に打ち込まれるケースが多くなりました。
この年は防御率も4.10と決して良いと言える数字ではありませんでした。
呉昇桓投手らしくないですね!

62試合に出場して1勝6敗20セーブ7ホールドだったので、敗戦数は多いですが、メジャーで20セーブを挙げたことは評価できると思います。

2018年はブルージェイズでのプレーとなっていますが、中継ぎでの登板となっています。
また抑えに戻れるように頑張ってもらいたいですね!

呉昇桓(オ・スンファン)の記録や特徴は?

呉昇桓投手は韓国時代に2度の韓国最多セーブを記録した他、通算の277セーブでも韓国歴代1位となっていますが、日韓で350セーブも達成しているんです!

日韓300セーブを達成したのは2014年の7月21日となっており、相手チームは巨人だったんです!
伝統の阪神対巨人戦での達成となったんですね!
阪神ファンからすると大盛り上がりの日となったに違いないですね!

次に呉昇桓投手が350セーブを記録したのは、2015年の8月12日となっています。
300セーブから約1年で350セーブ達成となりましたね。
優秀な抑え投手の証明ですね!

現在メジャーでも通算39セーブを記録しているので、生涯セーブ数は396セーブとなっています。
あと4セーブに迫った400セーブも達成間近となっていますが、呉昇桓投手の2018年は中継ぎスタートとなっています。
抑えに入れるかは今後の活躍と、現在の抑え投手が不調となる事が条件となると思いますが、自分の投球が出来れば呉昇桓投手ならば再び抑えをやれると思います。

ここまで抑えをやっていない年はないので、中継ぎで1年間投げた場合にどれくらいのホールドを挙げられるかは未知数ですが、1度見てみたい気もします。
呉昇桓投手なら40ホールドは行けそうですね!

高い奪三振率と、ここまで通算396セーブを挙げた原動力となったのは、呉昇桓投手の最大の特徴である直球です!

この直球は「石直球」と呼ばれています。
全盛期の藤川球児投手とはまた違うタイプの直球であると思いますが、ストレートでそこまで三振が奪えるのは凄いことだと思います!
一度生で見てみたいですね!

「石直球」を持つ呉昇桓投手ですが、元チームメイトからは石仏と呼ばれていたんです。
何故そう呼ばれていたかというと、どんな結果となっても表情を変えない事から石仏と呼ばれるようになったんです!

一般的にポーカーフェイスと呼ばれている事ですが、「仏」と言う言葉が付いているのは印象が良いので、呉昇桓投手も満更ではなかったのではないでしょうか?

また、現在は改善されたのかもしれないですが、投球の際はインステップでやっているのですが、その反動で腕が横へ振られてしまう傾向にあったんです!
これは特徴と言うよりは癖といった方が正しいのかもしれませんが、腕が横へ触れてしまう為、四球で走者を背負って逆転負けに繋がってしまうこともあったんです。
無駄な走者と言えますね。

これを改善するために当時の投手コーチからは投球フォームの改善が求められていましたが、呉昇桓投手はこのフォームで長年結果を出してきた投手です。
なので、日本の投手コーチに言われたからといって簡単にフォームを変更するとは思えません。

変更したか、してないかはわかりませんが、どちらにしても今が良ければそれで良いと思います。

恐らく生涯メジャーで!と考えていると思うので、メジャーで言われたことは率直に従うと思いますが、今の呉昇桓投手には改善点は見当たらないと思います。

しかし、呉昇桓投手の最大の武器である直球のキレが落ちてしまった時、その時は引退の時なのかもしれません。
引退のその時まで、呉昇桓の力となれるように応援していきましょう!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後に呉昇桓(オ・スンファン)投手について簡単にまとめると

①韓国時代に9年間在籍していたが、5回最多セーブを獲得している。
怪我で苦しんでいた2年以外は安定の活躍を見せていた。
②日本とメジャーそれぞれ2年間ずつ在籍しており、どちらも抑えとして活躍を見せた。
現在メジャー3年目を迎えているが、中継ぎとしてスタートしているので、セーブ数はほとんどない。
③日本の2年間で日韓通算300セーブと350セーブを達成している。
現在通算396セーブを挙げてはいるので、次は通算400セーブが視野に入っている。
石直球を武器として高い奪三振率が特徴である。

呉昇桓投手は35歳になっても衰えることのない球威で打者を圧倒しています。
韓国の選手が平均なん歳くらいまで現役を続けているのかわかりませんが、少なくても40歳位までは現役を続けられると思うのでもう少しは頑張ってもらいたい所です!

しかし、これから怪我で投げられなくなることが出てくると思います。
若い時と違って小さな怪我でも完治が遅くなってくるので、その時は本人も辛い思いをしてしまうかもしれません。

でも、日本でも松坂投手が頑張っている姿を見せてくれているので、怪我に苦しんでも再びマウンドに戻ってきてくれる事を信じたいですね!

現在は中継ぎなので呉昇桓投手的にはあまり張り合いがないかもしれません。
抑えを長年続けている選手というのはセーブ数にも強いこだわりを持っていることが多いので、中継ぎではセーブを挙げる機会が少ないので、メンタル的に滅入ってしまうかもしれません。

それでもファンは呉昇桓の登板を待ち望んでいるので、挫けずに頑張ってもらいたいですね!

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