ライアン・ブラウンの打撃成績は?ドーピングや表彰記録と守備力や年俸も

ミルウォーキー・ブルワーズで色々な問題を起こしながらもチームの主力として活躍してきた外野手と言えば?
『ライアン・ブラウン』選手ですよね!

ブラウン選手の打撃はスター選手と呼ばれていてもおかしくないくらいの数字を残していました。
しかし、現在スターと呼ばれている選手の中にブラウン選手はいません。

どれだけの打撃成績を残してきているのかは当然きになると思います。
その打撃について見ていきたいと思うのですが、どうしてスター選手になれないのかも気になりますよね?

それは、ドーピング疑惑があったからなんです!
その気になるドーピングについても表彰記録と一緒に見ていきたいと思います!

長く野球選手をやっていれば色々なことが起こると思いますが、やってはいけないことをやってしまったようなので、その事実に迫っていきたいと思います!

また、ライアン・ブラウン選手の守備力や年俸についても迫っていきましょう。

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ライアン・ブラウンのプロフィール

ライアン・ブラウン
出典:https://www.baseballamerica.com/
名前:ライアン・ブラウン
出身地:アメリカ合衆国 カルフォルニア州
生年月日:1983年11月17日
身長:188cm
体重:93kg
プロ入り:2005年 ドラフト1位
デビュー:2007年5月25日

ブラウン選手はドラフト1位指名で入団となっていますが、この年日本ではどんな選手が入団していたのでしょうか?

この年に入団していたらもう引退しているか、チームの中心選手となっている頃だと思います。

この年指名を受けた選手で一番活躍している選手と言えば、元オリックスの平野佳寿投手です!
平野投手は現在メジャーで中継ぎ投手として飛躍を見せていますね!

野手ではソフトバンクの松田宣浩選手ですね!
松田選手はホークスの顔として現在も主力選手として奮闘しています。

その他、T-岡田選手もこの年に指名入団した選手です!
今やチームの顔となった選手が多くいますが、これからも安定した成績を残して欲しいですね!

ライアン・ブラウンの打撃成績は?

ブラウン選手はメジャーで11年間プレーして通算302本の本塁打を打ちました。
多くの本塁打を打ちましたが、シーズン別ではどうでしょうか?

1年目は2007年となっていますが、この年は113試合に出場しました。
1年目としては多いですが、不動のレギュラーではない試合数となっています。
だからと言って悪い数字ではないので、1年目では誇れる試合数と言えますね!

でも、ブラウン選手の誇れるのは試合数だけではないんです!
この年は本塁打の数が34本となっているんです!
1年目であると言う事、そして113試合にしか出場していないと言う事を考えると驚異的な数字であると言えますね!

2007年のその他の成績では、146安打、97打点、15盗塁、打率.324となっていたした。
全てにおいて素晴らしい数字を残しているブラウン選手ですね!

2年目も期待は大きくなると思いますが、151試合で37本塁打を打つ活躍を見せているんです!
前年程の勢いは無くなりましたが、それでも充分な成績と言えますね!

この年は、174安打、106打点、14盗塁、打率.285となりました。
打率こそ3割を切ってしまいましたが、その他の成績では文句なしの数字と言えますね!
ブラウン選手、見事に2年目も活躍しましたね!

3年目の2009年は158試合に出場して203安打を放ちました。
本塁打は32本とやや少なくなってしまいましたが、打点は114打点とブラウン選手の自己最高の数字を残しました!
勝負強さも備わっていますね!

この年は盗塁数は20個を記録しており、打率は.320となりました。
年々成績を向上させているブラウン選手!
他球団のマークなんて関係ない!って感じですね!

2010年も157試合に出場して188安打、103打点、14盗塁、打率.304となりました。
全て満足のいく数字でしたが、本塁打は自己最少となる25本塁打となってしまったんです。
本塁打は少なくなってしまいましたが、その他では抜群の数字を残しているのでバランスが取れて良かったかもしれませんね!

2011年は150試合に出場して187安打、打率.332を記録しました!
かなりの高打率となりましたが、本塁打でも33本を記録して、盗塁も自己最高となる33盗塁をマークしているんです!
打点でも111打点と結果を残しており、もう手が付けられない選手となってきましたね。

2012年も154試合に出場して、191安打、41本塁打、112打点、30盗塁、打率.319となりました。
2年連続で3割30盗塁は記録しましたね!

この年に関してはトリプルスリーも達成しているブラウン選手。
凄い活躍となりましたね!

2013年は61試合の出場となってしまい、本塁打数も9本に終わってしまいました。
安打数は67安打で打率.298となりましたが、これまでの成績からすると全く存在感を示せなかったと言えますね。

2014年は135試合に出場していますが、本塁打数は19本となってしまいました。
安打数は141安打を打っていますが、打率は.266となっていたんです。
2012年までとは全く別人のように見えてしまいますね。

盗塁数は2年ぶりに2桁となる11盗塁を記録しましたが、盗塁でももう30盗塁近くを記録することも出来なくなっています。
もう一般的な選手になってしまいましたね。

2015年は140試合で144安打、25本塁打、84打点、24盗塁、打率.285となりました。
徐々にらしさを取りと戻してきましたね!

2016年は135試合で156安打、30本塁打、91打点、16盗塁、打率.305となっています!
2012年の時ほどではありませんが、全盛期に近い数字は残しています。
盗塁も年齢的に2桁盗塁を挙げているだけでも評価に値すると思います!
30歳を過ぎると一気に身体にガタがきてしまうと言われているので、その中で2桁盗塁が出来ているのは凄いことですね!

2017年は104試合の出場で17本塁打となってしまいました。
前年に比べると約半分程となってしまっただけではなく、打率も.268と低くなってしまったんです。
ブラウン選手にとって不本意な年となってしまいましたね。

でも、この年の盗塁数は12個を記録していました。
メジャー生活11年の内、2桁盗塁を達成できなかったのは2013年の一度限りとなっています。
俊足を売りにしている選手でもそれは難しいことなので、長距離打者としてここまでの成績を残すのは素晴らしいとしか言えませんね!

302本の本塁打で193個の盗塁を決めているので、足も使える選手として重宝されてきました。
これからベテランの域となってきてから成績にどう影響してくるかはわかりませんが、引退のその時まで、全力疾走を見せて欲しいですね!

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ライアン・ブラウンのドーピングや表彰記録について

ブラウン選手はメジャーデビューの年から凄い活躍を見せてくれていました。
2010年も2011年も凄い活躍でした!

しかし、2011年の10月下旬に行われたドーピング検査でテストステロンの陽性反応が出てしまったんです。
スター選手のドーピングは世間を騒がせることになりそうですね。

でも、このテストステロンは主に男性ホルモンの分泌を行うものとされており、薄毛対策などに充てられることの多い成分となっているんです。
しかし、メジャーでは違反薬物となっているので、その他にも影響があるから禁止されているのだと思いますが・・・。

しかし、2012年の2月23日に、採取された尿の管理体制に不備があったという講義が認められたので、ブラウン選手は出場停止処分を免れる事が出来たんです!
難を逃れましたね!

でも、事はまだ終わらないんです。
2013年の1月にバイオジェネシス・スキャンダルが発覚したんです!
これはメジャーリーガーやプロボクサーなど多くのプロ選手が禁止薬物を購入していたと言うスキャンダルの事なんです!
一気に大勢の選手が薬物で出場停止処分となった事件ですね!

この時ブラウン選手も65試合の出場停止処分となったのですが、当時ヤンキースに在籍していたアレックス店ロドリゲス選手は211試合の出場停止処分が科されているんです!
驚きの停止試合数となっていますね!

それを考えると65試合で済んだブラウン選手はまだ良かった方と言えるのですが、ブラウン選手は抗議したんです!
薬物を貰ったのではなく、相談をしに行っただけだ!と抗議したのですが、その相手が医師免許を持たないものだったこともあって、逆に疑惑を強めるものとなってしまったんです。
言い訳がうまくいかなかったんですね。

この後、ロドリゲス選手やブラウン選手たちの名前が載ったメモが発見され、そのメモに支払った代金と思われる記述があった事が判明したんです!
これは言い逃れが出来ないですね。

ブラウン選手とこれには観念して、これまで禁止薬物購入を否定してきていましたが、非を認めて謝罪したんです。
こんな事なら最初から認めて謝罪した方がファン達に対してのイメージは良かったかもしれませんね。

このシーズンの残り試合であった65試合がそのまま出場停止となったのですが、薬物を使用していたとされる2011年にブラウン選手はMVPを獲得していました。
この事に異議を唱えたのが、現在ドジャースで活躍するマット・ケンプ選手だったんです!
どうして異議を行ったのでしょうか?

それは、2011年のMVPの投票で1位だったのはブラウン選手でしたが、2位だったのがケンプ選手だったからなんです!
なので、2011年のMVPは自分だ!と主張をしたんですね!
日本ではあまりない事態ですね!

結果的にブラウン選手が2011年のMVPを剥奪される事はありませんでしたが、もしかするとケンプ選手以外にも不満を持っていた人はいたかもしれませんね!

現在では薬物使用はしていないと思います。
仮に薬物を使用しているのであれば、もっと良い成績を残しているはずなので、成績が薬物使用をしていない証明になるかもしれませんね!

これまで薬物のお陰で全ての活躍があったわけではありません。
薬物を使用するだけでブラウン選手のような成績を残せるのであれば、みんな隠れて使ってしまうと思います。
薬物はあくまで補助としての役割しかないので、全くバットに当たらない選手が使っても効果は得られません。
当たり前のことですね!

ブラウン選手がここまでの活躍が出来たのは薬物も少しはあったかもしれませんが、一番はブラウン選手が頑張ってきたからだと思います!

そこで、ブラウン選手がこれまで獲得した賞や記録についても見ていきたいと思います!

2011年は先程申したように、MVPを獲得しています!
しかし、それより前となる2007年には新人王を獲得しているんです!
1年目から34本塁打を放ったので当然結果ですね!

2007年の7月、そして2008年の7月には月間MVPを獲得したしています。
これを見ると、夏場に強い選手であるようですね!

その他、2008年から2012年までの5年連続でシルバースラッガー賞を受賞しているんです!
5年連続なんて凄すぎますね!

2012年には打撃タイトル初となる本塁打王を獲得しているのですが、これまで11年間のメジャー生活で達成したトリプルスリーは2回となっているんです!
2回の達成なんてレベルが違いますね!

ブラウザ選手は2011年と2012年の2年連続で達成しているのですが、日本で2度の達成、2年連続の達成は過去にも1人しかおらず、それはあなたもご存知の通り、ヤクルトスワローズの山田哲人選手のみとなっているんです!
ブラウン選手も凄いですが、山田選手もメジャーリーガーに並ぶなんて凄すぎますね!

ブラウン選手は3度目の達成は難しいと思われます。
でも、全力でプレーしていれば最後にもう一度何かの賞が獲得出来るかもしれません。
最後にもう一踏ん張り見せてもらいたいですね!

ライアン・ブラウンの守備力や年俸は?

ブラウン選手は現在外野手としてプレーしていますが、メジャー1年目は三塁手としてプレーしていたんです!
意外ですよね!

その三塁守備では112試合に出場して26失策を記録してしまいました。
守備率は.895とかなり低くなっていました。
三塁手としての適正がなかったとも言えますが、三塁は強い球が飛んでくることが多いので失策に繋がりやすいです。
なので失策が多くなったとも考えられます。
多くの失策を記録した年となりましたが、この数でリーグワースト1位とはなっていないので不思議ですね。

2年目からは外野手となっており、左翼手での出場となりました!
この年は149試合に出場しており、記録した失策数は0となっているんです!
エラーが0なんて凄いですね!

守備率は当然1.000となっているのですが、外野手というのは無理をしなければエラーはしません。
積極的に獲りに行っていれば1つくらい失策は記録してしまうと思いますが、1つも失策がないということは、逆に消極的な守備であった事を証明しているのかもしれませんね。

3年目も左翼手で158試合に出場しました。
失策数は2つとなっており、やっと積極さが見えてきましたね!

この年の守備率は.994となっており、率的にはかなり優秀な数字であったと言えると思います。
しかし、これでゴールドグラブ賞を獲得出来ていないということは、積極さに欠けてグラブ捌きはあまり良くなかったということになりますね。

メジャーにはゴールドグラブ賞受賞資格者は多くいます。
この賞は投票で決まるので数字で現れない所が受賞の決め手となると思います。
ブラウン選手はこの先もゴールドグラブ賞受賞していません。
打線1本で活躍していく事を誓っているのかもしれませんね!

2010年の失策数は3つ、2011年の失策数は1つとなっています。
守備率はそれぞれ.990と.996となっています。
ここまで捕殺は全てが1桁となっています。
少ないですね。

捕殺は肩が強くないと記録するのは難しいです。
もしかするとブラウン選手は肩はあまり強くないのかもしれませんね!

でも、迎えた2016年は初めて12捕殺を記録しているんです!
この年の失策数は3つとなっていますが、捕殺2桁は評価出来るのではないでしょうか?

代わりに刺殺は減ってしまいましたが、捕殺の方がファンが見ていて気持ち良いですよね!
もっと多くの捕殺を記録して欲しいですね!

守備ではあまり目立つ事が出来ていないブラウン選手ですが、打撃ではこれまで目立つ活躍をしてきました。
そんな選手の年俸って気になりませんか?

ドーピングがどんな影響を及ぼしているのでしょうか?
ブラウン選手には気になることが満載ですね!

現在、2016年から複数年契約をしているので、2016年からは22億円となっています。
2018年も同じ年俸なのですが、気になるのはドーピングが発覚した2011年から2013年の間ですよね?

その前から見ていくと、2010年の年俸は1億4000万円程となっていました。
1回目にドーピング検査に引っかかったのは2011年のオフでした。
なので、2011年の年俸には影響がなく4億7000万円となったんです!
ここまでの活躍からすると上がり幅が小さいですね。

気になる2012年の年俸は、6億6000万円となっているんです!
この時はドーピング検査には陽性反応が出たブラウン選手。
異議の結果管理体制が良くなかったと言うことが認められたので、ブラウン選手のドーピング陽性反応は流されてしまいました。
なので、年俸には影響がなかったと言えますね!

2013年は禁止薬物購入を認めたブラウン選手。
この年はさすがに年俸に影響していると思いますよね?

しかし、実は影響していないんです。
2013年の年俸は10億5000万円となっていましたが、2014年は11億円となっているんです!
大幅に上がっている事はありませんが、普通なら減俸も考えられると思いますが、それをしていないという事は、球団側は禁止薬物についてはあまり深く考えていなかった可能性もありますね!

今は薬物なんて使用していないので、堂々と高い年俸を貰うことができます!
また活躍を見せて来ているので、複数年契約が終わっても安定した年俸がもらえる事を願いたいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にライアン・ブラウン選手について簡単にまとめると

①通算302本の本塁打を売っており、通算打率も.302となっている。
自己最多本塁打41本を記録しているなど、長距離打者として活躍していた。
②2013年の1月に違法薬物を購入したことが発覚して、最初は否定していたが後に認めて謝罪した。
ドーピングを使用していた時に数多くの賞を受賞しているが、取り消しとはなっていない。
③レフトの守備は下手という訳ではないが、ゴールドグラブ賞は受賞したことはない。
2018年は複数年契約が残っていたので、年俸は22億円となっている。
ドーピングが発覚した時も年俸は下がることはなく上がっている。

ブラウン選手は凄いスター選手でしたが、ドーピングによって調子を落としてしまう結果となってしまいました。

こうなってくると禁止薬物使用によってこれまでの成績が出ていたと思われても仕方がありません。

でも、2016年には薬物なして30本塁打を達成しています!
薬の力に頼らなくてもブラウン選手程の方であればスター選手となれた事は間違いないと思います。

薬によって地位と名声を失ってしまいましたが、まだ現役を引退した訳ではないので、残りの現役生活を充実させる為にももうひと頑張り見せてもらいたい所であります!

近年はベテラン選手には付き物の怪我もあると思いますが、まだ腐るには早過ぎます。
怪我と闘う事が一番大変だと思いますが、頑張るブラウン選手を見て我々も頑張って行きたいですね!

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