ロレンゾ・ケインの気になる打撃成績は?経歴や年俸と特徴や守備力についても

ミルウォーキー・ブルワーズで俊足巧打で活躍している元ロイヤルズの外野手と言えば?
『ロレンゾ・ケイン』選手ですよね!

ケイン選手が付けている背番号は2011年から6番となっています。
日本で6番と言えば、阪神の金本監督が代表的ですよね!

監督は基本的に70番代が80番代を付けることが多いですが、たまに1桁番号を付ける監督がいます。
以前はオリックスの監督をしていたコリンズ前監督も背番号1番を付けていました。

今はロッテの井口監督も6番を付けていますが、井口監督の場合は相応しい選手がいれば譲ると言っているので良いですが、監督が良い番号を付けるのは如何なものかと思ってしまいます。

ケイン選手は同じ6番でも選手であるので関係ありません。
そんなケイン選手のこれまでの打撃成績って気になりませんか?

また、経歴や年俸、特徴や守備力についても調べてみました!
日本での知名度は低い選手ですが、活躍している選手なので詳しく迫っていきましょう!

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ロレンゾ・ケインのプロフィール

ロレンゾ・ケイン
出典:https://news.biglobe.ne.jp/
名前:ロレンゾ・ケイン
出身地:アメリカ合衆国 ジョージア州
生年月日:1986年4月13日
身長:188cm
体重:93kg
プロ入り:2004年 ドラフト17位
デビュー:2010年7月16日

ロレンゾ・ケイン選手と聴くとケイン・コスギさんを思い出しませんか?
ケイン・コスギさんと言えばアメリカ人の父親と中国人の母親を持つハーフさんです。

母親は中国人と日本人のハーフなので、ケインコスギさんも日本語を話すことは出来ます。
普段は英語を使っている様ですが、ケイン・コスギさんは日本の名前も持っていることをご存知ですか?

その名前は小杉健と言うんです!
本名はケイン・タケシ・コスギとなっているので、日本名ではケインという名前がなくなってしまっているんですね!

SASUKEで一躍人気となり、日本の俳優として更に有名になりましたが、現在は日本での活動はほとんど行っておりません。
母国であるアメリカに帰って俳優業を楽しんでいる様です。

日本で最後に出演した映画はテラフォーマーズとなっており、この作品でゴッド・リー役として出演しているので、テラフォーマーズを見てみるのも面白いかもしれませんね!

ロレンゾ・ケインの打撃成績は?

ケイン選手はメジャーで8年間プレーしてきました。
この8年間で放った本塁打の数は57本となっており、1年10本にも満たない数字である事になるんです!

でも、そもそもケイン選手はホームランバッターではありません。
なので、本塁打が打てないからと言って悪いわけではないんです!
ケイン選手のタイプは俊足巧打となっており、打率と盗塁で稼ぐ選手なんです!
そんな選手に本塁打を求めるのはちょっと違いますね。

ケイン選手がメジャー1年目となったの2010年でした。
この年は43試合に出場して45安打を放ったんです!
打率も.306となっており、出場数は多くないですが、少ないチャンスはものに出来たと言えるのではないでしょうか!

この年のその他の成績は、1本塁打、13打点、7盗塁となっていました。
打率以外ではパッとしませんが、俊足を売りとしている選手はこんなものであると思いますね!

少ないチャンスで結果を出した1年目でしたが、2年目の出場は僅か6試合となってしまったんです。
6試合で打った安打の数は6安打となっており、1試合に1本は打っていた事になります。
それでも少な過ぎますね。

この年は盗塁を決めることも出来ておらず、1年目の勢いを感じることなく終える形となってしまったんですね。

3年目の2012年は61試合と出場数を大きく増やしました!
でも、安打数は59安打となっており、打率は.266に終わってしまったんです。
自慢の巧打力が披露できませんでしたね。

この年は初の2桁となる10盗塁を記録しました。
本塁打でも7本塁打を決めており、俊足とパンチ力を見せた年となりましたね!

あとはレギュラーを獲得するだけ!となった2013年ですが、出場数は115試合となりました。
初めて100試合以上に出場していますが、まだレギュラーではなく、準レギュラーと言えそうですね。

2013年のこの年の成績は、100安打で打率.251、4本塁打、14盗塁となりました。
この年は準レギュラーとして多くの試合に出場しましたが、全てが中途半端な成績で終わってしまいましたね。

挽回したい2014年、この年は133試合に出場して142安打を放ちました。
打率は.301となっており、規定打席到達で初めて打率3割を記録しましたね!

自慢の俊足で決めた盗塁数は28個となっており、前年の倍に増やす活躍をして見せたんです!
花開くのが少し遅かったですね。

2015年は140試合の出場で169安打を打ちました。
安打を量産して築いた打率は.307となりました!
前年を上回る打率を記録して、更には本塁打も例年を大きく越える16本塁打を放ったんです!
遂にパンチ力も目覚めましたね!

盗塁数は28盗塁と前年と同じでしたが、全体的にバランスの取れたバッティングが出来るようになってきました。
あとはもう少し全体的に成績を向上させることができれば、もう手が付けられないスター選手となれそうですね!

でも2016年の出場数は103試合と減らしてしまいました。
この年は114安打を打ちましたが、打率は.287と3年連続の打率3割を記録できなかったんです。
残念でしたね。

パンチ力では9本塁打を放っているので健在のようでしたが、盗塁数も14個と減らしてしまっていることから、全てのレベルを上げる難しさが伝わってくるようですね。

しかし2017年は復活を遂げており、155試合で175安打、15本塁打、26盗塁、打率.300を記録しているんです!
リードオフマンとしてであれば、立派な成績と言えますね!

人間は欲深い生き物ですが、欲を持つことで良い時と悪い時があります。
一般的にスポーツはもっと上を!と目指していく事で成績は向上していくものですが、ケイン選手の場合はあまり欲を言わない方が良いのかもしれません。

今現状の成績でも充分な数字と言えるので、もっと良い数字を!と言うよりは、安定して今の成績を維持してもらいたいと言う感じですね!

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ロレンゾ・ケインの経歴や年俸は?

ケイン選手は幼少期の頃から野球をやっていたと思いますが、子供の頃は本格的にはやっていなかったんです!

野球を本格的に始めたのは高校2年生になってからでした。
高校2年で始めた事になるので、高卒時のドラフトでは指名される事はありませんでした。
もしここで指名されていたら逆に驚きですね!

高校卒業後はタラハシー・コミュニティカレッジに進学しました。
この学校でも野球を続けており、遂に2004年にドラフト17位ではありましたが、ブルワーズから指名を受けたんです。
野球歴僅か数年でプロ入りなんてレベルが違うようですね。

ブルワーズ入団後は長い下積み時代を過ごして、2010年の7月のブレーブス戦でやっとメジャー初出場を成し遂げたんです!
かなり遅いデビューでしたね。

でも、その年のオフにはロイヤルズへとトレードとなってしまったんです。
レギュラーではなかったケイン選手としてはトレードで移籍した方が出場機会が得られて良かったのかもしれませんね!

2012年の1月には正中堅手であったメルキー・カブレラ選手が移籍してしまった為、ケイン選手にレギュラー獲得の大チャンスが訪れたんです!
願ってもないチャンスをモノにしたいですね!

でも、結果はレギュラー獲得はならなかったんです。
翌年には準レギュラーとなっていますが、空いた穴を埋める事は出来なかったんですね。

現在はロイヤルズのレギュラーとして活躍しているケイン選手ですが、チームの主力となった今、どれだけの年俸をもらっているのか気になりますよね?

メジャーでは10億円超えは当たり前ですが、ケイン選手は特筆した成績は残せていません。
バランスで言えば天下一品と言えると思いますが、バランス型の選手でどれくらい年俸は上がっていくのでしょうか?

気になる2018年のケイン選手の年俸は!
1300万円ドルだったんです!
日本円に換算すると約14億5000万円程であると思います。
充分な年俸をもらっているようですね!

バランス型のケイン選手ですが、実は年俸も安定した年俸となっているんです!
それはなぜかと言うと・・・。
2018年から5年契約を結んでいるからなんです!
複数年契約は海外選手のほとんどが求める最高の契約ですね!

しかも、ケイン選手が結んでいる契約内容は総額8000万ドルで、トレード拒否権も付いていると言うのだから超VIP待遇と言えますね!

2018年の年俸は14億5000万円程ですが、それから毎年100万ドルずつ上がっていきます。
なので、5年後の2022年には約19億円となるのですが、それだと総金額が合わない!って思いますよね?

ここまで5年間で支払われる年俸は5年間で7500万ドルとなっています。
総額8000万ドルで契約したのに5年で7500万ドルっておかしいって思いますよね?

これには特別な契約内容が盛り込まれていたんです!
それは、5年契約が終わった2023年から5年間は毎年100万ドルが支払われると言う事なんです!
2023年から2027年までは約1000万円くらいは毎年確保できると言う事なんですね!

2023年にはケイン選手は37歳となっています。
もうその頃には新たに契約してくれる球団がなく、引退となってしまうと言うことまでケイン選手は考えているのかもしれません。

もしもそこで引退となったとしても41歳までは毎年1000万円が入ってくるのであれば安泰です。
そこまでできるケイン選手はかなりの堅実派と言えるのかもしれませんね!

まだ5年契約は始まったばかりですが、2023年には再び契約してもらえるように今から頑張りを見せてもらいたいですね!

ロレンゾ・ケインの特徴や守備力は?

ケイン選手は走れて守備も上手い選手として知られています。
しかし、盗塁数はレギュラーとして規定打席に到達して30盗塁には届きません。
ずば抜けている訳ではないんですね!

自己最多となる28盗塁を決めた2014年ではリーグ8位の盗塁数となりましたが、特別な盗塁が上手な選手とは思われないと思います。
20盗塁を超えていれば凄いのですが、やっぱりファンとして上を目指してもらいたいと言う気持ちはありますね。

でも、ケイン選手の特徴して盗塁の出来る選手と言うには何か物足りないものがあるのではないでしょうか!

かと言って、ケイン選手はホームランバッターでもないので、年間で打てる本塁打は10本前後です。
そうなってくると長打も打てる選手ではないと言う事になります。
ならば一体どんな選手と言えるのでしょうか?

それは、走攻守バランスの取れた万能プレーヤーであると言えるんです!
ケイン選手はこれが特別群を抜いて素晴らしいと言う成績がない代わりに、打率、本塁打、盗塁、打点など全てである程度の成績を残してきています。
簡単そうでもそれは実はすごく難しいことなんですね!

トリプルスリーを狙えるような選手であることが一番のバランス型と言えるのだと思いますが、メジャーでもトリプルスリーは滅多にお目にかかれません。
パワーもあって巧打力もあって走塁技術もあるなんて選手はそうはいないですね!

打撃ではバランスのとれた選手という事ですが、守備も上手いと評判です。
その守備がどれくらいのものなのか、見ていきたいと思いますが、あくまで数字上でしか見ることができません。
なので、上手なのか下手なのかと言うことを断定する事は出来ないので、憶測で見ることになります。
真実を確かめるには中継を見るしかないですね!

ケイン選手が守る守備位置は主に中堅手となっています。
右翼手としても少し出場する事はありますが、右翼手として出場したのは通算でも157試合しかありません。
通算で157試合だと1年あたりにするとかなり少ないと言うことになりますね!

右翼手として一番出場したのは2014年の77試合となっていました。
この年右翼手として記録した失策数はわずかに1つとなっています。
失策が1つと言うのは素晴らしい結果と言えますが、併殺は1つも決めていないんです。
右翼手として併殺を決めるのは難しいですが、肩はあまり強い方ではないのかもしれませんね。

右翼手としての通算失策数は3つとなっており、守備率は.988と高い数字を残しています。
しかし、捕殺や刺殺も少ないことからあまり目立つ守備をしていなかったと言えると思います。

右翼手では目立っていなくても、本職である中堅手では目立っていたかもしれません。
中堅手としての通算出場数は634試合と多くの試合に出場しています。
通算失策数は20個となっており、守備率は.984となっていました。
この数字だけでは決して悪いとは言えませんね!

中堅手として記録した併殺は通算で8個しかありませんでした。
右翼手としては0だったので、それに比べたら良いですが、やはりケイン選手は肩は強くないと言うことがはっきりしたようですね。

外野手は失策数というのはあまり多くはなりません。
通常1桁失策で終わるのですが、2015年のケイン選手は10失策を記録してしまっているんです。
かなり多い数字と言えますね。

失策が多いから守備が下手であるとは言い切れません。
メジャーではケイン選手の守備は良い方であると言われているようなので、失策が多くても積極的な守備を披露しているのだと思います。

ゴールドグラブ賞は獲得していませんが、これから獲得できるように奮闘してもらいたいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にロレンゾ・ケイン選手について簡単にまとめると

①ここまで通算756試合で、810安打、57本塁打、127盗塁、打率.290となっている。
何かが特別良い訳ではないが、バランスの取れた打者であると言うことが言える。
②野球を本格的には始めたのは高校2年生なってからであったが、それから数年後にはプロ入りとなった。
2018年の年俸は14億5000万円となっているが、変則複数年契約なのでこれからまだ上がる。
③走攻守でバランスの取れた万能プレーヤーと言うのが最大の特徴である。
守備でもゴールドグラブ賞は獲得していないが、ある程度の良い数字は残している。

ケイン選手は32歳となりました。
イチロー選手のようなずば抜けた身体能力を持つ選手は別として、一般的に30歳を過ぎてくると年々盗塁数は減少していきます。
それは、メジャーでも例外はありません。

メジャーリーグにはイチロー選手よりも身体能力の高い選手と言うのはいると思いますが、それでも40歳近くなると盗塁が決められなくなる事になって行きます。

ケイン選手も身体能力は高いと思いますが、正直イチロー選手の足元にも及ばないと思います。
イチロー選手は事実上の引退なんて事が言われていますが、選手復帰をすればまた見せてくれそうなのがイチロー選手です。

ケイン選手はまだそんなレベルには達していませんが、これから経験を積んでいく事でまだ40歳で2桁盗塁と言うのは実現可能であると思います。

人間は歳には勝てませんが、ある程度老いを食い止める事は出来ると思うので、ケイン選手には最後まで俊足選手として頑張ってもらいたいですね!

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