内藤哲也は言葉の魔術師!?なぜベルトを破壊?ロスインゴのメンバー仲も

ロレス大賞(MVP)を2016年・2017年と2年連続で受賞している選手といったら

『内藤 哲也(ないとう てつや)』選手ですね!

2018年もプロレス界で、もっとも注目されている選手です。

「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と大合唱がしたくて、プロレス会場に足を運ぶファンは多いのではないでしょうか?
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」は内藤選手が率いるユニット名、スペイン語で「日本の制御不能な奴ら」という意味だそうです。

今回は、そんな内藤哲也選手の制御不能ぶりに迫っていきたいと思います。

そこには内藤選手の魅力の理由やおもしろいことが…!

またユニット(ロスインゴ)内のレスラー同士の仲はどうなのかも調べてみました。

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内藤哲也のプロフィール

内藤哲也
出典:https://pro-wrestling365.com/
名前(リングネーム):内藤 哲也(ないとう てつや)
本名:内藤 哲也(ないとう てつや)
ニックネーム:制御不能なカリスマ、スターダスト☆ジーニアス
生年月日:1982年6月22日
出身地:東京都足立区
身長:180cm
体重:102kg
デビュー:2006年5月27日
得意技:デスティーノ、スターダストプレス

藤選手は父親が新日本プロレス好きで、その影響もあり小さい頃からプロレスは見ていたそうです。
そして中学生の時、初めて自分でチケットを買って見にいったのが、1997年6月5日、日本武道館大会!
このとき「プロレスラーになる!」と決意

ここで内藤選手が中学3年生のときに立てた3つの目標を挙げます。
(新日本プロレスオフィシャルウェブサイト内の内藤選手の日記より)

  • 新日本プロレスのレスラーになること
  • 当時好きだった武藤敬司選手が29才でIWGPヘビー級チャンピオンになったので、20代のうちにIWGPヘビー級チャンピオンになる
  • 東京ドーム大会のメインイベントに立つ

IWGPヘビー級チャンピオンになったのが、33才で少々異なりますが、この3つの目標は達成されたと言ってもいいですよね!
中学生ぐらいの時、「将来の夢」皆さんあったと思いますが、それを叶えた人はほとんどいないのでは?
やっぱり内藤哲也はスゴイ!

内藤哲也は言葉の魔術師!? 「トランキーロ!」

藤選手がリーダーを務める「Los Ingobernables de Japon」(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)は2015年11月22日に発足。
瞬く間に人気・実力ともに急上昇していくユニットになります。
このユニットを結成する前までは、内藤選手自身ファンから「ブーイング」を受けたり、後輩「オカダ・カズチカ」選手に先を越されたりと、この先どうしたらいいか悩んでいたそうです。

そんなときメキシコヘ…。
そこで悩んでいたことがいっきに吹っ飛ぶ出来事が!?
もともと「ロス・インゴベルナブレス」はメキシコ(CMLL)のユニットであり、そこに内藤選手が加入することになります。
そこで「ロス・インゴベルナブレス」(制御不能な奴ら)は周りのことは気にせず、自分たちが表現したいことをそのままリング上で表現するスタイルに魅せられ、自分はいままでいつもお客様の反応を気にしながらプロレスをしていたことが、逆にウケなかったことに気づかされたそうです。
「このスタイルだ!」と思った内藤選手は、これを日本に持ち込んだということですね。

そして一大ムーブメントを巻き起こします。
ここまできて皆さん思いませんか、タイトルの「言葉の魔術師」ってどういうこと?
その答えは「トランキーロ!」(あ~っせんなよ!)
これは内藤選手がよく使う言葉で、スペイン語で「落ち着いて」という意味だそうです。

内藤哲也は言葉の魔術師「トランキーロ」
出典:Twitter

例えば、インタビューで「次のロスインゴに加入するメンバーは?」と聞かれれば、その答えは「トランキーロ!」(あ~っせんなよ!)と返す。
これは内藤選手がよく使う手法で、あえて答えを言わず、ファンに予想させたり、想像させたりします。これはファンにとって楽しいことのひとつでもありますよね!
さらに、会社批判をしたり、オーナー批判をしたりと、リスクを顧みずに言いたいことを言う姿をよく見かけます!
内藤選手の言葉って制御不能なことを言っているようですが、何か理にかなっていると思いません?
これって内藤選手が本当にプロレスを愛し、好きだからこそ、ファンが心の奥につかえているものを代弁してくれているような気がしませんか…!?

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内藤哲也はなぜベルトを破壊?

日本プロレスのチャンピオンベルトはどのくらいあるか知っていますか?

  • IWGPヘビー級王座
  • IWGPタッグ王座
  • IWGPジュニアヘビー級王座
  • IWGPジュニアタッグ王座
  • IWGPインターコンチネンタル王座
  • NEVER無差別級王座
  • NEVER無差別級6人タッグ王座
  • IWGP USヘビー級王座

ここまで多くてチャンピオンが変わったりしていると、誰が今チャンピオンだかわからなくなってきますよね。

ここで内藤哲也はIWGPインターコンチネンタル王座のとき、制御不能ぶりを見せつける行為にでます。

  • ベルトを放り投げる
  • ベルトを踏みつける
  • ベルトを蹴とばす
内藤哲也のベルト破壊
出典:https://ameblo.jp/

この名誉でもあるチャンピオンベルトを破壊することに…!
これには批判する声や会場での「ブーイング」もありましたが、「この先、ベルトはどうなってしまうのか?」といった話題性が大きくなり、歯に衣着せぬ発言や内藤哲也の一挙手一投足に注目したくなってしまうのです。
まさに「制御不能なカリスマ」とはこのことですね!

内藤哲也とロスインゴのメンバー仲は?

ニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーは、内藤哲也、EVIL、BUSHI、SANADA、高橋ヒロムの5名で、もちろんどの選手も「制御不能」であり、個性的な人ばかりです。

ロスインゴ
出典:Twitter

そんなリーダー内藤選手のもとへ最初に訪れたのが、EVIL選手です。
2013年10月から海外武者修行でアメリカへ行き、2015年10月に凱旋帰国し「ロスインゴ」に入ります。
一見内藤選手とは接点が無さそうですが、EVIL選手は内藤選手と同じアニマル浜口道場出身なのです。

次に加入したのが、BUSHI選手
BUSHI選手もアニマル浜口道場出身で、更に内藤選手と同じ足立区出身でもあります。
お互いメキシコ遠征中でも、生活を共にしていたほど身近な存在でした。

次がSANADA選手
実は内藤選手とはライバル関係!
2005年11月3日の新日本プロレス入門テストをSANADA選手も受けていた!
合格したのは内藤選手ですが…。
その後、全日本プロレスで活躍していたが、もっとも注目されている「ロスインゴ」に自らの希望で加入。
互いの相乗効果でこれからの動きに注目です。

最後に加入したのが高橋ヒロム選手
もともと内藤選手はヒロム選手の教育係!
お互いにメキシコでの経験を重要視しているところなど、師弟関係の強い絆がありそうです。

簡単ではありますが、それぞれの関係性を挙げさせていただきました。
やはり「デスティーノ」(スペイン語で運命の意)を感じませんか?
そして試合中の連携などを見ていても一糸乱れぬ動きで、「完成されているチームだ!」と思いますよね!
きっとプライベートでも仲は良いことでしょう。

最後にまとめ

かがでしたか?
内藤哲也選手について簡単にまとめると

①中学生のときの夢を叶えてしまう「意志の強さ」を持つ選手!
②メキシコで「自分のスタイルを確立!」話す言葉にも魅力的な変化が…!?
③チャンピオンベルトを破壊することで、内藤哲也の魅力がさらに増すことに!
④内藤哲也にとってメンバーは「デスティーノ」で結ばれている!

最後に内藤選手の「本当にスゴイ!」ところ…
それは、自分自身が「プロレスの大ファン!」であり、プロレスをすることを「心の底から楽しんでいること!」
これがしっかりと、発言となり行動となって、私たちファンに伝わってくることだと思いませんか?