中堅芸人の実力派漫才コンビ「アンタッチャブル」は、ボケの山崎とツッコミの柴田が織りなす漫才やコントを売りに、現在も最前線で活躍しているお笑いコンビです。
二人が巻き起こすハイスピードな漫才は、アンタッチャブルの二人にしかできない漫才だと評価されていて、今年でコンビ結成30周年を迎えた「アンタッチャブル」の二人は、今でこそ最前線で活躍していますが、さまざまな状況を乗り越えて復活を果たしています。
今回は、30周年を迎えたアンタッチャブルの二人の軌跡を、二人のプロフィールを交えながらご紹介していきたいと思います。
アンタッチャブルについて
1994年に「シカゴマンゴ」という名前でコンビを結成した山崎と柴田は、数々のテレビ出演、賞レースへの参加など、活動の幅を広げ、徐々に知名度を上げて人気を獲得してきました。山崎の怒涛のボケに、キレッキレのツッコミを入れるアンタッチャブル柴田。大御所を唸らせるほどの実力を持っていました。
アンタッチャブル山崎弘也のプロフィール
- 生年月日：1976年1月14日
- 血液型：B型
- 出身地：埼玉県
明るい性格と的確なタイミングでのコメントは、周囲をよく観察しているからこそのもので、いい加減な発言をして場を盛り上げるのも山崎の芸風の一つでもあります。
アンタッチャブル柴田英嗣のプロフィール
- 生年月日：1975年7月15日
- 血液型：B型
- 出身地：静岡県
「キレツッコミ」の異名を手にするほどのツッコミの天才です。山崎のネタから外れていくボケの数々にもうまく合わせながらツッコミでまとめていくことができるのは柴田以外に考えられないのではないでしょうか。
アンタッチャブルの受賞歴や経歴は？
- 爆笑オンエアバトル 第5回大会準優勝（2003年）
- 爆笑オンエアバトル 第6回大会準優勝（2004年）
- M-1グランプリ2004 優勝（2004年）
- 爆笑オンエアバトル 第7回大会準優勝（2005年）
など、お笑いにかける思いの強い二人でしたが、結成後はなかなか伸び悩んでいました。知名度を一気に上げることとなったのが、2003年のオンエアバトルの準優勝や、M-1グランプリで敗者復活戦から最終決戦まで勝ち残る功績を残したのがきっかけとなっています。
その翌年の2004年にＭ－１グランプリに見事優勝し、テレビ出演の数を増やしていくこととなりました。
勢いに乗ってきたアンタッチャブルでしたが、2010年に柴田の体調不良で柴田が芸能活動を休止することとなり、その後は山崎がアンタッチャブルをピンで背負うこととなり、10年以上もの間、アンタッチャブルの二人で表舞台に出揃うことがありませんでした。
アンタッチャブル柴田 活動休止の理由とは
当時、「アンタッチャブル柴田は体調不良」という理由で活動休止とされていた柴田ですが、実際は「女性問題」と言うことを自身がコメントしています。問題を起こしたことは間違いありませんが、冤罪であったことも明かしています。
コンビ復活を果たしたのは10年ぶり！復活した理由とは
2010年に活動を休止した柴田ですが、実はその1年後の2011年に活動を再開しています。しかし、アンタッチャブルとして二人で活動が再開されるまでに10年ほどの期間を要しています。なぜ二人で活動を再開するのにこれまでの時間がかかってしまったのかを考察してみましょう。
アンタッチャブルの二人は不仲だった？
これだけの期間、コンビ復活ができなかった理由として「不仲説」が噂されていましたが、実際二人がケンカをしたのは、数少ないようです。コンビとして乗ってきていた時期だっただけに、さすがに山崎も腹を立てたというのも頷けますが、山崎が解散をしなかったことからも、コンビ間の不仲は、噂程度であったのではないでしょうか。
周囲に認められるまでコンビ復活をしないと決めていた！？
コンビ復活までの10年間の間に、コンビ復活を匂わせるような発言も多々あった2人でしたが、復活に至らなかったのには、「柴田が山崎と同じ立場に立てる状況」となるよう、先輩芸人や世間から認められるまでは復活しないと決めていたのではないのでしょうか。
実際に、ある番組に柴田が出演したときに、明石家さんまから「もうコンビ復活してもいいのでは？」という問いかけに対し、「その言葉を待ってました」と柴田が反応しています。
まとめ
いかがでしたか。漫才やコント、現在ではＭＣもこなす実力のあるお笑いコンビ「アンタッチャブル」。二人のコンビ愛やそれぞれの頑張りで芸能界や世間から認められた二人のこれからの更なる活躍に要注目ですね！
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