「ドンマイ」も「セーフ」も変!ネイティブはどう言うのか調べてみた

日本には、様々な和製英語が存在しています。国内では問題なく通じるものの、海外に行って当たり前のように使ってしまうと、ネイティブスピーカーから「???」という顔をされてしまったり、まったく違う意味に解釈されてしまったりと、思わぬトラブルやハプニングを招いてしまうかもしれません。トキシック 意味も、日本では少し違った意味で使われたりしますよね。実は和製英語だった単語を5つ、ご紹介しますので、今後の海外旅行などに役立ててくださいね。

実はヘン!和製英語だった表現5選

ドンマイ

失敗してしまったあとに、「気にしないで」「次があるよ」という前向きなニュアンスを込めて言う言葉、ドンマイ 英語では全く違う意味になります。英語にするとDon’t mind.となりますが、とても強い言葉になってしまうんです。「気にしてはいけない」「気に留めてはいけない」というような、禁止するニュアンスを含んでしまうので、誰かを励ますときには向かない表現です。かわりに、「Never mind.」を使ってみましょう!ネイティブもよく使うNever mind.は、ドンマイ 英語とほぼ同じ意味で使うことができますよ。

ホッチキス

ホッチキスは、その昔ホッチキスを作っていた会社の名前に由来しているそう。当時、特にホッチキスの呼び名が決まっていなかったことから、社名で呼ぶようになったのだそうですよ。日本でいうと、サランラップなどが同じ例に当たりますよね。ですが、ホッチキスは英語ではないので、海外では通じません。正しくはStapler(ステープラー)。文房具屋さんで購入する際など、気を付けてくださいね。

ユニーク

ユニークというのは、実際には英語にも存在している言葉です。Uniqueと表記し、日常的に使われる単語でもあります。しかし、日本で使われている意味はまさに和製英語。ネイティブからすると、全く違う意味合いなんです。日本では、一風変わったような人を「彼はユニークだ」と言ったりしますが、本来の意味は唯一無二というニュアンスを含みます。一風変わっていて面白いといいたいときには、FunnyやInterestingのほうが近いですね。

コンセント

コンセントというのも、実は和製英語。英語でコンセントは、Consentと表記しますが、「契約などの同意」を意味する、まったく違う単語なんです!コンセントを正しく英語にすると、Outlet(アウトレット)。またしても日本で違う意味をもつ単語、ややこしいですよね。どうしてコンセントという和製英語ができたのかというと、大正時代に日本に輸入された「concentric plug」という器具に由来しているそうですよ。それを省略して、コンセントと呼ぶようになったのかもしれませんね。

ノートパソコン

私たちの間ではすっかり馴染み深い「ノートパソコン」という単語も、英語では通じません。デスクトップパソコンよりも小さなサイズのパソコンは、英語でLaptop(ラップトップ)といいます。Lapとはヒザのことを表し、まさにヒザに乗せられるくらい小さなパソコンという意味があります。日本語では、ノートくらいのサイズという意味でノートパソコンという和製英語が作られたのだと思いますが、ノートを英語にするとそもそもNotebookになるので、根本から違っていることが分かります。外国では通じませんので、Laptopを使ってくださいね。

まとめ

ややこしくてトリッキーな和製英語が多く存在していましたね。普段から何も疑わずに使っている言葉だからこそ、海外旅行でもつい使ってしまいそうな単語ばかりでした。和製英語は、カタカナ表記をすることから誰もが「英語」だと勘違いしやすい言葉。正しい知識を持って、コロナ禍が明けた海外旅行でもスムーズなコミュニケーションを目指しましょう!