小説家『角田 光代(かくた みつよ)』さんの小説、読んだことありますか?
ドラマ化された「八日目の蝉」でも、有名ですよね。
小説もエッセイも面白く、おすすめの本もいっぱい。
作家って、普段はどんな生活をしているんでしょうか?
趣味は、やっぱり読書?
また、角田さんは結婚はしているようですが、夫はどんな方なんでしょうか。
エッセイでも登場してくる愛猫のことも気になりますね~。
そこで今回は、そんな人気作家・角田光代さんについて、詳しく迫ってみましょう!
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角田光代のプロフィール
出典:http://www.pref.yamagata.jp/
生年月日:1967年3月8日
出身地:神奈川県横浜市
最終学歴:早稲田大学第一文学部文文芸専修
小学校1年の頃から、小説家を目指していたそう。
早くから、やりたいことが決まっていたんですね。
一度決まったら、小説家という夢に向かってまっしぐら。
23歳のときに「幸福な遊戯」で、海燕新人文学賞を受賞しデビューした角田光代さん。
どの文芸誌に応募したらいいか、とことん研究したそう。
そして次々と賞をとり、あっという間に有名作家になります。
角田光代のおすすめ本やエッセイは?
映画「八日目の蝉」は、きっと読んだ人も多いと思うので、そのほかの小説を紹介しますね。
「紙の月」は、パートをしている銀行から1億円を強盗してしまうストーリーなのだけど、なんだか強盗することになった経緯がとってもリアル。
実際に、自分にも起こるんじゃないかと思わせられ、ドキドキします。
恋愛短編集「くまちゃん」には、まともな人はあまりでてきません。
でも、恋愛って蓋を開けてみると、ドラマティックなことの方が少ないもの。
「そうそう、こんなことあるよね」と思わず昔の恋愛を懐かしんでしまうような。
そして、恋ってこんな感じだよね。と客観的に見ることもできる、奥深い話でもあるんです。
「もし…していたら、私の人生どうなっていただろう」と思うこと、ありませんか?
「平凡」では、そんな「もしかしたら」を結婚・離婚・仕事など様々なシチュエーションで描きだしています。
出典:http://simplog.jp/
このほかにも、彼女の小説は、日常の延長線上にありそうなことがいっぱい。
だからワクワクして、いつの間にか小説の世界に惹きこまれていくのです。
角田さんのエッセイも、おすすめ!
独特の視点で、いろんな日常をきりとってくれます。
「わたしの容れもの」では、中年になって変わっていく体を「おもしろい」と観察してます。
「しあわせのねだん」では、角田さんがどんなことにお金を使っているかがわかり、彼女らしいエピソードも盛りだくさん!
サクッと読めるので、ぜひぜひ♪
食いしん坊の角田さんらしいエッセイなら、「今日もごちそうさまでした」。
読んでいるうちに、身も心もほっこりします。
読み終わる頃には、きっと「今日は何を食べようか?」と考えてるかも。
旅エッセイの「世界中で迷子になって」では、角田さんの行動力にビックリ!
そして、旅をしたくなるのです。
平凡な日々って、つまらない?
そんなときは、角田さんのように自分らしいフィルターを通してみては?
平凡な日々も面白おかしく、そして、いろんな発見があるのです。
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角田光代の普段の生活は?結婚相手の夫は?
自宅近くに仕事場を借りて、そこで執筆活動をする角田さん。
多いときでは、20本から25本もの連載があり、一日になんと12時間も執筆にあてていたとか。
12時間っていうと、1日の半分ですよね…。
睡眠時間や食事の時間以外、ほとんど執筆しているっていうこと!?
12時間までいかない日でも、平日9時から夕方5時までは仕事場でパソコンに向かうそう。
出典:https://style.nikkei.com/
さぞかしきつくて大変だろうと思いきや、小説を書き続けられることが嬉しい角田さん。
本当に、小説を書くことが好きなんですね~。
打ち合わせや会食などはあっても、作家さんの日常は想像以上に、地味な日々の積み重ねなのかも…とふと思いました。
角田光代さんの元旦那さんは、作家の「伊藤たかみ」さん。
伊藤さんの代表作は「八月の路上に捨てる」など。
惜しくも結婚生活は2年でピリオドを打っているので、きっとお互いに「違う」と思ってしまったのかもしれません。
結婚して実際に生活を共にしないとわからないことって、たくさんありますものね。
でも、離婚の翌年の2009年には、11歳年下のミュージシャン・『河野 丈洋(こうの たけひろ)』さんと再婚しているよう。
出典:https://dot.asahi.com/
いい出会いがあったんですね!
11歳年下って、なんだか羨ましいような(笑)
やっぱりクリエイティブな職業の人と相性がいいのかも?
角田光代の愛猫や趣味が気になる!
小説を読むのも、大好きな角田さん。
仕事場のキッチンに読みかけの本を置いておいたり、電車に乗っているときや、お風呂、寝る前にちょこちょこ読んでいるんだとか。
そして、ゲームが大好き。
夫婦共に、ゲーム好きなのだとか。
どちらかだけだと「またゲームして…」と咎められそうですが、2人ともならいいですね♪
アメリカンショートヘアのメス猫・トト(7歳)も、家族の一員になってからは、生活が一変。
出典:https://www.atpress.ne.jp/
角田さん自身、自分の性格は猫っぽいと思うんだとか。
いつの間にか、家の中はトトのものでいっぱいになったそう。
もはや、トトと遊ぶひとときは、趣味のひとつというか生活の一部ですね。
トトは夜寝るときに、角田さんのところに来て甘えながらいつの間にか眠っているんですって。
その様子を想像するだけで、なんかほっこりしますね~。
角田さんは気が弱い性格で、ネガティブな声も真に受け止めてしまうので、書くのが怖くなったときもあるそう。
有名になればなるほど、多くの人たちに自分の本を読まれることになるから、作家さんも大変。
ディスる人のことは気にしないで、これからもたくさん小説やエッセイを書いてほしいですね。
最後にまとめ
いかがでしたか?
角田光代さんについて簡単にまとめると
②基本的に平日朝9時から夕方5時まで、仕事場でパソコンに向かい執筆。再婚し、11歳年下の夫と過ごしている。
③小説を読むのもゲームも大好き。猫のトトが家に来てから、トト中心の生活に。性格は気が弱い性格。
小説を書くのも読むのも大好きな角田光代さん。
彼女の小説に励まされたり、共感して、ファンになる読者が多いのでしょう。
これからも、小説楽しみにしています!