オリックス・森友哉の年俸4億円ってどれくらい凄い?有名な選手の年俸まとめ

2023年シーズンよりオリックスバファローズで活躍する森友哉選手。FAで移籍したこともあり、高額の年俸で契約を結んでいると言われています。

今回はNPBの有名選手の推定年俸について紹介しますよ。

森友哉の年俸はNPBで10番前後?

2019年に西武ライオンズをチーム優勝に導き、MVPにも輝いた森友哉選手。2021年にも捕手としてベストナインに輝き、球界でも貴重な「打てる捕手」として名を馳せましたが、2022年のオフにFA宣言。2023年シーズンよりオリックスバファローズに加入することとなりました。

報道によると、オリックスバファローズは森友哉 選手に4年総額18億円以上の条件を提示したそう。単年での推定年俸は4億円と言われており、これはNPBの2024年シーズンでのランキングで12位前後とされています。バファローズではナンバーワン、一流の数字ですね。

森友哉以上の年俸の選手は?

2024年の年俸ランキングで森友哉選手以上の年俸とされているのは、オスナ選手、坂本勇人選手、村上宗隆選手、柳田悠岐選手、近藤健介選手、有原航平選手、ポランコ選手、山田哲人選手、浅村栄斗選手、オースティン選手、岡本和真選手です。また、菅野智之選手も森友哉選手同様4億円とされています。

なお、プロ野球選手の年俸は公開されておらず、世間に出ている数字はあくまで推定のもの。例えばポランコ選手については「5億円」説と「4億円」説があったりします。正確な数字ではないことに注意してくださいね。

ソフトバンクホークスの選手の年俸は別格

現在最も高給選手が多い球団は福岡ソフトバンクホークスです。年俸ランキングで1位のオスナ選手は2023年オフに4年総額40億円超えの契約を結んだと報じられており、NPBでは初の年俸10億突破選手とされています。柳田悠岐選手、近藤健介選手、有原航平選手は5億円以上と目されており、また2024年シーズンは4億円以下のモイネロ選手、スチュワート・ジュニア選手についても、それぞれ2025年から4年40億、2年14億規模の契約を結んでいることが報じられています。

田中将大や菅野智之が過去に超高年俸で契約

2度の沢村賞に輝き、長年にわたって読売ジャイアンツのエースとして君臨した菅野智之選手は、リーグ優勝に導きリーグMVPに輝いた2020年のシーズンオフに推定8億円で契約更改しました。これはNPBの最高年俸を実に18年ぶりに更新する数字でしたよ。

その菅野智之選手の更改から半月後に、今度は2013年に24連勝という前人未到の記録を叩き出し、東北楽天ゴールデンイーグルスを日本一に導いた田中将大選手がメジャーリーグから電撃復帰、イーグルスと推定9億円で契約しています。

FA前後に年俸が跳ね上がる

NPBでは日本人選手が自身の意思で移籍するためには、原則FA権を使用する必要があります。そしてFA権は高卒選手なら8年、大卒や社会人からプロに入った選手なら7年一軍で登録されてはじめて獲得することができます。そのため、基本的にFA権の獲得までは年俸の上昇も緩やかで、FA権獲得年、およびFA権獲得前年に選手の年俸が大幅に上がるという傾向にあるのです。近年はFA権を獲得する前に大幅に年俸を上げ、複数年契約を結んで有力選手のFAによる移籍を防ごうとする球団が多いですね。

村上宗隆の年俸は驚異的

それだけに2024年シーズンで坂本勇人選手と並んで日本人年俸トップと噂される、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手の年俸は驚異的です。2022年に22歳の若さで三冠王を獲得した村上宗隆選手は、同年オフに3年18億円で契約延長に合意したと報じられています。村上宗隆選手はまだFA権を獲得していないので、その中で一年辺り6億円という契約が結ばれるというのは前例の無いことでしょう。なお、この3年契約が終わった後に村上宗隆選手はポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦すると見られていますよ。

最後に

今回はNPBの選手の年俸事情について紹介しました。ちなみに、福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手については推定年俸が5億5000万円とされていますが「7億円」とする声も多くあります。日本人最高年俸が誰なのかもあやふやということですね。