埼玉西武ライオンズの今のクローザーは「増田達至」投手ですが、その前のクローザーといえば
『高橋 朋己(たかはし ともみ)』投手ですよね!
高橋投手といったら、独特な投球フォームから、キレのある球を繰り出す投手。
2016年に、怪我の治療のためトミージョン手術を受けています。
その後の回復具合や、復活ができるのか気になりますね~。
そんな高橋投手ですが、絶対的なクローザーとして活躍した過去を持っています。
その成績にも迫ってみましょう!
また、高橋投手の経歴や球種、年俸についても合わせて調べてみました。
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高橋朋己のプロフィール
出典:http://number.bunshun.jp/
出身地:静岡県三島市
生年月日:1988年11月16日
身長:174cm
体重:90kg
プロ入り:2012年 ドラフト4位
デビュー:2013年5月15日
高橋投手は88年生まれとなっています。
88年生まれと言えば、黄金世代として知られていますね!
代表的な選手としては、メジャーで活躍する「田中将大」投手や、ソフトバンクの「柳田」選手などがおりますが、ドラフト当初はハンカチ世代と言われていたんです。
ハンカチと言えば、日本ハムの「斎藤佑樹」投手のことですね!
甲子園でハンカチ王子として名が広がりましたが、今ではかなり知名度は低くなっています。
その為、最近ではマー君世代と言われるようになっています。
マー君と言えば「田中将大」投手の事です!
高校時代は斎藤投手の方が人気は高かったですが、今ではすっかり逆転してしまいましたね!
高橋投手も入団3年目位までは、他のマー君世代に劣らない活躍を見せていました。
でも、左肘の張りによって調子を落としてしまいました。
復活の日はいつになるでしょうか…。
高橋朋己の成績は? 怪我から復活なるか!?
高橋投手は入団5年間で、159試合に登板しています。
この期間で先発登板は1度もなく、全てが中継ぎもしくは抑えでの登板となっています。
長いイニングは苦手なんですね!
ここ2年間では、トミージョン手術を受けた影響で、試合数は1桁となっていますが毎年登板を果たしているんです!
今は復帰に向けて慣らしている状態ですが、入団当初は抑えとして大活躍をしていたんです。
その通算セーブ数は、52セーブとなっています。
5年間で考えると少ないですが、この数字はほぼ2年間で達成したものなんです!
凄いですね~!
入団1年目は、24試合の登板で1勝10ホールドでセーブはありませんでしたが、2年目には抑えとして抜擢。
すると、63試合で2勝1敗29セーブ!
防御率2.01と安定しており、抑えとして開花したんです!
翌年も、62試合で2勝3敗22セーブを挙げています。
前年に比べると物足りないですが、敗戦数は多くないので抑えとして最低限の仕事はしたと思えます。
翌2016年も開幕から抑えとして期待されていましたが、左肘の張りにより戦線離脱してしまいます。
これが後にトミージョン手術を受ける要因だったんです!
入団5年間で159試合、6勝5敗52セーブ40ホールド、防御率2.62となっていますが、内容の濃い投球をしていたので数字以上の信頼が高橋投手にはあると思います。
トミージョン手術を受けてしまうと、復帰にはかなりの時間を要してしまいます。
投げるだけなら1年もあれば大丈夫ですが、全盛期の時のような投球を披露するにはかなりの苦労が必要だと思います。
「ダルビッシュ」投手は、リハビリを兼ねて肉体改造を行なったことで、全盛期を超えたと言われるくらいに回復していますが、人それぞれ回復度は違うと思います。
高橋投手はまだまだ調整の段階でありますが、またいつかあの攻めの投球が見られることを信じています!
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高橋朋己の球種は?
投手と言えば、4種類くらいの変化球を使用して試合を作るのが一般的であります。
しかし高橋投手が扱う変化球は、ストレートを抜いて全部で3種類しかないんです!
3種類ならちょっと少ないな、と思うだけですが、実は実際に試合で使用するのは多くて2種類なんです!
凄く少ないですね。
ほとんどがストレート中心のピッチングとなるのですが、投げる変化球はスライダーとスプリットなんです。
カーブもアマ時代は投げていたようですが、プロに入ってからほとんど投げなくなってしまいました。
恐らくあまり制球も良くなく、変化量も良くないのでプロでは通用しないと判断したんだと思います。
でもカーブを投げなくても、高橋投手のスライダーは一級品なんです!
今はストレートとスライダーしかほとんど投げませんが、それでも打者を打ち取れると言うことは、わかっていても打てない球威とキレがあるということなんですね!
中日の「岩瀬」投手もスライダー中心の投球で、セーブ数の日本記録保持者となっています。
絶対的な変化球を持っていればプロでも通用するんです!
トミージョン手術を受けてからは、まだ完全にキレも戻っていないようですが、完全に戻れば以前のように絶対的なストッパーとして活躍できることは間違いないと思います!
高橋朋己の経歴は?
高橋投手は小学校2年生の時に野球を始めました。
その当時はポジションは不明ながら野手としてやっていました。
初めから投手ではなかったんですね!
投手に転向したのは中学校に入ってから。
「三島田方リトルシニア」に所属して投手となったんです!
中学校までは華やかな成績は残せていなかったので、高校は通常入学をして加藤学園高校に進学しています。
野球で名前を聞いたことがない学校ですね。
高校でも投手を続けており、2年生の時には、エース番号である背番号1を与えられました。
しかし、3年生ではエースとしての活躍はできずに、主に一塁手としての出場が多かったようです。
夏の大会ではリリーフ登板していますが、もうこの時にはエースと呼べるほどではなかったんですね。
何故エース番号を与えられたのにエースにはなれなかったのかと言うと、それは怪我でした。
怪我の影響もあって、球速は130km/hにも満たなかったんです。
左投手とは言え、高校生で130km/hに届かないのは厳しいですね。
高校3年生の時にはプロに入れないことがわかっていたので、大学に向けて筋力トレーニングを行いました。
その結果、筋力は大幅にアップして大学入学前に完成した体を手に入れたんです!
大学は岐阜聖徳学園に進学しています。
大学1年の時に春季リーグ戦に登板を果たしています。
2年生は目立った活躍は出来ませんが、3年生の時には最優秀投手を獲得しているんです!
迎えた4年生でも大きな活躍を見せることも出来ず、ドラフトで指名されることはありませんでした。
その為、卒業後は社会人野球の西濃運輸に就職して野球部に所属。
ここで中継ぎとして才能が開花するんです!
1年目に都市対抗野球大会の2回戦に救援登板した高橋投手は、1回と1/3を投げて1失点で敗戦投手となりましたが、2年目には救援登板で4回を失点0に抑える好投を見せているんです!
その後は肩を痛めた為、社会人野球日本選手権大会には出場していませんが、強気のピッチングスタイルと潜在能力の高さが認められて、埼玉西武ライオンズにドラフト4位で入団となったんです!
高橋朋己の年俸は?
高橋投手の2018年の年俸は、3550万円で公開しています。
思うように結果はついて来ていないので、2017年からは1250万円ダウンとなっています。
全盛期であった2014年と2015年はアップを勝ち取っています。
その金額は2014年オフは2000万円アップ。
そして、2015オフは2300万円アップとなっています。
2014年は29セーブで、防御率は2.01を記録しました。
2015年は22セーブで、防御率は2.92となっています。
2014年よりも2015年の方が成績は下がっていますが、年俸は上がっています。
これは2年連続で活躍できた事が影響していたんだと思います。
自己最高年俸は、2015年の時5800万円となっています。
まだ若いので、肘が完全に癒えたらまた成績を残して年俸アップも可能でしょう。
最後にまとめ
いかがでしたか?
高橋朋己投手について簡単にまとめると
②球種は主にストレートとスライダーとスプリットであるが、ストレートとスライダーの2種類が主流である。
③小学校2年生から野球を始めているが、怪我が多く中々活躍を見せることが出来なかった。社会人でようやく芽がでるとプロのスカウトの目に留まりドラフト指名された。
④自己最高年俸は5800万円だったが、2018年は3550万円となっている。
トミージョン手術を受けて近年ではまだ本調子を戻せていない高橋朋己投手。
一昔前までは復活は難しいとされていた手術でしたが、最近ではダルビッシュ有投手やソフトバンクの和田毅投手などトミージョン手術を受けてからの復活した選手は多くなってきています。
完全復活には時間がかかってしまうかもしれませんが、高橋投手も不可能なことではないと思います。
2017年は防御率6.75ながら3試合に登板しています。
今はまだ内容よりも1軍で投げられるかが大事になってくるので、復活の為の土台は順調に出来ていると思います。
焦らず徐々に本調子を戻して、いつか完全復活した姿を見たいですね!
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