石原慶幸(広島カープ)の年俸がすごい!通算成績と守備力にも迫る!

近年では、正捕手を育てるのが困難であると球界が悩んでいます。
しかし、広島カープでは長年捕手の座は安定しています。

その安定させているベテラン捕手こそが『石原 慶幸(いしはら よしゆき)』選手ですね!

石原選手は2010年からカープの選手会長も務めており、グラウンド内外でいなくてはならない選手となっています。

捕手で1番求められるのは守備力。
ですが、その守備力を向上させることが難しいとされているため、他球団では中々正捕手が出てこない現状となっています。
石原選手の守備力はどれ程のものなのか気になるところですね。

配球などの細かい部分はわかりませんが、単純な数字で表される守備力について調べてみました!

また、打撃ではどれくらいチームに貢献しているのでしょうか?
ホームランバッターではないため派手な成績は期待できませんが、ここまで長年1軍で活躍してきた実力の持ち主です。
通算成績にも注目してみましょう。

石原選手の年俸や経歴なども合わせて迫ってみましょう。

[quads id=1]

石原慶幸のプロフィール

石原慶幸
出典:Twitter
名前:石原 慶幸(いしはら よしゆき)
出身地:岐阜県安八郡
生年月日:1979年9月7日
身長:177cm
体重:90kg
プロ入り:2001年 ドラフト4位
デビュー:2002年 10月5日

石原選手は、2018年で39歳を迎える大ベテランとなっています。
近年ではどこの球団でも若返りが進んでおり、監督ですら若い監督就任が目立ちます。

そろそろ監督をやっていてもおかしくない年齢の石原選手ですが、現在も現役選手で石原選手よりも年上の選手はいるのでしょうか?

実は石原選手よりも年上の選手は8人もいるんです!
日本球界で1番年上は中日ドラゴンズの岩瀬投手ですが、岩瀬投手は43歳となっています。
次に松井稼頭央選手、福浦和也選手が42歳。
そして、新井貴浩選手が41歳で、福留孝介選手、荒木雅博選手が40歳となっています。
その他には、山井大介選手が39歳となっていました。
意外に多いんですね!

ここまでベテラン選手となってくると野手では2000安打、投手では200勝利や500試合登板が期待されますが石原選手はそれらの記録とは無縁となっています。

同じチームで活躍する新井選手は華々しい成績を持っているので注目度も高く、知名度も高いですが、石原選手はそれほど知名度は高くありません。

しかし、カープファンの間ではとても愛される選手なので、引退するまで全力応援を続けたいですね!

そんな石原選手の経歴をみていきましょう。

石原選手が進学した高校は、岐阜県の岐阜県立岐阜商業高校、訳して県岐商に進学しています。
県岐商は岐阜県の中では強豪校と知られている学校で、石原選手が2年生の時に甲子園に出場を果たしているんです!
ちなみにこの時は捕手としてレギュラー出場しています。
カッコ良いですね!

この時の甲子園では2回戦でPL学園に当たってしまい無念の敗退となってしまいましたが、当時のPL学園は強豪校として知られていたので仕方がないですね。

3年生の時も甲子園には出場していますが、この年は1回戦で敗退してしまっています。
しかし、高校通算本塁打は57本を記録しているんです!
打てる捕手として期待がかかりそうですね!

高校を卒業すると東北福祉大学に進学しています。
大学3年生の時には大学日本代表としてシドニーオリンピック代表候補に選出されているんです!
とても良い結果を残していたんですね!

ちなみに、大学では後にプロ入りする吉見祐治投手や木谷寿巳投手とバッテリーを組んでいたんです!
この中で現在も現役で続けているのは石原選手のみとなりましたね。

期待通りの活躍となったかはわかりませんが、息の長い選手となった事でどんな形であれ評価に等しい活躍は出来たかもしれないですね!

[quads id=2]

石原慶幸の年俸は?

石原選手はドラフト4位でしたが、大学卒業選手ということもあって1年目の年俸は1300万円だったんです!
しかも、ドラフト4位ではかなり珍しい契約金1億円となっているんです!
かなり高い評価と期待だったのかもしれないですね!

主要タイトルの獲得はした事がない石原選手ですが、カープには欠かせない扇の要となっている石原選手の年俸はどれくらいなのでしょうか?

ズバリ!2018年の年俸は9000万円なんです!
意外に少ない?と思いますよね?
それは年齢的なものもあるのかもしれません。
確かに全盛期の頃に比べると打撃でも守備でも衰えは見え始めています。
その為年俸は下がっているんです!

では、最高はどれくらいもらっていたのか知りたいですよね?
その金額について迫りたいと思います!

石原選手が初アップを勝ち取ったのは3年目の2004年で、金額は2300万円となったんです!
1000万円のアップでしたね!

そして、翌年にも1000万円アップして2005年には3300万円となったんです。
しかし、その翌年にはダウンしてしまいました。
2年連続でダウンした年俸は2007年には2400万円まで下がってしまいました。
守備だけで売るのは難しかったかもしれないですね。

でも、翌年からまたアップの連続となったんです!
4年連続でアップした年俸は、2011年には8000万円まで上がったんです!
しかも2011年から3年契約をした石原選手は2013年まで8000万円の現状維持となったんです!
安定した年俸となっていますね!

3年契約の切れた2014年の年俸は心配になりますが、ここでまたアップしているんです!
その金額は1億円となっているんです!
しかも、またもや複数年契約で2017年まで1億円超えとなったんですね!

2017年に関しては1億2000万円となっており、38歳にして自己最高の年俸となったんですね!
流石カープNo.1の捕手ですね!

39歳を迎える2018年シーズンは9000万円とダウンしていますが、年齢的にも十分な年俸であると思います。

石原慶幸の通算成績は?

石原選手はプロ入り16年で獲得した打撃タイトルはありません。
ゴールデングラブ賞やベストナイン、スカパーサヨナラ賞を2回、そして最優秀バッテリー賞を3回受賞していますが、主なタイトルの獲得はないんですね!

とは言え、石原選手が3度も獲得した最優秀バッテリー賞は捕手として最高の栄誉としての評価があるので、十分に誇れる賞であると思います。

それでは、ここまでの通算成績について見ていきたいと思います!
まず、16年間で出場した試合数は1527試合となっています。
2017年シーズンで1500試合出場を達成しているんですね!
これは長く現役を続けなければ達成できないので嬉しい結果でありますね!

次に、石原選手の通算安打数はどうでしょうか?
ベテラン選手は2000安打の達成を目標にする所だと思いますが、石原選手の安打数は994安打となっています。
石原選手の年齢を考えると2000安打は到底無理ですが、2018年には1000安打の達成は確実であると思います。
これだけでもすごい事ですよね!

ポジションが捕手なので、打撃面よりも守備が重視されるので巨人の阿部慎之助選手のように打てる捕手と言うのは近年減少傾向にあります。
なので、捕手で1000安打が達成できるだけでも素晴らしい事なんです!

更に付け加えると、近年は捕手3人体制が基本となりつつあります。
横浜ベイスターズでは、高城捕手、嶺井捕手、そして戸柱捕手の3人体制でシーズン3位の躍進を見せました。
しかし、捕手3人体制は正捕手を固定出来ないからと言う指標もあるので、3人体制だから良い!と断言する事は出来ませんね。

話は戻りますが、石原選手の本塁打も気になりませんか?
石原選手は捕手としては頼りになりそうな体格であるので、パワーもありそうですよね?

でも、通算本塁打数は64本しかなかったんです!
意外ですね!

自己最高の本塁打数は2009年の10本塁打が最高となっています。
あまり多くは打ってはいないですが、シーズン0本塁打のシーズンは過去に2度しかないんです!
日本を代表するようなホームランバッターでも怪我などでシーズン0本塁打の時はある中で、ホームランバッターではない石原選手がこの記録を残しているのはすごい事なんです!
これは、石原選手が怪我をせずに安定してシーズンに挑めている証と言えますね!

本塁打の少ない石原選手ですが、通算打点数は366となっています。
自己最高の打点数は2008年の50打点が最高となっていますが、小技の得意な石原選手にしては頑張ったシーズンですね!

その得意な小技ですが、通算犠打数は135犠打となっていました。
正直16年で135であればあまり多くないですね。
自己最高は、2013年の15犠打が最高でした。
良い数字!なんてお世辞は言えませんが、犠打だけが小技でもないので、数字として現れない部分でチームに貢献していた事は間違いないと思います。

2018年シーズンの見所は、やはりいつ1000安打を達成出来るかと言う事だと思います。
残り6安打と迫っているので、開幕5試合以内に達成してくれることを望みたいですね!
そうすればきっとチームも勢いに乗って3連覇の足がかりとなってくると思います。

石原慶幸の守備力は?

石原選手は捕手でしか出場したことはありません。
近年では捕手と言っても一塁や外野で出場する事もありますが、石原選手は捕手一筋でやっているんですね!

その捕手での守備率を見てみると、一流捕手と呼ぶに相応しい成績を残しているんです!

石原選手がレギュラーを獲得したのはプロ入り2年目の2003年でした。
2003年に出場した試合数は、115試合でした。
刺した盗塁数は22となっており、盗塁阻止率は.319となっていました。
阻止率3割は中々良い数字と言えますね!

失策数は7となっているので極端に少ないわけではありませんが、この年の阿部慎之助選手も同じ7失策となっているので、悪くはないことがわかりますね!

その翌年は、5失策で前年よりもエラーは少なくなりました。
盗塁阻止率も.321と僅かではありますが成績を向上させましたね。

でも、その翌年から3年間は100試合以上出ることが出来なかったんです。
2005年は71試合の出場に留まりましたが、盗塁阻止率.429を記録しましたが、それ以外は思うような結果は残せなかったんです。

再び100試合以上に出場したのは2008年でした。
2008年は刺した盗塁数が29でリーグ最多となったんです!
しかし、許した盗塁数65もリーグワーストとなってしまいました。
盗塁阻止率は.309でしたが、3年ぶりに阻止率3割に乗せたのは流石ですね!

その後3年間は100試合以上に出場を果たしている石原選手ですが、盗塁阻止率は3割を切っています。
2011年には許した盗塁数が47個で2度目のリーグワーストとなってしまいました。
でも、ワースト記録を怖がっていたら始まらないと思うので、怖がらずに向かっていった姿勢は褒められるべき事であると思いますね。

この後100試合以上に出場したのは2013年と2016年でしたが、2016年では守備率.998でリーグ最多となっているんです!
この時の失策数は僅かに1となっており、ゴールデングラブ賞を受賞するに相応しい成績となりましたね!

現在、現役で16年間プレーしていますが、通算の守備率は.993となっています。
通算盗塁阻止率は.291となっています。
近年の盗塁阻止率があまり高くないので通算は下がってしまいましたが、安定した阻止率を記録していたことが石原選手の長所と言えますね!

守備のイメージが強い石原選手ですが、実はゴールデングラブ賞を受賞したのは2016年の1度だけとなっているんです!
意外ですよね?

試合に出る事が出来ればゴールデングラブ賞を獲得できるだけの実力があるだけに、2018年は最後にもう一花の勢いでやり尽くしてほしいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
石原慶幸選手について簡単にまとめると

①通算守備率は.993となっているが、ゴールデングラブ賞は1度しか受賞した事がない。
同リーグに阿部慎之助捕手がいたのでタイトル獲得は困難であったが、守備は安定感がある。
②通算試合数は1527試合と多くの試合に出場しているが、安打数は997安打とあまり多くはない。
しかし、近年の捕手事情から見ると1000安打が達成出来る捕手は優秀であると言える。
③自己最高年俸は2017年の1億2000万円であったが、2018年には9000万円となった。
高校時代の通算本塁打は57本を記録しており、大学では日本代表候補にも選出された。

石原選手は2018年で39歳を迎えるベテラン選手です。
選手会長を務めるなどチームからも頼りにされている選手ですが、もう引退も近い選手となっています。

最近の広島カープの捕手は会沢選手が頭角を現してきていますが、打撃面では石原選手を上回っていますが、経験がある分守備面ではやはり頼れるのは石原選手であると思います。

新しい選手がどんどん出てきてくれるのはファンとしてもチームとしても嬉しい事ですが、新しい選手が出てくれは勿論去ってくる選手も出てくるのが当たり前となってしまいます。

残り少ない現役生活の中で少しでも存在感を示してもらいたいですね!
また、仮に引退してしまったとしても、コーチとして戻ってきてもらいたい選手の1人ですね!

[quads id=4]