ブレット・ガードナー(ヤンキース)の盗塁数がスゴイ!成績と年俸や特徴も

ニューヨーク・ヤンキースの俊足強打のベテラン外野手と言えば?
『ブレット・ガードナー』選手ですよね!

ブレット・ガードナー選手は当初は走塁だけが注目されていましたが、最近では徐々に打撃でも評価されるようになってきました。
ヤンキースと言う強豪チームにいるので、少々のことでは目立つことは出来ませんが、頑張っていれば必ず評価してくれる人はいます。

年齢的にもベテランとなってきたブレット・ガードナー選手ですが、これまでどれくらいの盗塁を決めてきたのか気になりませんか?
派手な特大ホームランが打てなくても、チームには欠かせない存在となっているブレット・ガードナー選手の盗塁について見ていきましょう!

また、近年成長を見せている打撃成績についても見ていきたいと思います!
若い時からある程度の活躍はしていたと思いますが、最近はどんな数字を伸ばしているのでしょうか?
年俸や特徴についても一緒に調べましたので、ブレット・ガードナー選手について詳しく迫っていきましょう!

[quads id=1]

ブレット・ガードナーのプロフィール

ブレット・ガードナー
出典:https://nypost.com/
名前:ブレット・ガードナー
出身地:アメリカ合衆国 サウスカロライナ州
生年月日:1983年8月24日
身長:180cm
体重:88kg
プロ入り:2005年 ドラフト3位
デビュー:2008年6月30日

ブレット・ガードナーの盗塁数は?

ブレット・ガードナー選手はここまで10年間メジャーでプレーしていますが、通算盗塁数は241盗塁となっているんです!
かなり多い数字と言えますね!

毎年どんな数字を記録していたのか、見ていきたいと思います!

ブレット・ガードナー選手の1年目となったのは2008年でした。
この年はレギュラーは獲得できませんでしたが、42試合で13盗塁を決める事ができました!
盗塁成功率は凄く高いですね!

ブレット・ガードナー選手の2年目は、準レギュラーとなって100試合以上に出場しました。
盗塁数は26盗塁を記録しています!
前年の倍の数字に増えましたが、前年ほどの勢いはありませんでした。
警戒されていたのかもしれないですね。

ブレット・ガードナー選手の3年目はレギュラーを獲得して多くの試合に出場しました。
期待の盗塁数は47盗塁となりました!
多くの盗塁ができましたが、盗塁王の獲得にはなりませんでした。
ブレット・ガードナー選手、残念でしたね。

4年目の2011年も多く試合に出場すると、49盗塁を決めました。
この年は見事に盗塁王を獲得しており、初めてタイトル獲得となりましたね!

2012年は怪我によって16試合の出場に終わってしまいました。
その結果、ブレット・ガードナー選手の盗塁数は2つのみとなっており、厳しい年となってしまいましたね。

2013年は怪我も癒えて開幕から試合に出場しましたが、終わってみると盗塁数は24個となっていました。
怪我をした事で思いっきり走る事が出来なくなってしまったのかもしれないですね。

2014年も前年と同じくらいの試合数となりましたが、盗塁数は21試合に留まってしまいました。
20盗塁を達成できれば最低限の仕事はできたと思うのですが、元々盗塁王も獲得しており、2年連続で40盗塁を決めていた選手なので20盗塁では物足りなさを感じてしまいます。

ブレット・ガードナー選手ももっと走りたいと思いますが、それが叶わない何かがあるのかもしれないですね。

2015年も盗塁数は20盗塁と年々減らしていってはいるのですが、盗塁失敗数が多くなっているわけではないんです。
盗塁を仕掛けている回数が減っているので、成功率自体は下がっているのですが、失敗数は毎年5回程なんです。
25回くらい盗塁を仕掛けているので、失敗数は多くありませんが、問題なのは年々盗塁を仕掛ける数が減っていると言う事です!

ブレット・ガードナー選手の盗塁は仕掛けなければ成功する事はありません。
監督やコーチが失敗を恐れてあまり指示を出さないのかもしれませんが、慎重になりすぎては勝てないと思います!

2016年も数は減っていき、20盗塁仕掛けて成功した数は16個となっていました。
30歳をすぎてから少し身体にも影響が出ている可能性は否定できないと思いますが、ブレット・ガードナー選手らしくないと思います!

2017年は、28回盗塁を仕掛けて23回成功しました。
久しぶりに前年よりも良い数字を残しましたね!

盗塁数が減ってきた2014年頃から本塁打の数は増えてきました。
30代も後半になってくると2桁盗塁を決めるのは難しくなってくるかもしれません。

イチロー選手のような飛び抜けた潜在能力があれば話は別だと思いますが、一般の選手では年齢に逆らう事は出来ません。
ブレット・ガードナー選手がこれからどう言うタイプの選手になっていくのかはまだ誰もわかりません。

年を取ってくると走れなくなってくるので、長打を生かす事が出来るのならばその方が良いのかもしれませんね!

まだ数年はブレット・ガードナー選手の盗塁が見られると思うので、今のうちにしっかりと目に焼き付けておきたいですね!

[quads id=2]

ブレット・ガードナーの打撃成績は?

ブレット・ガードナー選手は1年目の2008年に42試合に出場しました。
安打数は29となっており、打率も.228と結果を残す事が出来ませんでした。
しかし、1年目は走塁技術でチームの勝利に貢献していました。
この年にブレット・ガードナー選手が記録した三塁打2本あったんです!
打席数が少なかった割には打てていますね!

本塁打は0でしたが、本塁打は期待されていないと思うので、評価には全く影響はなかったと思います。

2年目は108試合に出場して67安打しか打てませんでした。
打席数が通常の半分ほどだったので、あまり打たせてもらえなかったんですね。

この年の打率は.270となっており、若手としては悪くないと思います。
本塁打もこの年の3本記録しており、前年よりも遥かに良い結果となったんですね!

3年目の2010年はレギュラーとして150試合に出場しています。
打席数も500を超えており、前年までのような中途半端な数字で終わっていないと思います。
と言うか、そうであって欲しくないと思いますね。

この年は、132安打で打率.277となっていました。
打率はそんなに変わっていませんが、安打数は前年に比べると倍近くになっているので、かなりの成長は見せる事が出来ましたね!

ブレット・ガードナー選手は4年目の2011年も前年と同じくらいの打席に立ちました。
安打数も全く同じとなる132安打となっていますが、打率は.259と落ち込んでしまいました。
全く同じ安打数と言うのは珍しいですね!

本塁打は自己最高となる7本塁打を記録しており、三塁打も自己最高の8本を記録しているんです!
三塁打が8本で最高というのは意外ですが、長打力は徐々に目覚めてきましたね!

2012年は怪我で16試合にしか出ていません。
10安打しか安打も打てていないですが、打率は.323とかなり高い数字を残しています。
でも、どんなに高い数字を残しても試合数が少なければ意味がないですね。

2013年は145試合で147安打を放ちました。
二塁打を自己最高の33本打っており、三塁打も自己最高となる10本を打ったんです。
この年の三塁打ではリーグ最多ともなっており、長打率も初の4割となる.416を記録しているんです!
ホームランバッターからすると長打率4割は低いですが、ブレット・ガードナー選手からすると素晴らしい結果と言えますね!

長打率は自己最高となった2013年でしたが、本塁打は8本となっています。
これもブレット・ガードナー選手自身最高とはなりますが、驚くほどの数字ではないですね!

自身最高の数字を多く記録した2013年でしたが、打率は相変わらず.273と、2割7分代となっていました。
足が速いので足で稼げそうなものですが、そんなに甘くはないようですね。

2014年は148試合で142安打、打率.256となってしまいました。
また打率が低くなってしまいましたが、この年は初めて2桁本塁打を放ったんです!
本塁打は年々少しずつ増加していますね!

その気になる本塁打の数は17本となっていました。
長打率も4割を超えており、打率が下がった分は長打で補っていると言えますね!

本塁打が前年の倍増以上となりましたが、小技である犠打も自己最高の13犠打を記録したんです!
驚きなのはブレット・ガードナー選手が13個の犠打を決めたということではなく、このたった13犠打でリーグ1位となったという事なんです!
小技の多い日本ではあり得ないですね!

小技もできて長打も打てる。
そんな選手へと返報を遂げてきていますが、まだ不完全であります。

2015年は151試合で148安打、16本塁打で打率.259となりました。
犠打は2桁できませんでしたが、本塁打は2年連続で2桁を成し遂げました。
打率が低いことはやっぱり気になりますが、何か一つでも成長を見せてくれていれば良いと思います。

2016年は143安打を打ちましたが、打率.261、で7本塁打となりましたが、2017年は本塁打が21本を記録したんです!
これだけの本塁打が毎年打てるようになればクリーンナップも任されるかもしれませんね!

未だ打率は低いままですが、これから30代後半にかけて衰えがやってくると思うので、その前にバッティングスタイルを変更できたのは良いことだと思います。

これからは違ったブレット・ガードナー選手が見れるとこ良いですね!

ブレット・ガードナーの年俸や特徴は?

これまでヤンキースを長年に渡って支えてきたブレット・ガードナー選手ですが、メジャー1年目の年俸は4300万円程で他の選手と変わりはありませんでした。
ドラ1ではないので、特別扱いもされていないので当然と言えば当然ですね。

ブレット・ガードナー選手が頭角を現してきたのは2年目の2009年でしたが、この年はまだ試合数だけで、多くの打席や出塁を記録することは出来ませんでした。
なので、この年の契約更改ではアップ定時とはなりましたが、5000万円にしかならなかったんです。
2009年は飛び抜けた成績を残していた訳でもないので、仕方がないかもしれませんね。

でも、2010年は47盗塁を決めるなど、大飛躍の年となりました。
いよいよ大幅アップか!?と思われましたが、この年に提示された金額は、約5900万円となっていたんです。
日本ではあり得ない程の評価ですね。

でも、数年活躍したら一気に上がるのがメジャーリーグの良いところです!
2011年も盗塁王を獲得するなど、ブレット・ガードナー選手は安定の活躍を見せました!
その結果、年俸は約5倍増となる3億円での契約となったんです!
日本で3億円ももらっていたらスター選手と言えますね!

でも、ここはアメリカです。
3億円ではまだまだ若手のレベルでしかありません。

次に年俸が大幅アップしたのは、2013年のオフ、つまり2014年の年俸でした。
この年の年俸は6億2000万円となっており、約倍増となる増加を勝ち取っているんです!
一度上がり始めたら凄いのがメジャーですね!

2015年には13億7000万円となっており、ここでも倍増以上のアップを勝ち取っているんです!

2015年からは恐らく複数年契約を結んでいるのだと思いますが、年俸の変動はあまりありません。
2016年は最高額となる14億8000万円となっていますが、2018年には12億6000万円となっているんです。
これだけの年俸なので、1億や2億の変動はあまり感じていないと思います。

でも、メジャーのスター選手となる事は全てのメジャーリーガーの永遠の夢であると思います。
ブレット・ガードナー選手は名門のヤンキースに所属していますが、日本での知名度は高くはありません。
日本人はホームランの打てる選手が好きなので知名度がこれまで上がって来なかったのは仕方がないかもしれませんが、本塁打が打てるようになってきた近年は年俸と共に日本での知名度も上げていってもらいたいところでありますね!

複数年契約を結んでいるのであれば、年俸の変動はあまりないですが、活躍できなくても下がることがあまりありません。
でも、それは良し悪しと言えるかもしれません。
複数年契約を結んでいる間に期待通りの活躍が出来なければ、直ぐに放出されてしまう可能性もあるんです。
契約内容次第ではそれを拒否できますが、一般的にそのような拒否が認められているのは一部のスター選手のみとなります。
現実はそんなに甘くないですね。

ブレット・ガードナー選手は13年間もヤンキースに在籍している事を考えると、功労者として今後もトレードに出される可能性は低いと言っても良いと思います。
本人がトレードを希望した場合は別ですが、生涯ヤンキースと言うことも考えられると思います。

そんなブレット・ガードナー選手ですが、今でもブレット・ガードナー選手の特徴は?
と聞かれると俊足巧打の選手である応えがちかもしれません。
あながち間違いではないのですが、ブレット・ガードナー選手にはもっと凄いことがあるんです!

それは相手投手に投げさせる球数です!
ブレット・ガードナー選手はバットコントロールに関してはあまり評価は高くなかもしれません。
しかし、選球眼はとても良いものを持っているんです!
意外ですね!

毎年、投手に投げさせた球数はチーム内でも多くなっており、充分な役割を果たしているんです!
ブレット・ガードナー選手に求められているのは、ファンは盗塁や走塁と思いがちですが、実は球数を投げさせて、相手投手のスタミナを奪うことがブレット・ガードナー選手の最大の仕事なんです!
簡単そうでできない事が球数稼ぎなんですね!

どんなに良い先発投手でも、スタミナには限りがあります。
ブレット・ガードナー選手のような選球眼の良いバッターはどんな選手よりも厄介であると思います。

近年は本塁打数も増えてきているので、パワーが増幅したのが一番であるとは思いますが、選球眼の良さを発揮できるようになったことも要因の一つではないでしょうか!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にブレット・ガードナー選手について簡単にまとめると

①通算盗塁数は241盗塁と極端に多いわけではないが、近年は高い数字ではないが安定した数字を残している。
40歳まで2桁盗塁が期待される。
②元々は長打力もなく、打撃はそんなに評価が高くなかった。
しかし、最近は2桁本塁打も打てるようになってきており、2017年は20本塁打以上を記録した。
③2018年の年俸は12億円6000万円となっている。
複数年契約はと思われるので、あまり年俸は変動していない。
昔は走塁の選手だったが、今では長打の打てる俊足選手となっている。

ブレット・ガードナー選手はもうベテラン選手となってきました。
ヤンキース一筋で頑張ってきているので、現役最後までヤンキースで続けて欲しいですが、メジャーは移籍にならない方が珍しいです。

なので、残りの現役生活で移籍になる可能性はありますが、せっかく開花し始めた長打力が移籍によって失われてしまう可能性も否定できません。

年齢の割には足で掻き回すことも出来ることと、守備でも広い守備範囲を誇っています。
守備でも失策が少なく、高い守備率を記録していますが、ゴールドグラブ賞の受賞は2016年の1度しかないんです。

逆に1度受賞しているという事は、これから受賞頻度が増えるかもしれません。
長打が増えてきた近年ですが、守備にも期待がかかりますね!

走塁もまだ通用するレベルであるので、イチロー選手のように40歳になっても走れる選手となってもらいたいですね!

[quads id=4]