2023年のプロ野球もレギュラーシーズン終了、残すはポストシーズンのみとなりました。タイトルホルダーも確定しましたよ!
今回は主要タイトル獲得者を紹介します。
首位打者
- セ・宮崎敏郎 横浜DeNAベイスターズ .326
- パ・頓宮裕真 オリックス・バファローズ .307
セ・リーグの首位打者は、ベイスターズの宮崎選手。球界を代表する右のヒットメーカーは、2017年以来6年振りの首位打者に輝きましたよ。パ・リーグは優勝球団、バファローズの頓宮選手が首位打者となりました。パ・リーグの規定打席到達者で3割をクリアしたのは二人だけ。投手有利となった今年のパ・リーグで自身初の規定打席到達、首位打者のタイトルも獲得しましたよ。
本塁打王
- セ・岡本和馬 読売ジャイアンツ 41本
- パ・近藤健介 福岡ソフトバンクホークス 26本
- 浅村栄斗 東北楽天ゴールデンイーグルス
- グレゴリー ポランコ 千葉ロッテマリーンズ
セ・リーグの本塁打王は、リーグ最多、164本の本塁打を放ったジャイアンツの主砲、岡本選手です。後続に10本以上の差をつけ、3度目の本塁打王となりました。一方パ・リーグは混戦、最終盤まで縺れた結果、最終的に26本で3選手が並びましたよ。
パ・リーグのタイトル確定 3選手が本塁打王を分け合ったのは1943年以来80年ぶり (msn.com)
打点王
- セ・牧秀悟 横浜DeNAベイスターズ 103打点
- パ・近藤健介 福岡ソフトバンクホークス 87打点
セ・リーグの打点王はベイスターズの牧選手。今年唯一の100打点超えで、キャリア三年目にして主要タイトル初獲得です!パ・リーグの近藤選手は、本塁打王との二冠王。首位打者レースでも2位につけたものの、惜しくも三冠王は逃しました。
最多安打
- セ・牧秀悟 横浜DeNAベイスターズ 164安打
- 中野拓夢 阪神タイガース
- パ・柳田悠岐 福岡ソフトバンクホークス 163安打
セ・リーグの最多安打はWBC日本代表二人が分け合うことに。両者とも、最多安打は初めての獲得ですよ。パ・リーグは栁田選手が獲得。こちらは2020年以来二度目の獲得です。
盗塁王
- セ・近本光司 阪神タイガース 28盗塁
- パ・小深田大翔 東北楽天ゴールデンイーグルス 36盗塁
- 周東佑京 福岡ソフトバンクホークス
セ・リーグの盗塁王、近本選手はプロ5年で4度目の盗塁王、今年もそのスピードを遺憾なく発揮し、タイガースの優勝に貢献しました。パ・リーグではCS争いをした2球団のスピードスターが最終戦まで縺れる盗塁王争い、最終的にタイトルを分け合う形となりましたよ。
最高出塁率
- セ・大山悠輔 阪神タイガース .403
- パ・近藤健介 福岡ソフトバンクホークス .431
セ・リーグの最高出塁率はタイガースの4番、大山選手。打率を1割以上上回る出塁率で、打つだけでなく出塁でもチームの力になりました。パ・リーグの最高出塁率の近藤選手は、球団新記録の109四球を記録しましたよ。
最優秀防御率
- セ・村上頌樹 阪神タイガース 1.75
- パ・山本由伸 オリックス・バファローズ 1.21
ここからは投手のプロ野球 タイトルを紹介。セ・リーグの最優秀防御率は「虎の村上様」こと村上選手。新人王の獲得も確実視されており、タイガースの優勝に大きく貢献しました。
最多勝利
- セ・東克樹 横浜DeNAベイスターズ 16勝
- パ・山本由伸 オリックス・バファローズ 16勝
セ・リーグのハーラーダービーでトップに立ったのは、シーズン途中に球団記録タイの12連勝を記録するなど大活躍、初の主要タイトル獲得となりました。セ・パでハーラートップの数字が同じになりましたね。
最多奪三振
- セ・今永昇太 横浜DeNAベイスターズ 174奪三振
- パ・山本由伸 オリックス・バファローズ 169奪三振
セ・リーグの最多奪三振に輝いたのはWBC決勝の先発投手、今永選手です。ベイスターズのエース格という印象の強い選手ですが、主要タイトルの獲得は意外にも今年が初めてでした。
最高勝率
- セ・東克樹 横浜DeNAベイスターズ .842
- パ・山本由伸 オリックス・バファローズ .727
セ・リーグの最高勝率は、最多勝利との二冠となった東克樹選手。16勝3敗という成績は非常に素晴らしい数字ですよね。
山本由伸は3年連続投手4冠
さて、今年もパ・リーグの先発タイトルを総なめにしたのはバファローズの山本由伸選手でした。沢村賞 歴代最多タイの3度目の受賞も間違いないでしょう。来シーズンはメジャーへ挑戦すると言われていますが、どのような成績を残すのか、注目したいですね。
最多セーブ
- セ・岩崎優 阪神タイガース 35セーブ
- パ・松井裕樹 東北楽天ゴールデンイーグルス 39セーブ
抑えのタイトル、最多セーブはセ・リーグが優勝球団、タイガースの岩崎選手が獲得。シーズン途中からの守護神就任だったものの、安定した成績で初のタイトルを獲得しました。パ・リーグは松井選手が二年連続三度目のセーブ王、通算セーブ数は現在236で来シーズンは28歳の若さでの名球会入りが確実視されていますよ。
最優秀中継ぎ
- セ・島内颯太郎 広島東洋カープ 42ホールドポイント
- パ・ルイス ペルドモ 千葉ロッテマリーンズ 42ホールドポイント
ホールド数と勝利数の合計で競う最優秀中継ぎのタイトル。セ・リーグ最優秀中継ぎに輝いたのは、カープの島内選手です。5年目のシーズンで大きく飛躍、自身初のタイトルを獲得しました。パ・リーグの最優秀中継ぎはマリーンズのぺルドモ選手。今シーズン新加入の助っ人選手が力を発揮しましたよ。
最後に
今回は2023年プロ野球の主要タイトル獲得者について紹介しました。
レギュラーシーズン終了後は、ポストシーズンの戦いが始まります。そちらの結果も気になりますが、ベストナインやゴールデングラブなど残りの表彰の行方にも注目ですよ!