小学生や中学生、高校生と学生時代を思い出す「体力テスト」、目立つのが嫌な人は適当にやったり、人気者になりたい人は本気で取り組んでいた記憶があります。この記事では、そんな体力テスト種目、50メートル走 世界記録やその他の種目の日本記録や世界記録について調べてみました。
体力テストとは
体力テストは地域によって呼び方は様々ですが、スポーツテストとも呼ばれています。文部科学省体育局が定めたもので、国民の運動能力を調査するために実施する「体力・運動能力調査」の通称をスポーツテスト(体力テスト)と言われています。1999年に大幅な改定が実施され、1964年に制定された「旧テスト」と呼ばれるものと、改定後の「新テスト」と呼ばれるものがあります。新旧では、違う種目も存在するようです。
新・旧テストの違い
ここからは旧体力テストの種目と新体力テストの種目の違いについてご紹介します。
旧テスト
旧体力テストの種目は50m走・走り幅跳び・ハンドボール投げ・懸垂腕屈伸・ジグザグドリブル・連続逆上がり・持久走・反復横跳び・垂直跳び・背筋力・握力・伏臥上体反らし・立位体前屈・踏み台昇降運動がありました。
新テスト
新体力テストの種目は50m走・握力・反復横跳び・ソフトボール投げ/ハンドボール投げ・立ち幅跳び・持久走が旧テストから引き継がれ新たに上体起こし・長座体前屈・20mシャトルランが追加となりました。
日本記録・世界記録
ここからは体力テストの種目は新テストの種目に絞って、トップアスリートたちの日本・世界記録についてご紹介します。
- 50m走
世界記録5秒47(ウサイン・ボルト選手)
日本記録5秒75(朝原宣治選手)
- 握力
世界記録192kg(マグナス・サミュエルソン選手)
日本記録130kg(新沼大樹選手)
- 反復横跳び
反復横跳びの記録は特にありませんでしたが、小学生で60回程度、中高生でも70回行けばかなり高得点のようでした。
- ハンドボール投げ
ハンドボール投げの正式な記録はありませんが室伏広治の65mが日本記録兼世界記録ではないかと言われています。
- 立ち幅跳び
世界記録3m73cm(バイロン・ジョーンズ選手)
日本記録3m60cm(室伏広治選手)
- 持久走(1500m)
世界記録3分26秒(ヒシャム・エルゲルージ選手)
日本記録3分35秒42(河村一輝選手)
- 上体起こし
上体起こしについても記録は残っていませんでしたが、日本トップで50回以上ではないかと言われているようで世界だと60回超えもいるかもしれませんね。
- 長座体前屈
長座体前屈も世界的には行われていないようで、日本記録というのも記録はありませんでした。検索してみたら95cmという記録がでたようですが確かではないようです。
- 20mシャトルラン
最後にシャトルランですが、あくまでスポーツテストであり競技ではないために記録はありませんでした。噂によると、サッカー日本代表・長友佑都選手が世界一では?と言われていますが確かな記録は分かりませんでした。最高レベルが21の247回となっているのでこれを超えたのは本当にすごいですね。
まとめ
最近では少しずつ平均も上がってきているという体力テストですが、昔に比べあまり外で活動する印象が少ない現代で本当なのか多少の疑問は残ります。興味があればこれを機会に、今回ご紹介した体力テストの種目別の記録を超えるように頑張ってみてはいかがでしょうか。