辻村深月「かがみの孤城」が本屋大賞を受賞!おすすめ作品まとめ

2018年の本屋大賞は、『辻村 深月(つじむら みづき)』さんの「かがみの孤城」が選ばれましたね♪

本当におめでとうございます!

本屋大賞ってなに?って思った人も、中にはいるかもしれません。

直木賞や芥川賞とはまた違う魅力のある賞なんです!

そして、辻村深月さんの作品にはどんなものがあるんでしょう?

プライベートではどんな感じなのかも、気になる♪

そこで今回は、辻村深月さんについて、気になることを調べてみました。

また、おすすめ作品も紹介します。

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辻村深月のプロフィール

辻村深月
出典:http://dual.nikkei.co.jp/
名前:辻村 深月(つじむら みづき)
生年月日:1980年2月29日
出身地:山梨県笛吹市
最終学歴:千葉大学教育学部卒業

2004年「冷たい校舎の時は止まる」でデビュー。
「ツナグ」第32回吉川栄治文学新人賞受賞
「鍵のない夢を見る」第147回直木三十五賞受賞

村さんの小さい頃は、絵本をよく読んでいたそう。
きっかけは、出産祝いにいただいた20冊くらいの絵本シリーズ。
特に、「おひるねじかんにまたどうぞ」はお気に入りだったとか。
本だけでなくマンガも読んでいたという辻村さん。
ドラえもんは、自分の思い出とリンクしていることもあり、想いも特別なものなんですって。

辻村さんは、子どもの頃から小説を書くのが好きだったけれど、ジャンルはその時々で変わっていったよう。
初めて書いた小説は、ホラー。
しかも、小3のときというから、さすがですね~!
きっと、当時から並外れた文章力があったんでしょう。
小6のときに、綾辻行人「十角館の殺人」を読んだことがきっかけで、ミステリーにハマっていきます。
中学のときは、ファンタジーを書いていたそう。

高校生になってから、教室を舞台にしたストーリを書き始めます。
クラスの友達にも、読んでもらったとか。
今となっては、人気小説家の辻村さん。
元クラスメイトにとっては、嬉しいでしょうね、きっと♪

そして、大学はミステリ研究会がある千葉大学へ。
大学生で、高校のときに書いていた「冷たい校舎の時は止まる」を再び書き始めます。
そして、メフィスト賞を受賞して見事にデビュー!

辻村深月が受賞した本屋大賞って?

の本屋大賞って、どんな賞かご存知ですか?
全国の書店員の投票によって選ばれるのです。
2018年で15回目になるから、2003年から始まったんですね。
選考対象になる本は、1年間の間に刊行された日本の小説すべて。
まずは、1次投票でノミネートを決めます。
そして2次投票では、各自ノミネート作品をすべて読んでからベスト3の順位をつけます。
実は、辻村さんは今回が4度目のノミネート!
改めて、大賞受賞にたどり着くのって大変なんですね。

本屋大賞は、選考に参加した書店員たち全員で選ぶもの。
なんだか、書店員の本への情熱が伝わってきます。

辻村深月が2018年本屋大賞受賞
出典:https://www.sankei.com/

今回本屋大賞を受賞した『かがみの孤城』は、ファンタジーで鏡でつながった不思議な城で出会った中学生7人の物語。
はじめは、「かがみの城」っていうタイトルを考えていたそう。
担当編集者のアイデアを取り入れて、「孤城」もつけたんですって。
「敵に囲まれて身動きがとれない城」という意味とのことですが、きっと本を読み進めるうちにその意味がわかるはず♪

ちなみに、過去にはどんな作品が本屋大賞になっているかというと…。
三浦しをん「舟を編む」、伊坂幸太郎「ゴールデンスライパー」、宮下奈都「羊と鋼の森」など。
どれも、大ヒットしたものばかりです。
本屋大賞をとることで、本屋でもいっそう本を手にとってもらえるようになり、多くの人に読んでもらえる。
つまり、本屋にとっても作家にとっても、そして読者の私たちにとっても嬉しい賞なのです。

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辻村深月ってどんな作家?おすすめ作品まとめ

女が世に送り出した作品は、実にさまざま。
デビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」のようにミステリーは多数。
「子どもたちは夜と遊ぶ」のように、殺人ゲームの話もあります。

青春小説の「名前探しの放課後」もいいし、映画化された「ツナグ」は誰もがきっと読みやすく感動するはず。

直木賞を受賞した「鍵のない夢を見る」は、女性の心に潜むものを描いていて、女性におすすめ。

辻村深月「鍵のない夢を見る」

アニメの制作現場で働く女性を描いた仕事モノの「ハケンアニメ!」、初の社会派ミステリー「朝が来る」にも注目!

ほかにも、辻村さんの作品はたくさん!
辻村さんの小説は、伏線が見事なんですよね。
読み進めるうちに、「ここでこうなるのか!」と結びつく瞬間があるのですが、それがとっても気持ちいいのです。
いろんなテイストがあるので、中には自分に合わないものもあるかもしれません。
でも、それでいいと思うのです。
これ、いいなぁと思う本に巡り合えたならば、きっと辻村ワールドを満喫できたということ。

津村さんは、ドラえもんが大好き!
服も、ドラえもんカラーの青が多いそう。
「凍りのくじら」は、タイトルがドラえもんの道具になっているほど。

そんなキュートな辻村さんも、プライベートでは2児の母
母親になったことで、自分の中に引き出しがたくさんできたんですって。

最後にまとめ

かがでしたか?
辻村深月さんについて簡単にまとめると

①辻村さんが最初に書いた小説は、小3のときのホラー。大学ではミステリ研究会に所属。
②今回受賞した本屋大賞は、今年で15回目になる書店員が選ぶもの。今回の受賞作は、辻村深月「かがみの孤城」。
③デビュー作は「冷たい校舎の時は止まる」。ミステリーから青春モノ、仕事モノと幅広いジャンルの小説を執筆。

辻村さんの小説の世界に惹きこまれた人は、きっと多いはず。
本屋大賞受賞した話題作「かがみの孤城」、ぜひ読んでみてくださいね♪