2006年、日本ハムファイターズ44年ぶりの日本一の立役者の一人であり、パリーグの新人王にもなった人物と言えば
『八木智哉』選手ですね!
ダルビッシュ有選手と共にダブルエースと称えられ、日本ハムの投手陣を牽引していく存在になると期待されていたのですが…
何と2014年と2017年に二度の戦力外通告を受けてしまったんです。
1年目の活躍を見ると前途洋々だった八木投手、2017年までに一体何があったのか。
あなたも気になりませんか?
2年目以降の成績や年俸はどうなっていったのでしょうか。
また、大家族で知られる八木投手の妻や子どもについても調べてみました。
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八木智哉のプロフィール 2006年パリーグ新人王!
出典:Wikipedia
出身地:神奈川県横浜市保土ヶ谷区
生年月日:1983年11月7日
身長:181cm
体重:78kg
プロ入り:2005年 希望入団枠
デビュー:2006年3月31日
八木選手は大学選手権の最多奪三振記録を塗り替え、完全試合もありアマチュアNo.1左腕と言われるほどの選手でした。
2005年ドラフトの希望入団枠で契約金1億、推定年俸1500万で日本ハムに入団しています。
つまり選手としては最高の評価を受けての入団だったわけです。
本当に期待が大きかったんですね!
入団時の記者会見で八木選手は
「開幕1軍はもちろん、結果的に新人王がとれるようにがんばっていきたい」
と話していました。
そして本当に新人王をとってしまったんです!
有限実行、カッコイイですね~
選手としての特徴は、キレのあるストレートと精度の高い変化球を投げる投手です。
ストレートの平均球速は134km/hと特別速くはないのですが、動画を見ると速く見えるのでキレがすごいんでしょう。
最近は140km/h越えは当たり前、150km/h越えで速いという風潮ですが、素人が投げると100km/hくらいの速さなんで充分速いんですよ!
また、2リーグ制後初の継投でのノーヒットノーランを達成した投手の1人であり、八木選手は先発し10回まで投げても援護がなく勝利投手にはなれませんでした。
まさに手に汗握る投手戦!といった試合だったんでしょうけど八木選手は勝利投手になれず悔しかったでしょうね。
この試合で八木選手は史上初めて延長まで安打も得点も許さないまま途中降板した投手という珍記録にもなりました。
八木智哉が戦力外通告!これまでの所属球団とその経緯
八木選手は33歳、中堅からベテランにさしかかる年齢といったところですが、すでに二度目の戦力外通告を受けてしまっています。
ですが、戦力外通告を受けるたびに所属球団が変わったというわけではないんですよね。
皆さんは覚えてませんか?
2013年、当時日本ハム所属だった「糸井選手」が契約更改でモメたからなどと噂されたトレードがありましたよね。
オリックスとの2:3の大型トレードに衝撃が走った記憶があります。
その「糸井選手」と共にオリックスへの移籍が発表されたのが「八木選手」でした。
2012年の八木選手の成績はローテーションを守り、6勝3敗とエース級ではないものの貯金を作ったシーズンだったので、きっと戦力として請われての移籍でしょう。
そのオリックスでは2年間で先発4回、中継ぎ2回しか出場機会を得られずほぼ2軍暮らしになってしまい、一度目の戦力外通告を受けることになります。
プロは結果がすべてとはいえ、やはり厳しい世界ですね・・・
八木選手は12球団合同トライアウトを受け、ヒットを1本も許さないストライク先行の投球で結果を出し「中日」との契約を勝ち取ります。
2015年の勝ち星はすべて広島からで、『カープキラー』と呼ばれる存在に。
当時から広島の打線は強力になりつつあったのですが、広島ナインにとって苦手な投手だったのかもしれませんね。
しかし2017年シーズン終了後、二度目の戦力外通告を受けてしまいます。
ネット上の意見では「意外」、「カープに対してまだやれる」、「落合GM色をなくすため?」など驚きの声の方が多いようです。
今後は、国内外問わず現役続行を希望していて12球団合同トライアウトも受ける意向とのこと。
1つのチームに対してでも、勝ち星が計算できる投手はどこか獲得を検討する球団はあるんじゃないでしょうか。
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八木智哉の妻や子どもは?大家族?
八木投手は既婚者で、1年目のシーズンオフに大学時代より交際していた2歳下の一般女性と結婚しています。
プロ入り前より交際していた人との結婚は好感が持てますね!
八木選手を検索するとセットで出てくるキーワード上位に「子ども」とあるので調べてみると、何と子どもは5人!
男の子が4人、女の子が1人、少子化の現代では大家族レベルの多さです。
奥さん育児大変ですね・・・!
一度目の戦力外通告の際、八木選手はTBSの「プロ野球戦力外通告」に家族全員出ていたので名前も全員わかっています。
妻の「知佳」さん、長男の「有将」くん、次男の「将真」くん、三男の「真騎士」くん、四男の「士穏」くん、長女の「樹里有」ちゃん。
長男の有将くんは、将来の夢はパパと同じく野球選手で「好きなチームは日本ハムとオリックス。でもオリックスは新しい人が来たらすぐやめさせられる。」と言っていました。
子どもは正直ですね!大人が言いたくて言えないこともはっきり言えます(笑)
ちなみに妻の「知佳」さんは肝が据わってらっしゃいました。
「子どもたちのことはしっかりやるし、家のこともしっかりやるので、パパはやりたい野球をとことんやってください」だそうです。
夫が職を失ってきっぱりそう言えるのはすごいと思います!
凡人は不安で早く職探すよう言ってしまうのではないでしょうか。
こんなにしっかりした奥さんと、かわいい子どもたちが5人もいるなら、八木選手ももう一花咲かせる為に次の所属球団を頑張って探さないといけませんね!
八木智哉の今までの成績と年俸推移は?
八木選手のキャリアハイの成績は、ルーキーの年の2006年。
この年はチームトップの12勝(8敗)、5完投3完封で無四球も3試合ありました。
しかし2年目に左肩を痛めてしまい戦線離脱を余儀なくされ、2年目と3年目の成績はそれぞれ4勝(6敗)、1勝(1敗)となってしまいました。
4年目は規定回数に達しなかったものの、9勝(3敗)し復活が期待されたのですが、5年目開幕早々に乱調で2軍降格し、チャンスをつかめぬまま1勝(4敗)で終わってしまいます。
肩のケガの影響か、他の投手の台頭か、八木選手にとって苦しいシーズンが続きますね・・・
6年目は1勝(1敗)、7年目はローテーションに復帰し6勝(3敗)の成績を残しトレードで「オリックス」へ行くことになります。
オリックス時代は2年間勝ち星がなく戦力外通告を受け、トライアウトで「中日」に行くと4勝(6敗)を上げます。
しかし、中日2年目では4月に右すね付近に打球直撃で負傷降板、そのまま2軍落ちして1軍に呼ばれることなく二度目の戦力外通告となってしまったのです。
年俸推移は日本ハム時代は 1500万 → 5000万 → 4200万 → 3300万 → 6000万 → 4800万 → 2400万 と、日本ハムで最後の契約更改では、減額制限以上の減俸を飲んでいます。
夢もあるけど厳しい現実もある世界ですね!
オリックス時代の年俸推移は 2400万 → 1800万 と結果を出せなかったのでやはり下がってしまっています。
中日時代の年俸推移は 1200万 → 2000万 → 1500万 となり、現在は入団時の年俸に戻ってしまいました。
次の球団が見つかったとしても年俸は2017年より下がってしまうかもしれませんが、12球団合同トライアウトでまた結果を出して欲しいですね。
最後にまとめ
いかがでしたか?
八木智哉選手について簡単にまとめると
②これまで所属した球団はドラフトで日本ハム、トレードでオリックス、トライアウトで中日。
③家族は妻と5男1女の今時では大家族!
④キャリアハイはルーキーイヤーの12勝、年俸は最高6000万まで上がったが現在は入団時と同じく1500万。
といったところでしょうか。
カープキラーで復活勝利を挙げた時のように、トライアウトで結果を出して再び復活勝利のインタビューを見たいですね!
海外も視野に入れているとのことで、今後の所属球団がどこになるのか、今後も注目していきたい選手です。
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