嘉弥真新也の球種は?嘉弥真ボールとは!?通算成績と経歴や年俸も

フトバンクホークス『嘉弥真 新也(かやま しんや)』投手は、「森福」投手が巨人に移籍して出来た穴を2017年シーズン埋めてくれましたね!

そんな嘉弥真投手のご両親は12人兄弟なんですよ!
あなたは知ってましたか?
今では珍しい大家族なんですね!
親戚を合わせると、なんと200人以上にもなってしまうらしいです(笑)
想像が出来ないですよね。

ところで「嘉弥真」という名前はとても珍しく、沖縄県特有の名前とのことですが、沖縄にも10人前後ほどしかいないそうです。
プロで活躍して珍しい名前をもっと知ってもらいたいですね!

では、そんな嘉弥真投手の通算成績って気になりませんか?
2017年は活躍しましたが、今まではどうだったのでしょうか?
詳しく調べて見ました!

また、経歴独特の球種、そして年俸についても合わせて調べて見ました。

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嘉弥真新也のプロフィール

嘉弥真新也
出典:https://wing2.softbankhawks.co.jp/
名前:嘉弥真 新也(かやま しんや)
出身地:沖縄県石垣市
生年月日:1989年11月23日
身長:173cm
体重:68kg
プロ入り:2011年 ドラフト5位
デビュー:2012年5月4日

嘉弥真新也の通算成績は?

弥真投手は、入団から1年目の5月にはプロ初登板を飾っています。

この初登板までの間は2軍で投げていたのですが、3月20日から5月1日までの間で10試合に登板して防御率は0.00を記録していたんです!
ドラフト5位指名ながら中々の活躍を見せていたんですね!

5月2日には「金澤健人」投手が離脱した為、1軍に登録されてプロ初登板が実現。
この日の登板ではピンチを招きますが、1回1/3を無失点に切り抜けています。
しかしその後の登板で計6失点してしまい、この年は4試合で4.1イニングを投げて防御率は12.46と、結果を残すことが出来ませんでした。
2桁防御率はちょっとひどいですね。

迎えた2年目は開幕2軍でしたが、またも2軍で10試合登板して防御率0.69の好成績を残しました。
そして先発でも登板しており、先発では4試合で3勝0敗防御率0.72を記録。
この活躍により、5月31日に1軍登録されています。
今度は結果を残して欲しいですね!

この年の1軍ではピンチを招くも、無失点に切り抜けて年間40試合の登板を果たしました。
しかも防御率は2.32を記録しています!
1試合の先発登板を含めプロ入り初勝利となる3勝をマーク!
2年目の活躍は凄いですね!

でも翌年は前年ほどの結果がついてきませんでした。
32試合に登板するも防御率は3.19と下降。
これで少し信頼が落ちてしまったのか、翌2015年は16試合の登板と前年の半分に落としてしまいます。
防御率でも4.20と年々悪くなってしまいます。
掴みかけた信頼を失ってしまいましたね。

2016年では年間40試合以上の登板を目標に挙げて挑みましたが、終わってみれば5試合で防御率は8.59とひどい数字になってしまいました。
このままではまずいと感じて、この年のオフに投球フォームをスリークォーターからサイドスローに変えて2017年に挑むことに。
このサイドスロー転向が転機となりましたね!

嘉弥真新也の成績
出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/

2016年のオフに中継ぎの一角を担っていた「森福允彦」投手が巨人に移籍したことによって、空いた穴を埋めるのに嘉弥真投手に期待がかかりました。
同じサイドスローとして注目されたんですね!

すると2017年は開幕からワンポイントとしてフル稼働。
見事に自己最多の58試合の登板を果たしました。
防御率でも2.76を記録しており、2年目の成績に近い成績を残しました。
この年は中継ぎとして4年ぶりの勝利も挙げるなど、日本一に大きく貢献する大活躍を見せました。
2018年にかかる期待も大きいと思いますが、中継ぎエースとして成長出来るように頑張って欲しいですね!

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嘉弥真新也の経歴は?

弥真投手は小学校4年生の頃に、地元の少年野球チームである「白保轟」で野球を始めました。
沖縄県とあって、とても変わったチーム名ですね!
最初はこのチームの漢字が読めませんでした。
「しらほとどろき」と読むみたいですね。

高校は、「八重山農林高校」に進学。
ポジションは、外野手兼投手として2つをやる事に。
高校3年生の時の夏の甲子園大会の予選の初戦で登板を果たします。
しかし、嘉弥真投手が打ち込まれてしまい、最後の甲子園大会は予選の初戦敗退となってしまいました。
なので甲子園出場経験はありません。

高校卒業後は社会人の「ビッグ開発」に入社しています。
そこの野球部に入部して野球を続けていましたが、その当時の球速は120km/h程しか出ておらず、投手として4、5番手とあまり活躍できないでいました。
しかし、監督に厳しい練習で鍛えられた事で、球速は一気に上がり140km/hまで上げる事に成功!
ここまでの期間は2年ほどなので、集中して猛特訓をしたことが伺えますね!

嘉弥真新也がビッグ開発で活躍
出典:http://piron.ti-da.net/

在籍3年目には主戦投手となって、西日本クラブカップに出場するとMVPの活躍を見せます。

そして、都市対抗野球大会の沖縄1次予選の敗者復活決定戦で、前年に本大会出場を果たした沖縄電力を破る活躍を見せました。
この登板がJX-ENEOSで当時監督を務めていた「大久保秀昭」氏の目に留まり、その年の12月に「JX-ENEOS」に移籍しています。

嘉弥真新也がJX-ENEOSに移籍
出典:http://arai1126.web.fc2.com/

移籍して挑んだ翌年の都市対抗野球大会では中継ぎ登板を果たしていますが、1回戦で制球を乱してしまい、そのまま降板となってしまっています。

あまり飛び抜けた活躍は出来ていませんでしたが、プロのスカウトの目に留まり、ソフトバンクホークスからドラフト5位指名を受けて入団。

嘉弥真投手の野球人生はまだまだこれからです!
今の成績で満足することなく邁進して欲しいですね!

嘉弥真新也の球種は?嘉弥真ボールとは!?年俸もチェック!

弥真投手は多彩な変化球を持っています。
その中でも「嘉弥真ボール」と呼ばれている変化球は、魔球として名が知られて来ています。

嘉弥真ボールはナックルカーブのように不規則な軌道で落ちることから、嘉弥真投手本人でも、どのように変化するかわからないと言います。
本人がわからないのですから打者も当然わからないですよね!
そうなるとやっぱり打つのは難しいですね。

嘉弥真投手は左投げなので、右打者にとても有効な球種で、インコースに投げると打つのがとても困難になるようです。

握り方も独特な握り方で、他の投手には中々真似が出来ないようです!
自分の名前をつけた変化球なので、他の投手に真似されるわけにはいかないですよね。

嘉弥真新也の「嘉弥真ボール」
出典:https://www.sponichi.co.jp/

では、その嘉弥真ボールをどれぐらい投げているのでしょうか?
投球率について調べてみたところ、嘉弥真ボールの投球比率は全体の僅か1%しか投げていないんです!
打ちにくい球であるのにあまり投げていないんですね。

恐らくその原因としては、制球とどう変化するかわからない事にあると思います。
1軍打者相手では失投は、すぐスタンドに持っていかれてしまいかねません。
なのでリスクを負ってまでは投げたがらないのでしょう。
少し勿体無いような気もしますね!

では、魔球を投げずにどんな球をよく投げるのでしょうか?
それはスライダーです!
スライダーは全体の55%を占めており、ストレートの33%を大きく上回っています。
以外ですよね!
スライダーを投げる投手は多いので、打者としても打ちやすい球種であると思いますが、それが打たれていないんですよね~。

スライダーも嘉弥真ボールのようにキレと変化が鋭くて、簡単に打つことは出来ないのでしょう。

最後に年俸についてですが、嘉弥真投手の2017年の年俸は2000万円です。
2017年は、活躍を見せたので2018年は3000万円を超える事は確実だと思いますが、過去の最高年俸は2014年と2015年の2800万円が最高額なんです!
2013年に40試合の登板を果たしているので上がっているのですが、そこからはあまり下がっていないんですね。
2018年は自己最高年俸となる事は確実視されていますが、ここで甘さを見せる事なく2018年も中継ぎの一角を担う活躍を見せて欲しいですね!

最後にまとめ

かがでしたか?
嘉弥真新也投手について簡単にまとめると

①通算登板数は6年間で155試合、5勝3敗20ホールドで防御率は3.41。このほとんどは2013年と2017年に記録しているものなので安定しているとは言い難い。
②高校、社会人と目立った成績は残していない。しかし、監督に厳しく指導された事で潜在能力が発揮されてきた。そこに目をつけたソフトバンクにドラフト指名を受ける。
③魔球である嘉弥真ボールを扱うが、投球比率は1%とかなり低い。独特の軌道で打ちにくい球種であると同時に操りにくい球種でもある。
④年俸は過去最高は2800万円で、2018年はそれを超える可能性あり。

今まで2年連続で活躍した事がない嘉弥真投手。
2013年の活躍の後の2014年は、32試合には登板していますが、打ち込まれる場面も目立っていて信頼はあまり高くありませんでした。
2017年は森福投手の穴を見事に埋める活躍を見せました。
2018年が正念場だと思います。
毎年安定して活躍してほしい!というか活躍してもらわなければ困る投手でありますね!
それ程、2017年に得た信頼はとても大きいものであったと思います。
チームも日本一になって浮かれる気分だと思いますが、ファンの為にもチームの為にも一層気を引き締めて頑張ってほしいですね!

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