近年、プロ野球や高校野球で定着しつつある攻撃的2番。
最近の象徴の選手と言えば、横浜の『梶谷 隆幸(かじたに たかゆき)』選手ですね!
外見からすると寡黙でクールなイメージですが、実は非常に喜怒哀楽が激しく、熱い魂の持ち主なんです。
梶谷選手曰く、「喜怒哀楽が激しいタイプだからこそ、1つのプレーに一喜一憂しないようにしている。」とのこと。
本当はホームランを打った時などは「めちゃくちゃ嬉しい」そうですよ。
そんな実は熱い男、梶谷選手が喜怒哀楽を隠しつつ、残してきたこれまでの成績と年俸はどのようなものでしょうか?
また、検索上位ワードに「やる気がない」とありますが、喜怒哀楽の激しい熱い男と反するキーワードで気になりますね。
今回は梶谷選手について私服や好物についても合わせて調べてみました。
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梶谷隆幸のプロフィール
出典:http://www.ad-vank.com/
出身地:島根県松江市
生年月日:1988年8月28日
身長:180cm
体重:85kg
プロ入り:2006年高校生ドラフト3巡目
デビュー:2009年4月9日
小学生で軟式野球を始め、中学の野球部からクラブチームの「乃木ライオンズシニア」に所属し、プレーするようになります。
そこでのプレーを当時コーチで現在監督の「山内弘和」氏が見たことがきっかけで、開星高校からの誘いを受け入学が決まったんです。
山内弘和氏の当時の梶谷選手の印象は「セーフティバントがうまく足が速い」というものだったとか。
開星高校に入学して4月中旬、つまり入学早々レギュラーを勝ち取り、プレーしていました。
しかし1年秋に腰を痛めヘルニアと診断され、野球をやめるよう医師に言われる状態にまでなってしまったんです。
梶谷選手は当然最初は落ち込みますが、セカンドオピニオンを受けた先生に「野球やめて治る保証はないし上手く付き合えばいい」と言われたとか。
そのおかげで野球をやめず今の梶谷選手があるんですね。
腰の負担を軽くする為に、体を柔らかくするストレッチをするようになったんです。
当時の梶谷選手は体がガチガチに硬かったのですが、ヘルニアが良くなっても梶谷選手は暇さえあればストレッチを続けていました。
そのおかげで、3年時にはプロのスカウトが驚くほどの柔軟性のある体になっていたんです。
そして2006年高校生ドラフト3位で横浜から3巡目指名を受け入団することになります。
余談ですが、入団会見の際にY字バランスを披露しています。
梶谷隆幸のこれまでの成績や年俸は?
梶谷選手は、2006年高校生ドラフトで横浜より3巡目指名を受け、契約金4500万、年俸500万で契約します。
2007年、2008年は1軍出場機会はなかったものの2軍でじっくり鍛えられ、2008年には2軍の遊撃手のレギュラーの座を掴みます。
実は梶谷選手、遊撃手だったんですよね。
今はすっかり外野手のイメージなので、振り返ると驚きです。
2009年には1軍に昇格するも、故障の影響などもあり2011年まではほとんど2軍暮らしが続きました。
そんな梶谷選手に転機が訪れたのは2012年、「中畑清」監督が就任したことでした。
当時の中畑清監督は梶谷選手を見て「こいつを育ててみたい」と強く惹かれたそう。
オープン戦で出場機会を得、打率.347と結果を残したことで開幕戦に1番遊撃手でスタメンを勝ち取ったんです!
翌年の2013年は規定打席こそ届きませんが、打率.346、7盗塁、16本塁打を記録するなど打撃面で成長を見せます。
2014年には外野手に転向し主に右翼、中堅を守るようになり去年の倍近い142試合に出場し39盗塁を記録し、盗塁王に輝きました!
出典:https://sports.yahoo.co.jp/
しかし打撃面では課題を残し、特に三振の数がリーグワースト3位となってしまいました。
2015年は3番右翼手として打率.275、13本塁打、28盗塁、得点圏打率.352という素晴らしい成績を記録します。
2016年には「ラミレス」監督が就任し、攻撃的2番としての起用が始まりました。
2017年も2番起用が続きましたが、三振の多さで下位打線で自由に打たせるという方針に転換されます。
これがよかったようで、シーズンが終わってみれば20本塁打と20盗塁を達成。
梶谷選手がトリプルスリーに近い男と言われるのも納得ですね。
年俸は500万→500万→510万→660万→640万→1000万→2300万→4600万→8300万→9300万と、1軍定着と外野手転向後はガンガンあがってますね!
2018年の年俸は、1億越えはほぼ間違いないでしょう。
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梶谷隆幸はやる気がないって本当!?
梶谷選手本人が言った言葉に近い「やる気がない」ですが、実際はだいぶ違うんですよね。
ある時、ヤジについて言及したことがあったんです。
梶谷選手は「ヤジ、昔はいっぱいありましたね。若いころはきつかったですけどね。でも、いまは何とも思わないです。そういうふうに見えがちな人って絶対いると思うし、僕がそれだったというだけで。性格は変えられない。別に、それで嫌いなら嫌いでいい」と言って、そのあとに付け加えた言葉が、「ま、やる気ない系なんで」だったんです。
やる気がないのではなくやる気ない系(に見える)というニュアンスのようです。
この発言の背景にはリーグトップクラスの三振の多さがあります。
あっけなく三振して見えたりすることが、やる気あるのか!というヤジに繋がってしまうのでしょうね。
梶谷選手自身は浅いカウントであてに行くバッティングが大嫌いで、同じアウトなら長打の可能性を残しつつ、おもいっきり振った結果が三振なら仕方ないということのようです。
三振は減らしたいけど、その技術がないと言っていました。
出典:https://www.baystars.co.jp/
2013年から5年連続で2桁本塁打を打っているのは、三振覚悟の長打狙いのバッティングの賜物なんでしょうね。
決して本人にやる気がないのではなく、やる気がなく見えてしまうことを「やる気ない系」と表現してるに過ぎません。
実際は今後の目標として25本塁打、40盗塁を掲げています。
トリプルスリーじゃないの?と思いますが、打率は減ることもある指標だけど、本塁打と盗塁は減ることがなく積み重ねられるから興味があるとか。
本塁打と盗塁って、絶対同時に積み重ねることができないもので、走力も打力も必要なものなので、梶谷選手らしい面白い目標だと思います。
梶谷隆幸の私服や好物が気になる!
梶谷選手の上位検索キーワードに「私服」とあるんですよね。
大体このキーワードがあると、オシャレな人なのかなと思います。
早速調べてみたところ、オシャレというより個性的というか。
出典:http://blog.livedoor.jp/
ムキムキに鍛え上げられた筋肉により、オシャレな服を着てもオシャレ以上にその体格に目がいってしまうのは私だけでしょうか。
決してダサいとかではなく、野球選手の私服としてはごく普通なんですけどね。
そのムキムキの筋肉はスクワットは190kg・ベンチプレスは110kgを記録するほどすごいもので、体脂肪もわずかに8%しかないとか。
体のラインが出ないダボダボの服を着るしか、何着てもマッチョからは逃れられないでしょうね。
そして、そんな肉体を維持する梶谷選手の好物について調べてみたのですが、梶谷選手と共に検索されている食べ物が何故かチャーハンなんです。
低い体脂肪率を維持するのが難しそうな食べ物ですが、梶谷選手は夏場体重が落ちてしまうという悩みを抱えていたんです。
特に2017年は例年にない猛暑と言われ、元々食べることが得意ではない為、疲れと暑さで梶谷選手の体重が開幕前から11kgも落ちてしまっていたんです。
それを心配した同僚で同学年の宮崎敏郎選手が「これ食べて」とチャーハンを渡したとか。
梶谷選手はそのチャーハンをナイター後に食べ、何とか活力を維持できたようです。
何ともほほえましい話ですよね。
ちなみに何故かネット上では「宮崎敏郎」選手が手作りチャーハンを梶谷選手に振舞ったことになっていて「愛情チャーハン」などと書かれていました。
実際は冷凍チャーハン3袋を渡したということのようです。
どちらにせよ宮崎敏郎選手は優しいですね。
最後にまとめ
いかがでしたか?
梶谷隆幸選手について簡単にまとめると
②入団時は遊撃手だったが、2013年に外野手に転向。そこから打撃が向上しレギュラーに定着。ラミレス監督就任から攻撃的2番として起用。2017年20本塁打20盗塁を達成。年俸は2017年で9300万。
③やる気がないのではなく、やる気がなく見えてしまうことをやる気ない系と表現したに過ぎない。その背景にはリーグトップクラスの三振の多さがある。
④梶谷選手はかなりムキムキな筋肉のせいで、オシャレ服を着てもマッチョに見えてしまう。食べることは得意ではなく、チャーハンは同僚の宮崎敏郎選手が体重減少を心配して差し入れてくれたもの。
といったところでしょうか。
食べるのは苦手とのことですが、その肉体を維持できる程度には食べて、自身の目標である25本塁打、40盗塁を目指して欲しいと思います。
2018年は、体重が11kgも落ちないことを願っています!
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