大石達也の気になる経歴は?球種と年俸や通算成績も知りたい!

2010年に早大トリオとして話題になった選手といったら

日本ハムの「斎藤佑樹」投手と、広島カープの「福井優也」投手、

そして、『大石 達也(おおいし たつや)』投手ですね!

大石投手は埼玉西武ライオンズで活躍している投手ですが、野手の才能もある選手。

大学時代は遊撃手で「鳥谷敬」選手を超えられる存在と言われていたので、この時に転向していたら野球人生は大きく変わっていたかもしれないですね!

2014年には野手に転向を打診されていて、球団もその打力は認めている程!
結果的に本人が断っているので転向はなされていないですが、野手の大石投手も見てみたいですね~。

そんな才能が開花し始めている大石投手の経歴について詳しく迫ってみましょう!

また、大石投手が操る球種はどれ程打たれていないのか?
被打率にも注目してみましょう!

更に、大石投手の年俸通算成績も合わせて調べてみました。

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大石達也のプロフィール

大石達也
出典:https://www.seibulions.jp/
名前:大石 達也(おおいし たつや)
出身地:福岡県太宰府市
生年月日:1988年10月10日
身長:185cm
体重:92kg
プロ入り:2010年 ドラフト1位
デビュー:2012年5月5日

大石達也の経歴は?

石投手は小学校2年生の時にソフトボールを始めました。
当時のポジションは投手でした。

中学校に入ると、「大野城ボーイズ」で本格的に野球を始めました。
野球を始めたのは中学校だったんですね。
プロ野球選手としては少し遅いですが、ここから急成長を遂げます。
中学校時代は投手兼外野手でプレーしたいたようですが、3年生の時に九州選抜に選ばれています。

高校は福岡大大濠高校に進学。
この高校は野球の名門と知られている学校です。
1年生の春からいきなりレギュラーを獲得します。
投手ではなく左翼手でしたが、打撃が認められてのレギュラー獲得となりました。

2年生の秋からは主戦投手となり、福岡大会の準々決勝でノーヒットノーランを達成!
ただでさえ簡単に出来ることではないですが、二刀流で達成するなんて、レベルが違います!

3年生の夏の県大会では初戦の最後で制球が乱れてしまい、サヨナラ押し出し負けとなってしまいました。
MAX145km/hを誇っていましたが、甲子園出場の経験はないんですね!

大学は、監督同士が先輩後輩の仲にあった早稲田大学に進学。
早稲田大学の野球部入部した時は、投手を希望していましたが、大学の監督に日本一の遊撃手になれると言われて、ほとんど経験のなかった遊撃手として出場することに。
しかし、内野の守備練習の際に、指の炸裂や剥離骨折などの大怪我を負ったことで内野手を断念しています。

そして、怪我が治ってから投手として登録されます。
結果的に希望が叶って良かったですね!

1年生の春には投手として初登板を果たしています。
1年生の秋から3年生の春まで、4シーズンにかけて38回を無失点に抑える好投を披露しているんです!
ここまでの大学野球では、ほとんど失点してないんですね~。
初めて規定投球回数に到達したのは3年生の秋、この年にベストナインを獲得しています。

しかし、大石投手の投球は安定感がなく、試合のどこかで打ち込まれてしまう傾向にあったんです。
そのため、あまり長いイニングは投げられないでいたんです。
その頃には「斎藤佑樹」投手や「福井優也」投手が目立っていたので、この2人が主な先発投手として出場する機会が多くなりました。
大石投手も先発願望はあったようですが、自分の投球内容を理解して抑えに回る決意をしたんです!

短いイニングになり、スタミナを気にしないで良くなったことから球速は155km /hまで伸びました。
常に全力投球だったんですね!

世界大学野球選手権では、アメリカの中軸打者を3者連連続三振で抑えたことで、直球ならメジャーリーグでも通用すると自信を持ったようです。

その年にはドラフト会議が行われて、広島、横浜、楽天、オリックス、阪神、西武の6球団に1位指名を受けました。
この年はハンカチ世代と注目された年だったので、その中で6球団の重複はすごい高い評価であることがわかりますね!
抽選の結果、西武ライオンズに入団が決まり、プロでは先発で行くことが決まりました。
しかし、その後には再び先発は外されてしまっています。

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大石達也の球種は?

石投手は肩を故障するまでは、150km/h以上の球威あるストレートを中心に投球していました。
今は140km/h台しか出ませんが、配球は変わったのでしょうか?

スライダー

まずは、スライダーの配球比率は全体の11%でした。
11%と言っても4打数分しか投げていないので、全体の投球数が少ないことがわかります。
スライダーの被打率は.250です。
4打数なので被安打は1という事になります。
ほとんど投げていないのであまり参考にはならないですね!

フォーク

次にフォークの配球率は27%です。
全体の投球数が少ないので27打数しかありませんが、被安打は4で被打率は.148となっています。
少ない投球ですが、とても低い被打率であります!
決め球として使用しているのかもしれないですね!

ストレート

最後にストレートを見てみましょう。
怪我をする前よりも球速は落ちましたが、配球比率は60%と半分以上がストレートとなっています。
球速が落ちてもストレートに自信を持っている証だと思います。
しかし、打たれてしまえばい意味がありません。
被打率を見てみましょう。

ストレートで決めた打数は30打数で、被安打は5となっています。
つまり被打率は.167となります。
球速が落ちていても、打たれないストレートを投げているんです!
すごいですよね!

2017年の登板数は20試合で、イニングは19回とあまり投げていないのですが、自責点は2で防御率は0.93となっています。
登板数が少ない分注目はされていませんが、この勢いで1年間投げていたら中継ぎエースとして活躍出来るだけの投球はしているんです!
勿体無かったですね!

2016年も36試合に登板して防御率は1.71を記録しているので、もう覚醒していると断定できます。
あとは1年間投げられるかどうかなので、2018年は無理しない程度にフル回転して欲しいですね!

また、本職は抑えとなっています。
今の西武の抑えは「増田」投手が担っているので、その地位を奪って年間40セーブを目指して頑張って欲しいと思います!

大石達也の年俸や通算成績は?

石投手の2017年の年俸は1300万円でした。
ここ3年間は登板数は少ないとは言え一定の成績を残しているので、もう少し高くても良い気がしますが、1年間1軍にいなければ難しいと言うことなんだと思います。

プロ入り1年目は新人最高額となる1500万円で契約しています。
1年目は先発として開幕を迎えましたが、思うように2軍で結果が残せませんでした。
それもそうです!
大学時代は抑えをやっていたので、調整方法も違う先発でいきなり結果を残すのは難しいと思います。

その結果、1年目は1軍で1試合も登板することなく終わってしまいました。
ですが、年俸は現状維持となり減俸は免れています。

2年目には中継ぎに転向して、1軍で24試合の登板を果たしています。
防御率も2.75を記録して、一定の成績を残すことはできました。
その結果、オフには100万円アップの1600万円で公開しています。

翌年は中継ぎで37試合に登板するも、防御率は6.38と打ち込まれてしまいました。
年俸も当然ダウン!と思われましたが、意外にも200万円アップしているんです!
驚きでしたね!
恐らく登板数が評価されたんですね。

翌2014年は怪我の影響もあって、また1軍登板なしに終わりました。
オフに400万円ダウンの提示で契約していますが、これは仕方がないですね。

2015年には復帰を果たしていますが、登板数は3試合とほとんどを2軍で過ごす結果となってしまいました。
年俸も必然とダウンして1100万円での公開。
1年目を下回ってしまいましたね。

でも2016年には、31イニングで防御率1.71を記録。
試合数も36試合と復調気味であったので、年俸は1430万円まで戻すことが出来ています。

迎えた2017年は、防御率は0.93ながら試合数は20試合に留まってしまいます。
現状維持でも良かったと思うのですが、130万円ダウンの1300万円で契約しています。
西武の評価は厳しいんですね!

1年間投げれれば大幅なアップも期待できるので、2018年は頑張って欲しいですね!

大石投手がこの7年間で登板したのは、試合数は120試合となっています。
2回登板なしに終わった年があるのでそれが響いていますね!
勝敗は4勝6敗となっていますが、中継ぎでの登板なので勝敗はあまり関係ないですね。

そして中継ぎで必要なのは、セーブ数とホールド数です。
その数字は8セーブ10ホールドとなっています。
まだ僅差の場面を任されることは少ないので、この数字も伸びていませんね。

防御率は3.19となっており、127イニングを投げての3点台であれば良い方であると思います。
これから伸びてくる投手なので、これからの巻き返しに期待しています!

最後にまとめ

かがでしたか?
大石達也投手について簡単にまとめると

①中学、高校、大学で野手としてプレー経験がある。野手としても一流の評価だったが、本人が固辞して投手一本に絞った。
②1番多く投げたのはストレートである。球速は落ちてしまったが球威は落ちておらず、打者からすると嫌な球であると言える。
③2018年の年俸は1300万円で契約。試合数は少ないながらも失点数は少ない。大幅なアップをしていないのは1年間投げられないからである。

大石投手は、野球に限らずどんなスポーツでもこなして見せる万能さを持っています。
今は中継ぎ投手として一定の成績を残していますが、怪我影響もあって1年間フルで投げることは出来ていません。
ここ近年で頭角を表し始めてはいますが、1年間投げていないので評価は難しいです。

快速球を投げる投手は肩を痛めやすい傾向にありますが、投手として肩は生命線であります。
1度肩を痛めてしまうと完全復帰を果たすのは難しく、最悪の場合は引退となってしまう投手も少なくはありません。
そのため、右肩を痛めた大石投手は無理が出来ない状態でありますが、少ない投球ながら結果は残しています。

球速も大きく落ちてしまっているのですが、大石投手のストレートには独特な軌道があるようで、速度がなくても抑えられるんです!
これからは技巧派として行ってもいいかもしれないですね!
あとは長い期間で投げられるようになるだけなので、徐々に慣らして行って欲しいですね。

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