西野勇士の経歴に迫る!年俸は?気になる成績や変化球の球種も

葉ロッテマリーンズの育成の星と言えば

『西野 勇士(にしの ゆうじ)』投手ですよね!

西野投手は育成ドラフト5位指名ながらチームの守護神として活躍しました。
近年は思うように成績を残せていませんが、抑えとしては今でも高い能力を発揮できると思います。

でも、本人の意向で西野投手は先発として出場しています。
西野投手が先発に転向したことによって、2017年は「益田」投手と内投手が抑えとして活躍しましたが、やはり西野投手ほどの成績は残せませんでした。
絶対的な守護神と言えますね!

抑えとして人気を集めた西野投手ですが、通算成績について気になるところ。
どれ程の成績が残せているのか迫ってみましょう。

また、西野投手の年俸経歴変化球の球種についても、合わせてみてみましょう!

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西野勇士のプロフィール

西野勇士
出典:http://ent.smt.docomo.ne.jp/
名前:西野 勇士(にしの ゆうじ)
出身地:富山県高岡市
生年月日:1991年3月6日
身長:182cm
体重:82kg
プロ入り:2008年 育成ドラフト5位
デビュー:2013年3月30日

西野勇士の経歴は?

西野投手は、小学校に入る前である5歳の頃から兄の影響を受けて野球を始めました。
当時は外野手兼三塁手としてプレーをしていたそう。
投手に転向したのは高校に入ってからだったそうで、遅い投手デビューだったんですね!

中学校時代は野球も上手でしたが、それ以上に学業の成績が良かったので、高校は進学校であった高岡高校に進学を勧められました。

しかし、西野投手はそれを断り野球の強豪校であった新湊高校進学。
新湊高校は自宅からは距離がありましたが、毎日自転車で1時間をかけて通学していたんです!
体力作りに丁度良かったんですね!

高校では1年生の夏に投手に転向した西野投手。
野球を始めたのは5歳ですが、投手デビューは16歳になってからなんですね!

その後はエースとして活躍していました。
3年生の夏の甲子園大会の県大会では決勝戦まで駒を進めることに成功しました。
ここまで大会で決勝進出したのはこれが初めてだったんです!
しかし、惜しくも決勝戦で敗退してしまい、甲子園出場は叶いませんでした。

西野投手は、現在150km/hを計測している球速ですが、高校時代の最高球速は143km/hだったんです!
変化球も今はフォークボールを決め球として使用していますが、高校時代は決め球として使用できるような球種はなかったんです。
これでは、正直甲子園に出場していても上位に名を連ねる事は出来なかったかもしれないですね!

高校卒業後は高校の監督に東洋大への進学を勧められた西野投手。
力を付けてからプロ入りを目指した方が良いとの事だと思います。

しかし、西野投手は進学は一切考えておらず、プロ志望届を提出して就職活動などは一切行いませんでした。
きっとドラフト指名されなければ浪人する覚悟もあったのだと思います。

でも、その心配も裏腹に千葉ロッテからドラフト指名を受けました。
支配下選手ではなく育成選手契約でしたが、プロ球団に指名されたんです!
目立った成績を残せていませんでしたが、将来性を買われて指名されたんですね!

ロッテのスカウトはとても見る目がありましたね。
そうでなければ、特に注目されていなかった選手の獲得は簡単には出来ないと思います。

2017年は思うように活躍できなかった西野投手ですが、2018年以降はまたフル回転して活躍してくれると信じています!

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西野勇士の年俸は?

西野投手は2014年から2016年までの3年間抑えとして活躍していました。
2017年は先発に再転向して2勝3敗防御率4.73となっています。
2017年はお世辞にも良かった!とは言える成績ではないですね!
そのため、2018年の年俸は7800万円となっています。

元々の年俸がわからないので7800万円と聞いてもパッとしないですよね?
では、西野投手の過去の年俸についても迫ってみたいと思います!

まずは入団1年目はどうだったのでしょうか?
育成契約だっため、他の選手と比べると低めの240万円となっています。

育成選手は契約金もなく、ただ支度金という名目で数百万円が支払われるだけなので、支配下選手とは大きな差がありますね!

西野投手が支配下登録されたのは2013年でした。
当然、支配下選手になれば年俸はアップします。
その額は440万円
プロ野球選手としてはまだ低いですが、育成選手の時と比べると200万円程の差がありますね!

支配下登録された2013年には、先発として9勝6敗、防御率3.80の成績を残しました。
あと1勝で二桁勝利だったので惜しかったですね!

でもこの活躍が認められて、オフの契約更改では2640万円まで年俸はアップしました。

翌年は抑えに転向して開幕を迎えた西野投手。
開幕から順調にセーブを数を重ねていき、最終的に1勝1敗31セーブ、防御率1.86の好成績を残しました。
この成績なら大幅な年俸アップが期待できますね!

本人も楽しみであったオフの契約更改。
球団から提示された金額は6000万円でした。
倍額以上に上がったので、勿論一発サインでしたね!
育成から這い上がってこの年俸は凄い!

翌年も抑えとしてフル稼働して、1勝2敗34セーブ防御率1.83を記録。
前年よりも成績も向上させたことで、年俸は一気に大台の1億円に到達!

育成選手からの1億円プレーヤーはまだ数が少なく、話題にもなりましたね!

でも、2年連続で30セーブを記録すると期待はもっと大きくなってしまいます。

迎えた2016年は不調が続き、3勝6敗21セーブ、防御率3.35となってしまいました。
期待が大きすぎた故に周りからは落胆の声が聞こえましたね。
でも、西野投手はとても頑張っていたと思います。

厳しいですが、頑張っていてもプロでは数字が全てとなります。
なので年俸はダウン提示をされてしまいました。
しかし、意外なことにダウンした額は500万円だけだったんです!
意外ですよね?
数字だけで言えば数千万円のダウンも考えられたと思います。

西野投手のこれまでの成績が考慮されたのでしょう。
球団の配慮は素晴らしいと思います!

でも、最初に述べたように、2017年はイマイチの成績で、年俸は7800万円となりました。
今回は容赦なく減俸されてしまいましたね。

また、2018年に活躍して減俸された分の金額を取り戻して欲しいですね!

西野勇士の成績は?

西野投手は先発として通算27試合に登板しています。
その先発での勝敗数は11勝9敗となっており、これが1年間での成績であればとても良い数字でありましたね!

でもこれは2年間合わせた数字なんです!
しかも22試合9勝6敗は2013年に挙げている数字なので近年は先発ではあまり結果残せていないと言えますね!
ちなみに先発で完投した試合は1度もないんです。

でも、2014年から2016年までは西野投手は抑えとしてプレーしていました。
その抑えでの成績は145試合で5勝9敗86セーブとなっています。
実質3年でこの数字なら悪くないと思います。

通算投球回数は321回となっていて、奪三振数は293個となっています。
奪三振率はそんなに低くはないですね!
むしろ抑えのように一回の投球回が少ない状態なら、これだけの奪三振なら十分と言えますね!

西野勇士の変化球の球種は?

奪三振を多く取るには配球も重要ですが、キレのある球種も必要ですよね?
西野投手はどんな球種を扱っているのでしょうか?

まず投手として1番多く投げるであろうストレートから見て行きます!
ストレートは全体の48%を投げており、被打率は.345となっています。
半分近く投げていて被打率3割超えは厳しいですね。

次に18%を投げているのがフォークなんです。
フォークはストレートよりも非常に少ないですが、被打率は.308となっています。
軸にしている球種がともに3割超えでは結果は残せませんね。

被打率2割を切っていたのは、スライダーカーブでした。
スライダーは被打率.188て、カーブの被打率は.125となっています。

こちらはともに1割台と素晴らしい成績でありますね!
でも、この2種類はあまり投げていないので、参考にはならないかもしれません。

以前までの西野投手であればフォークで三振を奪っており、被打率も低かったと思うのですが、先発に再転向してからは変化球のキレもパッとしなくなっています。

先発と中継ぎでは調整方法が全く違う上に、1球での力の入れ具合も変えることが出来ます。
先発ではやはり後のことを考えていきなり初回から飛ばすなんて事は出来ないので、そこで球が甘く入ってしまうことがあるようです。

2017年に先発に転向したのは本人の意向なのかもしれませんが、西野投手は短いイニングで投げた方が良い結果に繋がる中継ぎタイプであると思われます。
なので、出来ればまた抑えとして活躍する姿を見せて欲しいですね!

最後にまとめ

かがでしたか?
西野勇士投手について簡単にまとめると

①5歳の時から野球を始めたが、投手に転向したのは高校1年生の夏からである。遅い投手転向だったが、その約3年後には育成ドラフトながらプロ入りを果たしている。
②入団当初の年俸は240万円であった。自己最高年俸は1億円となっているので、天と地を両方経験している選手である。近年では育成出身でも大活躍するケースが増えているので2018年以降にも期待がかかる。
③通算登板数は172試合で16勝18敗86セーブ18ホールド、防御率3.14となっている。変化球は軸としているストレートとフォークがよく打たれているので、2018年も先発で投げるなら配球を考えた方が良いかもしれない。

西野投手は以前までは絶対的な守護神として活躍していました。
でも、先発に転向した2017年は1軍登板もあまり出来ないで終わってしまいました。

先発として9勝を挙げた実績もあるので、決して先発の適性が良くないわけでは無いと思います。

ファンとしては先発として2桁勝利派と抑えで30セーブ派と意見は分かれると思いますが、あなたはどっち派ですか?

どちらにしても1年間1軍で投げてもらわなければ話になりません。
なので、2018年はまず1年間フルで活躍できるように頑張って欲しいですね!

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