2017年シーズン途中から怪我から復帰し、外野手として出場した阪神の『西岡 剛(にしおか つよし)』選手。
2017年は外野を守っていましたが、西岡選手は主にショートを守る内野の選手です。
2017年はもうすでに日ハムの「大谷翔平」選手とオリックスの「平野佳寿」選手のメジャー挑戦が決まりました。
この西岡選手も過去にメジャーに挑戦したことがある選手で、メジャーに挑戦する前はロッテに所属していました。
阪神から怪我もあり、思った活躍ができていませんがロッテ時代はとてもすごかったんですよ!
そんな西岡剛選手の全盛期とも言えるロッテ時代はもちろん、阪神時代の成績にも迫ってみましょう!
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西岡剛のプロフィール
出典:https://victorysportsnews.com/
出身地:大阪府大東市
生年月日:1984年7月27日
身長:182cm
体重:84kg
プロ入り:2002年 ドラフト1巡目
所属球団:千葉ロッテマリーンズ (2003 – 2010)
メジャー挑戦(2011 – 2012)
阪神タイガース (2013 – )
デビュー:2003年6月23日
西岡剛選手は右投げ両打です。
両打の選手を「スイッチヒッター」と呼びますが、西岡選手はまさにそれでスイッチヒッターの一人です。
西岡選手は主にセカンドとショートを守ります。
2017年は外野手として試合に出場しましたが、西岡選手のメインのポジションは内野なんです。
ロッテ時代の西岡選手はチームの日本一にも貢献しました。
打撃もレベルが高く、守備も上手。
鉄壁の守備を見せていました。
西岡選手はホームランバッターというより俊足巧打のヒットを打つタイプで、今で言うと広島カープの「田中広輔」選手の上位互換のようなタイプの選手でした。
西岡剛の全盛期!ロッテ時代の活躍をまとめる
西岡剛選手は高卒にしてなんとドラフト1位指名を受けロッテに入団しました。
ロッテではさっそく1年目からスイッチヒッターに転向。
西岡選手は2年目から頭角を現し、6本のホームランを打ちました。
西岡選手の飛躍の年となったのはプロ3年目の2006年からでした。
この年は124試合に出場しレギュラーの座を獲得。
ショートが「小坂誠」選手の時はセカンドへ、セカンドが「堀幸一」選手の時はショートで出場して大活躍した結果、ベストナインをショートで、ゴールデングラブ賞をセカンドで獲得しました。
ゴールデングラブ賞とベストナインを獲得し、それも両方違うポジションってなかなかありませんしすごいことですね!
小坂選手も現役時代は「小坂ゾーン」という言葉ができるほど守備がとてもうまい選手。
西岡選手がショートで試合に出る時は「堀幸一」選手がセカンドを守りましたが、この選手も守備が上手い選手でした。
まさに鉄壁の二遊間の守備!
さらに西岡選手は盗塁王も獲得。
そしてチームはリーグ優勝し、日本シリーズも制し日本一になりました。
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西岡剛の阪神時代での活躍は?怪我についても
ロッテ時代はチームをリーグ優勝、日本一に導いた西岡選手でしたが阪神での活躍はどうだったのでしょう?
西岡選手はメジャーから帰国すると阪神に移籍することになりました。
阪神では1年目からセカンドのレギュラーを獲得し、ベストナインを獲得する活躍をしました。
西岡選手は阪神のセカンドのレギュラーとして活躍すると思われました。
しかし、ここで西岡選手に「怪我」というものが襲い掛かります。
まず最初の怪我は、2014年3月30日の読売ジャイアンツ戦で、「大竹寛」選手の放った打球を追いかけ、「福留孝介」選手と衝突。
後頭部から転倒する怪我で、阪神ファンのみならず巨人ファンからも声援を送られ、救急車で球場を後にしました。
診断の結果幸い脳は無事でしたが、左肩の脱臼、左右の肋骨の骨折、鼻骨骨折が判明。
もう体はボロボロ。
全治不明の中で西岡選手はリハビリを続け、6月27日の中日ドラゴンズ戦で復帰しましたが、その後痛みが再発し、再びグランドから離れることになりました。
2016年ではセカンドのレギュラーとして定着し復活かと思われましたが7月20日の巨人戦で左アキレス腱断裂の重傷を負い再び怪我で球団を離れることになってしまいました。
西岡剛がすごい!スイッチヒッター最多安打!
阪神では怪我で思ったような活躍ができていませんが、実はこの西岡選手とってもすごい選手なんです。
2010年から「里崎智也」選手に代わりキャプテンを務めレギュラーシーズンでは開幕から好調を続けました。
5月は打率.417という成績を残し、月間MVPも獲得。
西岡選手はこのシーズンなんと27回も猛打賞を記録し、これが日本球界シーズン猛打賞最多記録となりました。
猛打賞は1試合に3安打以上打つことを言います。
イチロー選手は26回の猛打賞を記録したことがありますが、西岡選手は27回とイチロー選手を超えたことになます。
またイチロー選手以来となるスイッチヒッターとしてはリーグ二人目、内野手としては1人目、史上初となる200本安打を記録した西岡選手。
史上4人目となるスイッチヒッターでの首位打者、かつ史上4人目の全試合フルイニング出場首位打者となり大活躍の1年でした。
フルイニング出場も果たし、その成果として日本プロ野球新記録となるシーズン692打席を記録。
この年は首位打者、最多安打、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しメジャーに挑戦しました。
最後にまとめ
いかがでしょうか?
西岡剛選手について簡単にまとめると
②3年目に大きく飛躍した。ショートが小坂誠の時はセカンドへ、セカンドが堀幸一の時はショートで出場。ベストナインをショートで、ゴールデングラブ賞をセカンドで獲得。
③阪神では怪我が原因で思った活躍ができず。2016年は開幕からセカンドのレギュラーとして定着するもアキレス腱を断裂する。
④スイッチヒッターとしてはシーズン最多安打を記録。新記録となる猛打賞も27回記録した。猛打賞の数、ヒット数ともにイチロー選手を超えるシーズンとなった。
ロッテではスイッチヒッター最多安打を記録し、チームをリーグ優勝、日本一に導きました。
阪神もリーグ優勝、日本一に導いてほしいですね!
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