広島カープの背番号10番といえば…
『岩本 貴裕(いわもと たかひろ)』選手ですね!
岩本選手はプロ入りしてからずっと背番号10番をつけているので、カープファンの間では10番と言えば岩本!となっていると思います。
レギュラーとして毎年安定した活躍をしているわけではありませんが、岩本選手の長打力にはかなり定評があります。
自己最高の本塁打数は14本となっていますが、岩本選手は逆方向に長打を放つことが特徴とされています。
長距離砲にも2つのタイプがあり、流し打ちの選手と引っ張り打ちの選手がいます。
その中でも流し打ちで本塁打を放てる選手こそが本当のホームランバッターであると言われているんです!
そのため、岩本選手の実力はまだまだ発揮されていないと言うことでしょう。
本来のバッティングが出来れば、年間40本塁打も夢では無いと思います。
岩本選手の年齢的にこれから爆発!なんて事を期待するのは間違いかもしれませんが、1年間フル出場した場合はどれくらいの成績を残せるのかは気になりますよね?
まだ1度も見たことがないので、2018年はレギュラー獲りに力を注いで欲しいですね!
そんな岩本選手ですが、ドラフトは1位で指名を受けています。
1位指名となれば学生時代にかなりの活躍をみせていたのでしょう。
どれ程の活躍をしてきたのか気になりませんか?
また、2017年は二軍で暮らすことの方が多かった岩本選手ですが、二軍ではどれくらいの成績を残せているのでしょうか?
今回は、岩本選手の年俸や通算成績と合わせて迫ってみましょう!
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岩本貴裕のプロフィール
出典:http://akinomono.jp/
出身地:広島県広島市
生年月日:1986年4月18日
身長:182cm
体重:96kg
プロ入り:2008年 ドラフト1位
デビュー:2009年 5月28日
岩本選手が野球を始めたのは小学校1年生の時でした。
きっかけは河川敷で他の人が野球をやっている姿を見て、自分もやりたい!と思ったのがきっかけだったようなんです!
そこで少年野球チームに所属したのですが、チームに入ってやりたいとら思うなんて運命だったのかもしれませんね!
小学校1年生から広島中央リトルと言うチームで野球をやっていたのですが、小学校3年生の時には広島鯉城リトルと言うチームに移籍しているんです。
なぜ移籍したかはわかりませんでしたが、岩本選手には合ってなかったのかもしれないですね。
中学時代は牛田中学校に進学して活躍が認められたのか、高校は広島県の強豪校である広陵高校からお誘いがあったんです!
甲子園に出場したい!と言う願望はあったようですが、広島商業高校に進学したんです!
広島商業高校に進学した理由としては、しばらく甲子園に出場していなかったので自分の世代で甲子園に行きたい!と思ったのが広島商業高校を選んだ理由とされています。
本当に甲子園に行けると良いですね!
岩本貴裕の高校・大学時代の活躍は?
高校では1年生からエースで4番を任されたんです!
それだけずば抜けていたんですね!
でも、1年生と2年生の時の甲子園は出場が叶いませんでした。
甲子園は一人で行くものではないので難しいのかもしれないですね。
しかし、迎えた最後の夏。
夏の甲子園大会県大会で投手として6試合に出場して、更に打者としても5割超えを記録する大活躍で見事に甲子園出場を果たしたんです!
有言実行となりましたね!
甲子園での結果は、初戦で浦和学院に当たってしまい無念の敗退となってしまいました。
初戦で負けたとは言え、甲子園に出場した事には変わりはないので素晴らしい結果と言えますね!
岩本選手の高校通算本塁打数は52本を記録しています。
これだけの成績だったので、複数のプロ球団から注目されてドラフト候補とも言われていましたが、本人が亜細亜大学に進学する意思を表明したのでドラフトにはかかりませんでした。
ここでプロ入りしていればまた違った結果となったかもしれないですね。
岩本選手は亜細亜大学に進学し、打撃を活かすために外野手に転向する事になりました。
そして、1年生の秋から4番を任されるようになったんです。
亜細亜大学は強豪として知られているので、その学校で4番を張れるのはすごい事ですね!
3年生の春のリーグ戦では1試合に3本塁打を放つ大活躍を見せた岩本選手。
この後の秋には、自らが志願して投手復帰を果たしているんです!
4年生では投手と外野手の二刀流を本格的に取り組んでおり、投手としてもまずまずの結果を残していたんです!
岩本選手は、投手としての実力もあったんですね!
大学の通算成績は72試合で、70安打で打率は.252を記録して、16本塁打と43打点を記録しています。
打率は低いですが、長打は大したものですね!
ちなみにベストナインには3度選ばれている岩本選手。
短期的に結果を残すのが得意なようですね!
この活躍でドラフト会議では、地元球団である広島カープから1位指名を受けました。
岩本選手は広島入団を望んでいたので喜びに満ちた会見となると思われましたが、大学の試合に負けた事で喜び半分、悔しさ半分の会見となってしまったんです。
それだけチームへの思い入れが強かったんですね。
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岩本貴裕の年俸や成績は?
岩本選手はドラフト1位ながらも今までに1年間レギュラーで出場したことはありません。
いぶし銀の活躍は見せていますが、ドラフト1位選手がどれくらいの年俸なのか知りたいですよね?
入団1年目は新人最高額の1500万円だった年俸はどのように変動したのでしょうか?
年俸が初めて上がったのは2011年でした。
2010年に打率.259ながら14本塁打を放ったことで400万円アップとなって1800万円になったんです。
前年は100万円下がっていたので、入団時から計算すると300万円アップでしたね!
その後も毎年変動していき、自己最高年俸は2014年の2000万円が最高なんです!
2013年は打率.255、5本塁打の成績でしたが、最高額まで持っていくことに成功しているんですね!
でも、その特年からは思うように成績が伸びず、毎年徐々に下がっています。
2018年の年俸は、1600万円となっており、入団時とあまり変わらない年俸となっています。
ドラフト1位での入団でプレッシャーもあると思いますが、本来の力を発揮できていない感がありますね。
岩本選手は、年齢的にも2018年で32歳を迎えます。
徐々に衰えが見えてくる歳となっているので、最後の力を振り絞って2018年にはかけて欲しいですね。
また、ここまでの岩本選手の通算成績はどれ程なのでしょうか?
1年間フル出場はないとは言え、パワーに定評のある岩本選手の通算成績について気になりますよね?
一番気になるのはやはり本塁打数であると思います。
その本塁打数は、31本となっていました。
自己最高本塁打はプロ2年目の2010年に記録した14本塁打が最高となっています。
当たれば飛ぶと思いますが、それが当たらないんですね。
通算打率は.255となっていましたが、近年は打席数は少ないですが、3年連続で3割を打っています。
出場機会に恵まれていないだけなのかもしないので、覚醒出来ない!なんて思う必要はないようですね!
また、ホームランバッターであれば死球を多く記録する打者もいます。
しかし、岩本選手はプロ通算死球数はなんと!0なんです!
逆に意外ですよね?
1軍でバリバリ本塁打を打っているわけではないとは言え、一度も当てられた事がないなんて凄く珍しい事なんです!
ファンとしては怪我のリスクが少ないので死球は少ない方が良いと思いますが、塁に出たい打者であれば当ててもらった方が良いと思う打者もいるかもしれませんね。
ここまでプロ通算年数は9年が経過していますが、出場数は394試合と多くありません。
岩本選手の自己最高出場数は、2013年の82試合となっています。
打席数では2012年の方が100打席近く上回っているので、どちらの年の方が良いなんて事は判断できませんが、安打数では2012年が64安打で自己最高となっているんです!
ここまでの通算安打数は239安打と少なめですが、ここ3年間の打率を見ると、試合に出続けていれば100安打も実現できていたかもしれないと思ってしまうくらい調子が良いです。
本塁打狙いよりも、単打狙いで打率を向上させる方が岩本選手には合っているかもしれないので、モデルチェンジも1つの手かもしれませんね!
2018年はどのようなスタイルで迎えるのかはわかりませんが、とりあえず1軍に長くいられることを祈って応援していきましょう!
岩本貴裕の二軍成績は?
岩本選手の2017年シーズンは1軍で33試合の出場に留まってしまいました。
シーズンの大半を二軍で暮らしていたのですが、その二軍での成績がどれくらいなのか気になりますよね?
ある程度の選手層があって二軍で活躍しても1軍に上げてもらえないなんてこともあるので1軍に出場していないからと言って今シーズンは駄目だった!と決めつけるのは早いと思いますよね?
その気になる二軍成績について見ていきましょう!
岩本選手は2017年、二軍では60試合に出場しています
そして打席数は180打席あったんです!
1試合換算すると、1試合に3打席なので標準と言えますね。
その打席数の中で放った安打数は45安打となっています。
1試合に1安打計算だと良いとされているので、安打数は然程多くはないですね。
でも、打席数は180打席ありましたが、打数は163打数なんです!
なので、打率は.273となっていました。
打率自体はそんなに悪くはないですね!
岩本選手の売りは何と言っても長打力だと思います。
そこで気になるのは本塁打数ですよね?
その気になる本塁打数は8本だったんです!
同じ広島カープにバティスタ選手がいたので8本ではあまり目立っていませんでしたが、バティスタ選手の本塁打数は21本と二軍では群を抜いているので比較するのは少し可愛そうな気もします。
ちなみに8本の本塁打はチーム4位なんです。
1位がバティスタ選手の21本ですが、2位はメヒア選手の18本、そして3位は美間選手の10本だったんです。
外国人選手は打つのは当たり前と思ってしまいますが、美間選手は意外に打っていますね!
また、チーム打撃と言う点では打点が評価されます。
岩本選手の打点数は34打点となっていました。
チーム1位の打点数はメヒア選手の77打点となっていますが、メヒア選手の打席数は443打席となっているので比較するには大差があり過ぎます。
岩本選手の打席から換算して、フル出場した場合は、80打点近くが見込める数字なのでとてもよい数字であると言えます!
チームの得点数が少なければその分勝てる可能性も低くなってしまうので、得点力は大事です!
2017年のカープの二軍選手たちは、長打力だけでなく得点力も高いレベルで保たれていたので1軍だけでなく二軍も強いと言う結果になりました。
ソフトバンクの二軍も選手層が厚いと言う事もあるので強いチームですが、広島とソフトバンクでは掛けているお金が違いすぎますよね?
コストパフォーマンスでは広島の方が断然良いとされているので、少ない運営金でここまで1軍と二軍が強くなっているのは凄いことであると思います。
唯一広島の二軍で活かせなかったのが機動力でした。
岩本選手も盗塁数は0となっており、チームでも2桁盗塁を記録したのは2名だけでした。
岩本選手は走塁の評価は元々から高くないので盗塁が出来なくても、走者を返せば良いので問題はありませんでした。
でも、盗塁の苦手な選手だからこそ1度は盗塁を決めているところを見てみたいですよね?
1軍でも通算盗塁数が1となっているので、2018年は2桁本塁打と共に2盗塁くらいは決めて欲しいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
岩本貴裕選手について簡単にまとめると
大学でも長打を活かしてベストナインを3回受賞している。
②二軍戦ではチーム4位となる8本塁打を放っている。
1年間フルで二軍戦に出場していたら本塁打王と打点王の獲得も視野に入るほどの成績であった。
③自己最高年俸は2014年の2000万円である。
通算本塁打数は31本と多くはないが、打率が向上して来ているので、NEW岩本が誕生の兆しである。
岩本選手は2018年には32歳を迎えます。
年齢的に一花咲かせないと40歳まで現役は難しくなってくると思います。
二軍では安定した成績を残していることから、1軍でも活躍出来る保証はあります。
体格もホームランバッターに相応しい体系をしているのでこれから体作りなんて事をする必要がありません。
あとは、打撃のスキルとメンタル面を強化する事で1軍のレギュラー獲りも見えてくるかもしれません。
現在広島カープで外野手のレギュラーを獲得するのは困難であるかもしれませんが、大きな壁を乗り越える事でチームにとっても、岩本選手にとっても良い結果となる事は間違いないと思います。
2018年のシーズンは二軍で暮らすことがないように1軍で安定した成績を残してもらいたいですね!
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