有原航平は大谷翔平の後釜?通算成績と年俸や性格が気になる

北海道日本ハムファイターズの2017年のシーズン開幕投手と言えば?
『有原 航平(ありはら こうへい)』投手ですよね!

2017年は普通に考えれば大谷翔平投手が開幕投手であったと思いますが、その時プロ入り3年目の有原投手が開幕投手を務めることになりました。
正直ファンからすれば驚きだったのではないでしょうか?

これは栗原監督が大谷選手のメジャー移籍に備えた事であって、大谷選手よりも有原投手の方が認められていたと言う事ではないんです!
有原投手は即戦力としてプロ入りしましたが、恐らく監督の思うほどの成績は残せていなかったのだと思います。
そのため、荒業として開幕投手にする事で期待されていると言うプレッシャーを与えたかったのかもしれないですね。

そんな次期エース候補の有原航平投手ですが、過去の経歴って気になりませんか?
大学時代はある程度名が通っていましたが、高校時代はあまり知られていない投手でした。
そこで、有原投手の経歴、そして、通算成績にも注目して調べてみました!

また、有原投手の年俸も気になるところ。
活躍した選手の年俸は球団によって違いますが、有原投手はどれくらいもらっているのでしょうか?

有原投手の性格についても合わせて迫っていきたいと思います!

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有原航平のプロフィール

有原航平
出典:https://baseballking.jp/
名前:有原 航平(ありはら こうへい)
出身地:広島県広島市
生年月日:1992年8月11日
身長:189cm
体重:100kg
プロ入り:2014年ドラフト1位
デビュー:2015年5月15日

プロ野球選手と言えば大柄で体重も結構あるイメージですが、大半の選手はプロに入ってから体が大きくなっています。

2018年なら監督となる井口資仁監督も入団時は線が細く、長打を簡単に打てるような体系ではなかったんです。
投手では、中日の松坂大輔投手も入団1年目は細く、キレのある体でした。

今は松坂投手は少し太りすぎましたが、投手にとっても体重があって安定している方が有利であると言われています。

そんな中、有原投手はどうだったのでしょうか?
身長は189cmで変わりはないですが、入団時の体重は95kgだったんです!
もうこれは入団前から身体が出来ていると言っても良いくらいですね!

大卒という事もあるかもしれませんが、入団して1番きついのが体作りであると思われているので、それを入団前から克服していたのであれば、即戦力と言われるだけのことはあるのかもしれないですね!

有原航平の経歴は?

有原投手は小学校2年生の時に野球を始めました。
地元の野球クラブに入団して、ポジションは投手をやっていたんです!
それからずっと投手なんですね。

中学校に入ってからは学校の軟式野球部に所属して野球を続けていました。
学校の部活なので目立つことはなく、高校は広島県の強豪校である広陵高校に進学しました。
広陵高校と言えば甲子園の常連校ですね!

広陵高校では、2年生の春にベンチ入りを果たすと、秋にはそのままエースになったんです!
トントン拍子でエースになりましたね!

3年生の時には選抜大会で4回登板を果たしました。
結果は33回を投げて37奪三振、自責点9で防御率は2.41の好成績を残したんです!
チームは見事にベスト4入りを果たしました。
準決勝であったり日大三高戦でも8回まではリードしていたのですが、自らのエラーが原因でその後も投球が崩れてしまい無念の敗退となってしまったんです。
勝てていた試合だけに悔しかったでしょうね。

その後は全国大会に出場すると、2回戦の聖光学院戦で自身の暴投で1点を失うだけの好投を披露していましたが、自チームの打線が1点も奪えなかった為に敗戦となってしまったんです。
有原投手はこの試合は自身を責めたかもしれないですね。

この悔しさをバネに高校卒業後は早稲田大学に進学しました。
大学では1年生の時から初登板を果たすと、2年生の時には抑えとして無失点の活躍をしてチームの優勝に大きく貢献しました。
抑えは難しいですが、それも難なくやり遂げてしまうんですね!

3年生の秋には再び先発として登板して、8試合50イニングを投げて防御率は0.72と驚異的な数字を残しました。
この防御率で秋季大会では最優秀防御率のタイトルを獲得しています。
安定感抜群ですね!

4年生の春にはベストナインに選ばれており、日本代表の合宿にも参加しているんです!
最終的には代表には選ばれませんでしたが、途中まで選考に入っていた事でもすごい事ですね!

大学の通算成績は、62試合、271回、19勝12敗210奪三振、防御率2.72の記録を残しました。
ずっと先発でやっていたわけではないので30勝は出来ませんでしたが、安定した投球を披露していたので十分と言えますね!

ドラフト会議では、阪神、広島、日本ハム、D eNAの4球団に1位指名されて、抽選の結果日本ハムが交渉権を獲得しました。

有原投手はまだ全てを出し切れたとは言い難い投手です。
それでも2桁勝利を挙げるだけの力があるので、本来の安定した投球ができるようになれば、最多勝利のタイトル獲得も夢ではないかもしれませんね!

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有原航平の通算成績は? 大谷翔平の後釜になれるか!

有原投手はまだ入団してから3年しか経過していない若手と言えます。
しかし、その3年間でリーグ最多を記録しているものがあるんです。
それは良い記録とは限りませんが、そのうちの一つとして無四球完投数です!

無四球完投数は2015年が1つで、2016も1つ、2017年は3つ記録しており、ここまで3年連続で1位となっているんです!
数は少ないですが、それだけ難しい記録となっているんです!
3年で積み重ねた無四球完投数は5個となっており、各球団のエース投手よりも良いと言っても過言ではありませんね!

ちなみに完投の通算数は7となっています。
という事は、完投したほとんどの試合が無四球試合であるという事ですね!
抜群のコントロールですね!

また、ここまで積み重ねた勝敗数は29勝28敗となっています。
大学時代も敗戦数は多かったので、勝ち運がないのかもしれませんが、2017年に関しては13敗でリーグワーストとなっています。
2016年と2017年は11勝と10勝で2年連続2桁勝利を挙げていますが、この敗戦の多さは見逃すことが出来ないかもしれませんね。

とは言え、大谷投手の抜けた穴を埋められるのは有原投手以外にはいないと思います。
なので、これからもエースとして期待されて、大事な試合を任されていくと思いますが、凡ミスをしないように頑張ってもらいたいですね!

大学時代は抑えの経験もありますが、日本ハムではまだ一度も中継ぎ登板をした事はありません。
なので、登板した65試合全てが先発登板となっているんです!
これって実は凄いことなんです!

現在ヤンキースでエースとなっている田中将大投手も入団して2年目には中継ぎ登板を経験しています。
それだけの投手でも中継ぎをやる事があるのに、有原投手は先発に専念させてもらえているんです!
栗山監督の育成法なのかもしれませんが、有原投手にはその期待に応えてもらいたいところであります。

ここまでの3年間での通算防御率は4.10となっていますが、2017年は自責点89はリーグワーストとなっているんです。
2017年の防御率は4.74と悪い数字ではありますが、ここまで防御率が悪化しても2軍に落ちる事なく登板していた事を考えると、栗山監督が辛抱して使っているのだと思いますが、大学時代のような安定感は見られないですね。

ちなみに被安打数194もリーグワーストであり、被本塁打21本もリーグワーストです。
これらから見るとヒットを打たれた後に本塁打を打たれて失点を重ねたしまったという事になります。

ここまで3年間での被本塁打数は47となっているので被本塁打が多かったのは2017年に限るものではありません。
有原投手が絶対的なエースとなるにはまずは被本塁打数を減らす事が重要であると思われます。
まだまだ甘い球が多くなっていると思うので、抜群のコントロールを活かしていけるかが今後の鍵となってくると思います。

大谷投手の後釜として、今までにない力を2018年に見られることを期待したいですね!

有原航平の年俸や性格は?

有原投手はドラフトで競合となっただけあって1年目の年俸は新人最高額である1500万円となっていました。

即戦力と期待され、1年目から8勝を挙げることができました。
2桁勝利には届きませんでしたが、期待には応えたと言って良い結果であったと思います。
その結果、2年目の年俸は1500万円アップの3000万円となりました。
ちょうど2倍になりましたね!

2年目は、よく2年目のジンクスなんて事を言われますが、有原投手の場合は2年目に2桁となる11勝を挙げたんです!
1年目よりも良い成績を残す事に成功しましたね!

期待の年俸は、また2倍となる6000万円で契約となったんです!
2年連続で最高の評価をもらいましたね!

3年目の2017年は開幕投手にも任命されて期待は更に大きくなっていました。
最終的には10勝を挙げる事は出来ましたが、13敗となるだけでなく、防御率も4点台と期待の働きを見せる事は出来ませんでした。
期待が大きすぎた故に、ですね。

期待には応えられていないとは言え、2年連続で2桁勝利は評価に値する事なので、年俸は1000万円アップの7000万円で契約となりました。
3年連続の倍増とはなりませんでしたね。

もしも、開幕投手ではなく4番手くらいでの登板をしていたらもう少し違った結果になっていたかもしれないですね。
次期エース候補とは言え、まだ有原投手は若いのでメンタル面に不安があるのかもしれません。
なので、大きな重圧をかける事はあまり良くない事ですが、大谷投手のメジャー移籍を踏まえて有原投手の育成を焦っていたのかもしれないですね。

これ程の重圧をかけられた有原投手はどう感じていたのでしょうか?
野球選手は気性の荒い選手が多いですが、有原投手はどうなんでしょうか?気になりますよね?

そんな有原投手の性格を調べてみると、かなり温厚な性格の持ち主なようでした。
真面目でマイペースでもある有原投手は、人に流されにくい性格なようなので、たとえ大きな重圧があったとしても自分のペースを貫ける投手であるという事なんです!

この性格をわかって栗山監督は荒い療法で有原投手を育てているのかもしれませんね!

もしも、ドラフトで競合した際に広島カープが指名権を獲得していたらどうなっていたのでしょうか?

広島カープは選手のペースに合わせて育てて行く方針です。
なので、現在の日本ハムのような育成はしないと思いますが、それでは逆に育っていなかったのかもしれません。

現在ソフトバンクに在籍している江川智晃選手もマイペースな性格なので周りに流されずやっていますが、主力級に成長を見せる事はありません。
なので、有原投手や江川選手のようなマイペースな選手はコーチや監督が背中を押すくらいの育成をしないといけないのかもしれませんね。

これから先はまだどうなるかわかりません。
2018年に18勝くらい挙げてしまうかもしれませんし、もしかすると調子を落としてしまって自己ワーストの成績で終わってしまうかもしれません。
まだどちらに転ぶかわからない状態ですが、有原投手は自己管理はしっかり出来ている投手なので、体調面や太り過ぎなんて事にはならないと思います。

最後に、有原投手はマウンドでの態度が悪いなんて噂が飛び交っています。
温厚でマイペースな有原投手がそんな事はない!と思いたかったのですが、大学時代の試合中に監督がマウンドの有原投手のもとに向かおうとした時、有原投手は手で追い払うかのような仕草をしたことがあったんです。
その事が原因で代表の選考に落ちてしまったと言われていますが、これは有原投手は集中しているから放っておいてくれと言う意味であったと言われています。

でも、監督にそんな事をしてしまってはイメージが悪くなってしまうのは無理はないですね。
プロに入ってからはそのような事はないので、本人は十分に反省して行動には気を使っているのだと思います。

最後にまとめ

いかがでしたか?
有原航平投手について簡単にまとめると

①小学校からリトルチームで野球をやっていたが、世間に流しれ始めたのは大学に入ってからである。
大学では30勝は出来なかったが、抜群の安定感で存在感を示した。
②通算試合数は65試合となっているが、通算被本塁打数も47本もと非常に多い数字となっている。
その影響で防御率も敗戦も悪くなっているので、被本塁打減少が今後の鍵を握る。
③2018年の年俸は7000万円となっており、ここまで年俸が下がった事はない。
性格はマイペースで温厚な性格であるが、それだからこそ重圧をかけて育てているのだと思われる。

有原投手はこの3年間大谷投手の後釜になるべく育て上げられました。

しかし、2017年までを見る限りではまだエースになったと言えるレベルにはありません。

日本ハムはダルビッシュ有投手や大谷翔平投手など日本を代表する投手を育てた実績がある球団です。
なので、次は有原投手が期待されているのですが、これからどう成長していくはまだ誰にもわからない状態となっています。

有原投手がどうなのかはわかりませんが、あまり期待度が高ければ逆に投球を乱してしまう投手も少なくありません。
ここまでよく重圧に耐えていると思いますが、期待しすぎないのも育成の一つかもしれませんね!

2018年はどう進化するかわかりませんが、これからも有原投手を暖かく見守っていきましょう!

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