広島カープの背番号4番と言えば?
『小窪 哲也(こくぼ てつや)』選手ですよね!
小窪選手の背番号ですか、入団当初は12番を付けていました。
しかし、小窪選手がまだルーキーの時に小窪選手本人が「12番は投手のイメージが強いので、将来は一桁か25番が良いです」と言っているんです。
ルーキーの時にそのような事を言えると言うのは度胸がある証拠ですね!
でも、実際12番は投手が付けることが多いので小窪選手の言った事も間違ってはいないですが、ソフトバンクの背番号12番は捕手の高谷選手が付けているので、なんとも言えないですね。
そんな小窪選手は入団3年目の2010年には背番号4番を与えられました。
一桁の背番号を付けられるのは活躍した証拠であると思いますが、ここまで通算成績がどれくらいになっているか気になりますよね?
また、活躍すれば必然と年俸も高くなります。
いぶし銀の活躍ですが、どれくらいの年俸をもらっているのか調べてみました!
小窪選手の二軍成績についても合わせて迫ってみましょう!
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小窪哲也のプロフィール
出典:Twitter
出身地:奈良県葛城市
生年月日:1985年4月12日
身長:175cm
体重:83Kg
プロ入り:2007年 大学社会人ドラフト3位
デビュー:2008年 4月26日
小窪選手は小学校1年生の時に野球を始めましたが、野球をやるまでは水泳をやっていたんです!
野球をやるきっかけは、交友関係を広げる為だったようで、特にプロを目指していたわけではないです!
軽い気持ちで始めたんですね!
小学校の途中でチームを移籍して、その移籍したチームで5年生の時に全国優勝を果たしています。
そして、6年生の時には日本代表にも選ばれて出場している小窪選手。
中学生では、日本代表に選ばれただけでなく、4番で主将も務めた小窪選手。
凄いですね~!
そして、高校はPL学園に進みましたが、この頃のPL学園は昔のような強豪校ではなかったのであまり目立つ事は出来ませんでした。
高校を卒業すると青山学院大学に進学した小窪選手。
大学の時のポジションは二塁手と遊撃手でした。
大学では、通算4度のベストナインに輝く大活躍を見せました!
2007年の春季リーグでは打率.373でリーグ首位打者のタイトルも獲得しているんです!
安定した活躍ですね!
大学の小窪選手の通算記録は、95試合93安打、打率.270で7本塁打、39打点でした。
打率は低めですが、日本代表にも選ばれており、大学でも活躍をしているんですね!
ちなみに小学校から大学まで全ての学校で主将を務めているんです!
小窪選手ってリーダーシップがあるんですね!
この活躍が認められて、大学卒業時にはドラフト会議で広島カープからドラフト3位の指名を受けて入団となりました。
小窪選手の入団会見では、大学の先輩であった高須洋介選手のような勝負強いバッターになる事と、2000安打を目標に挙げました。
小窪哲也の通算成績は?
小窪選手はこれまでプロ入り10年間脇役として活躍してきました。
今まで100試合以上出場したことはなく、レギュラーを獲得したこともないんです。
今の広島カープの内野陣は、田中選手や菊池選手と言った若い一流選手がいるので割って入ってレギュラー獲得なんてことは難しいと思いますが、プロ野球では脇役も必要です。
そのため小窪選手は、これからも脇役としていぶし銀の活躍をすると思いますが、これまでの通算成績って気になりますよね?
主力級の選手であれば10年間と言うのは短いと思いますが、控えで10年と言うのはすごく長いと思います。
その小窪選手のこれまで10年間で出場した試合数は634試合となっています。
1年目から一軍にで続けているので、思ったほど少なくないですね!
通算安打数は348安打となっており、通算打率は.260となっています。
自己最高の安打数は1年目の2008年に記録した74安打が最高となっていて、最高打率は2014年の.317となっています。
この数字でレギュラーが取れないのも不思議ですね。
小窪選手は長打が魅力の選手ではありません。
なので、通算本塁打は17本と少なく、自己最多でも3本塁打となっています。
代打の出場がメインの中で、3本打てれば良い方ですね!
また、代打の出場が多い分犠打も然程多くはありません。
通算犠打数は47となっており、自己最多は2008年の11個となっています。
代打で出てきてバントのサインを出すことはあまりないと思うので、妥当な数字と言えますね!
打点に関しては、自己最多が2014年の30打点となっています。
長打も多くない、そして代打がメインの選手で30打点挙げられれば十分と言えますね!
通算打点数は145と多くはありませんが、調子が良ければ二桁打点を挙げる事もできるので勝負強さはあると言って良いかもしれませんね!
ここまで2008年と2014年は全体から見ても良い数字を残していると言えます。
2014年には田中選手や菊池選手選手が出てきているのでレギュラーの獲得は出来なくても仕方がないですが、2008年は98試合に出場しているなど、準レギュラーとしての活躍はできていました。
プロ入り2年目の2009年も打率は.295と高めの数字を残せていたのにレギュラー獲得に至らなかったのは、カープの内野陣の層の厚さが阻んでいたのかもしれません。
小窪選手は守備にも定評があるので、これから先も脇役でカープの勝利に貢献してくれると思いますが、2017年は打率.175とかなり低迷してしまいました。
年齢的にはまだ衰える年齢ではありませんが、これ以上低迷してしまうと若手にその椅子を奪われてしまいかねません。
近年では西川龍馬選手が活躍を見せているので、小窪選手の立場は危うくなってきています。
チームの勝利の為には結果を残せる方が生き残れると言うプロの世界なので、西川選手に負けないように頑張ってもらいたいですね!
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小窪哲也の年俸は?
小窪選手の入団1年目の年俸は1200万円でした。
大学卒業とあって高い年俸となっていますね!
小窪選手は即戦力と期待されての入団となりましたが、その期待に応える活躍を見せました。
1年目の2008年は準レギュラーとして98試合に出場して74安打、打率は.270を記録しました。
1年目のルーキーとしては良い成績と言えますね。
2年目の年俸は500万円アップの1700万円となりました。
もっと上がっても良い気がしますが、チームが低迷していた事も査定に響いているのかもしれませんね。
2年目の2009年はレギュラーとして期待がかかっていましたが、70試合で54安打、打率.295となりました。
打率は前年より良かったですが、打席数や安打数では前年よりも減ってしまいましたね。
これはチーム事情も絡んでいたのかもしれませんね。
気になる年俸は、400万円アップで2100万円となりました。
前年より上げ幅は少ないですが、レギュラーは取れなかったので仕方がないですね。
3年目の2010年は試合数や打席数を増やしました。
81試合に出場しましたが、安打数は43安打と打席数を増やしながらも安打数は減らしてしまいましたね。
その結果、打率は.207と極度の不振に陥ってしまい、年俸は初めてのダウンとなる1800万円で公開しました。
試合数はまだ多いので期待がなくなっている訳ではなさそうですね!
4年目は65試合しか出場出来ませんでしたが、打率は.261と前年の不振を忘れさせる事は出来たかもしれません。
しかし、安打数は37安打に留まっており、活躍できたとは言い難い数字となっていますね。
年俸も現状維持の1800万円となっており、1年目の活躍は影を潜め始めましたね。
挽回したかった5年目でしたが、若手の堂林選手を積極的に起用する方針となってしまった為、小窪選手がアピールする場面は少なくなってしまいました。
その結果、試合数は自己最少の25試合に留まってしまい、打率でも.209と再び低迷してしまったんです。
このまま堂林選手が活躍していけば小窪選手の立場がなくなってしまいますね。
年俸も1500万円まで下がってしまい、もう後がなくなってきましたね。
6年目は再びアピールに成功すると、53試合に出場できました。
打率は.264と高くはありませんが、堂林選手が不調となったので出場機会を得られましたね!
でも、プロはそう甘くはありませんでした。
オフの契約更改では20万円ダウンとなる1480万円となってしまったんです。
前年よりは良い成績でしたが、全体的には認められなかったんですね。
しかし、翌2014年は奮起しました!
78試合の出場ながら51安打、打率は.317を記録したんです!
自己最高打率を残しましたね!
期待の年俸は2400万円となり、こちらでも自己最高となったんです!
喜ばしいですね!
翌年は69試合で21安打、打率が.296と前年よりは劣ってしまいましたが、代打の切り札として活躍が認められたので、年俸は4000万円まで一気に上がったんです。
ようやく復活ですね!
2016年も代打として活躍したかったと思いますが、69試合で20安打、打率は.217となってしまいました。
今までのパターンからするとここは年俸ダウンとなるかと思われましたが、チームが悲願のリーグ優勝を果たした事もあって年俸は変わらずの4000万円となったんです!
優勝したことに感謝ですね!
しかし、2017年は26試合の出場で打率が.175と自己ワーストな成績を残してしまった小窪選手。
チームは2年連続のリーグ優勝を飾りましたが、これほどの成績では流石に年俸ダウンとなってしまい、3300万円で公開となりました。
最近2年間は思うように結果が出ていないので2018年はより気合が入っていると思いますが、2017年に松山選手が活躍したことで一軍の枠争いは激化していると思います。
ですが、この競争に勝たなければ明るい未来はないと思うので、小窪選手にはもう一踏ん張りを見せてもらいたいですね!
小窪哲也の二軍成績は?
2016年までは勝負強さを発揮して活躍していた小窪選手でしたが、2017年は半分以上を二軍で暮らしていました。
一軍で打撃不振に陥ったことが原因でしたが、二軍ではどうだったのでしょうか?
小窪選手の二軍での出場数は58試合でした。
その内安打は62安打を記録しており、ほとんどがスタメン出場だったことがわかりますね!
62安打も打っていれば打率も高いと思います。
その打率は.328となっていました。
二軍でもこれだけの数字を残せるのは凄いですね!
本塁打は1本でしたが、小窪選手は元々長打が売りではないので気にする数字ではないですね!
小窪選手の勝負強さで一軍では活躍していましたが、二軍の打点数は18となっていました。
打点は前の打者も影響するので、少ないからといって勝負強さがないとは限りません。
なので、打点だけでは判断できませんね。
2017年はリーグ2連覇に貢献する活躍は見せることが出来ませんでした。
しかし、二軍では安定した成績を残していることから、まだ身体が衰えたわけではないという事がわかります。
まだ30代前半なのでバリバリ活躍できる年齢なので、2018年は再び復活を遂げてもらい、リーグ3連覇に貢献する大活躍を見せてもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
小窪哲也選手について簡単にまとめると
レギュラーを取れるだけが凄いことではないので、いぶし銀として後何年出来るかが大事となってくる。
②自己最少年俸は1年目の1200万円となっているが、自己最高年俸は4000万円となっている。
入団1年目のの年俸を切った事は1度もないので、このままの勢いでこれから最高額更新も可能性はある。
③小学校1年生の時に交友関係を広げるために野球を始めたが、直ぐに才能が開花して、大学まで全ての学校で主将を務めていた。
二軍では打率.328を残しているので、まだ余力が残っている。
小窪選手は内野手となっています。
しかし、カープの内野手は良い選手が揃っておりレギュラーどころか一軍の切符を掴むことさえ難しくなってます。
どこの球団にいても同じ事ですが、諦めてしまったらそこでプロとして終わりを迎えてしまうので、こらからまたもう一花咲かせられるように努力をしてもらいたいと思います。
しかし、プロの世界はとても厳しいので頑張ったからといって簡単に結果が出るものでありません。
毎年一軍でレギュラーを張れるような選手はほんの一握りしかいないので、同じような目標を持つ事は懸命にとは言えないかもしれません。
ですが、小窪選手は代打の切り札と言う名誉ある立場を任された事もあるので、これからはレギュラーではなく、再び代打の切り札となれるように目の前の試練に打ち勝って欲しいですね!
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