加藤貴之(日ハム)の気になる成績や年俸は?涙の理由とは!?

2016年に北海道日本ハムファイターズは見事に逆転優勝を遂げて話題となりました。
その原動力となった投手は何人かいますが、左腕でルーキーだった投手と言えば…

『加藤 貴之(かとう たかゆき)』投手ですよね!

加藤投手は、今は投手として活躍していますが、実は社会人時代に内野手に一度転向しているんです!
驚きですよね?

結果的にこれがあったから現在プロでも活躍できているのだと思いますが、本人は投手としてプライドを持っているので当時はかなり複雑な気持ちとなったと思います。

そんな加藤投手ですが、あなたは加藤投手の経歴について詳しく知っていますか?
プロで活躍すると過去についても気になりますよね?

また、これまで2年間の通算成績はどれ程なのでしょうか?
優勝に貢献する活躍をした2016年を含めて細かく調べてみました!

同時に、2年間で年俸はどれくらい上がったのか?
そして、加藤投手は涙を流した事があります。
甲子園で敗退すると涙を流しますが、加藤投手はそれ以外で涙を流しているんです!
その理由についても調べましたので一緒に迫っていきましょう!

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加藤貴之のプロフィール

加藤貴之
出典:http://sp.baseball.findfriends.jp/
名前:加藤 貴之(かとう たかゆき)
出身地:千葉県南房総市
生年月日:1992年6月3日
身長:182cm
体重:82kg
プロ入り:2015年 ドラフト2位
デビュー:2016年 3月26日

加藤投手が野球を始めたのは小学校2年生の時でした。
初めから投手をやっていた訳ではなく、投手に転向したのは小学校5年生の時だったんです!
投手歴は少ない方なんですね!

しかし、投手歴が短いという事もあって中学校の時は結果を残す事が出来ませんでした。
その為、強豪校からお誘いはなかったんです。
残念な結果ですね。

なので進学した高校は拓殖大学紅陵高校なんです。
正直、聞いた事がないですよね?
でも、実はこの高校出身のプロ野球選手は過去に12人いるんです!
意外ですよね!

12人の中で加藤投手を除くと活躍した選手は元ヤクルトの飯田哲也選手くらいでした。
プロで活躍した選手は少ないですが、プロ入りしたという事がすごい事ですよね!

これ程にプロ野球選手を輩出した学校ではありますが、実は過去には逮捕者が出ていた事もあるんです。
その逮捕容疑は知人の少女に売春を斡旋したとして17歳から18歳の男子高校生が3人逮捕されているんです。
ただ、これは1995年とかなり前の事なので、昔は少し荒れた学校だったのかもしれないですね。

この学校で加藤投手は2年生からベンチ入りを果たすと、2年の夏には主力投手として活躍したんです!
しかし、決勝戦で無念の逆転負けとなってしまい、甲子園出場は叶わなかったんです。
残念でしたね。

高校を卒業すると、社会人野球であるかずさマジックに入社しました。
かずさマジックに入団した加藤投手でしたが、入団1年目と2年目の途中までは内野手として登録されていたんです。
これは、当時の監督が加藤投手の基礎能力を上げる目的があったようで、基礎能力がついた2年目の途中から投手に再転向しているんです。
投手が出来なかった1年と少しの間は辛かったでしょうね。

3年目からは本格的に投手となったので、現在ソフトバンクに在籍している岡本健投手と共にリリーフで登板を重ねました。
都市対抗野球大会では、4試合5回と1/3を投げて無失点に抑える好投を披露しています。
この加藤投手の活躍もあり、チームは13年ぶりにベスト4に輝いているんです!
凄いですね!

また、その後に行われた社会人野球日本選手権でもリリーフ登板して6回で9奪三振無失点の好投となりました。
チームもこの大会で見事に優勝を飾っており、チームに欠かせない存在となりました!

4年目は開幕からエースとして活躍して、強豪チームを破る快進撃を見せていましたが、都市対抗野球大会では東京ガスに敗れてしまい、3回戦敗退となってしまいました。
この年はドラフト候補にも挙がっており、プロ入りが注目されていましたが、過度な投げ込みを行っていた影響で左肘を故障してしまったんです。
この事でプロ入りは叶わず、チームに残留する決意をしたんです。
故障でプロに行けなかったのは辛いですね。

5年目もエースとして活躍が期待されていましたが、この年は前年までとは違い不甲斐ない投球が続いてしまったんです。
都市対抗野球大会でもチームは本戦出場を逃しており、今までの加藤投手とは比較にならない程不安定になってしまったんです。
しかし、この年のドラフト会議では、北海道日本ハムファイターズからドラフト2位指名を受ける事ができ、念願のプロ入りとなったんです!
不安定さを露出しながらもプロ入りできたのは、才能が認められていたからですね!

左肘への不安が完全に消えた頃にはプロでも活躍が出来ているので、これから先も怪我さえなければ更なる飛躍が期待できると思いますね!

加藤貴之の成績は?

加藤投手は入団からまだ2年しか経っていません。
しかし、成績以上にチームに貢献する活躍を見せました。

この2年間で登板した試合数は51試合となっていますが、先発で登板した試合は37試合となっています。
2017年は全てが先発でしたが、中継ぎでも十分に通用するだけの力があるだけに中継ぎでも1年間見て見たいところではありますね!

でも、先発として多くの登板を重ねていますが、ここ2年間で完投、完封は1度も記録していないんです。
中継ぎには投げきってこその記録はないので、先発を任されている間に完投は早く記録してもらいたいですね!

また、プロ入り1年目は7勝3敗の好成績を残しており、日本一に貢献する活躍を披露しました。
クライマックスシリーズでは、不甲斐ない結果になってしまいましたが、その経験も今後に活きてくると思えば大事な経験となりましたね!

2年目は1年目の時のようには行かず、6勝6敗となってしまいました。
先発に専念して2桁勝利を期待されましたが、残念ながらあと4勝も足りない結果で終わってしまいました。
ですが、先発投手の勝ち星は打者の成績にも影響されるので加藤投手だけが実力不足と言うわけではないんです。

2年間で挙げた勝敗は13勝9敗と際立って良い成績を残している訳ではありません。
場合によっては1年間で残せる数字と言っても良いですね。
でも、加藤投手の場合は勝って欲しい時に勝ってくれる投手なので、成績よりも内容が良いので評価されているのだとも思いますね!

投球イニングに関しては、1年目が91イニングで2年目が120イニングとなっています。
どちらも規定投球回数には達していませんが、プロ入りして間もない投手としては良い方なのではないでしょうか!

また、加藤投手は奪三振は多い方ではありませんが、通算で163奪三振を奪っています。
打たせてとるスタイルなので奪三振に拘りはないと思われるので、これだけの数字でも本人は満足していると思います。
ファンとしてはもっと三振を奪いに行ってもらいたいところではありますが、それでペースを乱してもいけないので、今のままで安定した投球を披露してもらいたいですね!

投手として1番大事なのは防御率です。
その防御率は通算で3.49となっている加藤投手。
1年目は3.45で、2年目は3.53となっています。
エース級の投手と比較すると物足りなさを感じてしまう成績となっていますが、この2年ほとんど同じ防御率である事はすごい事なんです。

ほぼ同じ防御率で勝敗は大きく変わっているので、2017年に加藤投手が勝ち星を拾えなかったのは打者が低迷していた事であると言えます!
でも、運も実力の内と言うのでそれもまた仕方がないですね。

加藤投手はコントロールが良く、四死球もあまり与えていません。
通算イニング211イニングで与えた四死球は72となっています。
死球は僅かに3となっているので、よっぽど相手打者に当てることはないので安心して登板させる事ができると言う点ではかなり重宝する選手であると言えますね!

加藤投手は社会人時代に怪我をしながらもプロでは活躍を見せています。
投手として肩を怪我することは致命傷と言えますが、加藤投手の場合は肘なので今後に影響してくることはほとんどないと思います。

しかし、加藤投手の場合は頑張り過ぎた事が原因で怪我をしていたので、プロでも頑張りすぎにより怪我をするリスクは十分にあると思います。

怪我をされてしまってはチームにも影響してくるので、加藤投手には怪我にだけ気をつけて無理のない練習をしてもらいたいですね!

怪我さえなければ結果はついてくる投手なので、今後は怪我に注意ですね。

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加藤貴之の年俸は?

加藤投手は、入団1年目の年俸が1200万円となっていました。
ドラフト2位で社会人出という事もあって1位に匹敵するくらいの年俸で契約となっていますね!
この時の契約金も7000万円なので、高卒の黄金ルーキーではない選手よりは良い評価であったかもしれないですね!

1年目から優勝に貢献する7勝を挙げた加藤投手は、オフの契約更改で1400万円アップの2600万円で公開しているんです!
単純に個人成績だけで見るとそんなに上がる感じではないと思いますが、チームが優勝した事が大きく影響していると思います。

2年目は開幕ローテーションが期待されて、2桁勝利も期待される存在となった加藤投手。
しかし、シーズンに入ると前年のようには行かず、登板は21試合に終わってしまいました。
前年よりも先発した登板は多かったですが、勝ち星は6勝に留まってしまい前年よりも少し成績を落としてしまう結果となってしまいました。
少しの差ですが残念でしたね。

この年はチームもBクラスとなってしまい散々な結果となったんです。
ですが、契約更改の席では600万円アップとなる3200万円で公開となったんです!
チームの順位が悪かった割には年俸は上がったと思います。

加藤貴之の涙の理由とは?

ここまでは全てが完璧とまではいきませんが、最低限の仕事はできており、これから先も期待出来る投手として扱われています。
順風満帆に見える加藤投手ですが、これまで幾度となく涙を流しているんです。

初めの涙は社会人になった1年目となる2014年のことでした。
2011年に社会人野球に入団してから3年目となった2014年は久し振りに投手として登録されたんです!
投手としてプライドが強い加藤投手には最高の話となりましたね!

そして、加藤投手死ぬ物狂いで投手として頑張っていたんです!
結果、2014年のドラフトでスカウトから注目されてドラフト会議で指名の可能性があったんです。

しかし、この年の夏に左肘を痛めてしまい、万全でないということからドラフト指名は回避される形となってしまったんです。
本人はプロ志望も強いので、口ではまだ社会貢献していないという理由で残留を決断していますが、本心はこの時にプロに行きたかった事は間違いありません。
この時に加藤投手は自分への情けなさ、そして悔しさで涙を流したんです!
でも、人は涙によって強くなれます!

怪我も克服して日本ハムファイターズに入団した加藤投手は、プロ入り1年目から頭角を現して活躍を見せました。

そして、チームは見事に優勝したのですが、その後のクライマックスシリーズで悲劇は起こってしまったんです。

クライマックスシリーズ、勝てば日本ハムが日本シリーズ進出、負ければ敗退と言う大事な試合で登板となった加藤投手はこの試合で1回4失点と乱れてしまったんです。
結果的にはチームは逆転勝利を収めて日本シリーズに進出を決めましたが、自分への不甲斐なさで又しても涙を流したんです!
涙もろいのかもしれないですね。

しかし、これまで涙を流したのは思うような結果を残せなかった時です。
チームの勝利のために力を注いでいるからこその涙であると思います。

加藤投手は涙の数だけ強くなっています。
これから先も幾度となく泣く事はあると思いますが、その度に強くなる加藤投手を見たいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
加藤貴之投手について簡単にまとめると

①小学校2年生の時に野球を始めたが、投手を始めたのは5年生になってからである。
高校を卒業すると社会人野球に進んで5年間プレーしている。
②通算試合数は51試合だが、先発登板がほとんどで211回を投げている。
奪三振は多くないが、コントロールは良いので打たせてとるスタイルで安定した投球を見る事ができる。
③2018年の年俸は3200万円となっている。
2桁勝利は挙げていないが、チームの勝利となる活躍で年俸アップにこぎ着けている。
④加藤投手は不甲斐ない結果の後に涙を流す事があるが、その度にメンタルが強くなって成長している。

加藤投手は2017年は主に先発として登板していましたが、元々中継ぎでも登板していただけあって中継ぎとしても力を発揮できる実力があります。

先発と中継ぎは調整方法も全く異なるので両方を併用する事は難しいのですが、加藤投手はそれでも難なく結果を残すのでとても凄い事なんですね!

2017年は先発に専念していましたが、残念ながら2桁勝利を挙げることは出来ませんでした。
近年日本球界では先発左腕が不足している事もあるので加藤投手には先発として頑張ってもらいたいところではありますが、加藤投手が1番力を発揮できるのがとこなのかはよくわかりません。

まだこれからも先発固定という事はないと思いますが、あなたは先発と中継ぎどちらで加藤投手を見たいですか?
今後の監督の采配に注目ですね!

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