『ティム・リンスカム』、本名はティモシー・リロイ・リンスカムと言います。
登録名であるティムは略し名前であるんですね!
外国人選手はアジア系の人と違い名前が長いので仕方がないですね!
外国人といっても、リンスカム投手は根っからのアメリカ人ではないんです!
父親はアメリカ人ですが、母親はフィリピン人のハーフなんです!
ハーフと言えば、ダルビッシュ有投手やD eNAの山崎康晃投手もハーフですよね!
やっぱりハーフと方はスポーツに優れているのでしょうか?
いいえ!ハーフの方が皆んな凄いわけではありません。
皆んながすごいと思ってしまうと偏見になってしまうので、もしも日本にハーフの方がいても日本人と同じ考えで接してあげた方が良いですね!
リンスカム投手の場合は、アメリカの血の方が強いので、ハーフと言われなければわからないので、幼少期も不自由な生活をした事はないと思います。
あらゆる才能に恵まれたリンスカム投手ですが、これまでの通算成績って気になりますよね?
リンスカム投手は日本でも知名度の高い選手ですが、細かい成績までは特集されないのでよくわかりませんよね?
また、経歴と球種や日本球界参入の噂についても調べてみました。
あなたの疑問を解決していきましょう!
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ティム・リンスカムのプロフィール
出典:https://alt1053.radio.com/
出身地:アメリカ ワシントン州
生年月日:1984年6月14日
身長:180cm
体重:77kg
プロ入り:2006年ドラフト1位
デビュー:2007年5月6日
リンスカム投手は、2006年にドラフト1位でサンフランシスコ・ジャイアンツに指名を受けて入団となりましたが、実は、その前にもドラフト指名を受けていたことがあるんです!
それは高校時代でした。
高校卒業の年にシカゴ・カブスから指名を受けているんです!
リンスカム投手は何故拒否したのでしょうか?
詳しくは分かっていないのですが、恐らく指名順位であったと思います。
メジャーでは、下位指名であるほどいい条件で契約する事は出来なくなるのですが、その時の指名順位は48位だったんです。
これだけ下位指名であれば、拒否してもおかしくはないかもしれないですね。
でも、断るのは自分に自信がなければ無理だと思います。
結果的にはドラフト1位で指名されたので良かったですが、もしも怪我などで成績を落としていたら、リンスカム投手はドラフト指名される事はなかったかもしれないですね。
ティム・リンスカムの成績がスゴイ!
リンスカム投手はこれまでメジャーで10年間プレーしましたが、最多奪三振を3年連続で獲得していますが、それ以外のタイトルは獲得できていません。
リンスカム投手はタイトルを獲得していてもおかしくないほどの成績は残してきているんです!
勝ち数でも、110勝を挙げているのですがこのほとんどは2008年から2014年までの7年間で挙げているものなんです!
この7年間以外では2桁勝利は挙げれていないですが、自己最多の勝ち数は2008年の18勝となっており、この年から3年連続で15勝以上を挙げているんです!
短期的に見ればすごい活躍ですね!
でも、その分敗戦数も多く通算の敗戦数は89敗となっています。
2012年には15敗でリーグワースト1位となってしまっているんです。
メジャーでは、2桁勝利を挙げたら2桁敗戦も挙げてしまうことが多いですが、リンスカム投手は少し敗戦数が多いように感じてしまいますね。
2008年は.783で最優秀勝ち率を獲得しましたが、それ以降は勝ち率も低かったので通算勝ち率は.553と低めとなっています。
敗戦数が多くなってしまった影響で勝ち率も伸びない結果となってしまいましたね。
しかし、先発投手は敗戦が多いからと言って直接評価に値するわけではありません。
どんなに良い投球を披露しても打線が打てなければ勝つことが出来ないので、打線が味方をしてくれなかったのかもしれません。
それを確かめるのが防御率ですね!
リンスカム投手の通算の防御率は3.74となっていますが、自己最高は2009年の2.48となっています。
防御率2点台を記録したのは、3回記録していました。
2点台の防御率だった2008年と2009年は1桁敗戦でしたが、2011年は勝ち数を上回ってしまう14敗を記録してしまっています。
この年は被安打もそれ程多くなかったことから、打線の援護がなかった年と言えますが、その他では防御率も4点代が多くなっているので、打たれたことで敗戦したと言えますね。
期待の結果とはなりませんでしたね。
リンスカム投手の一番の売りと言えば奪三振能力であると思います。
過去に3年連続で奪三振王を獲得した実力は確かで、通算奪三振数は1736個となっています。
投球回数は1682回となっているので、投球回数を上回っているところを見るとやはり奪三振はかなり多いと言えますね!
しかし、年度別で見てみると2014年の奪三振数は134個となっています。
この年は154回を投げているので大幅に減らしていると言えます。
前年までは190奪三振以上を奪っているので、急激に成績を落としていると言えますね!
2014年は12勝を挙げていますが、2015年からは出場数も減らして勝ち星も奪三振数も防御率も全てで成績を落としてしまっています。
この頃に何があったのかはわかりませんが、2014年がリンスカム投手の分岐点であったことは間違いないようですね!
2017年はどこのチームにも在籍せずに自主トレを頑張ってきていました。
その甲斐あって2018年はテキサス・レンジャーズと契約を果たすことができました。
しかし、勝負はまだこれからとなるので4年ぶりの2桁勝利が期待されているリンスカム投手。
今もまだ女性からの人気は高い投手なので、もう一花咲かせてまだやれる所を見せてもらいたいですね!
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ティム・リンスカムの経歴は?
リンスカム投手は、高校はリバティ高校に通っており、その頃からプロから注目されている選手でした。
その為、高校卒業の年のドラフト会議ではカブスからドラフト48位指名を受けたんです。
でも、この時の指名は拒否した為プロ入りとはなりませんでした。
勿体無いですね。
指名を拒否したリンスカム投手は、ワシントン大学に進学しました。
大学では野球以外にも、アメリカンフットボールやクォータバック、そしてバスケットボールやゴルフもやっていました。
多くのスポーツに興味があったんですね!
この中でも、野球は当然のことですがバスケットボールとゴルフでも活躍を見せていたんです!
リンスカム投手は運動神経が抜群に良いんですね!
一方、野球では2年生の時に新人賞と最優秀投手賞をダブル受賞しているんです!
これは、パシフィック・テン・カンファレンス史上初となる快挙だったんです!
才能が発揮されていますね!
この年のドラフト会議では、インディアンスから2度目の指名となるドラフト42位指名を受けたんです!
しかし、下位指名ということもあり、内容が良くなかったのか契約で折り合いがつかずに、指名を拒否して大学に残ることになりました。
2度の指名拒否は珍しいですね!
リンスカム投手はその後も大学では結果を残し続けて、2006年には、12勝4敗、防御率1.94、199奪三振を記録しました。
通算で491奪三振を記録しているのですが、これはリーグ新記録となる結果となっているんです!
今までのドラフト下位指名を拒否している理由もわかりますね!
そして、迎えたその年のドラフト会議では、リンスカム投手の身長が180cmとメジャーにしては低めだったことと、フォームに特徴があり過ぎた事もあって指名を見送る球団が多くありました。
下位指名だと拒否!という事も影響していたかもしれないですね。
でも、サンフランシスコ・ジャイアンツの当時のGMであったブライアン・サビアン氏だけは、右のビリー・ワグナーになる!と高い評価を与えたんです!
その結果、リンスカム投手はジャイアンツからドラフト1位指名を受けたんです!
前回の42位から一気に上がりましたね!
ちなみにワシントン大学からドラフト1位指名を受けたのは過去に誰もいなかったので、これも大学史上初となったんです!
大学には色んな記録を残しましたね!
ジャイアンツに入団した2年目には3Aに昇格して4勝を挙げ、防御率は0.29と驚異的な数字を残しているリンスカム投手!
そして、その年にはメジャー昇格を果たしているんです!
大卒選手ではありますが、早い段階でメジャー昇格となりましたね!
翌年からは二桁勝利を7年連続で挙げており、二桁勝利の連続記録が途絶えた2015年のオフにはFAとなってしまいエンゼルスに移籍となってしまいましたが、エンゼルスでは結果を残す事が出来ませんでした。
その為、エンゼルスは契約1年で終わってしまい、2017年はどこにも在籍する事ができませんでした。
実績があっても契約してもらえない世界なんですね。
2018年は3月にレンジャーズと1年契約を結びましたが、勝負はこれからとなります。
1年で戦力外とならないように頑張ってもらいたいですね!
ティム・リンスカムの球種や日本球界参入について
リンスカム投手は、最速159km /hを記録しているので豪腕ピッチャーのイメージがあるかもしれませんが、実は豪腕と言うほどではないんです。
速球への拘りは強くなく、主に変化球で打者を打ち取っているんです。
この速球は投球フォームに秘密があり、体全体を使って、体をしならせて投げる事でここまでの球速が生まれているんです!
メジャーでは決して高いと言えない180cmの身長から繰り出される威力十分の速球はかなりの武器になっている事は間違いないですね!
変化球が売りとなっているリンスカム投手ですが、一体どんな変化球を投げるのでしょうか?
それは、カーブとチェンジアップとスライダーなんです!
スライダーに関しては誰もが投げる軌道の物なので、特徴はありませんが、カーブは大きく落ちるカーブを投げるので、メジャーでも稀であると言えます。
落ちるカーブと言えば、ソフトバンクの武田投手が投げていますよね?
武田投手のカーブも始めて対戦した時の日本シリーズで、阪神側が度肝を抜いたとして一躍有名になりましたが、リンスカム投手が投げるカーブは、武田投手以上の出来であると言えるんです!
想像を遥かに超えますね!
また、チェンジアップでも通常の握りとは違い、フォークボールと同じ握りで投げているんです。
なので、フォークボールのようにストン!と落ちるのですが、球速がフォークよりも遅いことから、打者がタイミングを外して打ち損じてしまうと言う結果に繋がるんです。
リンスカム投手の球種はすごく厄介ですね!
このチェンジアップは、大学時代には投げておらず、マイナー時代に習得したと言われています。
もしもマイナー時代にこの球種を習得していなければ、メジャーで大活躍する事は出来なかったかもしれないですね!
今でもこのチェンジアップはメジャー屈指と言われており、調子が戻ればメジャーで再び活躍する事は出来ると思います。
そんなリンスカム投手ですが、2017年は何処の球団にも在籍しませんでしたが、2017年のシーズン前に日本球団と契約の可能性なんて噂が飛び交っていました。
では、何故そんな噂が出回ったのでしょうか?
真相はわかりませんでしたが、2015年と2016年は思うように結果が残せず、2017年は開幕前から所属球団が決まっていませんでした。
そんな時に、リンスカム投手が日本球界を視野にいていると言う噂が飛び交ったんです。
本当のところはどうなのかはわかりませんが、1年間日本で投げて、翌年のメジャー契約に繋げようという事だったようです。
怪我をしていたとされるリンスカム投手でしたが、これだけ有名な選手なので獲得に名乗りをあげる球団がいてもおかしくはなかったと思いますが、やはり1年きりならば他の可能性のある外国人の方が・・・。という事で獲得球団がなかったのだと思います。
また、リンスカム投手ほどの選手であれば、年俸5億円くらいでも安いくらいであると言われています。
年俸5億円以上出せるのは、巨人かソフトバンクくらいなので、現実的に日本球界参入は幻と終わってしまいましたね。
マニー・ラミレス選手も、メジャー引退してから日本の独立リーグでプレーしていたことから、リンスカム投手もメジャーを引退した後には日本にやってくる可能性は十分にあると思います。
ここまで日本球界がメジャー選手に興味を持たれているのは、現在メジャーで頑張っている選手たちのお陰であると言えると思いますね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にティム・リンスカム投手について簡単にまとめると
防御率が3.74となっている事から、自ら打たれて敗戦していたことが多かったと言う事になる。
②高卒でドラフト指名を受けたがそれを拒否してその2年後にもドラフト指名された。
それも結果的に契約には結びつかなかったが、大学卒業の時に1位指名を受けてメジャー入りとなった。
③MAX159km /hの速球と大きく落ちるカーブと独特な変化のチェンジアップが売りの投手である。
2017年は日本球団との契約が噂されたが、年俸や怪我や年数などの事から噂話程度で終わってしまった。
リンスカム投手は若い時は女性に人気のある投手でした。
しかし、2015年頃から成績が下降してくると、あまり話題になることがなくなっていきました。
しかし、2016年のオフに日本球団と契約か!?の報道に再びリンスカム投手の話題に上がるようになりました。
現在も女性からの高い人気を維持しているかはわかりませんが、世間から忘れられたわけではないので、結果さえ残せば昔のような輝きも出てくると思います。
リンスカム投手のまだ年齢的にも衰える年ではないので復活を期待する声が多いと思いますので、2018年は期待に応える活躍を見せてもらいたいですね!
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