ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の成績は?守備力や特徴も

ニューヨーク・ヤンキースが2017年のオフに獲得したホームランバッターと言えば?
『ジャンカルロ・スタントン』選手ですよね!

ジャンカルロ・スタントン選手の身長は198cmあります。
日本では、198cmもあればかなり高身長と言えますが、アメリカではこらだけの身長があってももっと高い選手がいるのであまり目立ちません。

現在メジャーで1番身長が高い選手は、クリス・ヤング投手の208cmとなっています。
その他にも高身長の選手が多く在籍していることから、平均身長は186cm程となっています。
ジャンカルロ・スタントン選手は平均身長よりはかなり高いですが、それよりも高い選手が多くいる事に驚きですね!

そんな大柄なジャンカルロ・スタントン選手ですが、本塁打王を2度受賞していますが、それだけ凄い選手の経歴って気になりませんか?

また、通算成績も気になりますよね?
強打者となったジャンカルロ・スタントン選手がどれくらいの成績を残してきたのか!迫っていきたいと思います。

それと同時に、一定以上と言われている守備力やジャンカルロ・スタントン選手の特徴についても調べてみましたので、早速迫っていきましょう!

[quads id=1]

ジャンカルロ・スタントンのプロフィール

ジャンカルロ・スタントン
出典:https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/
名前:ジャンカルロ・スタントン
出身地:アメリカ カルフォルニア州
生年月日:1989年11月8日
身長:198cm
体重:111kg
プロ入り:2007年ドラフト2位
デビュー:2010年6月8日

ジャンカルロ・スタントン選手は2017年に2度目の本塁打王を獲得しました。
そして、その年のオフにはヤンキースと契約して2018年から2028年までヤンキースに移籍する事になりました。

2020年の終了時にはジャンカルロ・スタントン選手に契約解除権利が付いているので、2028年まで在籍するかはわかりませんが、ジャンカルロ・スタントン選手のそれまでの年俸は、なんと!28億円もあるんです!

日本では高くても6億円程なので、桁違いの数字となっていますね!
日本人選手がメジャーに移籍したがるのは、自分の実力を試したいと言うこともあると思いますが、これだけの年俸が1番の魅力なのではないでしょうか?

やはり、口には出さなくても野球選手と言えども仕事としてやっているので、給料は高いに越したことはないですよね?

ジャンカルロ・スタントンの経歴

ジャンカルロ・スタントン選手の名前はジャンカルロですが、これはイタリア系の名前なんです!
なら親にイタリアの血が入っているのかと思いますよね?

両親は、父親がアイルランド系のアメリカ人で母親がアフリカ系のアメリカ人となっているので、プエルトリコ人の混血となっているんです!
ジャンカルロ・スタントン選手が生まれた時に名前を両親が考えた時に、ジャンカルロという名前をただ気に入ったからという理由で付けたんです!
意外にも単純なんですね。

今は登録名もジャンカルロになっていますが、以前はミドルネームのマイク・ジャンカルロ・スタントンの登録名にしていたんです!
父親もマイクと呼ぶそうなのですが、ジャンカルロ・スタントン本人はジャンカルロが気に入っていることから、登録名もジャンカルロにした経緯があったんです!
家族揃ってジャンカルロが好きなんですね!

そんなジャンカルロ・スタントン選手は幼少期の頃から野球が好きで、よく親と一緒にドジャー・スタジアムに訪れており、野球の観戦をしていたんです。
ドジャースファンだったんですね!

ドジャースでは、1999年にフェルナンド・タティース選手が朴賛浩投手から1イニング2満塁本塁打を記録した事があったのですが、この試合もジャンカルロ・スタントン選手は生で球場で見ていたんです!
羨ましいですね!

野球好きだったので、子供の頃から野球をやっていたのですが、高校の時は地元のカルフォルニア州にあるバードゥゴヒルズ高校に進学していました。
しかし、この高校は2年間の在籍した後に近くのノートルダム高校に転校しているんです。
最初の高校は自分に合わなかったのでしょうか?

転校理由はわかりませんが、ノートルダム高校では、野球に加えてアメリカンフットボールとバスケッボールもやり始めたんです!
そのどれもが才能に満ち溢れており、最上級生となった年の秋には、アメフトでディフェンシブバック兼レシーバーとして活躍して、チームの11勝1敗の成績に大きく貢献したんです!
ほとんど敵なしですね!

更にその年の冬にはバスケッボールで1試合平均19.7得点の好記録を残したんです!
もちろん野球でも結果を残しています!

野球の成績は、打率.386、8本塁打を記録しているんです!
3つを掛け持ちでやっているので恐らく試合出場数は少なめですね。

高校の卒業を控えた頃、進路に注目が集まっていました。
アメフトでいくのか?それともバスケの道に進むのか?はたまた野球でメジャーに行くのか?
大きな注目が集まっていたんですね!

アメフトでは、南カルフォルニア大学が奨学生としてジャンカルロ・スタントン選手にオファーを出していました。
この学校は、米国屈指の強豪校と知られており、その学校のヘッドコーチが自らジャンカルロ・スタントン選手の所に出向き直接交渉をしているんです!
すごい期待度が高かったんですね!

しかし、野球ではドラフト2位指名でフロリダ・マーリンズから指名を受けていたんです!
2つの進路で迷った末にプロ野球選手になることを決めて2007年の8月にマーリンズと契約を交わしたんです。
人生で1番悩んだときかもしれないですね!

しかし、この選択が吉と出て今ではメジャーにいなくてはならない存在となっています。

アメフトの道に進んでいても、もしかすると一流になれていたかもしれないですが、今こうしてメジャーリーガーとして何不自由ない生活ができているので、学生時代の選択は間違っていなかったという事に信じておきたいですね!

[quads id=2]

ジャンカルロ・スタントンの成績は?

ジャンカルロ・スタントン選手はここまでメジャーで8年間プレーしてきましたが、この8年間は全てマーリンズでの結果となっています。

マイナー時代も含めると10年間プロ野球選手として在籍していたのですが、現在28歳にしてメジャーでもかなり高い評価を受けるまでに成長しています。

そんなジャンカルロ・スタントン選手の通算成績ですが、試合数は986試合で安打数が960本となっています。
強打者として知られているジャンカルロ・スタントン選手ですが、実は安打数はそれ程多くはないんですね!

2017年は自己最高の168安打を放ちましたが、それまでは100安打から150安打の間となっており、巧打ではあまり安定感が見られなかったんです。
意外ですね!

安打はそんなに多くなくても、長打力には優れているので通算二塁打は202本となっていました。
年間30前後の二塁打を打っているのですが、三塁打も年間1本くらいは打てているんです!
自己最高で2011年には5本の三塁打を放っているので、バットの芯に当たれば飛ばす力は若い時からあったんですね!
期待通りですね!

また、長打力と言えばきになるのはやはり本塁打であると思います。
その本塁打数は、267本となっているんです。
過去に2度の本塁打王に輝いているのですが、初めて本塁打王に輝いたのは、2014年でした。
しかし、この年の本塁打数は37本となっており、周りの本塁打が少なかった事で獲得できたようなものであると思います。
もっと派手な数字が見たいですね!

2度目に本塁打王を獲得したのは2017年で59本塁打となっていました。
この年は見たかった派手な本塁打数が見られましたね!

本塁打の多い選手は必然と打点数も多くなっていくものですが、ジャンカルロ・スタントン選手は通算で672打点となっているんです!
2017年は自己最高の132打点を記録していますが、過去に100打点以上を記録したのは2017年を含めて2度だけとなっているんです。
意外ですよね!

以前100打点を記録した時も本塁打王を獲得している時なので、本塁打が量産できた年は打点も付いてきていますが、本塁打が30本に届かなかった時は60から70打点くらいに留まっているんです。
思っていたより少ないんですね!

2017年は殻を破って自己最高の成績となったので、2018年以降は以前よりも良い成績が残せる可能性はありますが、2016年まではメジャーリーガーとしては少し物足りない成績だったんですね!

最後に、打率について迫ってみたいと思いますが、安打数が多くないのであまり期待はできないかもしれませんが、打席数が少なければ安打が少なくても打率は上がるので、微かな希望はあるかもしれませんね!

でも、打率を見てみると自己ワーストは2016年の.240となっていました。
逆に自己最高は、2012年の.290が最高となっています。
意外にも打率3割を記録したことはないんです!

その影響で通算打率も伸び悩み、通算でも.268となっているんです。
近年では強打者として知られるようになりましたが、それは2017年に59本塁打を打ったからであって、打率はそんなに高くないんです!

完全に長打狙いのバッティングですが、当たれば怖い打者に違いはないので、これから先はヤンキースで主力として大活躍し続ける姿を見たいですね!

ジャンカルロ・スタントンの守備力や特徴は?

ジャンカルロ・スタントン選手は、一定以上の守備力あるとチーム内では評判は良いようです。
しかし、守備の名手に送られるゴールドグラブ賞を受賞したことはありません。

ゴールドグラブ賞を受賞している事が必ずしも守備の名手であると証明することではないと思いますが、ジャンカルロ・スタントン選手がどれくらいの守備力があるのか迫っていきたいと思います!

ジャンカルロ・スタントン選手は外野手登録ですが、守るのは殆どが右翼手です。
過去に一度だけ中堅手をやっていたことがありましたが、その一度限りでその他では全く守っていません。
ちなみにその一度の中堅の守備では難なくこなして失策はありませんでした。
刺殺も2つ記録しているので、良い方であるのではないでしょうか!

そして問題の右翼手ですが、これまで942試合に守備についています。
その中でした失策は42個となっているんです。
一番多かった年は、2013年の8個となっています。
正直外野手でこれだけの失策をしていては、守備が上手いとは言い難いですね。

ここまでの守備率は.980ということもあり、通算での守備率はあまり高くありません。
しかし、率だけで評価出来ないのが守備の難しさであると思います。

ここまでの刺殺が1992個で捕殺が60個併殺が9個となっていました。
この数字を見て下手であるとは思えないですが、正直、一定以上の守備力とは言えないと思います。

ただ、思いっきりやっていることで失策が増えたりミスに繋がっていることもあるので、守備が上手くないとは一概には言えませんが、周りが認めているということなので、頑張りがあるという事は確かであると思います。

頑張り屋さんのようであるジャンカルロ・スタントン選手の特徴はどうなのか?気になりますよね!
ただ単にホームランが多いだけではないんです!

ジャンカルロ・スタントン選手の一番の特徴は、なんと言っても飛距離のあるホームランが打てるという事なんです。
ホームランを打つことだけでも球場の広いメジャーではかなり難しいことなのですが、それを難なくスタンドに運んでしまうパワーを兼ね備えているんです。
敵に回すと怖いバッターですね!

元々はタイトルが取れるほどは本塁打を打ってはいませんでしたが、技術が向上したことでタイトルが取れるほどまでに成長を遂げたんです!
努力の賜物ですね!

今では強打者として相手投手にも威圧感を与えているので、死球が多くなっていると思います。
その為、2014年に顔面に死球を受けて大怪我をしたことがあったので、翌年からはフェースガード付きのヘルメットを付けて打席に立つようになっています。
これもジャンカルロ・スタントン選手の特徴の一つと言えるかもしれませんね!

フェースガード付きのヘルメットを日本で着用している選手はいないので、日本人からすると違和感があるかもしれませんが、海外では、球速も球威も日本よりも遥かに上のレベルなので、顔面に当たってしまうと命の危険もあると思います。
なので、自分の身を守るためには、必要な対策でありますね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にジャンカルロ・スタントン選手について簡単にまとめると

①幼少期の頃から野球に親しんでおり、高校でも野球をやっていたが、転校を機にアメフトとバスケも始めた。
卒業時にはアメフトと野球で進路に悩んだが、野球の道に進む決心をしてプロ契約を結んだ。
②通算本塁打は267本塁打を記録しているが、打点や打率ではあまり良い数字を残しているとは言えない。
しかし、2017年に覚醒したばかりなので、今後どうなるかが注目となる。
③強肩で外野守備位置から走者を刺す能力には長けているが、全体的な守備力は言うほど高くない。
ジャンカルロ・スタントン選手の特徴は、驚異的なスイングスピードから放たれる打球の飛距離のすごさである。

ジャンカルロ・スタントン選手は今やヤンキースを代表するスラッガーとなりましたが、実際2年以上続けて40本塁打以上を打った事がありません。

それどころか40本以上の本塁打を打ったのは2017年の1回のみとなっています。
その1回で59本も打っているので凄みは増していると思いますが、2018年も同様の活躍が出来るかは未知数となっています。

しかし、ヤンキースでは活躍する事が当たり前化となっているので、活躍できない事は許されません。
プレッシャーも大きいですが、ここで活躍する事で一流打者として大きな一歩を踏み出せる事は間違い無いと思います。

ヤンキースはメジャーの中でもファンの歓声も大きいと思うので、その歓声を味方につけて2年連続の50本塁打に向けて頑張ってもらいたいですね!

[quads id=4]