ホセ・レイエスは盗塁がスゴイ!通算成績は?マイナー時代や経歴も

ニューヨーク・メッツのスピードスターと言えば?
『ホセ・レイエス』選手ですよね!

レイエス選手は俊足巧打が売りの選手となっていますが、これまでどれくらいの盗塁を決めたのか気になりますよね?

日本では、福本氏が歴代1位となる1065盗塁を記録していますが、メジャーの一流選手がどれくらいの盗塁を決めているのか調べてみました!

また、レイエス選手は打撃にも定評があるんです!
その打撃成績についても迫っていきたいと思います!
盗塁をするには塁に出ないと始まらないので、どれだけ塁に出ていたのか気になりますね!

今は一流選手として輝かしい成績を残していますが、マイナー時代はどうだったのでしょか?
また、経歴についてもどうなのでしょうか?
マイナーでもある程度の活躍をしていると思いますが、この機会に詳しく迫っていきたいと思います!

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ホセ・レイエスのプロフィール

ホセ・レイエス
出典:https://ent.smt.docomo.ne.jp/
名前:ホセ・レイエス
出身地:ドミニカ共和国 サンティアゴ州
生年月日:1983年6月11日
身長:182cm
体重:88kg
プロ入り:1999年ドラフト外
デビュー:2003年6月10日

レイエス選手はメジャーの盗塁のスペシャリストです。
日本の歴代1位の通算盗塁記録を持っているのは福本氏の持つ1065盗塁ですが、韓国の歴代通算盗塁記録を持っているのは誰か知っていますか?

それはチョン・ジュンホ選手なんです。
チョン選手は2009年まで現役で活躍した選手ですが、通算550個の盗塁を決めています。

アメリカの通算盗塁数はヘンダーソン選手の1406盗塁となっているので、韓国は日本やアメリカと比べるとかなり劣っている事がわかります。

しかし、日本でもアメリカでも同じですが、昔に記録されたものであり、近年でそのような通算記録を出す事は不可能な数字となっています。

なので、昔はよく盗塁を刺すという観念がなかったからこそその記録が作れたのであると思います。
昔の記録よりも、正直最近作った記録の方が凄いと言えるんですね!

ホセ・レイエスは盗塁がスゴイ! 気になる盗塁数は?

レイエス選手はこれまでに512個の盗塁を決めていました。
15年のメジャー生活の中で盗塁王を獲得したのは僅かに3回となっていますが、その通算数は凄い数字であると言えます!
3回しか盗塁王が獲得できていないのは少し意外ですね!

メジャーデビューした2003年は13盗塁しかできなかったのに、3年目には60盗塁で盗塁王を獲得する大活躍を見せているので、天性の才能があると言って良いと思います!
前年は19盗塁だったので、飛躍的に数字を伸ばす事に成功していますね!

2006年と2007年もそれぞれ64盗塁と78盗塁で盗塁王を獲得しているのですが、メジャーで78盗塁だとシーズン記録ではないの?と思いますよね?
でも、実はメジャーの盗塁シーズン記録はリッキー・ヘンダーソン選手が樹立した130盗塁が最高となっているんです!
桁違いの数字となっていますね!

ヘンダーソン選手は通算記録でも1406盗塁とメジャー記録を持っていますが、1番驚きなのが39歳で66盗塁を記録したという事なんです!
いくら盗塁へのマークが薄かった時代とは言え、39歳で60盗塁超えは怪物クラスと言えますね!

レイエス選手は78盗塁を記録した2007年以降は盗塁王を獲得出来ていません。
しかし、盗塁数が大幅に減ったわけではなく、2008年にも56盗塁を決めていることから、新たな若手が頭角を現したといると思います。

2009年には怪我の影響もあり出場数が減った事で11盗塁しか出来ませんでしたが、翌2010年には復活を遂げて30盗塁を記録しています。
復活したとは言ってもレイエス選手からすると30盗塁は少ないです。
怪我の影響で走れなくなっているかもしれないですね。

その後も39盗塁、40盗塁と決めており、メジャー有数の俊足打者として知名度を上げていきました。

しかし、2013年は再び15盗塁に落としてしまいます。
この年は俊足選手にとっては致命傷となる足首を怪我しているので盗塁数が伸び悩んだのだと思います。
怪我の不安というよりも、今後の成績が不安だったと思いますね。

不安が残った翌年2014年でしたが、見事に30盗塁を決めることができました。
これまでに2回も怪我をして、ここまで復活できるのは凄いことだと思います。
日本の俊足選手は怪我をしてしまったり、年齢を重ねるごとに盗塁数は激減していきますが、レイエス選手は年齢を重ねてもあまり影響を出していません。
それは本当に素晴らしいことであると思いますね!

てまも、盗塁というのは足が速いだけでは決められないのが難しいところです。
相手投手の癖や、監督からのサインもあるので足が速いからという理由で塁に出るたびに走れないのが現状です。

チームが大差で試合を進めているときも盗塁をしてはいけないとなっているので、チームが強くなりすげても個人の盗塁数は伸ばせなくなってしまいます。
その影響があったのかはわかりませんが、2016年の前半は16盗塁に留まってしまいました。
この年はシーズン途中で移籍となっているので、後半はロッキーズでプレーする事になっています。
シーズン途中のトレードが1番辛いですね。

2016年はまたもトレードに出されてしまい、シーズン開始時はマイナー契約となったので、1Aからのスタートとなったんです。
調整のためであったとは言え、マイナースタートとなったこの年はメジャーで60試合にしか出場が出来ず、盗塁数も9盗塁と2桁に乗せることは出来ませんでした。
連続2桁盗塁記録が13年で途切れてしまいましたね。

2017年は再び2桁盗塁となる24盗塁を決めましたが、もう連続2桁盗塁記録を更新することはできないので残念ですね。

年齢的にも30代半ばを迎えているので足を使ってかき回すのは厳しくなってきますね。
しかし、レイエス選手の体力はまだ衰えているようには見えないので、再び30盗塁以上を期待したいですね!

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ホセ・レイエスの通算成績は?

レイエス選手は盗塁が上手な選手なので盗塁に目が行きがちですが、実は打撃面でもタイトルを獲得できるほど優秀なんです!
その打撃成績についても見ていきたいと思います!

メジャーデビューしてから2年間は100試合には出場できませんでしたが、1年目には69試合で84安打を記録しており、打率は.307の好成績を残しており、2年目は53試合で56安打を放つ活躍を見せました。
2年目の方は打率.255とイマイチでしたが、どちらも試合出場数を超える安打数を記録しているので良い方と言えますね!

3年目からはレギュラーとして定着しており、161試合に出場して190安打を放ち、打率も.273を記録しました。
ちなみにこの年は17本の三塁打を放っており、それはリーグ最多となっているんです!
17本という数字はかなり多いですね!

更に翌年は、153試合の出場で194安打を打ちました。
この年ももちろん三塁打はリーグ最多となっており、更には本塁打が19本を記録しているんです
レイエス選手の長打力にも磨きがかかりましたね!

この年は打率でも3割を記録しており、一流打者として認めても良い結果をのすことができました。
足だけで売る選手ではなくなったんですね!

翌年以降も安定の活躍を見せ、2008年は204安打で最多安打を獲得して見せたんです!
打率は.297と3割には届きませんでしたが、200本安打の達成をしているので素晴らしい活躍と言えますね!

2009年は怪我により出場数が36試合に終わってしまいましたが、2010年はまた133試合に出場して159安打を放つ活躍で復活を印象つけました。
お見事ですね!

2011年には126試合で181安打を放って打率.337を残して見事に首位打者を獲得したんです!
立派なリードオフマンと言えますね!

この時獲得した首位打者ですが、メッツ球団創設50年で初となる首位打者だったんです!
球団にも名を残す活躍だったんですね!

でも、この年のオフにFAとなり、惜しまれながらもレイエス選手はマーリンズに移籍する事になりました。
マーリンズファンからしたら嬉しかったと思いますね!

マーリンズでは1年しか在籍していかなったですが、160試合で184安打を打っており、大活躍を見せたように思いますが、打率は.287と高めではなかったんです。
それでも180本以上の安打は評価できますが、マーリンズの在籍はこの1年で終わってしまったんです。
メジャーは選手の入れ替わりが激しいので仕方ないですね。

ブルージェイズに移籍した2013年は100試合にも出場することができませんでしたが、113安打で打率.296を残しました。
盗塁数は15となってしまいましたが、2014年は143試合で30盗塁を決めることに成功しています。
またも復活ですね!

しかし、翌年のシーズン途中にまたトレードに出されると2球団で24盗塁を決めましたが、こうもトレードが多いと安定しなくなってきますよね。

2017年はメッツで145試合に出場して24盗塁を決めましたが、打率は.246と本領発揮とはなりませんでした。
1つの球団で長くいればもっと高い数字が残せているかもしれないだけに、勿体無い気もしますね。

ホセ・レイエスのマイナー時代や経歴は?

レイエス選手がプロ入りしたのは1999年の8月となっていますが、2000年には1Aでプレーしています。
高卒選手となっていますが、年齢的には16歳での入団となっています。

1年目の1Aでの結果は49試合で打率.250、8打点、10盗塁の成績でした。
レギュラーではなかった中で10盗塁はかなり評価できると思いますが、まだ17歳ということもあり打撃にはまだ成長が必要と感じさせる結果となっていますね。
それでも1年目からこの成績であれば良い方だと思います。

2年目も1でのプレーとなりましたが、この年はレギュラーを獲得して108試合に出場しました。
打撃成績も打率.307、5本塁打、48打点、30盗塁となったレイエス選手選手!
1Aと言っても20歳でこの成績ならば才能を感じますね!

3年目は2Aに昇格すると、65試合に出場して打率.287、2本塁打、24打点、17盗塁だったんです!
前年の1Aの時よりは大幅に成績を落としているように感じますが、レイエス選手の盗塁数はやはり高い数字を残しているんです!

打撃面でも、本塁打や打点は試合数や打席数が少ないので伸びていませんが、打率に関しては最低限の仕事は出来ていると思います。
きっと俊足なので内野安打も多く稼いでいたのだと思いますね!

4年目の2003年は3Aに昇格を果たすと盗塁数で1位を記録するとメジャーに初昇格を果たしました。
メジャー1年目は怪我もあって途中で離脱となってしまいましたが、メジャーデビューが20歳の誕生日前だったので、19年ぶりの10代デビューとなったんです!
早いデビューですね!

マイナーでも即戦力として活躍してメジャーデビューとなったレイエス選手ですが、プロ入り前の経歴も気になってきますよね?
その経歴についても調べました。

レイエス選手が野球を始めたのは10歳になった頃だったようなのですが、家が貧しかった為、グローブの代わりに牛乳パックを使用して、ボールの代わりには柑橘系の果物を使用して野球をしていたんです!
正直、こんな暮らしで野球をしていたなんて信じがたいですよね。

たとえ家にお金がなくても野球はできるという事を証明して、更にはそれでもメジャーリーガーになれるというすごい事を成し遂げたんですね!

現在のポジションは遊撃手となっていますが、この野球を始めた時から既に遊撃手として守っており、遊撃歴はかなり長いんですね!

この時のレイエス選手の憧れの選手はロベルト・アロマー選手でした。
アロマー選手と言えば中距離打者として活躍して、通算打率を3割残した名手です!
大活躍した選手ですね!

こんな選手を目標にしていたレイエス選手ですが、進学した高校のリセオイ・デリア・レイエス高校には野球部がなかった為、他のチームでプレーすることになったんです!
ここには複数の疑問が生まれませんか?

何故、野球部がないのに進学先に選んだのか?
自身と同じ名前の高校?
中学校は行っていないの?

これらの疑問があると思いますが、1つひとつ解決して行きたいと思います。
まずひとつ目ですが、野球部がないのに進学先に選んだのは、恐らく入学金などの問題があったと考えられます。

家が貧しかった為、学校には行けたのですが、行き先は金額によって決めたのではないかと考えられているようです。
少し可愛そうな気もしますが、それがあったからこそ今のレイエス選手があるんですね!

そして2つ目ですが、自身と同じ名前である高校と言うのはたまたま同じであっただけであります。
日本でも私立高校では人の名前のような学校はあるので、それと同じであります。
それでも偶然って凄いですね!

最後に3つ目ですが、中学校は日本では義務教育ですが、ドミニカ共和国では義務教育となっていないので、行く必要はないんです。
逆に日本が義務教育となっている方が珍しいんですね。

アメリカでも優秀な子供は飛び級などで10歳でも大学に行くことは可能なので、海外からすると不思議なことではないんです!

このように、幼少期から苦労を重ねてきたレイエス選手でしたが、現在はメジャーリーガーとして一流選手の仲間入りをしています。
貧しかったからこそ得られたものは多くあったと思うので、これからも高年俸となってもお金は大事にして欲しいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にホセ・レイエス選手について簡単にまとめると

①メジャーデビューから3年が経過した2005年から3年連続で盗塁王を獲得しているが、それ以降は盗塁王は獲得できていない。
しかし、13年連続で2桁盗塁を記録した実力者である。
②盗塁を活かすために巧打力をアップさせたレイエス選手だが、長打力も身につき年間2桁本塁打が打てるようになった。
打率も3割前後を打つことができるので、優秀なリードオフマンタイプである。
③16歳からプロ入りとなったが、マイナーでは即戦力と言える働きを見せた。
野球を始めたのは10歳の頃だったが、家が貧しかった影響でグローブやボールを代用品で賄って野球をしていた。

レイエス選手は10代の頃からプロで活躍しており、34歳となった現在も安定の活躍を見せています。

しかし、30代半ばとなれば体力的に盗塁を多く決めて行くのは難しくなっていくと思います。
でも、レイエス選手の醍醐味は足を使ったスモールベースボールとなっているので、足が使えなくなるとレイエス選手の長所がひとつなくなってしまいます。

メジャーは日本のプロ野球よりも若手の成長が著しいので、衰えが見え始めるとすぐに若手にレギュラーを奪われてしまいます。

2017年の成績から見ると、打撃が低迷しているので2018年はレギュラーを取れるかわからない状態となっています。
レギュラーを守るためには打率の向上が必須となっているので、盗塁を稼ぐことも大事ですが、安打量産に励んでもらいたいですね!

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