ニューヨーク・ヤンキースの世界最速男と言えば?
『アロルディス・チャップマン』投手ですよね!
チャップマン投手はキューバ出身ながら、現在ではアメリカ国籍を持つ投手なんです!
チャップマン投手の夢は、いつかアメリカ代表に選ばれること!だそうで、とてもアメリカ愛乗り強い投手と言えるんですね!
キューバでは、野球選手は国が管理しているので、キューバ国籍のままだと自分の自由に移籍や契約が出来ないと言うこともあるので、チャップマン投手はアメリカに国籍を変えただけなのかもしれません。
実際、キューバから亡命して行く野球選手は多くいるので、このままではキューバの有望な野球選手がみんな出て行ってしまう可能性も否定できません。
デスパイネ選手のような優良な選手は少ないので、キューバ側も早く手を打って国の宝となる選手を守ってもらいたいですね!
キューバでも活躍していたチャップマン投手ですが、キューバ時代について知りたくないですか?
キューバと言えば野球!と言われているだけあってキューバの選手の潜在能力は飛び抜けています。
そんなチャップマン投手の成績について詳しく見ていきたいと思います!
また、通算成績と特徴やギネス記録についても迫っていきますので、一緒に見ていきましょう!
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チャップマンのプロフィール
出典:http://akaiakina.diarynote.jp/
出身地:キューバ オルギン州
生年月日:1988年2月28日
身長:193cm
体重:96kg
プロ入り:2010年 ドラフト外
デビュー:2010年8月31日
チャップマン投手はメジャーで最も評価の高い救援投手と言っても過言ではないのですが、そんな投手と誕生日が同じ日本人投手がいるんです!
生まれた年は1995年となっているので年齢に違いはありますが、同じ2月28日生まれなんです!
その選手というのは、中日ドラゴンズの若松駿太投手なんです!
若松投手は、先発として2015年には初の2桁勝利を挙げた実力派投手ですが、近年では成績は低迷しています。
でも、現在まだ23歳という若さなので、焦って結果を追い求めるような年齢ではありません。
しかし、チャップマンと同じ誕生日と言う名誉な事となっているので、本人的には同じがそれ以上の活躍をしたい気持ちでいっぱいだと思います。
先発と抑えの違いはありますが、若松投手が世界でも注目される時が来るのを願いたいですね!
チャップマンの経歴は? キューバ時代についても
チャップマン投手は、野球を始めた当初はボクサー志望で、ボクシングをやりたかったんです!
意外ですね!
なので、一塁手を経て投手になったのですが、ジュニア世代のリーグ戦では2勝6敗、防御率4.27と散々な成績だったんです!
ボクサー志望だったのにボクシングが出来なかったのには何か理由があったのだと思いますが、好きな事が出来ないのは可哀想ですね。
その後もボクシングではなく野球を続けていたチャップマン投手は、キューバリーグに参加することになりました。
この頃にはもうボクサー志望ではないと思いますが、少しは未練はあったかもしれないですね。
初めてのキューバリーグは、2005年から06年に掛けて行われたシーズンでした。
このシーズンのは、15試合の先発出場で3勝5敗、防御率4.33だったんです。
チャップマン投手には決して良い成績とは言えないですね。
このシーズンでの投球回数は54回となっており、奪三振数は56個となっているのでイニング数を上回る奪三振数を記録しているので、高い奪三振能力と言えますが、他の数字ではまだまだこれからと言った感じですね。
2度目のシーズンは2006年から07年に掛けてのシーズンです。
このシーズンでは、23試合の出場の内先発したのは12試合でした。
4勝3敗7セーブを挙げて防御率は2.77となっており、途中で転向した抑えとして結果を残した感じとなりましたね!
このシーズンのは投球回数は、81回を記録しており、奪三振数が100奪三振で最多奪三振となったんです!
初めてのタイトル獲得ですね!
チャップマン投手の3年目は大きな期待がかかりました。
チャップマン投手は、抑えとして登板するかと思われしたが、シーズンが始まると16試合全てが先発出場となったんです!
どうして抑えを外されたのかわかりませんが、先発として6勝7敗、防御率3.89となったんです。
やはり先発ではパッとしませんね。
このシーズンは前年のシーズンよりも先発数は多かったですが、投球回数は74回とイニング数は減らしてしまったんです。
しかも、奪三振数でも79奪三振となってこちらも前年より落としてしまいました。
チャップマン投手には先発の適性はないと言えますね。
4年目となる2008年から09年に掛けてのシーズンでは、22試合の出場の内、20試合が先発でした。
ここまで来ると先発として花開かせたいとしか思えないですね。
でも、ここでチャップマン投手は初めて2桁勝利となる11勝4敗の成績を残したんです!
2桁勝利は素晴らしい結果となっているのですが、防御率では4.03とあまり良い数字とは言えない結果となっているんです。
このシーズンは勝ち運があっただけと言えるかもしれませんね。
しかし、その勝ち運も実力のうちです。
防御率は良いとは言えませんでしたが、投球回数の118回に対して奪三振数は130奪三振となっているんです。
このシーズンの130奪三振ではタイトル獲得とはなりませんでしたが、キューバリーグでは優秀な数字と言えるんです!
キューバリーグは4年間となっていますが、そのほとんどが先発投手としての登板でした。
抑えとしての適性は見せましたが、キューバでは抑えに固定されることはありませんでした。
最終年となった2008年のシーズンでは2桁勝利を挙げましたが、防御率は高めとなっていたので、自らで抑えて手にした勝利とは言い難いです。
どうしてそこまで先発に拘っていたのかはわかりませんが、野球選手である以上、先発に憧れるのは無理ないかもしれないですね。
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チャップマンの成績は?
チャップマン投手は、キューバ時代は先発投手を中心にやっていましたが、メジャーに行くと8年間に登板した435試合全てが救援登板となっています。
メジャーの首脳陣はチャップマン投手がどのポジションでやる事が1番良いのか直ぐにわかってしまうんですね!
メジャー1年目と2年目は中継ぎでの登板だったので、セーブ数は204セーブとなっていますが、8年間で200セーブ越えはかなり優秀であると言えますね!
2012年から2016年までの5年連続30セーブを記録しており、自己最多は2012年と2013年の38セーブとなっています。
まだ40セーブを達成していないのは意外ですが、5年連続の30セーブは凄いですね!
抑えとして2017年まで活躍していましたが、2017年は22セーブしか挙げることが出来なかったので、連続30セーブの記録は途切れてしまいました。
抑えとしての立場が危うくなってきますね。
抑えをやっていれば付き物なのが敗戦数です。
たとえ1失点でも敗戦に繋がってしまう事が多いので、敗戦が多くなってしまう事があります。
チャップマン投手の気になる敗戦数は24敗となっているんです。
シーズン最多の敗戦数は5敗を記録したこともありましたが、通算勝利数が27勝となっているところを見ると、敗戦数以上に勝ち数が多くなっているということになります。
全体的に敗戦数は少ないようですね!
40セーブは記録していなくても、敗戦数がシーズン1敗などもあるので、優秀なストッパーと言えますね!
ここまで敗戦数が少ないということは、防御率も良い数字を残しているに違いありません。
その通算防御率は2.21となっていました。
2017年は3.22とあまり良くなかったですが、それ以外のシーズンでは基本的に1点代を記録している事が多くなっているので、ほとんど打たれない投手と言っても過言ではないと思います。
また、チャップマン投手の1番の魅力は奪三振ですよね?
その通算奪三振数は、705奪三振となっています。
8年間しかメジャーには在籍しておらず、登板も救援としてだったにも関わらずこれだけの奪三振数を記録しているのはやはり凄いことであると思います。
投球回数は427回と多いわけではないので、この倍近くの奪三振を奪っているということは、メジャーでも高い奪三振能力を誇っているということになります。
やっぱり規格外の投手ですね!
でも、もしもメジャーでも先発に投手をやっていたら今のような結果は残せていなかったと思います。
才能を見出してくれた首脳陣には感謝ですね!
日本でもアメリカでも、右投手の本格派投手は多く在籍していますが、左投手の本格派投手と言うのはあまりいません。
なので、慣れていない左の本格派であるチャップマン投手を打ち崩すのは難しいのかもしれませんね。
左の本格派と言えば、気になるのは制球力であると思います。
日本の左の本格派と言えば制球難が多いですが、チャップマン投手はどうなのでしょうか?
四死球数と暴投から見ていきたいと思います!
まず四球数ですが、シーズン最多でも41個となっています。
投球回数はシーズン50イニングくらいは投げているので、決して多い四球数とは言えないと思います。
また、死球でもシーズン最多は5個となっています。
故意的に当てることもあるので、制球としては悪くない数字であります。
ここまで安定していると逆に怖いですね。
最後に暴投数ですが、こちらもシーズン最多は8個となっており極端に多い数字ではありません。
これらを統合すると、豪速球を投げるのに制球は悪くないと言うことになります。
と言うか、かなり良いと言えるかもしれませんね!
2017年は少し打ち込まれる場面もありましたが、制球が安定していれば結果はまた付いてくると思います。
なので、2017年は少し調子が悪かっただけと言う事が考えられますが、もしかすると蓄積疲労もあるのかもしれません。
蓄積疲労も だったのであれば、怪我に繋がってしまう可能性もあるので、チャップマン投手には無理はしないでもらいたいですね!
チャップマンの球速はギネス記録!?
チャップマン投手の特徴は何と言っても豪速球であると思います。
球速は最速で105.1 mph、つまり169km /hを記録しているんです!
圧倒的なスピードと言えますね!
日本でも160km /h越えの豪速球を投げる投手は多数いましたが、スピードだけでなく球威もある投手と言うのは数少ないと思います。
しかも、チャップマン投手は制球力にも難がないので使い勝手の良い投手と言えると思います。
また、チャップマン投手の最大の特徴と言えば奪三振能力とであると言えます。
キューバの時代からメジャー移籍した後も奪三振数は投球回数を超える数字を残しているので、奪三振能力には長けていると言えます!
これは球速だけで出来るものではないので、凄いですね!
ここまで高い奪三振力がある投手は、メジャーでも数少ないのでそれが年俸にも反映されているんです!
現在の年俸である15億円と言う数字は今のところ救援投手としては最高額となっているので、評価されてきた証と言えると思います。
また、話は戻ってしまうのですが、球速の日本最速は大谷翔平投手が持つ164km /hとなっていますが、メジャーではチャップマン投手の169km /hとなっています。
日本も中々レベルが高いですね!
2017年のオフに大谷選手はメジャーに移籍したので、チャップマン投手と同じ国でプレーすることになるのですが、先発投手と中継ぎ投手の違いはありますが、現状でチャップマン投手の最速記録を超えられるのは大谷投手以外にはいないと思います。
もしも、この169km /hを越えることができたなら、それはギネス記録として認められるのでその時はかなり話題となることは間違いないと思います。
チャップマン投手の記録を超えたらギネス記録という事は?
そうです!
現在チャップマン投手は球速169km /hてギネス記録を保持しているんです!
ギネス記録というのは、物によっては難しくなく、誰でも簡単にギネス記録を作ることが出来るのもありますが、球速に関しては簡単に更新できることではありません。
なので、このギネス記録を超えた選手は大きな注目を集めることになると思いますが、10年20年で更新できるような柔な数字ではありません。
しかし、記録はいつかは超えられるものであり、超えていかなければいけないものとなっています。
このチャップマン投手の持つ169km /hという数字をいつか超えられるように、これからの野球球児たちには頑張ってもらいたいですね!
ちなみに韓国球界の最速はラダメス・リズ投手の持つ163km /hとなっているんです。
この投手は日本の楽天イーグルスでもプレーしましたが、日本では結果を残すことができませんでしたね。
やっぱりスピードだけでは通用しないという事だと思うので、スピードとキレを身につけてもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にチャップマン投手について簡単にまとめると
キューバリーグでは先発が中心となっており、結果としてはイマイチであった。
②メジャーではまだ8年間の在籍となっているが、既に204セーブを達成している。
敗戦数も多くないので、抑えとして優秀な投手であると言える。
③チャップマン投手の特徴は、ズバ抜けた球速で奪う奪三振の多さである。
球速でも現在ギネス記録に認定されている最速169km/hは、この先も保持されると予測される。
チャップマン投手は、球威あるストレートで打者を抑えています。
不安材料として2017年には今までになかった程の不振に陥ってしまっていたと言うことです。
このまま落ちてしまうような投手ではないと思いますが、登板過多となっているので心配ではあります。
年俸は救援投手としては最高額となる15億円となっているので、期待はそれだけ大きくなっていると思います。
年俸が高くなれば、それ以上の働きをしなければいけなくなってくるので本人にとっては厳しくなって行くと思います。
でも、チャップマン投手はにはそこで壁を乗り越えてこそ一流のメジャーリーガーとなれるので、頑張ってもらいたいですね!
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