サンフランシスコ・ジャイアンツの走攻守揃った万能外野手と言えば?
『アンドリュー・マカッチェン』選手ですよね!
マカッチェン選手は入団から2017年までピッツバーグ・パイレーツ一筋で頑張ってきた選手ですが、2017年のオフに始めて移籍となりました。
移籍先であるジャイアンツでは、ここまであまり目立った活躍をすることができていません。
しかし、実績は十分なので調子を上げてくるのはこれからであると考えられます。
開幕当初は調子の上がっていないマカッチェン選手ですが、守備力には定評があります。
打撃で貢献できていない2018年のシーズン序盤でも守備では貢献しているはずです!
その守備について気になりますよね?
気になるその守備について詳しく迫っていきたいと思います!
また、メジャーリーガーと言えば派手な打撃成績が売りであると思います。
その打撃成績についても調べてみました!
アンドリュー・マカッチェン選手の経歴や獲得タイトルも合わせて迫っていきましょう!
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アンドリュー・マカッチェンのプロフィール
出典:http://shoichi-oosaki.cocolog-nifty.com/
出身地:アメリカ フロリダ州
生年月日:1986年10月10日
身長:177cm
体重:86kg
プロ入り:2005年 ドラフト1位
デビュー:2009年9月4日
メジャーリーグの平均身長は、野手が184cm、投手が188cmとなっています。
なので、身長177cmのマカッチェン選手はかなり身長が低いと言う事になります。
大柄な選手の多いアメリカでは、日本のイチロー選手ですら小柄に見えてしまう程なので、周りがどれだけ大きいかがわかると思います。
ちなみに日本の平均身長は180cm程となっています。
それでも結構高いように感じますが、平均でメジャーと4cmの差があるのはかなりの違いであると思います。
食生活も違うことなどから、アジア人は大柄な選手が少ないです。
身長の差と言うのは野球ではあまり影響を及ばさないですが、やはり身長が高い事は有利である事に違いはありません。
マカッチェン選手は小柄でも一流になれると言うところを見せつけて欲しいですね!
アンドリュー・マカッチェンの経歴と獲得タイトルは?
マカッチェン選手が生まれたのはフロリダ州にある人口5000人程の小さな村だったようです。
父親は学生時代にアメフトをやっており、母親は陸上のトラック競技とバレーボールをやっていたんです。
野球ではないですが、スポーツ一家なんですね!
マカッチェン選手の身体能力は父親と母親の良いところを受け継いでいると自身でも認識があり、両親の凄さを尊重しているんです!
とても親孝行な息子ですね!
幼少期の頃から野球をやっていて、憧れのメジャーリーガーはケン・グリフィー・ジュニアでしたが、高校時代は野球1本に絞って頑張っていたのではなく、他の競技も並行してやっていたんです!
アメリカの選手は掛け持ちが多いですね!
マカッチェン選手はその内の一つの競技であった陸上100メートル走では、タイム10秒6を記録しており、400メートルリレーではアンカーに選ばれる活躍ぶりだったんです!
母親譲りで陸上の実力も凄いですね!
また、フットボールではワイドレシーバーでチームの主力として活躍していたんです!
しかし、2年生の時に雨でぬかるんでいたフィールドで膝を痛めて手術となってしまったんです。
大怪我を負ってしまいましたね。
その結果、将来のことを考えてフットボールや陸上を辞めて野球一筋にしたんです!
この時にフットボールや陸上で進む事は考えていなかったんですね!
その野球では、高校最後となる年でチームは8勝14敗と散々な結果に終わってしまいましたが、本人の結果は打率.709、16本塁打、42打点の記録でメジャースカウトから一気に注目されたんです!
高校卒業時にはフロリダの大学に進学することを決めていたようですが、もしもドラフト1位指名があった場合はそちらを優先させると表明したマカッチェン選手!
ドラフト1位なら入団したいのは誰も同じ事ですね!
当初はメッツやレッズがドラフト1位指名候補とされていましたが、実際にドラフト指名したのはピッツバーグ店パイレーツだったんです!
しかも、ドラフト11位での指名だったんです!
指名の桁が違いますね。
ドラフト1位ではなかったので拒否するかと思いましたが、条件面が良かったのか、そのままパイレーツと契約を交わしてプロ入りとなったんです!
きっとドラフト指名されただけで嬉しかったんですね!
そんなマカッチェン選手もプロ入りから13年が経過しました。
この13年間で獲得した主なタイトルは最多安打賞1回とナ・リーグMVP1回となっていますが、その他にもシルバースラッガー賞4回と、プレーヤー・オブ・ザ・マンス5回、プレイヤーズ・チョイス・アワーズ最優秀選手を2回、ロベルト・クレメンテ賞1回、ゴールドグラブ賞1回の受賞となっています。
2013年のMVPが1番凄いですね!
これまで多くの賞を受賞していますが、マカッチェン選手の実力はまだまだこんなものではないと思います。
今、獲得可能なタイトルと言えば首位打者となるので、再び3割超えをして、首位打者獲得に向けて頑張ってもらいたいですね!
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アンドリュー・マカッチェンの成績は?
マカッチェン選手はデビュー1年目から124安打を放つ活躍を見せました。
打率は.286と3割には乗せられなかったですが、1年目から22盗塁した盗塁技術は立派なものだと思います。
2年目には開幕からメジャーとなっており、154試合に出場しました。
安打数も163安打に伸ばしており、盗塁数も33まで上げる事が出来ています。
1番打者としてはまずまずですね!
打率は前年と全く同じ.286でしたが、安定感があると思えば使い勝手の良い選手と言えますね!
元々、マカッチェン選手は本塁打はあまり打てる方ではなく、1年目も12本塁打で2年目も16本塁打に留まっていました。
1番打者としては悪い方ではないですが、今の成績からすると少し物足りない数字ですね。
3年目は本塁打数が初の20本塁打となる23本塁打を記録したんです!
長打力が目覚めたと思ったのですが、逆に打率や盗塁、安打数を落としてしまう結果となってしまったんです。
何かを得るためには何かを犠牲に、と言う事ですね。
この年の安打数は148安打で打率が.259、そして23盗塁となっているんです。
前年に比べると物足りない数字ですね。
しかし、この年の鬱憤は翌2012年には晴らされたんです!
2012年の成績は、194安打、打率.327、31本塁打、96打点、20盗塁だったんです!
初の3割30本塁打達成となったマカッチェン選手!
長打力と巧打力の両面で結果を残したこのシーズンは、盗塁数だけが減ってしまいましたが、他の数字が良すぎるので盗塁数は気にならないですね!
でも、これだけの成績を残すと辛いのが翌年です。
大活躍した翌シーズンと言うのは期待値も今までよりも遥かに大きくなってしまうのでプレッシャーもかかってきます。
それに加えて他球団のマークもキツくなってしまうので、2年以上続けて同等の成績を残すのは難しいんですね!
マカッチェン選手も翌年2013年は185安打は放ちましたが、本塁打数は21本に減らしてしまったんです。
盗塁数は27個と前年より増やしていますが、長打はマークによって減らされてしまいましたね。
でも、この年の打率は.317を記録しており、活躍できなかったわけではないんです!
むしろこの年も大活躍と言って良いですね!
2014年も172安打で打率.314を記録しており3年連続打率3割を達成したマカッチェン選手!
本塁打数も25本塁打となっているので、中距離打者として完全に開花していると言えますね!
マカッチェン選手の2015年は165安打、打率.292、23本塁打、96打点、11盗塁と自慢の打率と盗塁数は落としてしまいましたが、打点数ではクリーンナップとして見事な数字を残していますね。
連続3割記録が途絶えたのは残念でしたね。
この連続3割記録が途絶えてしまった2015年からは打率3割超えを記録したシーズンは残念ながらありません。
しかし、安打数は150安打以上を放っており、ここまで通算で1463安打を打て、ているマカッチェン選手!
本塁打でも通算203本塁打で200号本塁打は達成しているので、素晴らしいと言えます。
マカッチェン選手は通算9年なので凄い数字ですね!
盗塁数は171となっており、近年は10盗塁前後の数字しか残せていません。
打率や本塁打はある程度安定はしていますが、盗塁数に関してはどんどん減ってきているので不安材料ではありますね。
年齢を重ねてきた事が盗塁数減に繋がっているのかもしれないですが、まだまだ盗塁でも頑張ってもらいたいですね!
アンドリュー・マカッチェンの守備は?
マカッチェン選手は俊足を生かして主に中堅手として出場しています。
でも、足が速いだけでは外野手は務まりません。
捕球技術や送球技術がなければ中堅手として躍動する事は出来ません。
ならば、ずっと中堅手をやっているという事はそれらの技術も確かであるという事なのでしょうか?
事実に迫って行きましょう!
マカッチェン選手がメジャー1年目となったのは2009年でした。
この年は中堅手として108試合に出場しています。
この108試合で記録した刺殺は263となっており、それほど高い数字とは言えません。
マカッチェン選手はまだメジャー1年目なので仕方ないですね。
失策は2つと多くはないので守備率は.993と高めですが、捕殺が10という数字もこれと言って目立つ数字ではありません。
マカッチェン選手は足が速いので守備範囲は広いので、レフトやライトで起用するには勿体ないという事だと思います。
マカッチェン選手は打撃でも期待の働きを見せていた2年目は中堅手として152試合に出場しました。
前年を大きく上回る守備機会でしたが、捕殺は8に減らしており、失策は5個に増やしてしまいました。
その為、守備率では.987となっており、率自体は前年よりも下げてしまったんです。
無念ですね。
刺殺の373と併殺の2は前年よりも良かったですが、これもまだ十分な数字とは言えません。
打撃で貢献しているので守備が駄目でも誰も責めないですね!
打撃が良いのでどうしても打撃が中心の練習となってしまう為、守備力向上には時間がかかってしまいますね。
マカッチェン選手は3年目でも失策は7個記録しており、守備率は.984となっていました。
併殺は5個に増やしており、刺殺でも414と大幅に増やしていますが、まだ守備の名手と言えるレベルではありませんね。
4年目は、打撃で初の主要タイトル獲得となりました。
その反面守備が乱れるのかと思いましたが、この年の失策数は僅かに1となっているんです!
156試合で1失策は凄いですね!
マカッチェン選手は失策数が少なかったのですが、守備率は何故か.977と前年よりも大幅に落としてしまっています。
その他、刺殺、併殺、捕殺でも前年を下回っていたんです。
守備率から推測するに、出場数は156試合ありましたが、守備機会は前年よりも大幅に減らしていたと考えられますね!
内容的には極めて良かったと言うわけでもなかった年でしたが、この年はゴールドグラブ賞を受賞したんです!
他の選手もあまり目立った選手がいなかったのかもしれないですが、ゴールドグラブ賞受賞と言うことは、守備で優れていると言う事が証明されたことになります。
数字だけでは判断できない事もあるので、数字以上の活躍であったと賞賛できますね!
マカッチェン選手はその後も中堅手として出場を重ねており、2015年には失策2個で守備率が.994の自己最高を残しており、2016年と2017年の守備率も.991と高い数字を残しています。
守備率以外の数字ではこれと言って高い数字を残しているわけではないですが、2012年のように、またいつゴールドグラブ賞を受賞出来るかわかりません。
守備率能力は数字にはあまり現れていませんが、マカッチェン選手は確実に成長していっているので、今後の守備の活躍が目を引きます!
でも、やっぱり1番は打撃で好成績を残してくれるのが1番なので、欲は言わずに守備は「ついで」くらいに思っている方が良いのかもしれませんね。
守備で活躍できなかったとしても、これからもマカッチェン選手を応援して行きましょう!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にアンドリュー・マカッチェン選手について簡単にまとめると
②デビュー当初は走塁が売りであったが、徐々に盗塁数が減ってくると長打や打率で稼ぐようになった。
近年打率は低めであるが、本塁打は安定して20本以上打っている。
③スポーツ一家で育ったマカッチェン選手はアメフトや陸上もやっていたが怪我により野球に絞った。
主な獲得タイトルは最多安打とMVPであるが、その他にも多数表彰されている。
マカッチェン選手の名前はその記事によって表記が異なっています。
本名はアンドリュー・ステファン・マカッチェンなのですが、日本などで一般的に表記されるのはマカチェンが多いです。
その他にもアンドルー・マカチャンなどもありますが、これは完全に別の選手みたいになっているので変ですよね?
海外の選手はもちろん名前は英語表記となるので、読み方次第で表記が変わる事は仕方がないですが、少しややこしい気もしますね。
これから更に知名度を上げていくと思われるマカッチェン選手なので、愛称で覚えておくのも良いかもしれませんね!
その愛称は「カッチ」となっているので、これからはあなたも「カッチと呼んでみてはどうでしょうか?
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