ディー・ゴードンの経歴や年俸は?打撃成績とマイナー時代や弟についても

シアトル・マリナーズの俊足巧打の選手と言えば?
『ディー・ゴードン』選手ですよね!

ディー・ゴードン選手はこれまでメジャーで2球団を渡り歩きましたが、背番号はずっと9番を付けています。
背番号というものは愛着があり、ファンからして見てもこの番号なら◯◯選手!と言うようにイメージも付いてきます!

なので、あまりコロコロ背番号を変える事は良くないですが、メジャーではトレードや移籍が頻繁に行われるので一つの背番号を生涯守り続ける事は難しいです。

ディー・ゴードン選手は30歳となっているので、あと10年くらいは現役を続けられると思います。
その中で9番をあと何年守れるか心配になりますね!

そんなディー・ゴードン選手ですが、経歴や年俸について気になりますよね?
俊足を売りにしている選手がどのような経歴を持っているのでしょうか?

また、一番気になるのは打撃成績ですよね?
本塁打は少ないですが、盗塁数がどれだけ多いのか調べてみました!

その他、マイナー時代や弟についても迫っていますので、ディー・ゴードン選手について詳しくなっていきましょう!

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ディー・ゴードンのプロフィール

ディー・ゴードン
出典:Twitter
名前:ディー・ゴードン
出身地:アメリカ フロリダ州
生年月日:1988年4月22日
身長:180cm
体重:68kg
プロ入り:2008年 ドラフト4位
デビュー:2011年6月6日

ディー・ゴードン選手はメジャーリーガーにしてはかなりの細身と言える68kgしかありません。
昔から細身だったディー・ゴードン選手はバスケットボールをやっていたのですが、そんなに細くてバスケが出来るのか?と思いますよね?

もちろんアメリカのプロでやっていくのは難しいです!
しかし、日本では小柄な選手でも大活躍を収めている選手も多くいるんです!

現在日本のBリーグで活躍する選手で一番小柄な選手は仙台89ERSの志村雄彦選手です!
この選手の身長は160cm、体重は65kgのとなっています。
スポーツ選手に限らず、160cmと言うのは一般男性と比べても小柄と言える身長ですが、Bリーグで目立つ活躍を見せているんです!

しかも、この選手の年齢は1983年生まれで現在34歳です!
ベテランとも言えるこの年齢、そしてこの身長でも活躍できる事を証明している志村選手は凄いと思いますね!

ディー・ゴードンの経歴や年俸は?

ディー・ゴードン選手は幼少期の頃は友達とバスケットボールをやっていたのですが、バスケを始める前には壮絶な過去の持ち主なんです。

1988年に生まれたディー・ゴードン選手ですが、親は結婚しておらず、母子家庭で育てられる事になったんです。

しかし、ディー・ゴードン選手が6歳になった時に母親が元交際相手の男性に殺害されてしまったんです。
すごく悲しい事が起きてしまいましたね。

大事な母親を失ったディー・ゴードン選手は、父親と父親の祖母に育てられたんです。
幼いディー・ゴードン選手までもが命を失う結果とならなくて良かったとしか言えないですね。

成長とともにスポーツに興味を持って野球も最初は視野に入っていたようですが、野球はスピード感に欠けると言う理由でバスケットボールを選んだんです!
確かにバスケットボールの方がスピード感があり、俊足を活かす事は出来ますね。

しかし、バスケットボールの選手は大柄な選手が多く、小柄なディー・ゴードン選手には不向きであると高校の時に気付いたんです!
日本の五十嵐選手も海外に渡りましたが、小柄であったが故に苦戦した事実もあるので、現実を自ら判断できたのは凄いですね!

その後17歳の年で野球を始めると、18歳の年の時にはすぐに才能を開花させました。
野球でやれると判断したディー・ゴードン選手は、そこでバスケットボールをやめて野球一筋でいくことを決意したんです!
野球を始めてもバスケは辞めてなかったんですね。

最終学年では、打率.373、10盗塁をマークして頭角を表すと、大学に進学した後も野球を続けてプロのスカウトから注目を集めるようになったんです!
ディー・ゴードン選手が幼少期の頃から野球一筋でやっていたらもっと凄い選手になっていたかもしれないですね!

大学卒業後は短期大学を経てドジャースからドラフト指名を受けてプロ入りとなりました。
大学卒業後に直ぐにドラフト指名されなかったのは、野球経験が浅すぎた事が要因であると考えられますが、高校から野球を始めてプロ入りできるなんて天性の才能の持ち主であったと言えますね!

ディー・ゴードン選手はプロに入ってから3年後の2011年にメジャーデビューを果たすと、華々しい活躍を続けてきました。

その為、ディー・ゴードン選手の年俸も徐々に高騰していき、現在の年俸は1080万ドルまで上がっているんです!
日本円にすると10億円を超える年俸となっており、高校から野球を始めた選手とは思えない年俸をもらっているんですね!

メジャー初年度となる2011年の年俸は42万5000ドルだったのですが、そこから48万5000ドル、50万1000ドルなどと徐々に上がっていき、ここまで減俸された事は一度もないんです!
凄いですね!

現在メジャー歴は7年と然程長くはないですが、一度も年俸が下がっていないと言うのは高く評価してされている証であると思います。

これからまだまだメジャーで活躍していくと思いますが、俊足だけではこの先難しくなっていくと思います。

その為、メジャーで長く現役を続けるには安打数がもっと稼げるようにならないと難しいと思います。
現在でもレギュラーとして200本安打を打ってきているので申し分ありませんが、メジャー記録を持つイチロー選手ですら、現在は厳しい立場となってしまっています。

ディー・ゴードン選手は40歳を過ぎても現役を続けたい意思があるのかはわかりませんが、30代後半になってもレギュラーとしてメジャー契約を勝ち取るには実績が必要なので、残りのメジャー生活ではすべて200本安打を打つくらいの気持ちで頑張ってもらいたいですね!

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ディー・ゴードンの打撃成績は?

ディー・ゴードン選手はメジャーに上がってからまだ7年しか経過していません。
ディー・ゴードン選手はプロ入りが遅かったので仕方がないですが、意外にも年数は少ないんですね!

始めてメジャー出場したのは2011年で、56試合に出場しています。
俊足巧打が売りとされており、その前評判通りに68安打、打率.304、24盗塁を記録しているんです!
試合数の割にかなり良い数字となっていますね!

ディー・ゴードン選手の2年目はレギュラー獲得が期待されましたが、87試合の出場に留まってしまい、69安打、打率.228、32盗塁を終わってしまったんです。
打率と安打数は良くないですが、持ち前の俊足は止まることを知らず、32個も盗塁を決めているんですね!

俊足は申し分ないと証明した2年目の2012年でしたが、2013年は38試合の出場に留まってしまったんです。
さすがにこれだけ試合数が少なければ盗塁数も減ってしまい、10盗塁に終わってしまったんです。
22安打で打率.234も相変わらず打撃には課題を残していたので、他の選手にポジションを取られてしまったと考えられますね。

しかし、4年目の2014年はレギュラー奪取を見せたんです!
自身最高となる148試合に出場して176安打、打率.289、64盗塁を記録したんです!
課題の打撃を克服するだけでなく、自慢の俊足で盗塁王を獲得する大活躍を見せましたね!

遂に覚醒したディー・ゴードン選手でしたが、この年のオフにトレードで出されてしまい、マーリンズへと活躍の場を移したんです!
どこに行っても同じ活躍を見せて欲しいですね!

ディー・ゴードン選手のマーリンズ1年目となる2015年は145試合の出場で、205安打、打率.333、58盗塁をマークしました!
本塁打でも自己最高となる4本塁打を記録しているので、全てにおいて成長を見せていますね!

この年は首位打者と最多安打と盗塁王を獲得しており、自身初となる200本安打も達成しました。
移籍した事が成績向上に司ながったのかはわかりませんが、移籍して良かったと言えますね!

マーリンズで2年連続で活躍したかったディー・ゴードン選手でしたが、禁止薬物の陽性反応が出てしまった為、80試合の出場停止処分を受けてしまったんです!
シーズン半分の出場停止は本人にとってもチームにとっても痛いですね。

その結果、2016年シーズンは79試合の出場に留まってしまいました。
盗塁数30個は相変わらず多い数字と言えますが、87安打で打率.268は不満の残る成績となってしまいました。
全試合でれていれば打率や安打数ももっと良かった可能性もあるので、出場停止にさえならなければ良かったかもしれないですね。

2017年は開幕から活躍すると、158試合に出場して自身2度目となる200本安打、201安打を記録しました!
やっぱり試合数が多ければ200本安打を達成できるようになりましたね!

盗塁でも60盗塁で3度目の盗塁王を獲得しており、ディー・ゴードン選手の俊足は未だ健在ですね!

この年は.308の高打率も残しているので、2015年が薬物による好成績であった訳ではないと証明していますが、1度薬物で引っかかってしまっているので、2度目があった場合はマズイと思います!
薬物を使用したからと言って、必ずしも好成績に繋がるとは限りません。
やはり、打つ技術や盗塁の技術は薬物では補えません。
ディー・ゴードン選手にはもう2度と薬物に頼る事はして欲しくないですね!

これからあと数年後には年齢的に衰えが出始めてくるかもしれません。
しかし、そんな時だからこそ頑張りどころであるので、年齢を感じさせない盗塁をこれからもずっと一緒見せてもらいたいですね!

ディー・ゴードンのマイナー時代や弟について

ディー・ゴードン選手は、プロ入りは2008年となりました。
通常は翌年からのデビューとなるのですが、ディー・ゴードン選手はこの年のルーキーリーグに出場しているんです!
早いですね!

ルーキーリーグでは、60試合で打率.331、18盗塁を記録しています!
ルーキーリーグと言っても短大を出たばかりの選手としてかなり凄い成績と言えますね!

2009年は1Aでのプレーとなりフル出場を果たしました。
すると打率.301、73盗塁を記録したんです!
この大活躍で見事のこの年はMVPに選ばれているんです!
盗塁数が驚愕の数字ですね!

2010年は2Aに昇格すると、見事に50盗塁を記録しているんです!
前年のように70盗塁とはいきませんでしたが、十分な活躍と言えますね!

2011年はメジャー初出場を記録した年です。
ですが、この年の開幕は3A出迎えているんです!
細かい成績まではわかりませんでしたが、この年の6月6日にメジャー契約を交わしているんです!
早い段階でメジャー昇格を勝ち取りましたね!

しかし、この年の7月4日には再び3Aに降格となってしまっているんです。
7月末にはメジャーに再昇格を果たしていますが、メジャー昇格後直ぐに大活躍とはなりませんでしたね!

そんなディー・ゴードン選手ですが、ディー・ゴードン選手には7歳年の離れた弟がいるんです!
名前はニコラス・チャド・ゴードンと言います!
年齢的に22歳なのでまだ若いのでメジャーデビューは果たせていません。

選手のタイプとしては兄のディー選手と同じで俊足巧打の選手となっています!
盗塁技術はディー選手に比べるとかなり劣ってしまいますが、バットコントロールではディー選手を凌ぐ可能性を秘めているんです!

マイナーでの成績はまだ3割打てていませんが、現在在籍しているミネソタ・ツインズでは期待度が高く、将来の主力候補として育成されているんです!

もしもメジャーでレギュラーを獲得するのであれば1番か2番打者になると思いますが、ディー選手の最多高安打数である205安打は更新してもらいたいところであります!

ディー・ゴードン選手の父親もメジャーで先発や抑え、最後には中継ぎとしても活躍した投手です!
先発では最高が17勝、抑えでは47セーブで最多セーブを獲得、そして中継ぎでは36ホールドと33ホールドで2年連続の最多ホールドでタイトルを獲得しています!

父親も兄のディー選手もメジャーの主力として活躍しただけあって弟のニコラス・ゴードン選手にも兄を追い越す気持ちで頑張ってもらいたいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にディー・ゴードン選手について簡単にまとめると

①野球を始めたのは高校に入ってからであり、それまではバスケでプロを目指していた。
自己最高年俸は1080万ドルとなっており、日本円にして10億円以上をもらっていることになる。
②長打力はあまりないが、細身の体を活かして走塁力には定評がある。
近年では安打数も稼げるようになっており、シーズン200ほん安打を2度達成している。
③マイナー時代から盗塁が多く、70盗塁以上を記録したこともある。
弟と同じタイプの打者であるが、走塁技術は兄よりは劣る。
しかし、巧打力は兄を凌ぐとも言われている。

日本のプロ野球選手では中学校で野球を始めたと言っても遅いと言われる中、ディー・ゴードン選手が野球を始めたのは高校生でした。

日本人なら高校で野球を始めた選手はよっぽどの才能がないとプロ入りは難しいです。
でも、アメリカでは、その才能を見極めるのが上手く、埋もれている選手も発掘して来ます!

日本でも広島カープや日本ハムは無名の選手を獲得して一流選手に育て上げています!
チームを強くするには監督やコーチの力が必要不可欠ですが、それ以前に素材の良い選手を発掘できなければいくら育て方が上手くても選手は中々育ちません。

そう考えると、スカウト担当はチームに一番重要とされているポストなのかもしれません。
獲得するかどうかは監督や他の関係者の方の意見もあるので、そこが噛み合わなければ意味はないですが、スカウト担当は縁の下の力持ちと言える存在ですね!

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