ホセ・アブレイユの気になるキューバ時代は?メジャー成績と年俸も

シカゴ・ホワイトソックスで活躍するキューバ人野手と言えば?
『ホセ・アブレイユ』選手ですよね!

ホセ・アブレイユ選手は2014年からメジャーに参戦した野手ですが、現在マル・ティエンポという愛称で親しまれています。

どうしてこのような愛称になったのかはわかりませんでしたが、マル・ティエンポってどんな意味を表すかわかりますか?

この言葉はスペイン語のア・マル・ティエンポ・ブエナ・カラだと思われます。
この言葉の意味は、日本語にすると「辛い時にも笑顔で」という意味になるんです!

正直ホセ・アブレイユ選手にこと意味の言葉を愛称で付けている意味がわかりません。
でも、何かがあってのことだと思うので、深く追求はせず、温かく見守ってあげたいですね!

そんなホセ・アブレイユ選手ですが、キューバ時代はどれくらいの成績を残していたのか気になりますよね?

キューバ時代があったからこそ今メジャーリーガーとして活躍しているんです!
そうなると、メジャーでの成績も気になってきますよね?

年俸や苦手なものについても一緒に調べましたので、早速迫っていきましょう!

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ホセ・アブレイユのプロフィール

ホセ・アブレイユ
出典:http://sports.donga.com/
名前:ホセ・アブレイユ
出身地:キューバ シエンフエーゴス州
生年月日:1987年1月29日
身長:190cm
体重:115kg
プロ入り:2013年 ドラフト外
デビュー:2014年3月31日

ホセ・アブレイユ選手の本名は、ホセ・ダリエル・アブレイユ・コレアと言います。
すごく長い名前だと思いますよね?
どうしてこんなに長いのか知っていますか?

それは、父親の姓と母親の姓が入っているからなんです!
ホセ・アブレイユ選手に限らず、キューバ出身の選手はみんな同じなのですが、父方の姓であるホセ・アブレイユと母方の姓であるコレアを両方共合わせる事で子供の名前が出来るんです。
言うなれば、ホセ・ダリエルがこの選手自身の名前であると言えるんですね!

日本では父方の姓を名乗ることが一般的でありますが、スペイン語圏の人達は、このように2つの姓が組み合わさることで名前が長くなっているんです。

ブラジルの方の名前も凄く長いですが、国によってそれぞれ決められた事があるので、それはそれで面白いかもしれないですね!

ホセ・アブレイユのキューバ時代は?

ホセ・アブレイユ選手はキューバ国内リーグで10年間プレーしていました!
キューバ出身の選手と言うのは強打者で本塁打を量産する!と言うイメージが大きいと思います。
実際ホセ・アブレイユ選手ばどうだったのか、見ていきましょう!

1年目となったのは2003年でした。
この年は71試合に出場して70安打を放っています。
打率は.271、5本塁打で20打点とあまり目立つ活躍をすることはできませんでした。
ホセ・アブレイユ選手は、レギュラーとして出場出来ただけでも凄いと思いますね!

2年目は61試合には出場しましたが、打席数が減少してしまい、38安打で打率.228となってしまいました。
本塁打も4本と、大きく成績を落としてしまったんですね。
この時はまだ今の強打者という面影はないですね。

3年目は84試合に出場すると105安打を放つ活躍を見せました!
打率は初の3割となる.337、11本塁打の67打点となりったんです!
ホセ・アブレイユ選手はいよいよ打撃開花ですね!

4年目も大きな期待を背負っていましたが、85試合で83安打、打率.293、9本塁打、42打点となったんです。
前年が良かったので、この数字では満足できなくなってしまいましたね。

5年目は71試合で76安打を打って打率.318を記録しました。
13本塁打、43打点は前年とあまり大差はありませんが、巧打者としては魅力のある打者へと成長していきましたね!

6年目、2年続けての活躍が期待されました。
すると、81試合に出場すると100安打を打ち、打率.346となりました。
本塁打も19本に伸ばしており、69打点も自己最高となっています!
ホセ・アブレイユ選手は少しずつ本塁打が増えてきましたね!

7年目は89試合で114安打を打って、打率.399を記録しています!
惜しくも4割達成とはなりませんでしたね。

でも、この年に見せたのは巧打力だけではなかったんです!
徐々に増えていた本塁打数はこの年30本塁打まで増えたんです!
遂に長打力も覚醒しましたね!

もう1つ驚きなのは、.399の高打率で首位打者を獲得できていないということなんです!
普通これだけの高打率ならタイトルを獲得しますが、キューバではこの年更に上がいたんですね。
よく上には上がいると言いますが、これより上なんて想像もできないですね。

ホセ・アブレイユ選手の8年目は出場数を66試合に減らしてしまいました。
でも、打撃は今まで以上のものを見せてくれたんです!
安打数は96、本塁打は33、打点は93、打率は.453となっていたんです!
この年、本塁打と打率でリーグ1位となる活躍ぶりだったんです!
ホセ・アブレイユ選手、お見事ですね!

9年目も87試合で35本塁打を打ちましたが、この年は本塁打ではリーグ1位を取ることが出来ませんでした。
しかし、111安打で記録した打率.394はリーグ1位となったんです!
ホセ・アブレイユ選手は、2年連続の4割は記録できませんでしたが、凄い数字を残しましたね!

そして、キューバ最後となる10年目は77試合に出場しました。
この年も安定のある活躍で91安打を放ち、打率.345を記録しましたが、本塁打数は19本と減らしてしまいました。
過去2年が良すぎたので物足りないですね。

でも、ライバルであったデスパイネ選手も不調だった事もあり、19本の本塁打はリーグ1位となっているんです!
前年は35本で駄目でしたが、この年は19本で1位となったんですね!

この年を最後にホセ・アブレイユ選手はキューバ国内でプレーする事はなくなりました。
それは、亡命したからなんです。

もしも亡命せずにまだキューバ国内に残っていたら、日本の球団が獲得交渉をしていた事は間違いないですね!

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ホセ・アブレイユのメジャー成績は?

ホセ・アブレイユ選手ばメジャーに移籍してから4年が経過しました。
しかし、4年とは思えないほど存在感を示していると思いますよね?
その成績について細かく見ていきましょう!

1年目となったのは2014年でした。
この年は145試合に出場しました。
176安打を放っており、打率は.317をマークしています!
1年目にしてかなりの高打率を記録したと言えますね!

ホセ・アブレイユ選手の自慢の長打力はどうでしょうか?
二塁打数は35、三塁打数は2本となっていました。
足は早くないですが、これだけ二塁打と三塁打を打てれば十分と言えますね!

また、長打力で一番気になるのは本塁打ですよね?
ホセ・アブレイユ選手の本塁打数は1年目から36本を打ったんです!
場合によっては36本は本塁打王も獲得できる数字となっています。
この年は残念ながら本塁打王は獲得できませんでしたが、1年目とは思えない数字と言えますね!

次に注目したいのはホセ・アブレイユ選手の打点と得点です!
打点は勝負強さがなければ稼ぐ事は出来ません。
得点は走塁技術がなければ走塁を刺されて本塁に変える事ができません。
その打点数は、107打点となっています。
得点の方は80得点となっているんです!
どちらも1年目にしては良い数字と言えますね!

ホセ・アブレイユ選手の得点は足の速い俊足選手が多くなるイメージですが、本塁打の多い選手も得点数は多くなる傾向にあります。
でも、本塁打が多くても本塁打で稼げる得点は本塁打1本に対して得点1となるので効率は良くありません。
安打の場合も後続者が打てなければ得点に繋がらないので、難しいことには変わりはありませんね。

この年、リーグ1番を取った成績が1つだけありました。
それはタイトルと言うわけではないですが、なんでもリーグ1位と言うのは凄いですよね!

ホセ・アブレイユ選手がその気になる1番を取った成績とは、長打率なんです!
この年の長打率は.581となっており、半分以上が長打という計算になるんですね!

ちなみにこの年のOPSは.964となっていました。
10割は超えられませんでしたが、1年目にしては優れた選手ですね!

これだけ1年目から活躍してしまうと2年目はもっと上を期待されてしまいます。
ホセ・アブレイユ選手の気になる2年目の成績は、154試合で178安打、打率.290となりました。
1年目と安打数はほとんど変わりありませんが、打率は少し下げてしまう結果となりましたね。

その他、34二塁打と3三塁打を放ちました。
こちらも前年とほぼ変わらない数字となっていますが、本塁打数は30本と少しだけ減らしてしまう結果となってしまいました。
ホセ・アブレイユ選手はそれでも2年連続の30本塁打は凄いですね!

この年、打点は101打点を記録しており、長打率は.502となっていました。
全体的に良い1年となったと言えるだけの成績は残していますが、欲を言えばこれらの成績は全て前年を下回っているんです。
下回っていても気にならないくらいの成績は残しているので文句はないですね!

2年目が1年目を上回ったのは唯一、得点となっています!
得点は前年を上回る88得点を記録しています!
一般的に100得点行けば一流と言われるので、まだ得点力に関しては一流とは言えませんが、あまり欲は言ってはいけないですね。

3年目は他球団のマークもきつくなってくる頃だと追います。
そのせいか、159試合に出場しましたが、本塁打数は25本と大幅に減らしてしまいました。
ホセ・アブレイユ選手の本塁打は減らしてしまいましたが、打点は100打点をクリアしており、ここまで3年連続で100打点を達成しています!
クリーンナップとして良い働きができていますね!

この他の成績では、183安打で打率.293、67得点となっていました。
本塁打が減ってしまったこともあって長打率は.468とかなり落としてしまいました。
でも、出塁率ではこの3年間安定しており、一流打者として評価出来るくらいと言えますね!

ホセ・アブレイユ選手は4年目も156試合で189安打を打ちました。
打率は.304を記録しており、3年ぶりに打率3割を記録したんですね!

この年は長打力も復活して43二塁打、6三塁打、33本塁打となりました!
長打率は.552となっており、高い長打を披露した年と言えますね!
この年、自己最高の数字を多く記録していますが、その中でも光るのは102打点の打点数であると思います!

打点はこれで4年連続100打点を記録しており、確実性のあるバッティングでキューバ時代も活躍してきましたが、メジャーでも同じように結果を残しています。

これから後何年100打点を記録し続ける事が出来るのか、1つ楽しみが増えましたね!

ホセ・アブレイユの年俸は?

ホセ・アブレイユ選手は入団1年目から破格の年俸をもらっていました。
キューバの至宝ということもあって高年俸でないと獲得ができないという事だったのだと思いますが、一般的にドラフト指名された選手がメジャー1年目にもらう年俸は4000万円前後と言ったところです。
それでも日本人からしたら多い方ですね。

ホセ・アブレイユ選手が1年目にもらっていた年俸は8億円となっているんです!
メジャー入団までにキューバで10年間プレーしてきており、実績は申し分なかったかもしれないですが、メジャーでの実績のない選手にここまで支払うなんて、ファンは良いですが、他の選手から不満は出なかったのでしょうか?

かと言って、低年俸では獲得できる選手ではなかったので仕方がなかったかもしれないですね。

1年目は見事な活躍でチームの勝利に貢献しました。
ホセ・アブレイユ選手の気になる翌年の年俸は10億円まで上がっているんです!
メジャー2年目で10億円なんて凄いですね!

メジャー1年目の8億円は少し高すぎましたが、2年目にもらっていた10億円は、活躍からすると妥当なところであると言えますね!

2年目も1年目程ではありませんが活躍することができました。
その結果、翌年の年俸は14億円となっているんです!
この2年目と3年目は恐らく2年契約を結んでいたのだと思います。
なので、2年総額24億円だったという事になりますね!
キューバ時代の給料とは大違いですね!

ホセ・アブレイユ選手は3年目の2016年は本塁打減少もあってオフの契約公開では僅かに減俸となる13億円となったんです!
わずかと言っても1億円も下がっています。
一般人からすると僅かな金額とは思えない額ですね!

4年目の2017年は見事な復活を遂げました。
その結果、年俸はまた上がって2018年の年俸は15億5000万円となっています。
2018年は開幕から好調となっているので、このままの調子でいけば年俸20億円もそう遠くはありません。

メジャー入りが遅かったことで、31歳の現役メジャーリーガーとしては大型契約を結べていないので、少しだけスター選手よりも少ない年俸となっているかもしれません。

しかし、年齢的にも2018年のオフは大型契約を望む可能性も否定できません。
わざわざ亡命してメジャー球団に入団しているので、もっと高みを目指すことは確実だと思います。

現在、欠点の見当たらないホセ・アブレイユ選手なので、大型契約の妨げになる要素はないと思いますが、ホセ・アブレイユ選手には唯一苦手なものがあるんです!
それは、契約などとは関係ないので年俸に影響することはないですが、メジャーリーガーとしては避けることのできないことなので本人は凄く辛い思いをしていると思います。
その苦手なものについても気になりますよね?

その苦手なものと言うのが、飛行機なんです!
飛行機は日本人でも苦手な人は多いと思います。
車や新幹線など地上を走っているものと違って浮いているので独特の感覚があるので苦手としている人は多いです。

また、飛行機は空を飛んでいることから安全性でも恐怖を感じている人は多いと思います。

実際、昔は飛行機事故は多かったので危険な乗り物と言えたかもしれないですが、最近では安全性にも評価が上がってきているので、よっぽど墜落することなんでありません。
特にメジャーリーガーが移動に使う飛行機は大型のものなので、安全性はより高くなっています。
でも、ホセ・アブレイユ選手は全く信用しておらず、飛行機に乗る際は「神様、どうか何事も起きずに無事に到着してください」と祈っているようなんです!

グランドでは怖いもの知らずのホセ・アブレイユ選手が、飛行機に乗るときは恐怖心を丸出しにしていると思うと、正直面白いですね。

人が怖がっているのを笑うのは良くないですが、ホセ・アブレイユ選手にはもっと関係者の方達の事を信頼してあげてもらいたいところでありますね!

これから先も飛行機恐怖症は治らないと思います。
でも、そんなお茶目な一面があるからこそ野球のプレーでハツラツとして活躍が出来るのではないでしょうか!

本当は怖がりなホセ・アブレイユ選手をこれからも応援していきましょう!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にホセ・アブレイユ選手について簡単にまとめると

①キューバの国内リーグでは10年間プレーして通算本塁打は178本である。
本塁打を2回獲得しており、6年目から10年目は驚異的な活躍を見せていた。
②3年目は本塁打が失速したが、それ以外では30本塁打以上を打つ活躍を見せている。
現在4年連続で100打点を継続中となっており、勝負強さでも長けた能力を持っている。
③メジャー5年目となる2018年の年俸は15億5000万円となっている。
グランドでは怖いもの知らずのプレーを見せてくれるが、実は飛行機が大の苦手である。

現在メジャーで高年俸をもらうホセ・アブレイユ選手ですが、キューバ時代の給料ってどれくらいだか知っていますか?

その金額、年収で3万円なんです!
超驚きですよね!

この金額なら亡命者が出ても不思議ではないのですが、キューバ国内は物価も安く、マンションも5万円程で買えてしまうくらいなようなんです!
なので、国内で暮らすには問題ない金額はもらっていると言うことなんですね!

でも、世界に出ていけばもっと稼げることを知ってしまうと、出たくなるのが人間だと思います。
ほとんどは亡命して国外球団に渡ってしまうのですが、デスパイネ選手のようにキューバ政府を通して真面目にやっている選手もいます。

そんな選手の場合は、その選手の年俸の20%をキューバが受け取ると言うことになっているようなんです。
真面目にやる方が馬鹿を見てしまうかもしれませんが、故郷の為に頑張る姿を見せることは、周りのすべての人を影響していくかもしれないですね!

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