ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流と言えば・・・大谷翔平選手ですが、正遊撃手と言えば?
『アンドレルトン・シモンズ』選手ですよね!
2017年のオフ、大谷選手と同僚になったエンゼルスの選手について気になりますよね?
エンゼルスの中でも内野守備の要と言っても過言ではない遊撃手について迫ってみたいと思います。
その遊撃手をやっているのがアンドレルトン・シモンズ選手なのですが、アンドレルトン・シモンズ選手は5ヶ国語を操る万能選手なんです!
オランダ語と英語の他にスペイン語、フランス語とパピアメント語の5つなんですが、パピアメント語って聞いた事ないですよね?
この言葉はアルバ島、ボネール島、キュラソー島のABC諸島で話される言語となっているんです。
地域は西インド諸島となっており、あまり知名度のある言語とはなっていません。
しかも、この言葉はポルトガル語とスペイン語とオランダ語が混ざったような言葉となっているんです!
オリジナルの言語ではないので知名度も高くないのかもしれないですね。
そんな言葉を話すアンドレルトン・シモンズ選手ですが、打撃成績と守備力について気になりますよね?
年俸や経歴と共に迫ってみたいと思います!
それでは、2018年は開幕から好調を維持しているアンドレルトン・シモンズ選手を丸裸にして行きましょう!
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アンドレルトン・シモンズのプロフィール
出典:https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/
出身地:オランダ キュラソー島
生年月日:1989年9月4日
身長:188cm
体重:77kg
プロ入り:2010年 ドラフト2位
デビュー:2012年6月2日
オランダは知らない人は誰もいないと思いますが、アンドレルトン・シモンズ選手の出身であるキュラソー島は知っている人は少ないと思います。
このキュラソー島がどんな街なのか、調べてみました!
キュラソー島は、ラム酒をベースにしてオレンジの果皮を用いたリキュールのキュラソー酒の産地として有名となっています!
お酒好きの方ならこのお酒は知らない人はいないと思いますね!
また、日本の失業率は約3%前後とされていますが、キュラソー島の失業率は13%となっているんです。
日本の失業率が本当に3%なのかはわかりませんが、13%と言われているキュラソー島の失業率はかなり高いと言えると思います。
観光には力を入れている街なので、観光で遊びに行くのは良いと思いますが、移住するにはあまりオススメ出来ない街でもあると言えますね!
これからキュラソー島がどうやって失業率を改善していくのか注目したいですね。
アンドレルトン・シモンズの打撃成績は?
アンドレルトン・シモンズ選手はここまで6年間メジャーでプレーしています。
思ったより長くないですが、大卒入団で現在28歳となっているので、6年は妥当な年数であると思います。
アンドレルトン・シモンズ選手がメジャー1年目となったのは2012年でしたが、この年はレギュラーを獲得する事は出来ませんでした。
それでも49試合に出場して48安打を放っています。
打率は.289で、3本塁打となっていますが、レギュラーを獲得できるほどの活躍ではなかったのかもしれないですね。
でも、2年目の2013年は開幕からレギュラーを獲得して157試合に出場しました。
レギュラー獲得が出来たこの年はシーズン通して大活躍!と行きたかったと思いますが、打率は.248と低迷してしまいました。
アンドレルトン・シモンズ選手の安打数は150安打を打っているので、打席数は多かったようですね。
この年は本塁打も17本を打っているので前年に比べると長打力は上がりました。
しかし、その他では期待に応えられたと言える数字ではありません。
アンドレルトン・シモンズ選手は、期待の若手として試合に出して経験を積ませただけなのかもしれないですね。
3年目も146試合で132安打、打率.244となってしまいました。
経験を積ませると言うことでは良いかもしれませんが、目の前のチームの勝利を考える人からすると正直邪魔と思っているかもしれませんね。
選手を育てるには2つのやり方があります。
1つは、結果が良くなくても1軍に出場させて経験を積ませると言うやり方です。
これはチームの戦力に余裕がないと出来ません。
もしくは、チームを数年かけて強くすると言う弱小チームです。
ブレーブスの場合は戦力に余裕があったのかもしれないですね。
もう1つのやり方としては、2軍で基礎をしっかり身につけさせるやり方です。
これは、2軍のコーチに託すと言うことなので、1軍と2軍、アメリカの場合はメジャーとマイナーですが、連携が取れる球団が行うことが多いです。
そうでないと、育て方などもあるので勝手なことをされては堪らないと思うので、当たり前ですね!
ちなみに日本ハムはこの両方の育成方法をしています。
日本を代表してメジャーに飛び立った大谷選手は出場させて育てると言うやり方でした。
一方、中田選手は2軍で下積みをさせてから起用するやり方でした。
どちらも成功したと言えますね!
アンドレルトン・シモンズ選手は出場させて結果を出させる育成法ですが、4年目を迎えた2015年も思うようには結果が出ませんでした。
この年は147試合に出場しましたが、142安打、打率.265となりました。
今までで一番良い打率となりましたが、まだまだ成長段階と言えますね!
アンドレルトン・シモンズ選手の5年目は124試合で126安打となりました。
初めて試合数を安打数が超えましたね!
この年は初の2桁盗塁となる10盗塁を記録しました。
打率も自己最高となる.281を記録しました。
アンドレルトン・シモンズ選手は着実に成長していますね!
アンドレルトン・シモンズ選手は2017年も徐々に安打数を伸ばして158試合で164安打を放ちました。
打率は.278となりましたが、2年連続で試合数を安打数が上回ったので確実な成長を遂げたと言えると思います!
2018年は順調に安打を積み重ねており、現在も打率3割を超えています。
この調子でいけばシーズン初の3割達成も視野に入ってくるので、このまま好調を維持してもらいたいところであります!
これまでメジャーで試合に出続けたので、後半戦になってから体力がなくなると言う心配はないと思うので、これまでメジャーに出し続けてくれた監督に感謝して大活躍を見せてもらいたいですね!
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アンドレルトン・シモンズの守備力は?
アンドレルトン・シモンズ選手は2018年に大きく打撃が覚醒しました。
しかし、2013年からレギュラーとしてメジャーで出場しています。
打撃では飛び抜けた成績を残してきていませんでしたが、守備では活躍していたんです!
意外ですよね!
アンドレルトン・シモンズ選手の気になるポジションは、遊撃手となっているんです。
遊撃手と言えば守備がメインとなるイメージがありませんか?
日本でも遊撃手は守備が重視されて打撃は二の次という感じでした。
しかし、それももう昔の話なんです!
最近では遊撃手でも打撃の良い選手は日本でもメジャーでも多くいるんです!
アンドレルトン・シモンズ選手もその内の一人ですね!
話は逸れてしまいましたが、アンドレルトン・シモンズ選手は2年目の2013年に14失策で守備率.981を記録しました。
この成績でこの年はゴールドグラブ賞を受賞したんです!
メジャー2年目でレギュラーを獲得してからは1年目となる選手がいきなりゴールドグラブ賞を受賞するなんて凄いですね!
アンドレルトン・シモンズ選手は3年目の2014年も14失策で守備率.978となりました。
守備率では2013年も2014年もあまり高い数字とは言えませんでした。
でも、この2年間は刺殺数がリーグトップとなっていたんです!
凄いですね!
2014年は併殺99個もリーグトップとなっています。
前年の2013年は併殺ではリーグトップとはなりませんでしたが、代わりに捕殺数はリーグトップとなっています。
この2年間は守備率は高くなかったですが、それ以外では凄い数字を残していたんですね!
アンドレルトン・シモンズ選手の2015年に関しては、刺殺、捕殺、併殺の全てでリーグトップとなりました。
失策数も8個で守備率は.988となっていたんです!
守備率もリーグトップとなっていたのですが、3年連続ゴールドグラブ賞を受賞したと思いますよね?
実はこの年はゴールドグラブ賞は受賞出来ていないんです!
おかしいですね。
アンドレルトン・シモンズ選手は2013年と2014年よりも遥かに数字上は守備で活躍しています。
数字だけで見ればゴールドグラブ賞を受賞していないとおかしい数字となっていますが、ゴールドグラブ賞は人の投票で行われるものです。
なので、もっと上手だと判断された選手が他にいたんですね。
残念です。
遊撃手と言うのは内野手で一番難しいポジションとなっています。
なので、守備練習にも多くの時間を割かなければいけないため昔は遊撃手は打てないと言うイメージがあったんです。
実際、守備に時間を費やしていることは変わっていないと思いますが、天才と呼ばれるくらいの選手であれば、守備は練習をそんなにしなくてもある程度の守備力を発揮できます。
その分打撃に練習時間を避けるので、打撃成績も向上していくのかもしれないですね。
でも、アンドレルトン・シモンズ選手は打撃で活躍していないわけではありません。
尚且つ、守備では抜群の数字を残しています!
アンドレルトン・シモンズ選手には守備のイメージが付いていても仕方がないと思います。
現に2017年もゴールドグラブ賞を受賞しているんです!
2016年と2017年はリーグトップとなった守備はありませんが、それでもゴールドグラブ賞を受賞しています。
やっぱりアンドレルトン・シモンズ選手は守備が上手だと改めて認められた1年となりましたね!
2018年は打撃に注目が集まりつつありますが、守備でも安定したグラブ捌きを披露しています。
2年連続、4度目のゴールドグラブ賞を受賞出来るかはまだ分かりませんか、活躍してアピールする場面を増やせばゴールドグラブ賞をの獲得のチャンスは高まってくると思います。
一番良いのは打撃でタイトルを取ることだと思いますが、ゴールドグラブ賞を複数回受賞する事も大変名誉な事だと思います!
これからあと何度ゴールドグラブ賞を受賞出来るかも今後の楽しみの1つとしたいですね!
アンドレルトン・シモンズの年俸と経歴は?
アンドレルトン・シモンズ選手のプロ入りは2010年でした。
それから8年しか経っていないので、他のスター選手のような年俸は期待できないかもしれません。
しかし、アマチュア時代は投手として最速157km /hを投げていた選手です。
潜在能力の高さは折り紙つきだと思いますね!
アンドレルトン・シモンズ選手がメジャーデビューしたのは2年目となる2012年でした。
この年の年俸は4800万円となっており、一般的であると言えますね。
メジャー1年目はレギュラー獲得することは出来ませんでしたが、年俸は100万円アップしました。
最初は期待料もあるので少しは上がる傾向にありますね!
2年目はレギュラーを獲得してゴールドグラブ賞も受賞して見せました!
打撃成績では打率が低かったですが、2年目としては多くの打席に立たせてもらい、良い経験を積むことが出来たと思います。
その結果、年俸は一気に1億円となりました。
さすがメジャーです!レギュラーを獲得しただけで1億円を超えてしまうんですね!
3年目も守備で活躍を見せたアンドレルトン・シモンズ選手は、翌年の年俸を3億1000万円としたんです!
日本では2億円もアップさせるにはMVP級の活躍を見せないとあり得ませんが、メジャーでは可能なんですね!
4年目は守備の活躍に加えて打撃も徐々にに上がってきました。
それが査定に含まれているかどうかはわかりませんが、年俸は約倍増となる6億1000万円となったんです!
凄いですね!
2017年はそこからまた2億円アップとなる8億円となっていますが、メジャーリーガーにはこれくらいの年俸の選手は多く存在しています。
まだ若いと言うのと、打撃の覚醒が遅かったのが影響していると思われますね。
2018年の年俸は13億円となっています。
アンドレルトン・シモンズ選手は2017年に再びゴールドグラブ賞を獲得し上に打撃でも自己最高の数字を残しました。
それが評価されて5億円もアップしたんですね!
2018年のオフの契約更改ではそろそろ複数年契約も注目されています。
他の球団と争奪戦となった場合は年俸20億円到達も夢ではありません。
お金はどれだけ持っていても困るものではないと思います。
なので、もっと欲を出してもっと稼げるようにどんどん成績を上げて言って欲しいですね!
そんなアンドレルトン・シモンズ選手ですが、キュラソー島で生まれて野球を始めると、同郷のアンドリュー・ジョーンズ選手に憧れを持っていました。
アンドリュー・ジョーンズ選手と言えば、メジャーでも434本の本塁打を打つ大活躍を見せましたが、日本の楽天イーグルスでも球団創設初優勝に導く活躍を見せた選手ですよね!
それ程の選手なので憧れを持つのもわかりますね!
ユースチームでは、現在ドジャースの抑えとして活躍しているケンリー・ジャンセン投手や、ヤンキースのレギュラーとして活躍するディディ・グレゴリウス選手と同僚だったんです!
このチームには凄い選手が揃っていたんですね!
アンドレルトン・シモンズ選手は大学に進学すると投手としても成長を見せて、最速157km /hを計測するまでになっていたんです!
かなりの強肩ですね!
強肩を活かして外野手をやってもおかしくはなかったのですが、ドラフト指名をしたブレーブスは遊撃手として指名をしているんです!
それだけ捕球能力や送球能力もしっかりしていたんですね!
ブレーブスに入ると2年後にはメジャーの舞台に立って活躍の場を広げていったのですが、本人が求めている数字にはまだ達していないと思います。
やはり昔のから憧れていたジョーンズ選手を越えることが最大の目標であると思います。
実際にそこを目標としているのかはわかりませんが、目標は高く持たないと意味がありません。
長打はあまり打てる打者ではありませんが、これから力をつけていけば一気に長打力も覚醒する可能性は秘めているので、今後がまだまだ楽しみな選手であると言えますね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にアンドレルトン・シモンズ選手について簡単にまとめると
長打力はあまりないが、巧打力は年々向上してきているので数年後が楽しみな選手である。
②ここまで6年間で3度のゴールドクラブ賞を受賞している。
ポジションは内野で一番難易度の高い遊撃手となっており、そのポジションで絶対的な存在となっている。
③2018年の年俸は破格の13億円となっている。
アマチュア時代は、ドジャースのジャンセン投手やヤンキースのグレゴリウス選手など有名選手と同僚であった。
アンドレルトン・シモンズ選手はこれまで守備力の方が注目されていました。
打撃でも最低限の仕事はしていたのですが、打席数が多かったので安打数もそれなりにはありましたが、打率はそんなに高くありませんでした。
守備が良ければこれくらいの打撃成績でも文句が生まれる事はないと思いますが、アンドレルトン・シモンズ選手は努力を重ねて2018年には打撃が覚醒しました。
まだシーズンも中盤なので後半でどうなるかはわかりませんが、今まで以上となることは間違いないと思います。
もし、この覚醒が本物であれば2019年以降も恐怖の遊撃手として名を連ねることだと思います。
歴史に名を刻めるように、これからもファンに魅了するプレーを続けてもらいたいですね!
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