ミネソタ・ツインズで俊足外野手として頭角を現した若手選手と言えば?
いっぱいいると思いますが、『エディ・ロサリオ』選手ですね!
ロサリオ選手と聞くと、阪神タイガースのウィリン・ロサリオ選手が思い浮かぶかもしれませんが、エディ・ロサリオ選手はメジャーでもまだ経験の浅い選手と言えるんです!
ウィリン・ロサリオ選手は韓国で覚醒して日本でも活躍出来る!と大きな期待を背負って入団しましたが、開幕から現在まで思うような数字は残せていません。
当たり前のことですが、名前が同じでも成績は大きく変わってきますね!
今はウィリン選手が日本でプレーしているので良いですが、もしアメリカに帰ってしまうとエディ選手と比較されて嫌な思いをしてしまうかもしれませんね!
若くして活躍しているエディ・ロサリオ選手ですが、ここまでの打撃成績が気になりますよね?
覚醒したその打撃はどんなものなのでしょうか?
また、経歴やマイナー時代も知りたくなってくると思います!
代表歴や背番号と一緒に調べてみました!
若き大砲エディ・ロサリオ選手について迫っていきましょう!
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エディ・ロサリオのプロフィール
出典:http://www.wikiwand.com/
出身地:プエルトリコ グアヤマ
生年月日:1991年9月28日
身長:185cm
体重:81kg
プロ入り:2010年 ドラフト4位
デビュー:2015年5月6日
ロサリオ選手のメジャーデビュー年である2015年、日本の野球界ではどのような出来事があったか覚えていますか?
この年野球界を沸かせたのは、巨人3選手が野球賭博で解雇となってしまったことでした。
そのうちの一人である高木投手は復帰を果たしましたが、あとの2人は噂の元選手という状態になってしまっています。
また、嬉しい出来事では埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手がシーズン安打記録を更新したと言うことでした
現在もよく打つ秋山選手ですが、この年は1番すごかったですよね!
その他には、この年の流行語大賞ともなったトリプルスリーを2名が達成した年ともなっています。
そのうちの一人である山田哲人選手は2年連続トリプルスリー達成するなど、この年をきっかけに大飛躍となりました!
良いことも悪いこともあった1年でしたが、今となっては良い思い出ですね!
エディ・ロサリオの打撃成績は?
ロサリオ選手はメジャーに昇格してから3年間プレーしてきました。
4年目となった2018年は開幕から打撃好調で、既に2桁本塁打を放っており、50打点超えもしています。
このままの調子でいけば3割30本100打点10盗塁は達成が可能であると思います。
3割30本100打点を達成することが出来れば一流選手と認められて翌年から一気にマークがきつくなってくると思います。
そうでなくてもロサリオ選手の場合はマークされ始めているかもしれないんです!
それはどうしてでしょうか?
その答えは簡単です。
ロサリオ選手は活躍しているからなんです!
当たり前ですよね!
この3年間でどれだけロサリオ選手が活躍していたのか詳しく見ていきましょう!
1年目となった2015年は122試合に出場しました。
この年の開幕は3Aで迎えていたので、途中からの昇格でこの試合に出場したんですね!
それを考えると多い方であると思いますね!
安打は121安打で打率.267とあまり高い数字ではありませんでした。
しかし、この年の一つだけリーグ1位となった成績があったんです!
それは、三塁打です!
この年記録した三塁打の数は15本を記録しました!
シーズンの試合の40試合ほど出ていないのにこの数字を残しているんです!
もしフル出場していたら20本超えは確実だったようですね!
これだけ三塁打を打っているのあれば気になるのは二塁打の数ですよね?
シーズン40~50本程打っていれば驚異的と思われますが、この年のロサリオ選手が記録した二塁打の数は、18本だったんです!
意外に少なかったですね。
本塁打は13本打っているので、三塁打がここまで増えていたのは足の速さもありますが、スタンドまで運ぶパワーが足りなかっただけであると考えられるんです。
でも、本塁打でなくても長打であればチームの為になるので欲は言えないですね!
チームに貢献する言えば打点ですよね!
打点を上げることでチームの勝利に直結しますが、打点を上げるには周りの打者の出塁も関係してくるので一人ではあげられませんが、この年の打点は50打点でした。
下位打線を打っていたと思うので、50打点でも多いと言えるのかもしれないですね。
ロサリオ選手の1年目は長打で見せた年となりました。
翌年はどうだったのでしょうか?
2016年に出場した試合数は92試合となりました。
出場数は激減してしまいましたが、90安打で打率.269を記録していました。
前年と打率はあまり変わらないですね!
前年は三塁打などの長打が多い年でしたが、この年は、二塁打が17本、三塁打が2本、本塁打が10本となっていました。
二塁打は変わらなかったですが、三塁打は大幅に減らしてしまいました。
マークされていたのかもしれないですね。
この年の打点は32打点とかなり少なくなってしまいました。
1年目が良かっただけに、2年目の成績は物足りなくなってしまいましたね。
3年目の2017年は151試合に出場しました!
自己最高の試合数となっただけに安打数も自己最高の157安打となっていたんです!
安打が増えれば打率も上がりますよね?
気になるロサリオ選手の打率は.290となったんです!
3割達成は出来ませんでしたが、もうワンステップで3割は打てるようになりそうですね!
その他、二塁打と三塁打ではそれぞれ33本と2本となっていました。
三塁打は1年目は以外は少なくなってしまいましたが、二塁打は大幅に増やすことが出来ました!
2年目の不振が3年目の結果に繋がったのかもしれないですね!
この年1番成果を出したのは本塁打と打点だったんです!
本塁打の数は27本となっており、打点は78打点を記録したんです!
クリーンナップとして充分な数字を記録しましたね!
2018年はこの記録を上回る勢いで本塁打と打点を量産しています。
打率も自己最高の数字となれるようにシーズン終了まで気を抜かずに頑張ってもらいたいですね!
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エディ・ロサリオの経歴やマイナー成績は?
ロサリオ選手は高校卒業の時にツインズからドラフト4位指名を受けて入団となりました。
日本では基本的にドラフト指名された翌年からの入団となりますが、メジャーではその年に入団となります!
早いですよね!
その為、その年のルーキーリーグに出場することができるんです!
もちろんロサリオ選手はこのリーグに参加しています!
高卒1年目とあるのでそこまで目立つ活躍はできなかったかもしれないですね!
そして1年目となる2011年もルーキーリーグでの出場となりました!
そこで67試合に出場したロサリオ選手は
打率.337、21本塁打、60打点、17盗塁を記録したんです!
大活躍ですね!
2年目は1Aに移籍すると95試合で打率.296、12本塁打、70打点、11盗塁を記録しました!
ルーキーリーグほどではないですが、見事な活躍と言える数字は残していると思います。
3年目となる2013年はWBCが開催されました。
まだメジャーデビューを果たしていなかったロサリオ選手でしたが、プエルトリコ代表として選出されているんです!
プエルトリコでも期待された若手だったんですね!
WBCが終わって帰国すると、1A+と2Aでプレーしました。
この2球団での合計は122試合で打率.302、10本塁打、73打点、10盗塁となったんです!
ロサリオ選手は1Aの時と変わらない活躍を収めることが出来ましたね!
でも、この年のオフに禁止薬物違反になってしまい、翌年の開幕から50試合が出場停止となってしまったんです。
残念な結果となってしまいましたね。
2014年の開幕は前年と同じように1A+で迎える事になりました。
薬物で覚醒していただけだと判断されたのかもしれないですね。
この年もシーズン途中で2Aに昇格はしました。
2球団の合計成績は、87試合で打率.243、8本塁打、40打点、9盗塁となってしまいました。
本当に薬の影響で覚醒していたのかもしれないですね。
でも、この年のオフである11月20日にはメジャー40枠入りを果たしているんです!
こんな時期にメジャー入りを果たしても出場する試合なんてないので意味はないように思いますが、翌年のモチベーションを上げるには良かったことかもしれないですね!
ロサリオ選手は2015年の開幕は3Aで迎えましたが、5月4日にはメジャー昇格を果たしているんです!
念願のメジャーの舞台ですね!
その後メジャーでレギュラーを掴んだロサリオ選手は2017年に行われたWBCにもプエルトリコ代表として出場が決まったんです!
この大会では前回のように若手枠という訳ではありません。
ふつうにレギュラーとして期待されて選ばれているんです!
見事な成長を見せていますね!
現在高校を卒業してから8年が経過しました。
禁止薬物を使用してしまって罰則を受けた時期もありましたが、幸いこれはメジャーデビューする前でした。
不幸中の幸いですね!
メジャーに昇格後に薬物使用が発覚してしまうと、罰則とは別にファンからバッシングを受けてしまう選手も少なくありません。
悲しいですがそれが現実ですね。
薬物使用は筋力の増加などを行うものが一般的なので、打球の飛距離を伸ばすのには最適かもしれませんが、バットの芯に当てるという事は薬物では出来ません。
そこは自分の目と感覚でやるしかないんです!
なので、薬物を使っているから打てるようになったと言うわけではなく、薬物によって本塁打が増えると言う程度に過ぎません。
なので、薬物を使用したからといってその選手を批判する事は出来る限りしないであげてもらいたいですね!
ロサリオ選手はマイナー時代に薬物使用をして反省したと思うので、これからメジャーでは堅実に野球に取り組んでもらいたいですね!
エディ・ロサリオの代表歴や背番号は?
ロサリオ選手はプエルトリコ代表として過去に2度WBCに出場しています!
WBCと言えば第一回と第二回大会で日本が優勝している大会ですよね!
でも、最近は日本は勝つのが困難となってきています。
それは、他の国がWBCに力を入れてきた事にあると思います!
第一回と第二回の大会では注目されていた国はアメリカと日本と韓国とキューバくらいなものでしたが、最近ではベネズエラやプエルトリコ、ドミニカ共和国なども注目を集めるまでに成長してきています。
日本の野球は世界に通用すると言われていますが、やはり海外選手の豪快さに勝るにはかなりの苦労が必要だと思います!
そんな最近強さを発揮してきたプエルトリコの代表として出場していたロサリオ選手が初めてWBCに出場したのは2013年の第三回の大会となったんです!
ここからプエルトリコの本領が発揮されるんですね!
この大会ではプエルトリコ代表は順調に勝ち進んで行き見事に準優勝を飾っているんです!
優勝出来なかったのは残念ですが、準優勝でも凄いと言えますね!
この大会で活躍したロサリオ選手でしたが、本塁打は打てていないんです。
ロサリオ選手に限らずこの大会ではプエルトリコ代表はあまり本塁打を打てていません。
意外ですね!
準決勝で戦った日本戦ではアレックス・リオス選手が本塁打を打っていますが、その他では野手陣は目立っていないんです。
投手力で勝った大会だったんですね!
ロサリオ選手が2回目に出場したWBCは2017年でした。
この大会では、前回投手力で勝ったと言うことを思わせない打力で破壊力を見せたんです!
これぞプエルトリコですね!
でも、当のロサリオ選手は本塁打を打つことは出来ませんでした。
チームでは12本の本塁打を打っていますが、ロサリオ選手は打てなかったんですね。
代表選には弱いのかもしれないですね。
しかし、結果的にチームは2大会連続の準優勝を飾っています!
本塁打は打てませんでしたが、チームの勝利に貢献していたことは間違いないと思います。
活躍したと信じたいですね!
代表歴はこの2大会のみとなっていますが、また次の世界大会でも召集がかかる可能性は十分にあると思います。
まだメジャー歴も短いので、これからどう成長していくかは周りの選手やコーチの影響は大きいですが、今までに出場した代表選での経験をどう活かしていけるかが鍵となってくると思います。
これまでの経験は無駄にしないで欲しいですね!
また、ロサリオ選手がこれまでにつけた背番号は一つのみとなっています!
メジャーではまだ3年間しかプレーしていないのであまり背番号を変更していないのだと思いますが、その背番号は20番となっているんです!
この番号、見覚えはありませんか?
阪神タイガースファンならこの意味がわかると思いますが、阪神タイガースの助っ人外国人選手のロサリオ選手の背番号も20番となっているんですね!
すごい偶然ですね!
阪神のロサリオ選手は20番に強いこだわりを持っていますが、ツインズのロサリオ選手はそこまで強いこだわりは持っていないと思います。
背番号と言うのは、選手を尊重する大事なものとなってくるので選手一人ひとり番号に対する愛着というのがあると思います!
ずっと同じ番号をつけて入れば嫌でも愛着は湧いてきますね!
メジャーのスター選手と言うのは特に背番号にこだわりを持っていることが多いので、長年同じ背番号を付けている選手が多いです!
ずっと同じ番号をつけてくれている方がファンとしても覚えやすいので、あまりコロコロと変えてもらうのは嬉しくないです。
ロサリオ選手はまだ移籍も経験していないことから背番号の変更もされていませんが、これから先は移籍を逃れることはできないと思うので、背番号も変わってくると思います。
何番に変更になったとしてもロサリオ選手はロサリオ選手なので、変わらない応援をしていきたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にエディ・ロサリオ選手について簡単にまとめると
ここまでのシーズン最多本塁打は27本となっている。
②高卒で2010年にプロ入りすると、その2010年ににはマイナーでデビューを果たす。
マイナーでは走れる強打者として売り出していたが、途中薬物使用で出場停止となった期間があった。
③過去に2度WBCプエルトリコ代表として出場しているが、1度目の時はまだメジャーデビューしていない時だったので、代表でも控え選手であった。
メジャーでの背番号は20万をつけている。
日本の阪神に在籍しているロサリオ選手はぽっちゃり体型でパワーを感じさせてくれますが、メジャーのロサリオ選手は細身の体で驚異的なパワーを感じさせてくれるほどではありません。
しかし、日本人でも中村剛也選手のようなパワーバッターもいれば、山田哲人選手のような細身のパワーバッターもいます。
山田哲人選手は本塁打王争いも出来ることからホームランバッターとして認められるようになりましたが、ロサリオ選手はまだメジャー歴が短いことと、メジャーでの本塁打数がまだ少ないことからホームランバッターとしては認められていないかもしれません。
以前、薬物使用で出場停止処分を受けていることが評価に影響しているかはわかりませんが、薬物を使用しなくても27本の本塁打を打ったことは事実なので、2018年に活躍できれば周りも必ず認めてくれると思います。
こらからスターへの道を駆け上っていけるように頑張りを見せてもらいたいですね!
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