ライアン・ハワードの打撃成績が話題に!経歴と特徴やリーグ記録についても

コロラド・ロッキーズで驚異の強打者として大活躍していた1人といったら…

『ライアン・ハワード』選手ですね。

怪我によって成績が下降してしまい現在はマイナー暮らしとなってしまいましたが、ロッキーズ一筋で頑張って来た古株のハワード選手を責めることは誰にもできないと思います。

現役引退後はコーチとして活躍するようになる事が予測されますが、いずれは監督となる日も来るかもしれません。
その時はそのチームを応援してあげたいですね!

そんな事はまだ現役選手なので気が早いと思いますが、これまでに残して来た打撃の成績って気になりますよね?
強打者として恐れられて来たその成績について見ていきたいと思います。

また、経歴と特徴についても調べてみました!
こんな凄い選手がどの様な経歴の持ち主なのか気になりますよね?

リーグ記録も色々とあると思いますので、打撃や経歴などと合わせて調べてみました。
それではライアン・ハワード選手の過去について詳しく迫っていきましょう!

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ライアン・ハワードのプロフィール

ライアン・ハワード
出典:http://phillyinfluencer.com/
名前:ライアン・ハワード
出身地:アメリカ合衆国 ミズーリ州
生年月日:1979年11月19日
身長:193cm
体重:108kg
プロ入り:2001年 ドラフト5位
デビュー:2004年9月1日

ハワード選手のプロ入りとなった2001年、映画館では有名となった映画が多数上映されていました。
世界ではどのような映画がこの年は人気だったのでしょうか?
興行収入別に見ていきたいと思います!

この年、第4位に入ったのはシュレックです。
日本でも人気の映画となっていますが、これは絵本の「みにくいシュレック」が原作と言われています。
そもそも原作は知らないかもしれないですね。

第3位はモンスターズ・インクです。
これもモンスターユニバーシティが出るなど人気作となっています。

第2位に輝いたのは、ロード・オブ・ザ・リングでした!
これも人気作となって続編が出ていますね!
最後に第1位は知らない人がいないと言う名作となった、ハリーポッターと賢者の石です!
これは言わずとも知れた名作ですね!

これは世界の興行収入なので、日本ではまた違います。
でも、今こうして見てみると懐かしいですね!

ライアン・ハワードの打撃成績は?

ハワード選手は現在はマイナー契約となっており、2017年からメジャーには上がって来ていません。
しかし、2016年までの13年間はメジャーで活躍しており、不動のレギュラーとして出場していたんです!
その打撃成績について見ていきましょう!

1年目となったのは2004年でした。
でも、この年は19試合の出場に終わってしまい、11安打、2本塁打、打率.282となってしまいました。
約1ヶ月の出場となっていますが、少ないチャンスをものにする事が出来ませんでしたね。

2年目は88試合に出場すると90安打、22本塁打、63打点、打率.288を記録しました。
打率や打点ではあまり高い数字とは言えないですが、本塁打はお見事ですね!
シーズンフル出場していたら40本塁打も狙えるペースでしたね!

3年目はレギュラーを獲得して159試合に出場しました。
182安打、58本塁打、149打点、打率.313をマークしたんです!
昨年以上の大活躍ですね!
これならハワード選手も三冠王を狙えそうですね!

三冠王の期待もかかる2007年は144試合の出場に留まりましたが、本塁打は47本を記録しました。
打点も136打点を記録していますが、安打数は142安打となっており打率は.262に終わってしまいました。
長打は変わらずの評価ですが、巧打力はイマイチの結果となってしまいましたね。

2008年は162試合全てに出場しました。
48本塁打を記録して146打点と高い数字を記録していますが、安打数はこの年もあまり多くはなく153安打で打率.251となってしまいました。
他球団のマークも厳しくなっているのかもしれないですね。

2009年は160試合で172安打を放ちました。
本塁打は45本と4年連続の40本塁打以上の大活躍を見せているんです!
打点でも141打点となっており、こちらも4年連続で130打点以上と凄い活躍を見せているんです!
ハワード選手はザ・不動の4番ですね!

この年は打率は少し向上を見せて.279となっていますが、もう三冠王を狙える位置にはいないですね。

2010年は143試合で152安打、31本塁打、105打点、打率.276となりました。
安打数は多かったですが、打席が多かったので打率は低めとなってしまいましたね。
しかも、本塁打も5年連続の40本が途切れてしまいました。
残念でしたね。

2011年は152試合で33本塁打を放ちましたが、安打は141安打で打率が.253となってしまいました。
この打率にしては116打点というのは多かったと言えますが、どんどんミートできなくなっていますね。

2012年は怪我の影響があり71試合に終わってしまいました。
打撃成績でも57安打、14本塁打、56打点、打率.219となってしまいました。
この時のハワード選手の怪我はアキレス腱断裂という重症でした。
アキレス腱断裂をしてシーズン中の復帰が出来ただけでも凄いと言えるので、打撃成績は問えないですね!

2013年も調子は戻らず、80試合で76安打、11本塁打、43打点、打率.266となりました。
前年よりは良かったですが、不本意だと言うことは誰が見てもわかってしまいますね。

2014年は153試合に出場していますが、127安打で打率.223となってしまいました。
本塁打も23本打っているハワード選手。
アキレス腱断裂する前の破壊力が影を潜めていますね。

アキレス腱を断裂してしまうとそのまま引退に追い込まれてしまう選手もいるので、それを考えると良い方なのかもしれないですね。

2015年も129試合で打った本塁打は23本塁打となっています。
打率も.229と低迷しており、完全復活を遂げることは出来なかったんです。
2016年も112試合で25本塁打を打ちましたが、打率は自己ワーストとなる.196となってしまいました。
散々でしたね。

アキレス腱を断裂してから成績を落としているハワード選手ですが、それでも毎年20本塁打以上を打っていることは凄いですが、最近はマイナー生活が続いてしまっています。

このまま引退となってしまう可能性はありますが、年齢的にと40歳目前となっているので、無理に頑張るよりはコーチとしての道を模索した方が賢明かもしれないですね。

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ライアン・ハワードの経歴は?

ハワード選手は、アフリカ系アメリカ人なので黒人です。
アメリカでは最近では減少していますが、黒人差別というものがありましたよね?
でも、ハワード選手は幼少期の頃、周りがほとんど白人という場所に住んでいたんです。
何か事情があったのかもしれないですね。

野球を始めるきっかけとなったのは、ハワード選手がまだ2歳の時にテレビでやっていた野球中継を見てバットを振る真似をしていたところ、そこに父親がやって来て2歳にして滑らかなスイングをしている姿を見て才能を感じたことがきっかけだったようなんです。
きっかけというのは色々ありますが、もしあの時に野球中継を付けていなかったらハワード選手は野球をやっていなかった可能性もありましたね。

当時は、カージナルスの本拠地球場から車で20分ほどの所に自宅があった為、よく観戦に行っていたようなんです。
その時は憧れていた選手は、オジー・、スミス選手やウィリー・マギー選手でした。
この二人は長距離打者ではなく、盗塁や小技でファンを魅了して来た打者です。
地味な選手が好きだったんですね。

ハワード選手は小学校の時から頭角を現して来たのですが、憧れていたスミス選手などとは違う長距離砲として頭角を現して来たんです!
12歳の時には最高飛距離121メートルの本塁打を打った事がある程パワーに長けていたんです!
この時、球場のネットを超えて隣にあったレストランに直撃しているんです。
凄い破壊力ですね!

そんな天性の才能を見せていたハワード選手でしたが、野球をやめていた時期があったんです。
それは高校時代です。
アメリカンフットボールは怪我の恐れが高かったので母親に止められてやる事が出来ませんでしたが、バスケットボールを始めると
見る見るうちに頭角を現し始めたんです!何をやっても凄かったんですね!

でも、バスケの才能はそう長くは発揮されなかったんです。
徐々にバスケでは落ちこぼれていき、泣く泣くバスケを止める事となってしまったんです。
その後は仕方なくという感じで野球をまた始めると、才能を発揮して行ったんです!
やっぱりハワード選手には野球しかないですね!

大学進学後も野球に専念して2000年の国際大会ではアメリカ合衆国代表として選出されたんです!
ここまで順調ですね!

でも、代表戦では木製バットに対応出来なかった為、プロからの評価を落としてしまったんです。
こんな事なら代表戦に出ない方が良かったかもしれないですね。

この後、日米大学野球大会に出場したハワード選手は、日本の山村路直投手や石川雅規投手と対決しました。
3試合で11打数2安打打率.182と押さえ込まれてしまったんです。
しかも、1試合は4三振してしまう事もあったんです。
ちょっと酷い結果ですね。

この時ハワード選手は「日本の投手はフォークボールが多くてあまり好きじゃない」とインタビューに応えているんです。
落ちる球は苦手だったんですね。

1999年から2001年までの大学3年間での通算成績は、172試合で打率.335、50本塁打、183打点となっているんです!
大学でも長距離打者として力を存分に発揮できましたね!

でも、2001年のドラフト会議の直前にはスランプに陥ってしまったんです。
これがドラフトに影響するかとも思われましたが、無事にフィリーズからドラフト5位指名を受けだんです!
1位でなかったのは残念でしたが、それでもプロ入りできたので良かったですね!

このドラフトの約1ヶ月後には契約を交わしてマイナーリーグでプロの生活をスタートさせたんです!
その後マイナーで壁にぶち当たってしまう事もありましたが、2004年にはメジャーデビューを果たすことが出来ました。

色々な経験を積んだハワード選手でしたが、今は年にも勝てずマイナー生活となってしまっています。
引退する前にはもう一度メジャーで姿をみたいですが、アメリカでは日本のように最後に1軍でプレーを!と言うのはあまりありません。
それをやっていたらきりが無いのでやらないのだと思うのですが、最後は静かに去っていくと思うと悲しくなって来ますね。

あと数年しかないと思われる現役生活ですが、悔いのない人生として欲しいですね!

ライアン・ハワードの特徴やリーグ記録は?

ハワード選手の最大の特徴は、メジャー球界No. 1と言っても過言ではないパワーだと思います。
メジャー歴代の本塁打記録の上位にいるバリー・ボンズ氏も並外れた破壊力を持っていましたが、ボンズ氏は薬物疑惑などもありました。

もし本当に薬物を使用していたとなると、パワーが増強されるので本塁打が増えていたと言うことになります。
と言っても、薬物では筋力を増加するものであり、バットに当てる為の薬ではありません。
なので、薬を使っていたからこの成績が残せたと言う事は一概には言えないと思います!

ハワード選手の全盛期はボンズ氏にも劣らないパワーを見せていました。
怪我をしてから本数は減ってしまいましたが、それでも20本以上打てると言う事は、下半身をあまり使わなくても打てるだけの腕力があると言う事なんです!
立派な特徴と言えますね!

また、ハワード選手には別の特徴もあるんです!
それは良いことではありませんが、ホームランバッターには付き物であることが多い事です。

そうです!三振の多さですね。
ホームランを狙う打者はフルスイングになるので三振が増えてしまうのは仕方のない事です。
ハワード選手も三振数は非常に多く、2度リーグワースト1位となってしまっているんです。
ワースト1位は不名誉なのでいらない記録と言えますね。

通算三振数も1843個とかなり多い数字となっています。
フルスイングをするとバットがブレてしまうので当たれば飛びますが、当たらない事が多くなってしまうので良し悪しと言えるかもしれません。

怪我をしてからは本塁打数が減少してしまっていますが、三振数は減少する事はなかったのでマイナー降格となったのかもしれないですね。

また、ここまで記録したリーグ記録はかず多くありました。
まず、タイトルとなったのは本塁打王と打点王です。
本塁打を始めて獲得したのは2006年でした。
この年は58本の本塁打で初タイトルを獲得しているのですが、同時に打点王も獲得しているんです!
首位打者を獲得できていれば三冠王でしたね。

その2年後となる2008年も本塁打王と打点王を獲得しています。
2009年でも打点王を獲得しているなど、本塁打2回と打点王を3回獲得しています。
多いタイトルの獲得とはなっていないですが、これだけ取れれば充分であると思います。

また、本塁打の最速記録も持っており、100号、150号、200号、250号でMLB最速記録を持っているんです!
300号と350号では最速記録を更新する事は出来なかったようですが、4回も最速となるなんて規格外のパワーだったんですね!

通算満塁本塁打はここまで9本記録しています。
これはフィリーズの球団記録となっており、球団にも名を残しているんです!

その他にもハワード選手は球団記録を持っており、1シーズンの本塁打数の58本と、2006年の故意四球数37個、2007年と2008年に記録した199個の三振数となっています。
2006年に記録した1試合の故意四球5つは、ナ・リーグタイ記録となっているんです!
敬遠が多かったんですね!

タイトル以外にも数々の記録を持っているハワード選手です。
球団側としては功労者として今後も優遇はしてくれると思います。

最終的に監督になれるかはわかりませんが、指導者となった時にはハワード2世と呼ばれる選手の育成を手掛けて欲しいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にライアン・ハワード選手について簡単にまとめると

①2016年までの13年間で382本の本塁打を放っており、打点が非常に高く6年連続100打点を挙げている。
三振が多かった影響で打率は低めとなっている。
②野球を始めたのは父親がハワード選手の才能に気づいたからである。
若い時から才能は発揮されていたが、バスケに進んだ時があったので、プロ入りが遅れてしまった。
③誰にも負けないくらいのパワーを持つ選手であるが、一方で三振も多い選手である。
これまでに本塁打王2回と打点王3回を獲得しているが、不名誉となる三振王も2回取ってしまった。

ハワード選手は通算382本の本塁打を放っています。
怪我をしてから本塁打の数は失速してしまいましたが、もしも怪我をしていなかったらどれだけ本塁打を放っていたのでしょうか?

250号本塁打までは最速記録となっていたのですが、250号本塁打を放ったのは2010年となっていました。
怪我をしたのは2012年なので、2012年からも30本の本塁打を打っていたとすると、436本の本塁打を打っていたと言う計算になるんです。

でも、これは2016年までの計算なのでそれだけ打っていれば2017年や2018年もメジャーに出場していたことは確かだと思います。
そうなると、2018年には通算500合本塁打も期待できていたかもしれなかったので残念でなりません。

これは仮想なので、実際怪我がなかったとしてもそこまでは行っていないかもしれませんが、ハワード選手はそんな期待を持たせてくれる選手だったので、不可能な数字ではなかったかもしれないですね。

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