クリス・ヤングの気になる打撃成績は?経歴や特徴と年俸や背番号についても

2018年からロサンゼルス・エンゼルスでプレーする事となった中距離打者と言えば?
大谷翔平選手と言ってしまいそうですが、大谷選手は中距離打者ではなく、長距離打者です!

怪我をしてしまった為長期離脱が余儀なくされていますが、試合に出ていれば2桁本塁打と期待できていました。
しかし、中距離打者というのはあまり本塁打は打てません。

本塁打が多くなくてもチームの勝利に貢献することは出来るんです!
その選手こそが、『クリス・ヤング』選手です!

ヤング選手はヤンキースやレッドソックスなど強豪球団に在籍していた経歴の持ち主です!
そんな選手のこれまでの打撃成績って気になりますよね?

ヤンキースやレッドソックスは打てて当たり前と考えられているのでプレッシャーもあったと思いますが、結果は出ていたのでしょうか?

またクリス・ヤング選手の経歴や特徴、そして、年俸や背番号についても調べてみました!
色んな選手がいると思いますが、長距離砲だけがメジャーリーガーではないので、中距離打者であるクリス・ヤング選手についても迫っていきましょう!

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クリス・ヤングのプロフィール

クリス・ヤング
出典:Twitter
名前:クリス・ヤング
出身地:アメリカ合衆国 テキサス州
生年月日:1983年9月5日
身長:188cm
体重:86kg
プロ入り:2001年 ドラフト16位
デビュー:2006年8月18日

2001年、ヤング選手は念願のプロ入りが叶って浮かれていたと思います。
そんな時、日本はどのような出来事があったのか覚えていますか?

この年は、歌舞伎町のビル火災によって複数の方が亡くなりました。
この事がキッカケで消防法が大きく改正された年でもあるんです!

21世紀が始まったと浮かれていた日本人でしたが、池田小事件の発生で児童8人が殺害されるなど日本では残酷な事件が続いていました。

大きな事件と言えば日本だけに留まらず、アメリカでも同時多発テロが起きた年でもあるんです。
このテロでは約1700人の方が亡くなる大惨事となりました。

あれからもう17年が経ちましたが、今でも悲しみに包まれています。
これら残忍な事件は決して忘れる事のないように追悼していきたいですね。

クリス・ヤングの打撃成績は?

ヤング選手のメジャー1年目となったのは2006年でした。
この年は30試合に出場しており、17安打、2本塁打、打率.243となっていました。
1年目なので仕方がないですが、結果を残す事は出来ませんでしたね。

でも、2年目は148試合に出場して見せたんです!
この年はレギュラーを獲得しており、135安打を打ちましたが、打率は.237と低くなっていました。
打席が多かったんですね!

打率はかなり低めとなってしまいましたが、本塁打は32本、盗塁は27個を決めているんです!
リードオフマンとしてレギュラーに定着してたので、塁に出ると言うことを頭に入れておかなければいけないのですが、この年の出塁率は.295となっていました。
打撃成績としては申し分ないですが、リードオフマンとしてはやや物足りなさを感じてしまいますね。

3年目からもリードオフマンとして160試合に出場したヤング選手。
155安打を打っていますが、打率は.248と相変わらず低い数字となっていました。
代わりに本塁打は22本を打っているのでメジャーリーガーとしては立派なレギュラーと言えると思いますね!

この年の出塁率は.315となっており、初の3割となりました。
打率が3割と言う方が良いのですが、この際どちらでも構わないですね!

4年目の2009年は134試合に出場しましたが、92安打と大幅に安打数を減らしてしまいました。
打率もヤング選手自身ワーストとなる.212となっており、頼みの本塁打も15本に終わってしまいました。
盗塁は3年連続の2桁となる11盗塁は記録していましたが、全く目立つことの出来なかった年と言えると思いますね。

5年目の2010年は、156試合で150安打を打っているので復活ができたヤング選手。
打率は自身最高となりましたが、それでも.257となっているんです。
この数字でも最高という事は、かなり巧打力はないという事になってしまいますね。

本塁打数は27本と復活を見せており、盗塁も自身最高となる28盗塁を決めています!
この2つの成績は主力として立派な数字であると言えますね!

2011年も156試合で134安打、打率.236と低かったですが、20本塁打、22盗塁を記録しているので、長打と走塁に関しては良かったのではないでしょうか!

2012年は出場数が減ってしまい101試合となってしまいました。
安打数も75、打率も.231と結果は出せませんでした。
本塁打は2桁には乗せていますが、14本となっているので、3年連続20本塁打を達成する事は出来ませんでしたね。

盗塁は2桁を記録することもできず、8盗塁に終わってしまいました。
結果の出なかった1年となりましたが、2013年は移籍によって新しいチームでのプレーとなりました。
これが吉と出れば良いですが・・・。

2013年の結果は、107試合で67安打、打率.200、12本塁打、10盗塁となってしまったんです。
散々な結果と言えますね。

2014年はシーズン途中での移籍で、2球団合わせて111試合に出場しました。
しかし、結果がついてくる事はなく72安打で打率.222、11本塁打、8盗塁となったんです。
年々下降していますね。

2015年は再び140試合と多くの試合に出場する事は出来ましたが、80安打、打率.252、14本塁打、3盗塁となっているんです。
この年は試合数は増えましたが、打席数は前年と変わらない数となっていました。
なので成績はあまり代わりませんが、近年で見ると良い方ではあると思いますね!

でも、今ではもう長距離打者と言えるだけの数字は残せていないヤング選手。
本塁打は9年連続で2桁本塁打は打っていますが、2016年には9本塁打となってしまっており、10年連続の2桁本塁打は逃しているんです。
記録も途絶えてしまったので厳しい立場となってしまいますね。

2017年も90試合と、100試合以上に出場する事すら出来なくなっているんです。
この年は本塁打もら7本と減らしており、これから更に厳しくなっていきと思います。

2018年はエンゼルスでプレーすることが出来ていますが、成績次第ではオフにFAとなってしまう可能性はあります。
現在のヤング選手は長距離砲ではなく、中距離打者と成り下がってしまったので、再び長距離打者に戻ることが一番レギュラーへと近づく道だと思います。

でも、メジャーリーグはそんなに甘くありません。
場合によってはこのままマイナーリーグに降格もあり得てしまうので、ヤング選手には頑張りを見せてもらいたいですね!

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クリス・ヤングの経歴や特徴は?

ヤング選手は高校卒業の時にシカゴ・ホワイトソックスからドラフト16位指名を受けました。
40人ほどいる中の16人目なので、上位な方での指名となりましたね!

この年の8月19日に契約を果たしましたが、この年はプロではプレーせずに終わっているんです。
メジャーではルーキーリーグに1年目から出場出来ます。
日本ではドラフトが秋となっている事もあると思いますが、ルーキーリーグのようなものはありません。
これは日本の悪いところの一つですね。

メジャーリーグの球団は大きな組織で動いているので試合数が日本とは比べものにならない程多いです。
その他でも学生である新人選手を試合に出せる環境が整っているので大物が育つのだと思いますね!

入団後のルーキーリーグに出場はしていませんが、着実にマイナーリーグで結果を出し始めました。
2年目の2003年はルーキーリーグで69安打、21盗塁を記録しているヤング選手。
走塁と巧打力で芽が出始めましたね!

その後、2006年にパドレス戦でメジャー初出場を果たしたヤング選手。
ダイヤモンドバックスでは活躍を見せていましたが、2012年のオフにマイアミ・マーリンズとオークランド・アスレチックス、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの3球団の三角トレードでヤング選手はアスレチックスに移籍となりました。
初めての移籍で不安もあったかもしれないですね。

日本では、十数年前に日本球団とメジャー球団とのトレード話が出ていた事がありました。
結局実現することはありませんでしたが、実現していればその後の野球界の活性化に繋がっていたことは間違いなかったと思いますね。

メジャーとのトレードと言うのは色々な問題が絡んでくるのでこれからも実現は無可能だと思いますが、メジャーでよく行われて三角トレードなら日本でも出来そうなものですよね?

今現在そのような話はないので、日本では三角トレードも行われないと思いますが、野球人口の減っている近年なので何か新しいことに挑戦してもらいたいところですね!

話はヤング選手に戻りますが、アスレチックスに移籍したその年のオフである2013年の11月1日にFAとなったんです。
アスレチックスは1年で退団となってしまうんですね。

11月22日にはニューヨーク・メッツと1年契約を交わして移籍が決まりました。
これで1年間は安泰かと思われましたが、2014年の8月9日にヤング選手は戦力外通告を受けてしまったんです。
残酷ですね。

その後は同じニューヨークにあるヤンキースに移籍となりました。
2015年のオフにはレッドソックスへと移籍となりました。
名門2球団に在籍出来たのは誇りですね!

2018年エンゼルスで大谷選手と同僚となったヤング選手。
大谷選手に日米で注目が集まっているのでヤング選手はあまり注目されていません。
でも、注目されない方がプレッシャーにはならないのでプレーに集中出来るかもしれませんね!

ヤング選手の出身はテキサス州のヒューストンとなっているので、最後はアストロズでプレーしたいかもしれません。
地元でプレーするという事は誰しもが思う事だと思いますが、地元志向の少ないメジャーではまだまだ実現できる選手は一握りとなっています。

ヤング選手がアストロズに移籍出来るように心の何処かで願ってあげましょう!

また、ヤング選手は全盛期の時は本塁打も打てる選手でした。
球団首脳陣はヤング選手に中軸を任せる事を考えていたようですが、本人はリードオフマンに強いこだわりを持っていたんです!
そんなに打率が高かったんでしょうか?

リードオフマンと言えば打率が残せる選手がやっている事が多いですが、ヤング選手は打率が残せないのにリードオフマンをやっていたんですね!

どうしてリードオフマンにそんなに強いこだわりを持っていたのかはわかりませんが、近年では長打力も衰えているので中距離打者となっています。
ヤング選手の最近の特徴として、低打率ですが意外性のあるバッティングが出来るという事だと思います。

年齢的にも衰えが見え始めています。
これまで打率3割を記録した事はないので衰えが見え始めた近年で3割を打つ事はないと思います。

でも、本塁打が昔のように打てるようになれば驚異の打者となれると思います。
三振の多さは変わらないので、このままではただ三振の多い中距離打者となってしまいます。
それだとこの先レギュラーを守り続ける事は出来ないと思うので、ベテランらしく勝負強さのあるバッティングでチームに貢献してもらいたいですね!

クリス・ヤングの年俸や背番号は?

ヤング選手はメジャー1年目となったダイヤモンドバックス時代の2006年の年俸は3600万円となっていました。
やや低めではありますが、一般的な年俸であると言えますね。

年俸が大幅に上がったのは2009年でした。
この年の年俸は2億1000万円となっているんです!
前年の年俸は4500万円程であったので、1億6000万円程上がったようですね!

ここから順調に年俸は上がっていき、翌年には3億8000万円となっているんです!
この頃は走攻守で活躍していた頃なので、正直まだこの年俸では安すぎると思います!
ただ、これでヤング選手本人が納得して契約書にサインしているのだから仕方がないですね。

ダイヤモンドバックス最終年となった2012年の年俸は7億7000万円となっていました。
まだメジャーの中ではこう年俸ではありませんが、スターへの道は駆け上っていたように思いますね!

2013年は、アスレチックスに移籍して9億3000万円となりました。
10億円を目前としましたが、2014年には8億円に下がってしまっているんです。
2013年は活躍できていないので仕方がないですね。

2014年から2015年までは恐らく2年契約だったのだと思います。
移籍したヤンキースでももちろん1年目は同じ年俸だったのですが、翌年は3億円まで落ちているんです。
2年総額11億円の契約をしていたのであれば2年目に一気にここまで下がっても不思議ではありませんが、単年契約の場合はよっぽどこんな事はありません!

2016年には7億1000万円に戻ってる事から推測すると、やはり2014年と2015年は2年契約をしていたのだと思いますね!

ちなみに2016年の2017年も2年契約を結んでいます。
2017年も同じ7億1000万円となっているので、安定のある契約内容だったのだと思いますね!

複数年契約には色々な内容があり、大きく分けると2種類となっています。
一つは毎年同じ年俸をもらうシステムとなっています。
もう一つは総額制で、その年によって金額が変わる内容となっています。
日本では毎年同じ年俸の複数年契約が一般的とされていますね!

どちらにしてももらう金額は同じです。
しかし、金額が安定していないとなると、翌年の税金が変わってきます。
税金を気にするような額ではないかもしれませんが、日本人からしてみれば安定した方が良いように思えてしまいますね。

2018年はエンゼルスと契約を交わしたヤング選手。
2017年のオフはスター選手ですら契約が難航していると言われていました。
その影響かもしれませんが、ヤング選手の2018年の年俸は2億2000万円となっていました。
大きく下がっていますね。

マイナー契約から這い上がって来たのかもしれませんが、前年と比べると下がり過ぎのような気もしますね。

自身最高年俸は10億円を超えることが出来ませんでしたが、背番号ではどんな番号を付けていたのでしょうか?

背番号は選手を示す大事な番号となります!
有名な選手となってくると、番号だけで覚えてもらえたりしていますが、ヤング選手は何番をつけていたのでしょうか?
移籍を多く繰り返しているのでそれなりに付けていた番号も変動していると思いますが、最初に付けていた番号は、24番となっていました。
日本で24番と言えば、巨人の高橋由伸監督ですね!

この番号は、2006年から2012年と2014年と2015年、そして2018年でこの番号をつけています!
なので現在は24番と言うことになるのですが、時折違う番号も付けています!
移籍先で必ず同じ番号が貰えるわけではないので仕方がないですね。

ヤング選手が過去に付けたことのある番号は、25番、1番、30番となっています!
それぞれ1年から2年程しか付けていませんでしたが、24番を付けていた時がヤング選手は一番輝いていました。
今は別としてですが・・・。

今は全盛期と同じ背番号をもらっているので、全盛期と同じくらいの成績とまでは言いませんが、それに近い数字を残してもらいたいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にクリス・ヤング選手について簡単にまとめると

①メジャーデビュー当初は長打を売りとしており高い長打力を発揮していたが、最近では本塁打は減ってしまい中距離打者となってしまった。
レギュラーを剥奪されてしまったので、まずはレギュラー奪取が必須である。
②ダイヤモンドバックスに入団したが、名門のヤンキースやレッドソックスにも渡り歩いた。
長打が打てる事が特徴の一つだったが、最近は打率が低いことか際立っている。
③2018年の年俸は大きく下がってしまい2億2000万円となっている。
これまで4種類の背番号を付けてきたが、一番多く、今でも付けているのは24番である。

ヤング選手は近年はあまり活躍が目立たなくなってきました。
若い時は長打力があって魅力的な選手でした。

打率が低かったのは残念でしたが、当たれば飛ぶという破壊力のあるバッティングを披露してくれていました。

数字上では最多本塁打は32本となっているので凄いホームランバッターではありませんでしたが、将来を期待される選手でした。

結果的にその期待に応える事は出来ませんでした。
2016年と2017年でも100試合を切っており、出場数をどんどん減らしてしまっています。

2018年は再起をかけた大事な年となりますが、全盛期と同じくらいの活躍が出来るかはわかりません。
と言うか、完全復活は今のままでは難しいと思います。

何かキッカケがあればまた20本塁打以上は打てると思いますが、今はそれよりも打率を向上させて安定感をら出す方が賢明かもしれないですね。

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