ネルソン・クルーズ(マリナーズ)の記録と年俸がスゴイ!打撃成績や守備力は?

シアトル・マリナーズで髭が特徴的なスラッガーと言えば?
『ネルソン・クルーズ』選手ですよね!

クルーズ選手はキリッとした眉毛としっかりと整えられた髭が印象の選手となります!
でも、野球の成績でもアメリカのファンの間では知らない人はいないと言うくらい知名度の高い選手となります!

日本でもたまにニュースで話題となることのある選手ですが、日本の野球ファンの間ではまだそんなに知名度は高くないかもしれませんね!

今回、クルーズ選手に迫っていくに従って、これまでに獲得したタイトルなどの表彰記録や年俸などについて調べてみました!

でも、一番知りたいのは打撃成績ですよね?
もちろん打撃成績についても調べていますが、打撃だけでなく守備についても見て行きましょう!

クルーズ選手には従兄がいるのですが、その従兄についても調べましたので一緒に迫っていきましょう!

クルーズ選手は髭の人!ではなく、打撃職人として見ていけるように見ていきましょう!

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ネルソン・クルーズのプロフィール

ネルソン・クルーズ
出典:https://cdn.com.do/
名前:ネルソン・クルーズ
出身地:ドミニカ共和国 モンテ・クリスティ州
生年月日:1980年7月1日
身長:188cm
体重:104kg
プロ入り:1998年 ドラフト外
デビュー:2005年9月17日

クルーズ選手の出身国であるドミニカ共和国って日本人にはどんな所なのかあまり知られていないですよね?

新大陸能力が高いので野球などスポーツは優秀な選手が揃っていますが、他にどんな国なのかはよく知りらないと言うあなたの為に、ドミニカについて少し調べてみました!

ドミニカの首都はサント・ドミンゴであり、ドミニカのお金はドミニカ・ペソとなっています。

ドミニカの最低賃金は1ヶ月で約6000ペソ、日本円で2万円となっていますが、ドミニカの平均的な6人家族で、1日3食しっかり食べるとなると1日600ペソ、日本円で2000円くらいがかかってしまうようなんです。

最低賃金が安すぎることでドミニカは貧しい家族が多くなっているようですね。
旅行するには良いかもしれませんが、移住には向かない国と言えるかもしれませんね。

ネルソン・クルーズの記録と年俸がスゴイ!

クルーズ選手はメジャーで13年間プレーしてきました。
その間、数多くの賞を受賞しています!

メジャーデビューしたのは2005年でしたが、タイトル獲得となったのは2014年でした。
この年は本塁打王を獲得しており、初めてのタイトルが打撃タイトルとなったんですね!

タイトルを獲得したのは2014年なのですが、2009年には初めてオールスターに選出されているんです!
でも、この時はファン投票ではなく監督推薦で出場となっているんです。
次はファン投票で出場を決めたいですね!

次にオールスターに選ばれたのは2013年でした。
この年はシーズン前に行われたWBCにも選ばれて出場しており、大会ベストナインに輝いているんです!
この大会はドミニカが優勝しているので、クルーズ選手は優勝に大きく貢献していたんですね!

話はオールスターに戻りますが、2013年のオールスターでもファン投票では出場出来なかったんです。
この時も出場権を得たのは監督推薦となっており、2度目もファン投票での出場は叶わなかったんですね。

でも、オールスターに出場出来るだけでも凄いと思います。
ちなみにオールスターには合計3回出場しているので、次はどうなのか気になりますね!

その3度目のオールスターは翌年の2014年でした。
2年連続の出場となりましたが、この年は見事にファン投票で出場が決まったんです!
3度目にして遂にファン投票で選出されましたね!

この年はファン投票でオールスターに出場しているクルーズ選手。
翌シーズンには他にも受賞したものがあったんです!

2015年に受賞したのは、外野手部門でシルバースラッガー賞、プレーヤー・オブ・ザ・マンスとなっています!
どちらも凄い賞であるとは言えませんが、クルーズ選手の打撃が評価された証であると言えると思います!

2017年もタイトルを獲得しました。
この年は打点王を獲得しており、その他にエドガー・マルティネス賞を受賞しているんです!
エドガー・マルティネス賞と言うのは、その年に最も活躍した指名打者に贈られる賞となっています。
シルバースラッガー賞と被りますが、この年同時受賞している事を考えると、同じような賞でも別の賞と言う事ですね!

メジャーには似たような賞がいくつかあります。
昔はそんなに多くなかった賞も年数が経って賞に値する選手が誕生すると新たな賞が出来上がるんですね!
10年後にはまた新しい賞が出来ているかもしれないですね!

打撃タイトルは本塁打王と打点王しか獲得していないですが、多くの賞を獲得しています。
そんな選手の年俸ってどれくらい高いのでしょうか?

クルーズ選手はマリナーズに移籍する前はオリオールズで8億8000万円の年俸をもらっていました。
それまでの成績からするとかなり少ない年俸なように感じますが、マリナーズに移籍した2015年に大きく変わったんです!
大幅アップとなったのでしょうか?

マリナーズとは4年総額67億5000万円で契約をしたんです!
なので1年単価にすると16億8000万円程となります。
4年契約は2018年で最終年となりますが、シーズン途中での契約延長も可能性はあると思います。
これからの活躍次第ですね!

2008年は20本塁打を放っています。
もしもマリナーズが契約延長をする事が出来なければ他球団に移籍となります。
どちらにしてもクルーズ選手と契約をするには20億円を超える年俸を出す事が条件となってくると思います。
いよいよスターとなる20億円超えが見られそうですね!

クルーズ選手の年齢的に複数年契約を結ぶ事は難しいかもしれませんが、2018年の活躍次第では不可能では無いと思います。
メジャーは日本と違って複数年契約をしていかないと所属球団なしでシーズンを迎えると言うことが起こってしまいます。
なので、安定を求めて複数年契約を求めるのは当然のことですね!

2019年にどれくらいの年俸になるのか!
はたまたどの球団でプレーすることになるのか!
全ては代理人に任せられることになると思いますが、2018年のオフはクルーズ選手の動向に注目ですね!

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ネルソン・クルーズの打撃成績は?

クルーズ選手は今やメジャーのスター選手となっていますが、デビュー当初からレギュラーを張っていた訳ではないんです!
意外ですよね!

デビュー年である2005年は8試合にしか出場しておらず、7打席で1安打に終わっていたんです。
打率は.200となっていますが、全くメジャーの投手陣に対応できていなかったんですね。

2年目は出場数を増やしましたが、それでも41試合となっています。
安打は29安打を打っており打率は.223となっていました。
打率は低いですが、本塁打は6本を記録しているんです!
極端に多いわけではありませんが、1年目の事を考えると成長見せる事が出来ましたね!

3年目は96試合に出場して72安打を放ちました。
打率は.235で本塁打は9本となっていました。
どちらも悪い数字ですが、この年は準レギュラーを獲得しています!
このままレギュラー奪取を見せてもらいたいですね!

でも、4年目の出場数は31試合となってしまったんです。
この年は出場数は少ないのですが、クルーズ選手は開幕直前にレンジャーズを一度戦力外となってしまい3A落ちとなってしまっています。
後半戦でやっとメジャーに返り咲いてこの試合となっているんです!
苦労した年だったんですね!

でも、この年は苦労した甲斐があったんです。
31試合で放った本塁打は7本、そして安打数は38安打を記録して打率は.330となっていました。
この勢いで1年間出場していれば40本塁打近く打てていましたね!

この活躍によって翌年2009年は右翼手のレギュラー筆頭候補となったクルーズ選手。
やっとレギュラー獲得できそうですね!

その期待の2009年は128試合の出場で120安打、打率.260となっていました。
打率は低めでしたが、この年は33本塁打、76打点、20盗塁を記録しているんです!
遂に打撃開花ですね!

一度は4A級の選手とはまで言われていましたが、この年でそれを払拭する活躍を見せる事ができましたね!

2010年は108試合と試合数は少なかったですが、本塁打は22本を記録しています。
本塁打数は減っていますが、打点は78、打率は.318、盗塁は17となっています。
本塁打以外では良い活躍であったと言えると思いますね!

2011年は124試合で125安打、29本塁打、87打点、9盗塁、打率.263となりました。
打率はまた低くなってしまいましたが、長打力は健在となっています。
試合数が伸びないのは心配ですが、この試合数で30本近い本塁打が打てるのはやはり凄いですね!

2012年はクルーズ選手の自己最多となる159試合に出場しました。
安打数は152安打で打率が.260となっていました。
打点は試合数も増えていたので90打点に伸ばしましたが、この年の本塁打数は24本に終わってしまっているんです。
昨年よりも試合数は多かったですが、本塁打は減らしてしまいましたね。

2013年はまた109試合と試合数を減らしましたが、本塁打数は27本を記録しています!
打率は相変わらず.266となっていますが、試合数が少ない時の方が本塁打数はあるように思いますね!

2014年はまた159試合にしています!
安打数は166安打を記録しており、打率は.271となりました。
打率は少し向上を見せていますが、気になるのは本塁打ですよね?
前回は多く出場した時は本塁打を減らしてしまいました。

今回の本塁打数は、なんと!40本を記録していたんです!
試合数に合った本塁打を打つ事が出来ましたね!

この年は打点でも初の100打点となる108打点を記録しています!
これで1年間戦える事がやっと証明できましたね!

2015年は152試合で178安打を放ちました。
打率は自身2度目の打率3割となる.302を記録しました!
本塁打でも昨年を超える44本塁打を打っており、前年よりも遥かに良い成績を残しているんです!
もうクルーズ選手のバットが止まらなくなったようですね!

2016年も155試合で169安打、打率.287でしたが、43本塁打、105打点を記録しました!
これで3年連続の40本塁打達成となっており、スター選手となったんですね!

でも、クルーズ選手の活躍はまだ終わっていません。
2017年も155試合で160安打、打率.288で39本塁打、119打点をマークしているんです!
40本塁打に届かなかったのは残念ですが、これまでの3年間と変わらない成績を残しました。
超安定の活躍ですね!

2018年もシーズン半分程で20本塁打は打っています!
この調子で怪我をしなければ40本塁打は打てると思うので、最後まで頑張ってもらいたいですね!

年齢的にもう衰えが出始めてもおかしくはないので、年に負ける事なくまだまだ現役で活躍して欲しいですね!

ネルソン・クルーズの守備力は? 従兄についても

クルーズ選手の守備位置は主に右翼手となっています。
足が遅いわけではありませんが、あまり守備能力が高くないと判断されているのかもしれませんね!

1年目は合計試合数が8試合しかなかったので守備も右翼が6試合と左翼が2試合となっていました。
これだけ試合数が少ないので失策数はありません。
逆にこの試合数で失策があった方がヤバイですよね!

2年目は一度も守備には就いていなかったので守備成績はありませんでした。

3年目は38試合に右翼で出場しています!
この年も失策はありませんが、これだけ試合数が少ないと数字上では上手いのかどうかが分かりませんね!

4年目も31試合と試合出場数は少なかったですが、この年はメジャー初となる失策を記録してしまったクルーズ選手。
しかも、1回ではなく2回もエラーしているんです。
何か焦ることがあったのかもしれないですね。

この年の守備率は.973となっており、数字上ではあまり良い結果とは言えませんでした。
でも、外野から併殺は1度だけですが取れているので、守備の面でも着実に成長は出来ているのではないでしょうか。

5年目は準レギュラーとして後半にはスタメンに定着するようになりました。
120試合に右翼で出場して失策数は3つとなっていました。
失策は少ない方であると言えるかもしれませんね!

刺殺も294個を記録していますが、併殺2個、捕殺11個はどれも高い数字とは言えません。
でも、この年はまだ1年間メジャーで出場していたわけではないので、安易に悪い数字だ!とは言えませんね!

6年目は右翼手で94試合、左翼手で14試合に出場しています。
右翼手では5つの失策を記録しており、守備率は.979となっていました。
外野手で失策5つは正直多いですね。

7年目の2011年は109試合に出場しいますが、失策数は5つは記録しました。
守備率は前年とほぼ同じ.978となりました。
その他捕殺や併殺もあまり良い数字を残せていません。
もしかすると守備には積極性がないのかもしれませんね。

でも、8年目の2012年には右翼手として151試合に出場しました。
ライトのレギュラーとなったクルーズ選手でしたが、数字上はやはりあまり良い数字ではなかったんです。
捕殺の9と刺殺の286は決して悪くはありませんが、と言うかむしろ良い方であったと言えると思います。

失策は4つを記録しており、外野手としては多い数字となっているんです。
日本でも失策4つと言えば外野手でも多くはないと思われるかもしれませんが、外野手は基本的に慌てなければ捕球出来るような球が多いので失策というのはあまり記録されません。

そこで!どうして毎年失策を記録してしまうのでしょうか?
そう考えた時、積極的に行き過ぎて捕球出来ていないのではないかと考えました!
一度グラブに当たって落としてしまえば失策と記録されてしまいます。
失策を恐れて無理に撮りに行かなければ失策を記録することはないですが、怠慢守備と言われる可能性は出てきます。
外国人選手ではよくある事ですね。

2017年までに記録した失策数は32個となっています。
試合数の割には多いと言えるのですが、あまり多く失策を記録してしまうくらいなら取りに行かない方が良いのでは?
と思いがちですが、クルーズ選手本人のやる気を削ぐわけには行かないと言う事ですね!

でも、これはあくまで推測です!
ゴールドグラブ賞の受賞は一度もないので、思いっきりの良い守備はしていない可能性はあります。

数字上で判断すると、捕殺や刺殺の多さから怠慢な守備ではないと思われますが、実際のところどうなのかは未知であります。
実際に試合を見てみると良いかもしれませんね!

そんな活躍するクルーズ選手ですが、クルーズ選手には従兄がいる事を知っていましたか?

名前はアマウリ・リーバスという選手なのですが、聞いた事ないですよね?
実はメジャーにいる訳ではないんです!

リーバス選手が在籍していたのは台湾球団の統一セブンイレブン・ライオンズだったんです!
この前は2005年からブルワーズのマイナーでプレーしていましたが、2014年から台湾へと活躍の場を移しているんです!

これから台湾で活躍して順風満帆な生活を得る!と期待していましたが、台湾では5試合に先発登板して1勝0敗、防御率2.08となりました。
結果を残せたのかどうか微妙な数字となっていますが、このチームはこの年限りで退団となりました。

でも驚きなのはその後なんです!
中日ファンならこの選手、知っていますよね?
2015年に中日ドラゴンズに在籍していたリーバス投手なんです!

日本ではオープン戦で炎上して以来投げなくなってしまったのでシーズンオフに解雇されてしまいました。
実力を発揮することは出来ませんでしたか、日本でもプレーしたと言う事は本当に驚きですね!

そして、リーバス投手の従兄がクルーズ選手だったなんて更に驚きですね!
従兄のリーバス投手は活躍できませんでしたが、クルーズ選手はメジャーのスター選手として活躍を見せているので、これからも応援していきたいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にネルソン・クルーズ選手について簡単にまとめると

①2015年と2017年は多くの賞を受賞している。
2018年の年俸は16億8000万円となっており、複数年契約の最終年でもある。
契約延長なるかはまだわからない状態である。
②メジャー13年間で放った本塁打は323本塁打となっている。
近年は4年連続で35本塁打以上を打つ活躍をしており、2018年も40本塁打を超える勢いである。
③守備は主に右翼手となっており、守備率はそんなに悪い方ではない。
従兄も野球選手であるが、現在は引退している。
日本でもプレーしたことのあるリーバス投手である。

クルーズ選手は入団してからマイナーでは大活躍を見せていました。
しかし、メジャーに昇格すると活躍できなくなっており、典型的な4A選手と言われていました。

日本でも2軍ではズバ抜けていても1軍に上がると全く打てなくなってしまう選手というのは少なくありません。

1軍と2軍のレベルの差が大きいのかもしれませんが、1軍で活躍出来ないとプロ野球選手とは言えません。

メジャーでも同じようにメジャーで活躍してこそのメジャーリーガーとなります!
クルーズ選手は今のように大活躍できるまでには少し時間が掛かりましたが、今となっては大事な時間だったのかもしれません。

人はどんなキッカケでどんな結果が生まれるかわかりません。
これまでの全ての経験があったからこそ今のクルーズ選手があると思うのです、これからも時間を大切にして頑張ってもらいたいですね!

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