ヒューストン・アストロズのエース候補No. 1右腕と言えば?
『ゲリット・コール』投手ですよね!
コール投手は日本ではあまり知られていない投手ですが、ドラフト1位指名を受けた期待の投手なんです!
既にエース格として結果を残しているコール投手ですが、コール投手の潜在能力からするとまだまだ成長段階であると言えると思います。
これまでどれ程の投手成績を残してきているのか気になってきますよね?
これからまだ成績を伸ばしていくと思いますが、過去の成績について見ていきたいと思います!
また、経歴や代表歴があるのかについても見ていきたいと思います!
ドラフト1位とあって皆が期待していると思いますが、期待するには代表としても出場していると思うので、詳しく見ていきましょう!
コール選手の特徴や年俸についても合わせて詳しく迫っていきましょう!
[quads id=1]
ゲリット・コールのプロフィール
出典:https://news.yahoo.co.jp/
出身地:アメリカ合衆国 カルフォルニア州
生年月日:1990年9月16日
身長:193cm
体重:108kg
プロ入り:2011年 ドラフト1位
デビュー:2013年6月11日
コール選手はドラフト1位ですが、メジャーと言えどドラフト1位だからと言って必ず活躍できると言うわけではありません。
日本でもコール選手がプロ入りとなった2011年には12名のドラフト1位選手がいましたが、その中で大活躍をしているのは1人か2人くらいしかいません。
日本ハムに関しては、菅野智之投手を指名して拒否されているのでこの年のドラ1は不在となってしまいました。
2011年のドラフト1位選手で一番活躍している選手と言えば、広島カープの野村祐輔投手です。
エース級の活躍を見せている野村投手ですが、野村投手ですら不振になった時期はありました。
絶対的なエースとなれている投手もいなければ、4番となれるような打者も育っていない年となっています。
一番残念だったのは巨人のドラ1選手でした。
巨人のこの年のドラ1位選手は松本竜也投手でしたが、松本元投手は野球賭博によって解雇となってしまっています。
実力を発揮する前に解雇となってしまったので、野球賭博がなければ今頃主力投手として活躍していた可能性もあったので残念ですね。
ゲリット・コールの投手成績は?
コール投手はまだメジャーデビューしてから5年しか経過していません。
でも、アストロズでは既にエース級として高い評価と高い期待を背負った投手となっています。
5年というのは長いようで短い期間です。
その期間にどれだけの数字を残しているのか?見ていきましょう!
1年目となったのは2013年でした。
つい最近のように思ってしまいますが、もう5年も前なんですね!
この年は19試合に登板して、全て先発登板となりました。
勝敗は10勝7敗を記録しており、1年目にして2桁勝利を挙げているんですね!
でも、打者に助けられたという事もあるので勝利数が多いからと言って一概に評価は出来ません。
それを判断するのは防御率です!
この年の防御率は3.22となっていました。
一般的にメジャーでは3点代でも良いと評価されます。
なので、3.22となっているコール投手は自力で2桁勝利を挙げたと言っても過言ではなさそうですね!
また、この年投げた投球回数は117イニングとなっていました。
規定投球回数には到達していませんが、打たれた本塁打は7本となっていました。
与えた四死球も31となっておりあまり悪い数字ではあまりせん。
むしろコントロールの良い投手であると言えるのではないでしょうか!
華々しい活躍で終えた1年目でした。
迎えた2年目は22試合に登板しました。
前年よりは多くなっていますが、1年間ローテーションは守っていないようですね。
22試合の登板で、挙げた勝ち星は11勝となっています!
敗戦数も5敗と前年よりも減らしており、2年目のジンクスなんてものは感じさせない活躍だったようですね!
この年の防御率は3.65となっており、前年と比較すると少し悪化はしていますが、まだ3点代となっているので高い評価は得られそうですね!
前年、唯一パッとしなかったのが奪三振でした。
しかし、2年目のこの年は138イニングで138奪三振を奪う活躍を見せています!
投球回数と同じ奪三振を記録できていれば十分と言えそうですね!
3年目は更に大きな期待がかかっていたと思います!
それを証明するように登板した試合数は32試合となっているんです!
3年目にしてやっと1年間ローテーションを守ったようですね!
この年はローテーションを守っただけではなく、チームの勝利にも大きく貢献する大活躍を見せているんです!
その数字は、19勝8敗、防御率2.60、208イニングで202奪三振を奪っています!
ここでエース級として一気に評価を上げたんですね!
シーズン19勝を挙げる大活躍を見せた2015年でしたが、残念ながら最多勝利のタイトル獲得はなりませんでした。
タイトル獲得は出来ませんでしたが、それに等しい評価はしてもらっていると思うので、腐らず頑張って欲しいですね!
4年目となる2016年は21試合の登板で7勝10敗に終わってしまいました。
前年の活躍が嘘のようですが、この年は肘に不安を抱えていたようなので思うような投球が出来なかったのかもしれませんね。
でも、防御率は3.88を記録しているんです。
調子を落としていながらも3点代をキープ出来るなんてやっぱりエースとしての素質はあるのだと思います。
2016年に勝ち星が伸びなかったのは、打線の援護がなかったからとも言えるのかもしれませんね!
5年目となる昨年の2017年は、33試合に登板を果たしました。
2年ぶりに30試合超えを果たしましたが、この年はの勝利数は12勝に留まってしまってるんです!
その原因は敗戦数の多さでした。
この年記録した敗戦数は12敗となっており、勝利数と同じ数負けているんです。
でも、前年は打線の援護の無さで負け越していたことを考えると、この年も援護がなかったのかもしれません。
そう思って防御率を見てみると、4.26を記録していました。
初めての4点代となってしまいましたが、メジャーではよくある事なのであまり心配するような事ではないかもしれませんね。
ここまでの通算で59勝42敗となっています。
防御率は3.50となっており、通算成績としてはまずまずの成績を残していると言えそうですね!
まだ年齢も27歳と若い投手です。
蓄積疲労と言うのもまだ感じないと思いますが、一度肘を痛めているのであまり無理をしてしまうとまた再発してしまう可能性もあります。
野球選手として長くプレーして欲しいと言うことはファンとして思う事ですが、チームとしては少し無理をしてでもエースとして結果を出せるように頑張ってもらうことが理想なのだと思いますね。
これからどんな投手となって行くのかわかりませんが、寿命の長い投手となって行って欲しいですね!
[quads id=2]
ゲリット・コールの経歴や代表歴は?
コール投手が産まれたのはアメリカのカリフォルニア州のオレンジ郡でした。
カリフォルニア州と言えば、本拠地を置いている球団が5球団あります!
その球団はジャイアンツやアスレチックス、ドジャースやエンゼルスとパドレスがあります!
意外に多いですね!
この中で一番人気と言えばドジャースですが、いずれにせよこの5球団の中にファンの球団があると思いましたが、実はコール投手が好きだった球団はニューヨーク・ヤンキースだったんです!
ヤンキースは全国的に人気の球団となっているので不思議ではありませんが、コール投手がヤンキースを好きになった理由は、父親がニューヨーク育ちだったからだそうです!
お父さんは熱狂的なヤンキースファンだったんですね。
当時コール投手が憧れていた選手はリベラ投手やクレメンス投手でした。
野球観戦にも訪れることがあり、ある時の試合に観戦しに行った際にヤンキースの選手と同じホテルに宿泊となったようで、そこでジーター選手やバーニー・ウィリアムス選手にロビーであった時は凄く感激したようなんです!
野球好きの人であれば、感激して当然ですね!
幼少期の頃から野球をやっていたこともあって、高校時代には最速157km /hを計測するようになってプロのスカウトの注目を浴びるようになったんです!
高校生で157km /hを投げれるのは、アメリカ人でも凄いと言えますね!
そして、高校卒業時のドラフト会議ではドラフト1位で指名を受けたんです!
その球団は、なんと!ニューヨーク・ヤンキースだったんです!
願っても無い大チャンスですね!
でも、コール投手はヤンキースが条件提示をする前に断りの連絡を入れているんです。
幼い時からヤンキースファンだったのにどうして断ったのでしょうか?
それは、大学に進学する意思が固まっていたからなんです。
それでも野球人として、ファンである球団からの1位指名を拒否して大学に行くなんて、正直コール投手以外にはいないと思いますね!
その後、予定通り大学にしたコール投手は大学でも順調に結果を残していきました。
2010年には世界大学野球選手権大会で2年連続米国代表として来日しているんです!
日本に来たことがあるなんて意外ですね!
この年はキューバと決勝戦で対戦しており、7回を投げて10安打を浴びてしまいましたが、失点は0に抑える力投を見せました。
キューバを相手に無失点は凄いですね!
この時の大会で、コール投手は通訳を介して斎藤佑樹投手に「いつかアメリカに来いよ」と言葉をかけているんです!
斎藤投手は大学時代までは凄い投手として知られていましたが、現在はメジャー移籍なんて夢のまた夢となってしまっています。
でも、大学時代に結果を残していたからこそ、コール投手に声を掛けてもらえたんですね!
一生の思い出となりそうですね!
翌年の2011年のドラフト会議では、ドラフト1位でピッツバーグ・パイレーツから指名を受けて入団となりました。
この年、同じ大学のトレバー・バウアー投手も全体3位で指名を受けています。
同一大学で3位以内に2人が指名されたのは、1978年以来となる快挙となったんです!
この年のこの大学は当たり年だったんですね!
パイレーツと交わした契約では800万ドルだったのですが、2013年までにメジャーに昇格すると900万ドル以上となる特殊な契約となっていたんです。
実際、2013年にデビューしているので900万ドルはもらっていると思います。
2年でデビューなんて凄いですね!
2018年は活躍の場所をアストロズに移してのプレーとなりました。
まだ移籍1年目ですが、すでに2桁勝利を挙げる活躍を見せてくれています。
2018年は何処まで成績を伸ばすかわかりませんが、もしかすると自己最高の数字を叩き出す可能性もあると思います。
コール投手ならやってくれそうですね!
パイレーツ時代に19勝を挙げてからエース格として信頼されて来ましたが、代表選に出場した事はあるのでしょうか?
2013年と2017年にはWBCが行われましたが、コール投手は選ばれているのでしょうか?
答えは、選ばれていないんです!
コール投手が19勝を挙げたのは2015年だったので、WBCの選考となる2012年と2016年には目立つ活躍が出来ていないんです。
エース格として知られていても代表戦は出場出来ていないんですね。
唯一代表として出場したのは大学の野球選手権大会だけでした。
この時は活躍しているので今も代表戦に出場すれば活躍できるとは思いますが、シーズンで結果を残さなければ代表には選ばれないので、まずはシーズンでエースとして結果を残す事が先決と言えそうですね!
まだ若い投手なので、これから幾度となく代表戦に出場していくと思いますが、斎藤佑樹投手と対戦できる日が来ると良いですね!
ゲリット・コールの特徴や年俸は?
コール投手は大学時代は最速157km /hを投げていました。
今はどれくらいのスピードを計測しているのかと言うと、最速は161km /hとなっているんです!
日本では160km /hを超えていれば大騒ぎされますが、アメリカでは珍しいスピードではないですね!
速球派の投手となっているので、勿論投球は速球中心に行われていました。
速球系の球種はフォーシームとツーシームとカットボールの3種類を投げています。
それは今も昔も変わらない投球術となっているのですが、今まではこの3種類の速球系の球種に加えて変化球はスライダーとチェンジアップを投げていました。
意外と普通の球種ですね!
速球派の投手ならチェンジアップは有効と思いますが、コール投手が投げていたチェンジアップは142km /h程とやや早いチェンジアップとなっていたんです。
しかも、もう一つの変化球であるスライダーの速度も同じくらいだったんです。
その為、打者が慣れて来ると打たれてしまうという結果になっていたんですね。
今までは、完全な速球派投手であり、特徴としても力で押すタイプの投手であると言えていたと思います。
でも、今は違うんです!
緩急を付けなくてはもう結果が出ない!という事に気付いたコール投手は、カーブを習得したんです!
カーブを投げるようになった事で、チェンジアップも球速が落ちて緩急として使用できるようになったんです!
それで結果が出るようになったんですね!
2015年以降は速球とあまり球速差がないスライダーとカットボールを封印してしまっているんです。
メジャーでは手元で動く球が有効と言われています。
なので、カットボールやツーシームを覚える事があっても、逆に封印してしまうなんて聞いた事がないですね。
また、今のコール投手には最大の特徴があるんです。
それは、リリースポイントに問題があるという事なんです。
良い意味ではないので克服していきたいと思っているとは思いますが、簡単に克服できるのであれば誰も苦労はしていないと思います。
苦手の克服はどんな一流な選手でも難しい事ですね!
リリースポイントが悪い事で失投が多くなってしまっているようですが、実は制球力は悪くないんです!
少し矛盾しているようにも思えてしまいますが、失投は抜けてしまう事で起きる現象なので、コントロールとはあまり比例していません。
なので、リリースポイントが改善されるだけで失投が減り、被本塁打や被安打が減る事で今よりも数字が残せるようになる可能性が高いんです!
まだ伸びしろのある投手なんですね!
今、主な特徴としては緩急の使える速球派投手と言えますが、これから数年先はまた違うタイプの投手となっている可能性はあると思います。
大化けするその日まで楽しみに待ちたいですね!
今の現状でもある程度の成績は残しています。
という事は、年俸は必然と高くなっているに違いありません。
メジャーでは複数年活躍しないと大幅な年俸アップはありません。
コール投手も例外ではなく、大幅に年俸が上がったのは5年目の2017年だったんです。
つい最近ですね!
2017年の年俸は、約4億1000万円となっているんです!
前年の年俸は約6000万円だったので、3億5000万円も一気に上がっているんですね!
羨ましいですね!
2018年も大幅に上がっており、約7億5000万円となっているんです!
ここ2年間で約7億円も上がっています。
このままいけば2019年には10億円超えは確実と思われます。
2018年は既に2桁勝利を挙げているので、負けが先行していかなければ大幅な年俸アップはすると思いますが、ここまで行くと20億円超えを目指して頑張ってもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にゲリット・コール投手について簡単にまとめると
エース級として期待されているが、2017年は初めて防御率4点代を記録してしまった。
②幼少期の頃からヤンキースファンであったが、ヤンキースからのドラフト指名を拒否している。
代表歴は大学の時のみで、プロに入ってからは出場した事がない。
③今の特徴は緩急を上手く使う速球派投手である。
年俸が大幅に上がったのは2017年となっており、2018年の年俸は7億5000万円となっている。
コール投手はエースとしての素質は十分にありますが、絶対的なエースには成りきれていません。
エースと言うのは良い投球が出来るからと言ってなれるものでもありませんが、シーズン15勝以上を挙げられる投手であればあとはメンタル面だけでエースとなれると思います。
そのメンタルというのが難しく、日本でも実力は確かなのに、メンタルが弱くて先発の柱となれない投手は沢山います。
でも、そんな投手は吹っ切れた時に凄い力を発揮してくれます!
コール投手も2015年に吹っ切れたと思いましたが、2016年以降は安定感があまりない状態が続いていました。
2018年は好調を維持しているので 、アストロズでもエースクラスとして評価されているので、真のエースとなれるように今度こそは複数年続けて安定した成績を残していって欲しいですね!
[quads id=4]