入団からセントルイス・カージナルス一筋で現在主力として活躍する内野手と言えば?
『マット・カーペンター』選手ですよね!
カーペンター選手は内野手と言っても外野もこなせるユーティリティーさがある選手です。
複数ポジションをこなせると言うことは守備の才能と器用さがあるからこそだと思います。
そしてカーペンター選手の打撃成績も気になるところ。
メジャーリーガーの野手である以上、誰もが打撃には期待しがちです。
そのプレッシャーから思ったような成績を出せない選手も多いですが、カーペンター選手はどうなのでしょうか?
また、表彰記録や特徴についても見ていきたいと思います!
カーペンター選手って正直日本ではあまり知名度の高い選手ではないので、まだまだ謎の多い選手であるので、経歴や年俸についても見てみたいと思います!
それでは早速カーペンター選手について迫っていきましょう!
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マット・カーペンターのプロフィール
出典:https://baseballgate.jp/
出身地:アメリカ合衆国 テキサス州
生年月日:1985年11月26日
身長:190cm
体重:97kg
プロ入り:2009年 ドラフト13位
デビュー:2011年6月4日
マット・カーペンターの打撃成績は?
カーペンター選手は2018年現在32歳となっていますが、まだメジャーで7年しかプレーしていません。
プロ入りが遅かったのでメジャー経験も長くないと言う結果になっているのだと思いますが、そんなに長くプレーしていなくても結果は素晴らしかったんです!
その成績について見ていきましょう!
プロ入りは2009年となっていますが、メジャー1年目となったのは2011年でした。
大卒入団でしたが、即戦力とはなれなかったんですね。
カーペンター選手は2011年も初出場を記録はしていますが、この年に記録した出場数は7試合となっているんです!
7試合で立った打席数は19打席となっていましたが、安打数は1安打に終わってしまいました。
打率も.067と1割にも満たない打率となっており、酷い結果となってしまいましたね。
翌年はメジャー昇格も危ぶまれましたが、114試合に出場することが出来ました。
準レギュラーとして出場していたこの年は87安打を放って、打率.294、6本塁打を記録しました。
まずまずの数字と言えますね。
打席数の多くなかったこのシーズンでしたが、この年に記録した二塁打数は22本となっていたんです!
カーペンター選手は中距離打者として頭角を現し始めたようですね。
2013年には157試合に出場をして199安打、打率.318、11本塁打を記録したんです!
打点も主力級と言える78打点を記録しており、一気に存在感を示しましたね。
前年多くの二塁打を記録していましたが、この年はどうだったのでしょうか?
気になるその数字は、55本となっていたんです!
日本ではあまりお目にかかれない二塁打数ですね!
完全に中距離打者として芽が出たカーペンター選手ですが、打率も高いので有能選手であると言えますね!
4年目となった2014年も158試合に出場していましたが、記録した安打数は162安打となっていました。
前年よりは数字を落としてしまいましたが、それでも試合数は超えているのでマシと言えそうですね。
この年の打率は.272となっており3割には届きませんでしたが、マークされている中でも奮闘はできたのではないかと思います。
2013年は55本の二塁打を放つ大活躍でしたが、2014年の二塁打数は33本に留まってしまいました。
カーペンター選手は、22本も 減らしていますが、30本超えでも充分とは言える数字でありますね!
マークが強くなっていたので本塁打も前年よりも減らしてしまい、8本に終わってしまいました。
思うような結果は残せなかった年となってしまいましたが、レギュラーとして多くの試合に出場出来ただけでも良かったのかもしれないですね。
2015年も154試合と多くの試合に出場しました。
フル出場は出来なかったので、次はフル試合出場を目標にしてほしいですね!
カーペンター選手のこの年は安打数は156安打となっており、打率は前年と全く同じ.272となっていました。
打率は高いとは言えないですが、二塁打は44本を記録しているんです!
二塁打王復活ですね!
更にこの年は本塁打でも見せてくれたんです!
この年に記録した本塁打の数は28本となっていたんです!
カーペンター選手は自己最多を17本も更新する大活躍ですね!
本塁打が増えれば自然と打点も増えて、この年は自己最多の84打点を記録することができました。
欲をかけば100打点を記録して欲しかったですが、打点に関しては他の打者も絡んでくることなので、なんとも言えないですね。
2016年も大きな期待を背負うこととなりましたが、この年は129試合の出場に終わってしまいました。
安打数は128安打と少なくなってしまいましたが、本塁打の方は21本を記録したんです。
数的には減っていますが、20本を超えとなっていれば充分ですね!
しかも、この年は二塁打も36本を記録しているんです!
三塁打も6本を打っているので合計63本の長打を放っていることになります。
安打数が128安打だったので、長打率は.505を記録したと言うことになります。
安打の2分の1で長打を打ったんですね!
前年よりも数字は減らしてしまっていますが、長打率は上げることに成功しました。
打点は68打点と少なかったですが、長打をこれだけ打っていればチャンスメークにはなっていたと思います。
逆にチャンスには弱いのかもしれませんが、下位打線を打つのであれば心強い選手となること間違いなしですね!
カーペンター選手の2017年は145試合の出場で120安打となってしまいました。
打席数も少なかった訳ではなかったので、打率は自己ワーストとなる.241となってしまいました。
ずっと.270代の打率を残す安定ぶりを発揮していたのに、この年は少し違ったんですね。
本塁打は23本を記録していますが、打点も69打点と少なめとなってしまいました。
自慢の二塁打は31本と30本塁打超えはしましたが、らしさのない年となったことに違いはありません。
疲れもあったのかもしれないですね。
この年は長打率が.451と3年ぶりに5割を下回ってしまいました。
二塁打数が少し減ったことが影響していたと思われますが、長打率を意識するような成績ではないのであまり気にすることではなさそうですね。
最高の中距離打者としてこれからも安定した成績を残してくれると思いますが、二塁打がどれだけ増やせるかが鍵となってきそうですね!
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マット・カーペンターの表彰記録や特徴は?
カーペンター選手はまだメジャーで7年しかプレーしていません。
でも、ここまで数多くのタイトルや表彰を受けているんです!
その記録について見ていきたいと思います!
初めてタイトルを獲得したのは3年目となる2013年でした。
この年は、199安打で最多安打を獲得したんです!
惜しくも200安打を達成することは出来ませんでしたが、タイトルを取れた事には変わりはありませんね!
最多安打はリードオフマンをやっている選手なら誰もが欲しがる賞であります!
最多安打を取れた事によってこの年はシルバースラッガー賞にも輝く事が出来たんです!
タイトルを取れている程なのでシルバースラッガー賞が取れない方が逆に不思議だったかもしれないですね。
また、カーペンター選手は二塁打の多い選手です。
前年は少ない試合数でありながら多くの二塁打を放っていました。
2013年は最多安打を獲得する程多くの安打を打ちましたが、二塁打はどうだったのでしょうか?
その数字は55本となっています。
この年も多くの二塁打を放っており、勿論リーグ最多となったんです!
メジャーリーグでは標準でどれくらいの二塁打を毎年記録しているのかはわかりませんが、50本を超えていれば良いことは間違いなさそうですね!
日本では40本を越えれば最多となる可能性はかなり高いです。
でも、実際40二塁打を打てる選手はほとんどいません。
走塁技術のない選手や、当たりが良くないと二塁打には出来ないので、もしかすると本塁打よりも難しいのかもしれませんね。
ちなみに、シーズン二塁打記録は1931年にレッドソックスに在籍していたアール・ウェッブと言う選手が記録した67本が最高となってるんです!
ナ・リーグではジョージ・バーンズ選手とジョー・メドウィック選手の64本が最多となっています。
60超えとはさすがですね!
カーペンター選手が記録した55本と言う記録では、通算10位にも入ることは出来ません。
意外にも上には上がいると言うことなのですが、それでも素晴らしい結果であったと言えますね!
2013年は最多安打や二塁打王の他に最多得点にも輝いているんです!
二塁打や得点と言うのは賞としてあるわけではないので、目立つ事はなかったと思いますが、最多得点となっていると言うことはチームに大きく貢献したと言えると思いますね!
2013年は大躍進となった年となりました。
多くの賞やリーグ1位となった記録がありましたが、翌年の2014年はどうだったのでしょうか?
2014年は709打席でリーグ最多となりました。
1番打者であれば打席数は多くなりますが、リーグ最多と言うのはどんな成績であっても誇らしいものであると思いますね!
この年は残念ながら安打数や二塁打数でリーグトップとなる事は出来ませんでしたが、四球数は95個でリーグトップとなったんです!
100個を超えていないのにリーグトップとなったのは逆に珍しいですね!
四球と言うのは一般的に選球眼の良い選手が多くなりがちですが、本塁打の多い打者も投手が勝負を避ける事があるので四死球は増えていきます。
でも、この頃のカーペンター選手はまだホームランを量産していたわけではありません。
と言う事は、選球眼がとても良いと言う事になるんですね!
2014年から年々安打数は減ってきています。
しかし、四球数は多く記録し続けているので、選球眼は良いですがバットコントロールは飛び抜けて良いと言うわけてばないようですね!
2015年も安打数は減らしてしまいました。
でも、二塁打数はまた多くを記録して44本で二塁打王復活となったんです!
この年はこの他にリーグ最多となった記録はありませんでしたが、自慢の二塁打が復活出来ただけでもよかったかもしれませんね!
ここまでタイトルとしては2013年に獲得した最多安打のみとなっていますが、二塁打や得点でもリーグ1位となるなど存在感を示してきました。
本塁打以外でも長打が打てると言うのはかなり魅力的ですね!
これまで話してきたのでわかると思いますが、カーペンター選手の特徴は選球眼があって二塁打が多いと言う事であると思います。
口で言うのは簡単な事なのですが、二塁打をここまで量産する事は難しい事であると思います。
歴代二塁打数1位の選手はインディアンスなどで活躍したトリス・スピーカー選手の792本となっています。
カーペンター選手はまだ222本と少ないですが、これからもまだ二塁打は量産してくれると思います。
歴代トップ3に入る事は年齢的にも難しいと思いますが、20位のラファエル・パルメイロ選手の持つ585本は超えられるように頑張ってほしいですね!
マット・カーペンターの経歴や年俸は?
カーペンター選手はエルキンズ高校に進学すると、高校最終年の時にはドラフト候補として名が挙げられていましたが、無念にも2007年のドラフト前に肘を痛めてしまい、トミー・ジョン手術を受ける事になってしまったんです。
悔しい結末となってしまいましたね。
その結果、大学に進学する事になったのですが、大学入学から2年が経過した2009年のドラフトでカージナルスからドラフト13位指名を受けたんです!
上位ではありませんが、トミー・ジョン手術経験者としては良い方と言えそうですね!
全体の順位では399位と低い方ではありましたが、この時支払われた契約金は僅かに1000ドルだったんです。
日本円にして10万円とちょっとくらいしかなかったんですね!
通常日本ではそのような契約と言うのはあり得ません。
契約金のない育成選手ですら支度金という名目で100万円から300万円くらいは支払われたりするので、10万円なんて金額は桁が違うんですね!
でも、日本とアメリカでは制度が違います。
なので、契約金が少ないからと言って規約違反になるわけではないんですね!
そもそもそれが嫌なら入団しなければ良い!と言われてしまうだけなんですね!
家計が金銭的に裕福だったのかはわかりませんが、カーペンター選手はこの低い契約金でも入団を決意しました。
それだけプロに憧れがあったんですね!
その後、マイナーリーグで下積みをしてから2011年の6月4日、カブス戦でメジャーデビューを飾ったんです!
少しデビューには時間がかかってしまいましたが、それまではチーム事情などでチャンスが与えられなかっただけなのかもしれないですね!
2012年にはアルバート・プホルス選手が移籍して、更にランス・バークマン選手の怪我で2人分のレギュラー枠が空いたので、カーペンター選手の出場機会が増えたんです!
これが転機となったんですね!
2013年からはレギュラーを獲得してタイトル獲得にも繋げる活躍を見せてくれました。
前年のチャンスがなければこの2013年の活躍もなかったかもしれないですね!
2016年にはレギュラーではあったのですが、ポジションを固定されないレギュラーとして珍しい起用で規定打席に到達しているんです!
ポジションを固定されていない選手は規定打席には届かない事が多いのですが、カーペンター選手はそれでも多く起用されていたんですね!
更に、ポジションを固定されていないにもかかわらずオールスターにも選出されたんです!
この年は本塁打も21本を打っているので、勢いもあったのかもしれないですね!
2017年2月9日には第4回のWBCにも選出されました。
本来であれば光栄であると言う事で怪我がなければ出場するのですが、3月5日にカーペンター選手はWBCを辞退しているんです!
もしかすると何かあったのかもしれないですね。
日本ではWBCに出場した選手は開幕から調子を落としたり怪我をしたりと本調子でシーズンに挑む事ができませんでした。
それは、恐らく日本だけでなく他の国でもあった事だと思います。
それだけ調整を早めると言うことはリスクがあると言うことなんですね!
その事は第1回大会から囁かれていた事なので今に始まった事ではありませんが、カーペンター選手は怪我で辞退したのではないとなると、そう言った事でチームに迷惑をかけることを避けたのかもしれませんね。
国を背負って戦う立場としてはやってはいけないのだと思いますが、国内リーグのファンであれば国際大会よりも国内リーグを優先してほしい!と言うファンも多いと思います。
シーズンで戦えなくなってしまっては面白くないですもんね!
色々な意見があると思いますが、結果的に打率は低かったですが最低限の活躍は出来た2017年シーズンとなりました。
もしWBCに出場していたらここまでの成績も残せていなかった可能性はありそうですね!
これまで7年間メジャーで活躍してきましたが、ずっとカージナルスでプレーとなりました。
カージナルスの主力として活躍しているので、年俸も高くなってきていることだと思いますね!
メジャーでは4年から5年くらい経たないと年俸が1億円を超える事はありませんが、一回1億円を超えると一気に上がっていく傾向にあります!
メジャーで7年間プレーしてきたカーペンター選手の年俸はいくらまで上がっているのでしょうか?
気になりますよね?
契約金は10万円程度でしたが、2018年の年俸は約14億円となっているんです!
初めて10億円を突破したのは2017年となっていました。
年齢的には極めて高いという訳ではないのでもっと頑張って!と思う人もいるかもしれませんが、我々一般人からすると1億円という金額でも想像が付かない金額となっているのに、その10倍以上の金額をもらっているカーペンター選手の私生活が気になってしまいますね!
芸能人でも売れている芸能人の生活と言うのは凄すぎるものですが、野球選手の私生活というのはあまり明かされることがないので謎のままですね!
でも、これだけの高年俸をもらっているので何不自由ない生活をしていると思うので羨ましい限りてますね。
最後にまとめ
いかがでしたか?
最後にマット・カーペンター選手について簡単にまとめると
二塁打の多さが自慢の選手であるが、2017年はやや減らす結果で終わった。
②最多安打を1回獲得しており二塁打王が2回、最多得点が1回となっている。
多くの二塁打が打てる事が特徴であるが、それに加えて選球眼の良さも挙げられる。
③高校のドラフト前にトミー・ジョン手術を受けてしまったことでドラフト指名が2年も伸びてしまった。
2018年の年俸は14億円となっており、同じ年代の選手としては高くはないが、上がり方は凄いと言える。
カーペンター選手は大学を経てからの入団となっていましたが、即戦力としての働きを見せることは出来ませんでした。
アメリカは日本と違ってルーキーリーグから1A、2A、3Aを経てからメジャーリーグとなるので、即戦力の声が高くても1年目からメジャーに上がれることは稀であると言えると思います。
メジャー昇格してからも3Aとはレベルが格段に違うために最初は打てないことが普通です。
スター選手の中には1年目から活躍してそのままメジャーに定着した選手もいますが、一般的には一度マイナーに落ちてしまうと言うのが普通となっています。
カーペンター選手も最初は結果が出ませんでしたが、数年メジャーでやっていくうちに今では本塁打も打てる強打者となりました。
そろそろ体力面でも落ち着きが出来てくると思うので、派手な数字は求められないかもしれませんが、シーズン20本塁打以上打てるだけでも凄いと思うので、これからも安定して20本塁打を打てるように頑張って欲しいですね!
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