2018年6.9大阪城ホール大会、IWGPヘビー級選手権試合。
(チャンピオン)『オカダ・カズチカ』vs(挑戦者)ケニー・オメガ
前人未到の12連続防衛記録を持つオカダ選手に対し、V12の防衛戦の中で唯一引き分けたケニー選手との対決!
さらに、この試合は前例の無い時間無制限三本勝負となりました。
最初の一本目はオカダが勝利しつつも、続く二本目、三本目とケニーに取られてしまい敗退。
トータル時間64分50秒の壮絶な試合となり、全世界が注目する一戦でもありました。
今回負けはしたものの、オカダ選手は、まだ若干30才の若さで、数々の記録を打ち立て、人気・実力共に素晴らしい選手であることは誰もが認めることでしょう。
そんなオカダ選手の魅力とは?
更なる高みへ、今後期待することを取り上げてみたいと思います。
また、オカダ選手をサポートしている外道選手についても合わせて迫ってみましょう!
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オカダ・カズチカのプロフィール 本名もチェック!
出典:https://ameblo.jp/
本名:岡田 和睦(おかだ かずちか)
ニックネーム:レインメーカー、金の雨を降らせる男
生年月日:1987年11月8日
出身地:愛知県安城市
身長:191cm
体重:107kg
デビュー:2004年8月29日
得意技:レインメーカー、ドロップキック、ツームストンパイルドライバー
オカダ選手はなんと中学卒業後、16才で「闘龍門」というプロレススクールに13期生として入門!
もちろん親の反対を押し切ってのことです。
もともとプロレスには興味があったとはいえ、スゴイ決断力ですよね。
そのせいもあってか、相当きつい練習やいろいろな雑務をやらされていく中で、周囲は辞めていくが、オカダ選手は耐え抜いていったそうです。
そして2004年8月29日メキシコ・アレナコリセオにおけるネグロ・ナバーロ戦でデビューし、そこから「スター」への道を駆け上がっていくことになります。
オカダ・カズチカの魅力とは?
オカダ・カズチカの魅力は、なんといってもあのスタイルですね!
新日本プロレスの中で身長が190㎝を超えている日本人レスラーはいなく、外国人をいれても、「バッドラック・ファレ」(193㎝)ぐらいしかいません。
プロレスラーはまず「見た目が大切」。
プロレス会場に行き、初めて見た時に「わぁ~でかい!」これだけでもちょっと感動しませんか?
さらには体重100㎏を超えるヘビー級の選手が、スピーディーに身をこなす身体能力でさらに感動!
なんとオカダ選手は50mを5秒台で走るそうです。
出典:Twitter
挙句の果てには「イケメン」!
プロレスラーとして「パーフェクト」であると言っても過言ではないオカダ選手。
やはりIWGPヘビー級王座を史上2番目の若さで戴冠、G1 CLIMAXでは初出場で史上最年少優勝の記録を樹立しました。
そんなオカダ選手は「CHAOS」(ケイオス)というユニットに属しており、ヒール系のスタイルで、入場時に自身の顔が入った紙幣をばらまき、自らを「レインメーカー」と称し、試合後は「新日本プロレスに金の雨が降るぞー!」と締めます。
少し悪っぽいところがまた魅力的ですね。
このような完成されたプロレスラーであり、魅力もたくさん持ち合わせていますが、最大の魅力はやはり中卒でプロレス界に入り、プロレスを辞めたら後がないという覚悟、これが魅力を最大限に引き立てている要因になっているのでは…。
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オカダ・カズチカの実力は? これからに期待大!
プロレスといえば、東京スポーツ新聞社が毎年12月に表彰するイベント「プロレス大賞」があり、これを見ますとその年にどれくらい活躍したかがわかります。
- 2012年 最優秀選手賞(MVP)※25才での受賞は初代タイガーマスクと並ぶ最年少タイ記録
- 2012年 年間最高試合賞(ベストバウト) オカダ・カズチカvs棚橋弘至
- 2013年 最優秀選手賞(MVP)
- 2014年 年間最高試合賞(ベストバウト) オカダ・カズチカvs中邑真輔
- 2015年 最優秀選手賞(MVP)
- 2015年 年間最高試合賞(ベストバウト) 天龍源一郎vsオカダ・カズチカ
- 2016年 年間最高試合賞(ベストバウト) 丸藤正道vsオカダ・カズチカ
- 2017年 年間最高試合賞(ベストバウト) オカダ・カズチカvsケニー・オメガ
出典:https://www.sponichi.co.jp/
ここ数年、常に受賞しているのはオカダ選手ぐらいで、彼を中心としてプロレス界が動いていることがわかります。
もうすでに「一時代を築いている」と言えますね!
これだけ素晴らしい選手ですが、彼はまだ30才!まだまだ期待したくなってきませんか?
そこで今オカダ・カズチカにとって足りないものは…?
「キャラ」が確立されていないような気がしませんか?
今の立ち位置としては「ヒール」ですが、試合はしっかりと実力で勝つというクリーンなスタイル。
コメントに少しヒール感がでる程度なのです。
なんか中途半端なような…?
オカダ選手のファンには怒られるかもしれませんが「試合は完璧!」でもそれ以外が「イマイチ?」
プロレスは試合以外も結構重要で、ファンは「コメント」やリング以外での行動にも興味があり、それを知ることも楽しみのひとつですよね。
オカダ選手がIWGPヘビー級王座ではなくなったいま、ファンを驚かせる変貌を期待せずにはいられないのは私だけでしょうか…。
オカダ・カズチカと外道の関係は?
出典:Twitter
オカダ選手のマネージャーとして活躍しているのが『外道(げどう)』選手です。
プロレスラーとしても素晴らしい実績を持ち、あの「アントニオ猪木」さんからも認められたほどです。
そんな外道選手ですが、今はオカダ選手の近くでサポート役に徹しています。
特にコメントの苦手なオカダ選手に代わって、外道選手がマイクパフォーマンスで会場を盛り上げることが定番となっております。
メインイベント後に勝利者がコメントする前に外道選手が場を盛り上げます。
「(次の挑戦者等に対して)○○はレインメーカーに勝てねぇ~!なんでかわかるか?」
「レェェェェェベルが違うんだよ!コノヤロ~」
出典:Twitter
実際に動画等で確認してもらうとわかりやすいのですが、この「巻き舌」でいうスタイルが会場を沸かせ、オカダ選手の人気をさらなるものへと引き延ばしているのです。
これ以外でも外道選手は今までに多くの修羅場を経験し、プロレス界の酸いも甘いも知っているからこそ、オカダ選手の至らないところのサポートができているのです。
いまのオカダ選手の人気は「外道選手のおかげ?」が結構な割合を占めているのではないでしょうか?
これからのオカダ選手には、外道選手から離れて完全な独り立ちをして自分の道を突き進んでいただきたい!
オカダ・カズチカには外道選手のちからをかりなくても十分な魅力があることは間違いないからです。
最後にまとめ
いかがでしたか?
オカダ・カズチカ選手について簡単にまとめると
②190cmを超える身長と100kgを超える体重でありながら、運動神経バツグン!尚且つ「イケメン」である。
③これからはトーク力などプロレスの試合以外で、もっと魅力的に変貌していってほしい。
④オカダ選手にとって、今は外道選手の存在が重要であるが、これからは外道選手を頼らずに自分自身の魅力で勝負していってほしい。
オカダ・カズチカ選手はこれから先も新日本プロレス、いやプロレス界全体の中心で活躍していくことは誰もが納得することでしょう。
だからこそ“もっと、もっと”進化していってほしいと期待してしまうのです。
最終的には、アントニオ猪木さんを超える日がそう遠くはないと思いませんか。