矢野通のプロレスは面白い!お酒との関係とは!?プロデューサーの顔も

ャッチフレーズが「崇高なる大泥棒」「敏腕プロデューサー」なんて付くプロレスラー、皆さんは興味がありませんか?
これが『矢野 通(やの とおる)』選手です!

プロレスラーには選手に合ったイメージのキャッチフレーズが付けられます。
「アントニオ猪木」であれば「燃える闘魂」、「オカダカズチカ」であれば「レインメーカー」というように「強さ」や「格好良い」ものが多いのです。

矢野通選手はこのキャッチフレーズだけで「何か面白いことをやってくれそう!?」と期待してしまいますよね!
そんな矢野通選手の他の選手とはちょっと違うスタイルであったり、魅力を紹介していきたいと思います。
プロレスをちょっと違う角度から楽しめる新たな発見かも…!?

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矢野通のプロフィール

矢野通
出典:https://proresu-today.com/
名前(リングネーム):矢野 通(やの とおる)
本名:矢野 通(やの とおる)
ニックネーム:崇高なる大泥棒、敏腕プロデューサー、酒飲み日本代表など
生年月日:1978年5月18日
出身地:東京都荒川区
身長:186cm
体重:115kg
デビュー:2002年5月18日
得意技:鬼殺し、裏霞、鏡割り、赤霧、黒霧島、大吟醸、八海山、コーナーマットの引き剥がし、悪質タックル、急所攻撃など

ロフィールを見ただけで、矢野通選手がちょっと変わったプロレスラーであることと、なんだか決して強そうなイメージではありませんよね。

しかし父からの英才教育で小学生のころからアマレスを始め、高校時代は全国高校選抜、全国高校総体、国体で優勝するほどの実績。
その後日本大学に進学し、世界学生選手権日本予選97kg級で優勝、全日本学生選手権ではフリー、グレコの両部門制覇し、文部大臣杯を獲得しています。

実は「スゴイ!」ひとだったのです。
そして「強い!」ということもわかりますね。
そしてレスラーとしての素質は誰よりも持ち合わせたうえで、プロレスラーになっていたのです。

矢野通のプロレスは面白い!

のようにアマレスにて輝かしい実績を携えてプロレスラーになったわけですが、そもそも矢野選手はプロレスには興味がなく、「プロレスのことはあまりよくわかりません」といった感じで、決してプロレスラーになりたいとも思っていなかったそうです。

ではなぜプロレスラーになったかといいますと…。
大学を卒業後に就職した先が闘魂クラブというオリンピックを目指すアマレスラーたちをサポートする新日本プロレスの中に設けられた組織でありました。
ここでは「アマレス引退後にプロレスデビュー!」というレールが敷かれているのです。
そうしてプロレスラーへの憧れや「プロレスラーになりたい!」という思いもないまま、プロレスラーになっているのはプロレス界でも矢野選手ぐらいなのでは…?

こうして矢野選手は新人時代から異彩を放っていました。
新人選手の王道な技といえば「ドロップキック」であります。
この技を矢野選手は「試合で1度も出したことがなく、練習すらしたことがない。」と自身の著書「絶対、読んでもためにならない本」に書いてあります。
ちなみにこの本のタイトルもまた逆に興味をそそられはしませんか…?

矢野通のプロレスは面白い
出典:https://prowrestling-allstar.com/

こうしてレスラーの道を歩んでいく矢野選手ですが、そのスタイルが白いもち肌に赤い法被、ロングタイツに下駄履きといった田吾作スタイル
髪は金髪、手には番傘。
後には酒までも持ち込んでしまうほど。

ここからヒールレスラーとして反則負け街道を突き進んでいくのです。
ヒールレスラーといえば「怖い悪役」というイメージを矢野選手が「ただ怖いだけではつまらねー!」とズル賢さやユーモアといった独自のスパイスを加えることで矢野通流のスタイルで観客を虜にしていったのです。

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矢野通とお酒の関係とは!?

項でも述べましたが、矢野選手はお酒好きが高じて試合に酒を持ちこんでしまうほどです。
また得意技の多くにお酒の名前が使われているのがわかります。

ここからは矢野選手自身の著書を引用していきますが、そもそも酒に目覚めるようになったのが、日本大学レスリング部に入部した時に遡り、当時の日大レスリング部は“酒の日大”と呼ばれるほど酒に強いひとが伝統的に多かったそうです。
そんな中、矢野選手が20歳を過ぎた頃からその酒豪揃いの先輩たちの輪に入り、「酒飲み初心者時代からもういくらでもスイスイ飲めた!」と酒の魅力にすぐさま取りつかれていったそうです。

矢野通とお酒
出典:http://mnaru.livedoor.biz/

こうしてワインやブランデーは駆けつけでボトル一気飲み。
ウォッカならボトル3本、焼酎なら5本をあっという間に飲み干すほど、またウーロンハイならぬハイウーロン(ジョッキの9割が焼酎で1割がウーロン茶)をバカバカ飲んでいたそうです。
まさに「酒飲み日本代表」と呼ぶに相応しいですよね!

さらには水道橋駅付近にスポーツバー「EBRIETAS(エーブリエタース)」ラテン語で「酩酊」という意味、このような店をオープンしています。
ここで職種も年齢も違う様々な人に出会え、プロレスに対するファンの考え方を含め、いろいろな情報が入りこれがプロレスに活かされているという矢野選手。
プロレスラー兼飲食店経営者とマルチな才能を持ち合わせた矢野選手の魅力は計り知れないものです。
事項ではさらなる才能について…。

矢野通のプロデューサーの顔に迫る!

こまでで、すでに他には類をみないプロレスラーであることはわかっていただけたのではないでしょうか。
さらに矢野選手にあるプロデューサーの顔にも迫ってみたいと思います。

矢野選手はDVDCDTシャツのプロデュースを行っているのです。
そのプロデュース業第一弾が『矢野通デビュー10周年記念DVD Y・T・R!V・T・R!~トール トゥギャザー~』をリリース。
これが予想外に売れ、そこからコンスタントにリリースを続けています。

矢野通プロデューサー
出典:Twitter

矢野通プロデュースDVD Y・T・R!第4弾「CHAOS学園」は、なんとオリコン週間ランキング7位になる快挙を成し遂げたのです。
プロレスのDVDといえば、試合と選手のインタビューで構成されることが多いですが、矢野通プロデュースのDVDは試合ではなくプロレスラーである選手が遊園地へ行ったり、バス旅行へ行ったりという内容で、これが多くのファンにうけたのでは!?
ファンは選手の“素”の表情を見たいのですね!
このように矢野選手はプロレスの常識を変えたというか、ちょっと違う角度からとらえてくれたことで、ファンの心の奥で気になっていたことを引き出してくれているのではないでしょうか。

最後にまとめ

かがでしたか?
矢野通選手について簡単にまとめると

①アマチュアレスリングでは文部科学大臣杯を獲得するほどの実力の持ち主。
②「ただのヒールではすまされない!」周りをあっと驚かせる独創的なプロレス。
③酒好きがプロレスにも私生活にも人生にも活かされているのでは!?
④ 2足、3足のわらじを履き、それぞれを成功させるマルチな才能の持ち主。

「プロレス、よくわかんねぇ!」とプロレスラーになった矢野選手。
試行錯誤を繰り返しながら活躍している姿は素晴らしい!
ときにはプロレスラー、ときには飲食店経営者、ときには敏腕プロデューサーとしての顔を持つ矢野選手。
これからもプロレスをいろいろな角度から楽しませてくれること間違いなし!
大いに期待しましょう!