サッカーJリーグも2018年は川崎フロンターレのリーグ2冠で幕を閉じましたね。
今回も素晴らしいサッカーを展開し、観る者を魅了しました。
その中心に居たのが、ベテランの『中村 憲剛(なかむら けんご)』選手でした。
ベテランらしいチームを引っ張る力や纏める力、また若手のような総力を要していました。
今回はそんな中村憲剛選手の高校や大学時代の苦労エピソードをご紹介します。
また、気になる年俸とキャラクターについても合わせて迫ってみましょう。
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中村憲剛のプロフィール
出典:https://www.soccer-king.jp/
生年月日:1980年10月31日
出身地:東京都小平市
身長:175cm
体重:65kg
所属クラブ:川崎フロンターレ(2003年~2018年現在)
中村選手がサッカーを始めたのが小学校からで、府中市の府ロクサッカー少年団に所属していました。
中学でもサッカーを続け、高校は東京都の都立東久留米高校に進学しました。
高校選手権出場の夢は叶わずスポーツ推薦で中央大学に進学します。
そこで2年次からレギュラーを掴み活躍します。
しかし3年次に2部リーグへ降格してしまい4年次は2部リーグで戦うこととなります。
4年次はキャプテンとしてチームをまとめ2部リーグ優勝を果たし、1部リーグへ復帰しています。
卒業が迫る中就職活動もしていなかった中村選手ですが、4年次に就任したコーチの伝手を頼り、川崎フロンターレの練習生として練習へ参加し、そこで見事契約を勝ち取ります。
ルーキーイヤーの2003年から試合に出場し、毎年チームに欠かせない存在となります。
そして2017年J1リーグ初制覇を果たし、2018年J1リーグの連覇に貢献しています。
中村選手はまだまだ成長を続けています。
中村憲剛の高校や大学時代の苦労エピソード
中村憲剛選手、実はすごく苦労人って知っていましたか。
小学から中学までは体が細く決して上手い選手ではなかったそうです。
尚且つ中学3年の途中までは遊びでサッカーをしていたというから驚きである。
そんな中村選手の高校進学先は東京都の東久留米高校でした。
選んだ基準も強豪校には行けずギリギリ行けた東久留米高校を選んだそうです。
入学後一番下のチームからスタートしたそうです。
しかし、入学して半年経った頃いきなりAチームに上がることになったそうですが
その1年間は公式戦の出場は無かったそうです。
2年生になった頃からレギュラーとして活躍したそうです。
私が感じたのは恐らく当時からセンスはあったが体が細く小さい為中々評価されなかったのではないかと感じました。
全国大会経験できず高校を卒業した中村選手の進学先は強豪の中央大学に決めました。
出典:https://www.13hw.com/
1年時Aチームに居ましたが、試合に出ることは無くほぼ雑務をこなしていたそうです。
あの中村選手も意外と苦労人なのですね
2年時から試合出始めた中村選手ですが、4年時にはチームが1部から2部リーグへ降格してしまいました。
その時にプロは諦めかけていたそうです。
なぜなら2部と1部ではスカウトが試合を見に来る数が違うらしく、全く人が居ないそうです。
しかし中村選手はコーチの伝手を使い川崎フロンターレの練習に参加し見事合格したのです。
そこから中村選手のサッカー選手としての人生が大きく動き始めました。
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中村憲剛の年俸は?
中村選手は前述にも述べた通りサッカー選手として苦労が多い選手です。
なぜ中村選手は成功できたのか?実力はもちろん入団したクラブも間違いなく良かったと思います。
入団した2003年から試合に使ってもらい経験を積む事ができ、選手として成長して行きました。
これは運も良かったと後に取材で言っていました。
なぜならば能力があっても試合に全く使ってもらえない若手も多いからです。
しかし中村選手のすごい所は技術面以外にもあるのです。
試合中に良く見る感情を表に出したプレーは戦っている気持ちも伝わります。
そこの違いが明らかに大きいと感じました。
本当の一流プレーヤーということですね。
これだけの能力がある中村選手が、高校や大学ではスーパースターでなかったというのが不思議ですね。
代表もA代表のみでユース代表の経歴もありません。
しかしここまでサッカーを続けられるということは、ユース年代の代表をそれほど大きいものでは無いのかも知れませんね。
出典:https://sportsbull.jp/
ところでそんな中村選手の年俸って気になりませんか?
調べてみたところ、2003年川崎フロンターレ入団時は約600万円でした。
そした2004から徐々に年俸を上げ2012年に1億円超えをしています。
そして2018年現在は1億2000万円と言われています。
流石J1覇者のレジェンドですね。
このように中村選手は自らの力で今の地位を確立しています。
中村憲剛のキャラクターは?
中村選手は試合中の闘争心むき出しのプレーをしますが、試合が終われば選手から慕われ愛されているキャラクターの持ち主です。
特にやべっちFCで毎年恒例なのが、ゴール後のパフォーマンスを決めるのですがこれは2016年頃から始まりました。
このゴールパフォーマンスを提案しているのが「登里」選手と「森谷」選手です。
中村選手より若い選手が提案しているのを見て若手とのコミニュケーションも取れているのだと感じました。
出典:Twitter
サッカー選手はプレー面以外で人間性も評価対象になるそうなのですが、中村選手がこのように長く一つのチームに居られるのは人間性も関わっているのかもしれませんね。
明るい中村選手の周りにはいつも多くの選手が集まっている印象があります。
また、サッカーの時とプライベートの時の違いがいいですね。
ONとOFFをしっかり使い分けられるのがプロであり、一流の選手と言えますね。
ベテラン選手になれば若手からいじられる事が嫌な選手も多く若手はベテラン選手にツッコム事はもちろん話すことが出来ない事も少なくないと言います。
そんな中、川崎フロンターレのレジェンドである中村選手はよく話し、積極的に会話等をしているので自然とチームに同調性が生まれ結束を強くしているように思います。
プレーだけでなく性格やキャラクターも重要だと気づかされますね。
最後にまとめ
いかがでしょうか。
中村憲剛選手を簡単にまとめると
②中村選手の年俸は2003年入団時600万円。2018年現在約1億2000万円である。
③キャラクターはとても明るい。後輩選手からいじられる事も多い。選手から慕われているレジェンドでもある。
といったところでしょうか。
中村選手が長く一つのチームに居られる理由はもちろんプレーヤーとして不可欠という点が大きいですが、人間性も素晴らしい事が分かりました。
そして、本当の超一流選手だという事も分かりました。
これからも中村選手の活躍を期待しています。