2017年の横浜DeNAベイスターズは、クライマックスシリーズファーストステージ、ファイナルステージを制し、日本シリーズに進出しました。
そしてラミレス監督は「奇策」と言われる采配を披露し、テレビの中継では「ラミレス采配」なんて言われていました。
⇒ラミレス監督の采配がすごいと話題に!これまでの成績とその手腕に迫る!
そのラミレス采配の中心となった選手の一人『倉本 寿彦(くらもと としひこ)』選手を今回は紹介します。
2018年でプロ4年目になる倉本選手はいったいどんな選手なのか。
果たして8番投手9場倉本というラミレス采配は成功したのか気になりますね~。
そこで今回は、倉本寿彦選手のプロフィールと経歴、成績や守備についてまとめました!
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倉本寿彦のプロフィール 経歴もチェック!
出典:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/
出身地:神奈川県茅ヶ崎市
生年月日:1991年1月7日
身長:180cm
体重:82kg
プロ入り:2014年 ドラフト3位
所属球団:横浜DeNAベイスターズ (2015 – )
デビュー:2015年3月27日
倉本選手はあの名門横浜高校出身なんです!
横浜高校といえば、横浜DeNAベイスターズの4番にして侍の大砲「筒香嘉智」選手も横浜高校出身です。
筒香選手と倉本選手の高校時代の面識あったのかな?と思う人もいるでしょう。
倉本選手は大学に進学したため、プロ入りは筒香選手よりも後になりましたが、高校時代は筒香選手とチームメイトでした。
倉本選手が高3のころ、筒香選手は1つ下の2年生。
倉本選手が高2のころにスタメンに定着して、最後の夏の大会では後輩の筒香選手とともに、なんと甲子園準決勝まで進出!
その後、倉本選手は大学に進学し、社会人野球を通してプロ入りしました。
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倉本寿彦の成績は?横浜のショートレギュラー
倉本寿彦選手は2014年のドラフトで3位指名を受け、横浜DeNAベイスターズに入団しました。
チームメイトには、先ほど紹介した高校時代のチームメイト筒香選手や、日ハムから移籍してきた高校時代の同級生にしてチームメイトだった「土屋健二」という選手がいました。
知ってる選手がいるので倉本選手もとてもチームに馴染みやすい環境だったと思います。
それが良かったのか、倉本選手はルーキーながら開幕1軍で1年目のシーズンを迎えることに。
そして開幕戦の巨人戦では、開幕スタメンになりました!
なんと今では侍のエースである「菅野智之」選手からもプロ初ヒットを打ちました。
そして阪神戦では、プロ初ホームランも打つこともできました。
しかしその後はスタメンに定着することができず、2軍に落ちることもありました。
2年目のシーズンの開幕戦では6番ショートとして迎えました。
このときはまだ9番では起用されていませんね。
横浜スタジアムの中日戦では、延長戦で「又吉」選手からサヨナラ打を打ったり、1試合5安打を記録したりしました。
一時期は打率3割も残し、飛躍の1年となりました。
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倉本寿彦の9番起用は成功なのか?!
プロ2年目のシーズンで、打点王と本塁打王を獲得した筒香選手を超えるヒット数を打ち、チーム最多安打を獲得した倉本寿彦選手。
しかし3年目シーズンとなった2017年には、極度の打撃不振に陥ってしまいました。
そしてラミレス監督がとった行動は倉本選手をスタメンを外すのではなく、倉本選手を9番で起用するという方法を取りました。
倉本選手が9番に入り8番は投手が入るこの「奇策」ともとれる采配。
前例がないように感じるかもしれませんが、実は8番投手9番野手という采配を行った監督が、ラミレス監督以外にも二人いました。
一人は、読売ジャイアンツをV12に導いた名将として有名の「川上哲治」監督です。
そしてもう一人は2016年メジャーのカブスで9番で野手を起用しました。
そして、どちらとも共通していることはまず「どちらもリーグ優勝するなど大きく見て最終的は成功している」ことと「どちらの監督もある程度の評価がある」という点です。
2018年横浜DeNAベイスターズは3位からクライマックスシリーズにも進出したことで、監督としてある程度として評価できますね。
倉本寿彦の守備はうまい?ラミレス監督からは信頼される守備
2018年は日本シリーズに進出した横浜DeNAはソフトバンクホークスと対戦。
ソフトバンクのショートは、あの守備の名手「今宮健太」選手でした。
日本シリーズで今宮選手はファインプレーを連発。
一方、横浜DeNAのショートの倉本選手は大事な場面でセカンドの「柴田」選手と息が合わずエラーをしてしまいました。
それが致命的なミスとなり試合を落とすこともありました。
そのあとに皮肉なことに、今宮選手がファインプレーを決めるなど倉本選手の「守備力」が疑問に上がりました。
ラミレス監督は倉本選手の守備について「僕が求める守備は確実にアウトを取ってくれること。倉本に打球が飛んだ時点で、相手チームはその先の可能性はないと諦める。
倉本の守備は相手に絶望を与える」と信頼しているようです。
一方、横浜DeNAの「高田GM」からは守備範囲が狭いと指摘されているようです。
2018年は守備でのエラーが目立ちましたが、2016年は140試合近くに出場したのに6つのエラーしかしませんでした。
最後にまとめ
いかがでしょうか?
倉本寿彦選手について簡単にまとめると
②3年連続開幕スタメン。2016年は打点王と本塁打王を獲得した筒香選手よりも多くのヒットを打ちチーム最多安打に。
③8番投手9番野手というラミレス采配は、過去に川上哲治監督とメジャーのカブスで行われどちらも成功している。
④倉本選手の守備力は、ラミレス監督からは絶大な信頼を受けている。一方高田GMからは守備範囲狭いとの指摘。
倉本選手は2018年も9番で起用することが決まっているようです。
2018年シーズンはたくさんのヒットを打ち、チームをリーグ優勝に導いて欲しいですね!
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