広島カープの絶対的二塁手と言えば?
『菊池 涼介(きくち りょうすけ)』選手ですよね!
菊池選手は、遊撃手の田中選手と第2のアライバコンビのような鉄壁の守備力を披露していますが、打撃面でもタナキクマルと言われるくらい広島打線には不可欠な存在となっています。
現在では打撃と守備の両面で評価されている菊池選手ですが、入団前は実は守備力だけが評価されていたんです!
12球団のスカウト陣が守備だけでプロの飯が食えると言われた程で、入団前から高い守備力を誇っていたんです!
プロの中でも若い選手で守備も上手くてバッティングでも上位に入れるくらいの実力の持ち主はそうはいません。
それだけ菊池選手は優れた選手であり簡単に真似できるような選手ではないんですね!
そんな菊池選手ですが、入団からもう6年が経ちました。
ここまでの通算成績って気になりますよね?
当初は期待されていなかった打撃成績ですが、ここまで素晴らしい成績を残してきています。
その成績について詳しく見ていきたいと思います!
また、プロ入り前から評価されていた菊池選手の守備力は、プロに入ってからどれだけ良い結果を残しているのかも気になるところ。
そこで今回は、一流選手へと成長した菊池選手の経歴や年俸も合わせて迫ってみましょう!
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菊池涼介のプロフィール
出典:https://www.sfida2015.tokyo/
出身地:東京都東大和市
生年月日:1990年3月11日
身長:171cm
体重:72kg
プロ入り:2011年 ドラフト2位
デビュー:2012年 6月30日
広島カープの菊池涼介選手と言えば、野球界の中でイタズラ好きという事で知られています。
そのイタズラは本当に子供のようで、カンチョーしたり蹴ったりと様々ですが、誰かが隙を見せると直ぐにイタズラをしてしまうようなんです!
そして、菊池選手のイタズラにあった選手は「菊池被害者」と呼ばれるようになったようなんです!
誰が最初にこのようなことを言いだしたかはわかりませんが、恐らく菊池選手ととても仲の良い丸選手あたりではないでしょうか。
イタズラをされた選手はビックリすると思いますが、見ている周りの選手達は面白いと感じていると思います。
そうする事でチームの雰囲気は良くなり、連携が生まれてリーグ2連覇に繋がったのだと思います。
守備や打撃で活躍する菊池選手ですが、ムードメーカーとしても大事な役割を担っている選手なんですね!
2018年以降も菊池選手から目が離せませんね!
菊池涼介の通算成績は?
菊池選手は今や打撃でも他球団の投手が恐れるくらいの選手となっています。
その強打の菊池選手の通算成績について詳しく見ていきたいと思います!
この6年間で出場した試合数は770試合となっています。
1年目は63試合に留まってしまいましたが、それ以降は140試合前後に出場しているんです!
しかも、2014年と2015年はフル試合の出場をしているんです。
菊池選手って凄いタフですね!
また、770試合で放った安打数は844安打となっています。
菊池選手の自己最高の安打数は2014年の188安打が最高となっていますが、2016年には181安打で最多安打のタイトルを獲得しているんです!
ホームランバッターでなければ最多安打は誰もが狙いたい賞だと思うので、獲得できたのは凄い事ですね!
最多安打以外に獲得したタイトルといえば、2014年に最多二塁打を獲得している菊池選手。
その通算二塁打も141本を記録しており、長打も打てるパンチ力を秘めているんですね!
安打で塁に出塁する能力が長けているので、通算出塁率は.318となっています。
自己最高でも4割を超えたことはありませんが、通算で3割超えであるだけで十分と言えますね!
こうして見ると小技はあまりしそうにありませんが、実はバント技術も確かな菊池選手!
通算犠打数は220個を記録しており、過去に4度の犠打王を獲得しているんですね!
2番打者としての仕事を全うしつつ、自分も塁に出て得点に貢献する姿はカッコ良いですね!
ちなみに自己最多犠打数は、2013年の50犠打となっています。
2013年から3年連続で40犠打以上を決めているので、ソフトバンクの今宮選手に次ぐ犠打職人と言えるかもしれませんね!
また、パンチ力を秘めたバッティングでどれだけ本塁打を打っているのかも気になりますよね?
菊池選手は身長が171cmと小柄なのであまり本塁打は期待できたさないと思いましたが、ここまで59本の本塁打を打っているんです!
小柄ながらパワーがあるんですね!
自己最高の本塁打は2017年の14本となっていますが、2015年から3年連続で本塁打数は増やしているので、2018年は20本塁打をも期待できるかもしれませんね!
本塁打以外の主要打撃成績と言えば打点と打率であると思いますが、2番打者なので打点はあまり多くはないと思います。
その通算打点は271打点となっていました。
やはり繋ぎ役として多くの打点は得ていないですが、2番打者としては多い50打点以上を記録しているので、2番打者としてはかなり優秀であると思います!
また、出塁する事で得点力も気になるところだと思います。
菊池選手の通算得点数は418となっています!
打点が少ない分、得点力でチームに大きく貢献しているんですね!
過去に100得点を記録したことはありませんが、2016年には92得点を記録する活躍を見せており、塁に出ると自慢の脚力でホームに戻れる技術もあるんです!
菊池選手のクリーンナップが素晴らしい事もありますが、走塁技術もある事が証明できますね!
出塁率の高い菊池選手ですが、打率は通算で.280となっているんです!
思ったより高くはないですが、自己最高打率は2014年に.325を記録しています。
2016年にも.315を記録しており、過去に2度の打率3割超えを達成しているんです!
守備の名手と聞くと、打率は低い選手が多い中でこれだけの打率が残せているのは怪物クラスであると言って良いと思います。
最近は隔年で3割を打っているので、次は2018年が3割の年となる計算となります。
その2018年にはまた大きな期待をしても良いかもしれませんね!
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菊池涼介の守備率は?
菊池選手は元々守備力の高さが評価されて入団となりました。
プロでは芝の違いから調子を落とす選手も多いですが、菊池選手はプロでも大活躍を見せています。
過去に獲得したゴールデングラブ賞は5回となっており、プロ入りして6年しか経過していないのに2年目以降5年連続で受賞しているんです!
凄すぎますね!
菊池選手がプロ入りしてからの守備率を細かく見ていきたいと思います。
プロ入り1年目は、レギュラーではなかったので、56試合に留まり失策は9個となっていました。
難しい二塁手ですが、少し失策数は多いように感じますね。
迎えた2年目は、レギュラーの獲得に成功している菊池選手。
そして、141試合に出場すると刺殺、捕殺、併殺でリーグトップとなる数字を記録したんです!
でも、その分失策も18でリーグワーストとなってしまいました。
思いきり良い守備なので失策が増えてしまうのだと思います。
しかし、失策の多さよりもその他の記録が評価されてゴールデングラブ賞を受賞する事が出来ました。
2年目で受賞は凄いですね!
3年目も不動の二塁手として144試合フル出場を果たしました。
この年も捕殺と併殺でリーグトップの数字を残した菊池選手ですが、捕殺の535では日本記録となる数字だったんです!
この年の失策数は12個となっており、守備率は.987となっていました。
ここまでは失策もそれなりに絡んでいたので守備率ではリーグ最高を記録したことはないんです。
少し意外ですね。
4年目の2015年では、失策数は10個と減らしましたが、併殺や刺殺なども減らしてしまいました。
捕殺も前年よりは大きく減らしていますが、484でリーグ最多とはなりました。
この年は失策が減った事もあって守備率は.988と向上させました。
ここまで菊池選手は、年々守備率向上していますね!
2016年では、再び刺殺、捕殺、併殺でリーグトップとなりました。
そして、何よりも凄いのは失策数です!
その失策数は僅か4となっています!
この失策数の少なさなので、当然守備率は.995と高い数字を記録してリーグトップとなったんです!
初めて守備率でリーグトップになれましたね!
翌2017年も失策数は5個となっており、守備率.993で2年連続で守備率トップとなりました。
守備部門でのタイトルはゴールデングラブ賞しかないのでタイトルラッシュとなる事はありませんが、菊池選手ほど守備でリーグトップを連発している選手はとても少ないと思います。
プロ入り前の評価の通り、抜群の守備力でチームに大きく貢献していますね!
打撃で好調なのも嬉しい誤算と言えますね!
菊池涼介の経歴や年俸は?
菊池選手は中学校まで地元で野球をやっていました。
しかし、高校に進学するときに長野県塩尻市にある東京都市大学塩尻高校に野球留学したんです!
留学なんて聞くと凄いですよね?
でも、この学校での全国大会出場は成してないんです。
留学でこの学校を選んだ理由はわかりませんでしたが、地元の強豪校でもよかったように思ってしまいますよね?
ともあれ、これがなければプロ入りは出来ていなかった可能性もあるので結果オーライですね!
高校を卒業すると大学は中京学院大学に進学しました。
大学では1年生の春からリーグ戦に出場すると、ベストナインに合計5度も選出されるなど華々しい結果を残したんです!
この時のポジションは遊撃手であったようですが、二塁手よりも難しいとされているので、そんなポジションで結果を残せているのは凄いことでありますね!
ちなみに守備の評価が高かった大学時代ですが、2年生の時には三冠王に輝く大活躍を見せていたんです!
それでも守備の方が際立ったという事は、よほど凄かったんですね!
この活躍が認められて広島カープにドラフト2位で指名を受けましたが、入団前に菊池選手が希望していた背番号は、当時の監督であった野村謙二郎氏が現役時代に付けていた7番でした。
しかし、入団の時には与えられた番号は33番となりました。
でも、2015年のオフに背番号変更を球団側から打診されているんです。
その新しい背番号が何番だったかはわかりませんでしたが、菊池選手はこれを断って生涯33番で行くことを決意しているんです!
広島の過去の33番と言えば、江藤智選手がいます。
菊池選手は江藤選手のことを尊敬しているという事から、背番号変更を断ったようなんです。
7番も素晴らしいですが、33番も名誉ある番号なので大事にしてもらいたいですね!
また、背番号変更を打診されるのは2通りあります。
一つは活躍出来なかった為に心機一転させる為ともう一つは、活躍したことで若い背番号を与えられると言うものです!
菊池選手の場合は活躍したから若い背番号へ!と言うものでしたが、それだけの活躍をしていたのであればきっと年俸も高いはずです。
入団から6年とあまり経ってはいないですが、カープの2連覇がどう年俸に影響しているのでしょうか?
菊池選手が入団した時の年俸は1000万円でした。
1年目は守備や代打の出場がメインだったこともあって2年目の年俸は1500万円と、500万円しか上がりませんでした。
しかし、2年目は打率は低かったですが守備とパンチ力で結果を残すことに成功しています。
その結果、オフの契約更改では2400万円アップの3900万円で公開しています。
この年はまだ優勝は出来ませんでしたが、大幅アップと言って良いですね!
その翌年は打率も3割を超える活躍をして、守備でも安定の守備でチームに貢献しました。
残念ながら優勝は逃しましたが、年俸は2年連続大幅増となる8500万円で契約したんです!
チームが優勝していなくても年俸は凄く上がりましたね!
こうなると優勝した2016年のオフと2017年のオフの契約更改が気になりますよね?
2016年の契約公開は、6000万円アップの1億4500万円となり、2017年は4500万円アップの1億9000万円となっているんです!
やはり優勝すると通常よりもアップやしていることがわかりますね!
ここまで年俸ダウンを経験していない菊池選手ですが、これからも年俸がアップしていくような大活躍を見せ続けてもらいたいですね!
最後にまとめ
いかがでしたか?
菊池涼介選手について簡単にまとめると
通算1000安打まで156安打となっているので、今までの調子を維持すれば2018年に達成する事は可能であると思われる。
②通算の守備率は.987となっているが、2016年、2017年の2年連続で守備率でリーグトップとなっている。
失策数も現在は1桁台としているので、かなり優秀な内野手と言える。
③高校時代に野球留学で地元を離れた。
才能が開花したのは大学で、ベストナイン5回と三冠王を1度獲得している。
年俸は年々上がり、2018年は自己最高額となる1億9000万円で契約となった。
菊池選手はベテランのようなグラブ捌きを披露していますが、実はまだ27歳と若い選手なんです!
これからが1番成績も向上してくる歳となってくると思うので、今以上の成績を残す事も夢ではないかもしれません。
中日ドラゴンズなどは高齢選手が多いので、若返りを図らないといけませんが、広島カープは既に若返りをしており、現在1軍のレギュラー陣はほとんどの選手が若い選手となっています。
この若い選手が中心になって2連覇を成し遂げているので、これから何連覇出来るかも注目したい所であると思います。
これからの時代は、タナキクマルトリオでチームを引っ張っていくと思うので、より良いチームとなるように3人で頑張ってもらいたいですね!
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