広島カープの一岡竜司投手と同い年である中継ぎ投手と言えば?
『中田 廉(なかた れん)』投手ですよね!
中田投手は一岡投手と同じ時期に覚醒を果たして、一躍名が知れることになりました。
しかし、毎年安定した成績を残している訳ではなく、怪我の影響もあって2015年と2016年は10試合未満の登板数となってしまいました。
一岡投手は最低限の登板を果たしていただけに、中田投手は悔しい思いもしていたと思います。
しかし、2017年には再び1軍のマウンドで結果を残すと、一岡投手の59試合を超える登板数を果たしている中田投手!
この詳しい成績は後ほどお伝えしたいと思います!
この1軍成績以外にも、中田投手の変化球について気になるところ。
投手は色んな変化球で打者を打ち取りますが、中田投手がどの変化球で打者を抑えているのか詳しく調べてみました。
また、活躍に伴って上がっていくのは年俸であります。
その中田投手の年俸についても迫ってい行きましょう。
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中田廉のプロフィール
出典:https://baseballking.jp/
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1990年7月21日
身長:179cm
体重:82kg
プロ入り:2011年 ドラフト3位
デビュー:2012年 5月16日
中田投手はプロ入り前には「何処の球団でも構いません」と語っていました。
しかし、広島カープに指名された後の会見では、「何処の球団でも構いません。と言いましたが、本当はカープが1番良かったです」と語っているんです。
中田投手は大阪出身なので、本当は阪神ファンだったのでは?と思いますよね?
でも、実は本当にカープファンだったんです!
その理由は、父親がカープにも在籍した野林大樹選手だったからなんです!
親子2代で広島カープの選手となっているんです!
ちなみに叔父は近鉄に在籍した村上隆行選手だったんです。
ところで、野林大樹選手の事をあなたは知っていますか?
正直あまりプロでは出場していないんです。
1軍を経験した年数は4年となっており、通算出場数は59試合となっていました。
野手として出場数が59試合はとても少ないと言えますね。
通算本塁打も0で盗塁数も0となっており、通算打率も.141と低迷していましたが、プロ野球選手であったことに間違いはないので、親子2代のプロ野球選手というのは凄いと思います。
父親はプロであまり活躍が出来ませんでしたが、息子の廉投手には頑張って欲しいですね!
中田廉の年俸は?
中田投手の入団1年目の年俸は720万円でした。
ドラフト2位と上位指名でしたが、高卒選手とあってそんなに年俸が高くならなかったのだと思います。
期待されての入団でしたが、1年目は体作りもあって1軍登板は無しに終わりました。
しかし、高卒選手で即戦力の評価までは言っていなかったので2年目の年俸も現状維持で契約更改しています。
2年目の2010年にはプロ入り初登板と初勝利を手にしています。
中田投手は中継ぎと先発の両方で登板して13試合に出場しています。
防御率も4.32となっており、高卒2年目の選手であればそこそこ良い成績であったと言えると思います。
この年の契約更改では、180万円アップの900万円となりました。
2年目で初の昇給となりましたね!
3年目は思うように結果がでず、2試合の登板で防御率6.43となってしまいました。
この成績では当然年俸ダウンは免れられません。
100万円ダウンで800万円で公開となったんです。
これでもまだ1年目の時よりは多いですね!
4年目の2012年は中継ぎに専念して27試合に登板しました。
この年は初ホールドを含む3ホールドを挙げ、防御率も自己最高の3.89を記録した中田投手。
気になる年俸は400万円アップの1200万円です。
中継ぎの方が良かったんですね!
5年目の2013年はシーズン序盤は1軍の機会がなかった中田投手でしたが、後半では1軍に定着して15試合の登板を果たしました。
この年はクライマックスシリーズの登板も果たして、防御率は2.92を記録しました。
試合数は少ないですが、後半にチームに貢献した事で、年俸は200万円アップして1400万円となりました。
ここまでアップ額が小さいですね。
そして迎えた6年目の2014年では、1年間1軍を守り抜き66試合の登板を果たしました。
9勝8敗で敗戦数は多くなっていますが、中継ぎで9勝は凄いと思います。
この年の気になる年俸は3000万円となったんです!
防御率が3.89とあまり良くなかったので1600万円増に留まりましたが、防御率がもう少し低くて敗戦数が少なければもっと上がっていた事だと思います。
活躍した年の翌年が1番難しいですよね?
期待も大きくなって他球団からのマークも厳しくなるので大変だと思います。
でも、中田投手が気にするのはそんな事ではなく、怪我だったんです。
この年は右肩の怪我により、出場数が5試合に終わってしまったんです。
防御率は0.00でしたが、5試合では高評価にはならないですね。
結果、年俸は400万円ダウンの2600万円となってしまったんです。
大幅に下がらなかっただけでも良かったかもしれないですね。
2016年も怪我の影響があったのか8試合の登板で防御率は16.62となってしまいました。
中田投手、かなり打ち込まれてしまいましたね。
当然年俸もダウンして2000万円となってしまったんです。
悲しいですが、これが現実ですね。
2017年は再び復活を遂げて53試合に登板しました。
防御率も安定感のある2.70となり2連覇に貢献しました。
その結果、年俸は3300万円となり、中田投手の自己最高の年俸となったんです!
2018年は自己最高の年俸となりましたが、ここが1番の頑張りどころであると思います。
2016年の時のように、前年活躍しても翌年に活躍出来なければなら意味がないので、2018年は前年以上の活躍を期待したいですね!
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中田廉の経歴や成績は?
中田投手が野球を始めたのは小学校5年生の時に八尾ファイターズに入団したことがきっかけで始めました。
この時からポジションは投手で、この後も投手一筋で来ています。
ポジション変更されなかったのは、実力が認められていたんですね!
中学校では、関西選抜メンバーに選ばれてる中田投手。
この中学校時代から最速137km /hを記録する速球派右腕だったんです!
中学生なら120km /h前後が一般的なので、その凄さがわかりますね!
中学校卒業後は広島県の広陵高校に進学しています。
1年生の春から公式戦に出場を果たすと、1年生の秋や2年生の春の大会でも登板してエース候補として名が挙がっていたんです!
強豪校のエース候補となれるのは凄いですね!
しかし、2年生の夏の大会から調子を落としてしまい、この年の夏の大会ではベンチ入りすら成すことが出来なかったんです。
ちなみに中田投手の1学年先輩には広島カープの野村祐輔投手や巨人の小林誠司捕手が在籍していたんです!
この頃の広陵高校は逸材がかなり揃っていたんですね!
しかし、中田投手が3年生の時の夏の大会では背番号3を与えられ、県大会では主戦投手として活躍を果たしたんです!
見事に復活ですね!
この大会では2回戦で敗退となってしまいましたが、中田投手は打者として31打数13安打10打点の活躍をしており、打者としての注目度も高かったんです!
プロになる逸材はやっぱり何処をやっても結果を残すんですね!
高校卒業後は広島カープにドラフト2位指名を受けたのでプロ入りとなり、現在では中継ぎ投手として活躍する投手と成長を遂げました。
ここまでプロ入りから9年が経過しましたが、中継ぎでどれ程の成績を残して来ているのか見てみましょう。
中田投手の通算成績について調べると、通算登板数は189試合となっていました。
勝敗数は15勝14敗となっていますが、ここまでセーブを挙げたことは1度もないんです。
少し意外ですよね。
また、中継ぎ投手であれば評価に直結するのがホールドであります。
その通算ホールド数は38ホールドとなっています。
中田投手の自己最高のホールドは2014年の18ホールドとなっていますが、タイトル争いを出来るほどの成績は残していないんです。
カープの中継ぎ投手は層が厚いので、勝利の方程式に入れなかったのは仕方がないですね。
通算防御率は3.82と、あまり安定感があると言える数字では無いように思いますが、近年の中田投手は安定感も見せており、これからは期待が出来る投手であるように思います。
ここまでは怪我などもあり調子の良し悪しがはっきり出ていましたが、2018年のシーズン以降は安定した成績を残してくれる可能性は十分にあると思います。
なので、カープの主力投手として大きな期待を寄せたいですね!
中田廉の変化球は?
中田投手はストレートを含めた6種類の球種と多彩な変化球持つ投手です。
その中でもフォークの評価が高く、中田投手も決め球として使用しています。
では、そのフォークの被打率はどれほどなのでしょうか?
その数字は.204となっていました。
投球比率は27%と変化球の中では一番多く投げていますが、かなり良い数字と言えますね!
被本塁打も1本も打たれていないことから、高い評価に値する変化球であると言えますね!
また、見逃し率は8%と高くはありませんが、空振り率は13%と高い数字を残しています。
奪三振数は13ことそこまで多くはありませんが、カウントを稼ぐのに使っていた事がわかりますね!
奪三振数が一番多かったのはやはりストレートでした。
ストレートの投球比率は50%と半分となっているので、その分奪三振が多くなっているのもわかりますが、ストレートの見逃し率は15%となっており、空振り率は12%となっていました。
投球比率が高くても見逃し率の高さからするとフォークと区別がつきにくいのだと思います。
それだけ中田投手はキレがあるんですね!
ストレートの被打率は.183と非常に良い数字だったのですが、1番打たれた変化球はシュートとなっていました。
シュートは1打席分しか投げていないのであまりあてになりませんが、その1打席で1安打打たれているので被打率は1.000となっています。
これはなんとも言えないですね。
それ以外で悪かったのはスライダーの被打率.381です。
投球比率は9%となっていましたが、被本塁打2本も打たれているので打者からすると打ちやすい球であったのかもしれませんね。
他に中田投手が投げた変化球はカーブとカットボールです。
カーブは、全体の3%しか投げていませんが、被打率は.167となっていました。
投げた割合は少ないですが、緩球で打者を打ち取れていたんですね!
カットボールに関しても被打率は.125とカーブ以上に良い数字を残しています。
投球比率も6%とカーブより若干投げていますが、カーブよりも打たれない球種であると言えます。
全体から見てみると、被打率は.248となっています。
全体で悪くなってしまっているのはスライダーが影響していたと考えられるので、まだまだ伸び代は十分にあると思います。
これだけ変化球の被打率が良い事を考えると配球面も良かったという事になり、投手として一人前になったと言って良いのではないでしょうか!
年齢がまだ27歳と全盛期にあるので、まだこれから伸びていくとこは間違い無いと思います。
ただ、中田投手は怪我もしていたので無理をしてしまうとその怪我が再発してしまうリスクもあると思います。
また、変化球を多く投げると肘を痛めやすくなってきます。
中田投手が前に怪我をしたのは肩だったので、次は肘を痛める可能性もあるんです。
しかし、プロ野球選手にとって怪我は付き物です。
その怪我をどう完治させるかが大事になってくると思うので、たとえ怪我をしたとしても長引かせないように処置をして欲しいですね。
最後にまとめ
いかがでしたか?
中田廉投手について簡単にまとめると
しかし、今まで2年連続で活躍したことがないので、2018年は1番の正念場である。
②小学校5年生から野球を始めて以来投手一筋であった。
通算9年間で189試合に登板しているが、調子さえ良ければ活躍できるので、本来のモチベーションを維持する事で2018年以降も活躍が期待できると思われる。
③中田投手が主に使うのはストレートとフォークだが、その両方とも被打率は2割前後とかなり好成績と言える。
年間での被打率は.248と抜群に良いわけではないが、中継ぎ投手として一流と言える。
中田投手は一岡投手と同じ立場で投げていますが、同僚でありライバルでもあります。
現在は今村投手と中崎投手とジョンソン投手が中継ぎのメイン投手となっていますが、これから先は入れ替わる可能性もあります。
選手層が厚くなれば怖いのが怪我であると思います。
怪我をしてしまうとその間に若手投手にポジションを奪われてしまう可能性があるので怪我は禁物となってきます。
広島カープは打者も優れていますが、投手力はそれ以上に優れた選手が揃っているので中田投手にも安堵はないと思います。
中田投手の場合は怪我さえなければセットアッパーになる事も可能なので、2018年はライバルである一岡投手や今村投手などに優って勝ち抜いて欲しいですね!
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