クリス・デービス(オリオールズ)の成績は?獲得タイトルと経歴や特徴も

ボルチモア・オリオールズのブンブン丸と言えば?
『クリス・デービス』選手ですよね!

ブンブン丸と言えば、現在楽天イーグルスの二軍監督をしている池山隆寛選手ですが、ブンブン丸と言われている人が他にもいることを知っていましたか?

その人とは、格闘家の藤本祐介氏なんです!
藤本氏はパンチをブンブン振り回していたことからその愛称がついたようてます。

クリス・デービス選手もバットを振り回して三振か本塁打か、という選手なので、池山二軍監督のようにブンブン丸が相応しい選手と言えますね!

三振の多いクリス・デービス選手ですが、どれだけ三振が多いのか、そし通算の成績はどうなのか気になりますよね?

また、これまでに獲得したタイトルについても知りたくないですか?
メジャーは日本よりもタイトル獲得が難しいですが、どんなタイトルを獲得しているのでしょうか?

経歴やクリス・デービス選手の特徴についても一緒に調べましたので、早速迫っていきましょう!

[quads id=1]

クリス・デービスのプロフィール

クリス・デービス
出典:Wikipedia
名前:クリス・デービス
出身地:アメリカ テキサス州
生年月日:1986年3月17日
身長:190cm
体重:104kg
プロ入り:2006年ドラフト5位
デビュー:2008年6月26日

クリス・デービス選手はオリオールズに在籍している選手ですが、アスレチックスにも同じクリス・デービスという選手がいるんです!

こちらのクリス・デービス選手はまだ打撃タイトルの獲得はしていませんが、2016年と2017年の2年連続で40本塁打を達成している選手なんです。

年齢も2歳若く、現在は30歳となっています。
打率の低さや長打が売りという点では選手のタイプも同じとなっているので、間違われても不思議ではないですね。

この2人の違いと言えば、内野手と外野手の違いとなっています。
背番号にも違いはありますが、もしもいずれこの2人が同じチームでプレーすることになったら面白くなりそうですね!

そんな事はよっぽどないと思いますが、よく似た選手であるので2人とも応援したくなってしまいますね!

クリス・デービスの成績は?

クリス・デービス選手は2017年でメジャー10年と区切りの年となりました。
10年間活躍し続けることは容易ではなく、数多くの苦労があったと思います。
しかし、その苦労があったからこそ得た経験もあると思うので、その経験が活きているのか成績で見ていきたいと思います!

まずは、クリス・デービス選手の弱点である三振数から見てみたいと思います。
通算三振数は、1504個となっています。
2015年と2016年は200三振以上を記録しているので、リーグワースト1位となってしまっています。
最悪ですね。

次にクリス・デービス選手はどれだけ試合に出ているのでしょか?
三振が多くても試合数がその分多ければ帳消しであると思いますが、その試合数は1168試合となっているんです。
つまり、試合数よりも三振数が上回ってしまっているということになるんです。
残念な結果ですね。

近年では本塁打を量産しており、バットに当たれば飛ぶ!という感じですが、メジャーデビューしてから4年間はレギュラーではなかったんです!
意外ですよね!

クリス・デービス選手はレギュラーを取ったのが遅かったので試合数は伸びていないんですね。
少し納得ですが、三振がどれだけ多くてもレギュラーは取れるんですね!

クリス・デービス選手は三振が本塁打か!なので、通算の本塁打は多いのではないでしょうか?
その気になる本数は、267本となっているんです!
10年で考えるとそんなに多くないじゃないか!と思うかもしれませんが、実質レギュラーを獲得したのは2012年からなので、そこから考えると年数的には凄い本塁打が多いということになりますね!

ちなみに、レギュラーを獲得する前の最多の本塁打は2009年の21本塁打が最多となっています。
その翌年からは1桁の本塁打となっていたので、2012年に33本塁打を打てたことが奇跡のように思いますね!

また、クリス・デービス選手は三振が本塁打か!と言いましたが、安打は本当に打てていないのでしょうか?
通算の安打数は1020安打となっています。
微妙な数字ですね。

多いのか少ないのか判断が難しい数字となっていますが、自己最多の安打数で見てみると、2013年に167安打を打っているのがクリス・デービス選手の自己最多となっているんです!
これを見ると意外にも打っていると思いませんか?

安打のイメージはあまりないですが、実は意外にも打っているんですね!
打席数が多い分打率は低めのようですが、安打数的には見劣りしない成績と言えますね!

そして問題の打率ですが、通算打率は.246となっています。
全体的に低めなので仕方がないですが、どれくらい低いのか年度別でも見て活きたいと思います。

クリス・デービス選手がレギュラーを獲得した2012年の打率は.270でした。
この年はそんなに悪いってほどではないですね!

打撃2冠を獲得した2013年も打率.286を残しており、ここまでは低打率というわけではないですね!

しかし、26本塁打を記録した2014年の打率は.196と2割にも満たない打率となってしまったんです。
こんなに打率が低かったのに127試合に出場出来ているのは、クリス・デービス選手の一発に期待があったからだと思いますが、流石に2割以下はヤバイですね!

この翌年は.262と調子を戻しつつありますが、2016年からはまた2割前半に落としてしまっているので、安定感はないですね。

本塁打が30本満たない年は打率でも2割前半となっていることが多いことから、本塁打が打てる年は打率も上がっているということになります。
この傾向から2018年がどうなるかはまだわかりませんが、クリス・デービス選手の調子を判断するのは本塁打であると断言できそうですね!

本塁打は野球の醍醐味なので、多くの本塁打を見せて欲しいので特大の一発を放てるように頑張ってもらいたいですね!

[quads id=2]

クリス・デービスの獲得タイトルは?

今回、クリス・デービス選手が獲得してきたタイトルについて迫っていきたいと思うのですが、良い成績だけでなく悪い成績についても迫っていきたいと思います!
やっぱりその選手を詳しく知るには弱点を知っておくのも大事なことですよね?

そんなクリス・デービス選手の獲得タイトルですが、初めてタイトルを獲得したのは、2013年の本塁打王と打点王でした。
レギュラーとなってから2年目の年となっているので、一気に飛躍したと言えますね!
年齢的には既に若くないですが、活躍できれば年齢は関係ないですね!

クリス・デービス選手の2013年は塁打数370でもリーグ最多となっていました。
53本の本塁打を放っているので、塁打数が伸びるのは当然のことですが、それだけではリーグ1位となるには安打もなければ不可能なので、主なタイトルとしては塁打はありませんが、評価しても良い成績であると思います。

2013年はこのほかにもタイトルを獲得しており、そのタイトルがシルバースラッガー賞なんです!
クリス・デービス選手は一塁手で活躍した証と言えますね!

2013年は4月にプレーヤー・オブ・ザ・マンスも獲得しているので、この年はシーズン最初から活躍していたようですね!
やっぱりタイトルを獲得するにはシーズン序盤から活躍しないと難しいということですね!
でも、それが難しいんですよね!

クリス・デービス選手が次にタイトルを獲得したのは2年後の2015年でした。
2015年は、47本塁打で本塁打王を獲得しているクリス・デービス選手。
メジャーと言っても40本塁打超えはやはり凄いことであるので、それを2回も成し遂げたのはやっぱり一流打者の証と言えます!
これなら三振が多くても気にならないですね!

でも本塁打が多かった反面、この年は三振数も例年よりも多かったんです。
その数は208でした。
初めて200三振超えをしてしまい、リーグワースト1位となってしまったんです。
クリス・デービス選手にとって不名誉な記録となってしまいましたね。

この年は三振王となってしまいましたが、まだ本塁打王も獲得しているのでそんなにマイナスイメージはつかなかったと思いますが、翌2016年も219三振で三振王となってしまったクリス・デービス選手。
2年連続はかなり厳しいですね。

この年の本塁打は38本を記録しましたが、タイトルの獲得は出来ていません。
なので、クリス・デービス選手の評価が下がってしまうのは仕方がないことですね。

でも、たとえ評価が下がったとしてもレギュラーを剥奪されるようなことは今のところありません。
一発を打てる選手というのはやはり魅力的なので、誰もが勝負所での一発を期待してしまいます。

この長打力を失わない限りレギュラーを張り続けられると思いますが、本塁打が減ってしまうとマイナーに降格なんて事も十分にあり得てしまう事なので、クリス・デービス選手には2018年以降も三振を恐れない強気のバッティングでチームを盛り上げてもらいたいですね!

クリス・デービスの経歴や特徴は?

クリス・デービス選手は高卒となる18歳の時にニューヨーク・ヤンキースからドラフト50位指名を受けました。
18歳と若いですが、50位だとかなり評価が低いと言うことになりますね。

その評価が低いと言う事は、勿論年俸などにも影響してきます。
その結果、クリス・デービス選手はヤンキースと契約には至らなかったんです。
一生の事にもなってくるので慎重になるのは仕方がないですね!

ドラフト指名を拒否した翌年の2005年にもロサンゼルス・エンゼルスから35位指名を受けました。
前年よりも順位は上がりましたが、それでも上位指名とは言えないのでまたも契約には至らなかったんです!
かなりのこだわりがあるのかもしれないですね!

日本では、ドラフト指名を拒否した場合や対象となった選手が次のドラフトにかかるには、数年開けなければいけませんが、アメリカでは関係ないようですね!

クリス・デービス選手の3度目のドラフト指名となったのは2006年でした。
3年連続でドラフト指名にかかると言う事は、評価はそんなに高くなくても、クリス・デービス選手の潜在能力は認められていたんですね!

この年のドラフト会議では、テキサス・レンジャーズからドラフト5位指名を受けました。
上位指名だったこともあり、今回は順調に契約に至ったんです!
クリス・デービス選手は遂にプロとしてのスタートを切りましたね!

プロ入り1年目は1Aでの出場となりましたが、打率.297、36本塁打、118打点の大活躍をしました。
この時、クリス・デービス選手は21歳でしたが、マイナーでは各違いの力を見せましたね!

その後メジャーデビューも果たしましたが、レンジャーズでは思うほどの活躍は出来ませんでした。
その為、2011年のシーズン途中にトレードに出されてしまい、ボルチモア・オリオールズにクリス・デービス選手は移籍することとなったんです!
メジャーでトレードは一般的なので、このトレードを前向きに考えたいですね!

移籍した初年度はシーズン途中だった事もあって全く活躍する事は出来ませんでしたが、2年目となる2012年からホームランバッターとして見事な活躍をすることができました。
遂に才能開花ですね!

現在も主力として活躍しているクリス・デービス選手ですが、どんな特徴の選手なのかわかりますか?

勿論ホームランが打てる事が特徴と言えるのですが、メジャーでも本塁打が量産できるようになったのは最近のことです。
それまでは3Aではトップクラスの成績を残せていましたが、メジャーに上がると全く駄目だったことから、4A級の選手と言われていたんです!
かなり酷い言われようですね。

現在は選球眼もある程度は良くなったので本塁打も多く打てるようになりましたが、レンジャーズ時代は選球眼が全く駄目だったので、出塁率が極端に低く、三振も今以上に多い選手だったんです!

今は低出塁率の打者ではないですが、三振の多さは相変わらずなので、今の特徴としては、本塁打が多い反面三振の多い打者であると言えると思います。

三振が多い事は良い事は言えないですが、三振の多さもクリス・デービス選手の長所と言えることもあると思うので、今のペースで頑張ってもらいたいですね!

最後にまとめ

いかがでしたか?
最後にクリス・デービス選手について簡単にまとめると

①本塁打は267本と多めではあるが、試合数を超える1504奪三振はかなり多めであると言える。
打率は本塁打が多い年は高めとなっているので、打率向上には本塁打量産が必須となっている。
②今までに獲得したタイトルは、本塁打王が2回と打点王が1回、あとはシルバースラッガー賞とプレイヤー・オブ・ザ・マンスとなっている。
三振王という不名誉な称号も取っているので、それ以上に本塁打を打てることを願いたい。
③学生時代には2度のドラフト指名を拒否した。
3度目で上位指名を勝ち取ったので、その球団に入団することになった。
三振が多く出塁率が低かったが、現在では出塁率の低さは改善した。

クリス・デービス選手と言えばホームランか三振のイメージがどうしても強くなってしまいます。
三振数は相変わらず多いですが、それ以上に本塁打数は増えているのであまり三振も気にならなくなって来ていると思います。

160試合くらいに出場出来れば、35本以上の本塁打が打てる傾向にあるので、どれだけ試合に出られるかが本塁打量産の鍵となってくると思います。

クリス・デービス選手が試合に出る為には、得点圏打率を上げる事が1番の近道であると思います。
なので、得点圏にランナーがいる時に本塁打を打つ事ができれば試合に出られる事とプラスに打点王を獲得できるチャンスも見えてくるので一石二鳥となります!

しかし、プロでも思い通りにいかないのがスポーツの世界です。
現実は甘くありませんが、クリス・デービス選手にはもう一度本塁打王や打点王を獲得するところを見せてもらいたいですね!

[quads id=4]